痛い!怖い!静電気対策!
空気が乾燥しがちな時期に発生しやすい静電気。物をとるときやドアを開けるとき、指が触れあった瞬間など、急にパチッと発生するアノ感覚って本当に嫌だし、なんとかしたいですよね。中には、しょっちゅうバチバチ放電していて「私って静電気体質だから仕方ない…」と、諦めている人も多いのではないでしょうか。
今回は、静電気対策を紹介します。正しい方法で静電気をこまめに防止しましょう。
そもそも静電気って何?
地球上の物質はすべて「+」と「-」の電気を持っています。このふたつは通常、均衡が取れているため安定しています。
しかし、摩擦や強い力などが加わると、「-」の電気がはがれ、物質には「+」の電気が多く残ります。これが電気を帯びた、帯電状態と呼ばれる状態。
帯電状態で電気を通しやすい金属などの物質に触れると、「+」電気は電気を通しやすい乾燥した空気を利用して、物質に残る「-」電気と結合しようとします。
その現象こそが、静電気と呼ばれるのです。
突然バチっと襲ってくる!静電気対策
あの嫌なバチバチを防ぐポイントをチェックしてみましょう。
▼こまめに放電する
静電気による不快感を防ぐためには、電気を通しやすいものを触る前に、体内に溜まっている電気をまめに別のもので放電させることが大切。
放電に最適な素材は?
・コンクリート
・アスファルト
・レンガ
・木
・紙
・石
車や玄関のドアを開ける場合は、キーホルダーやカギを先に触れさせて静電気を防ぎましょう。絶縁体付きのものでは効果がないのでご注意を!
▼衣類の組み合わせを工夫する
静電気の発生を防ぐには、毎日の洋服選びも重要なポイント。マイナスを帯びやすいものとプラスを帯びやすいものを組み合わせると、よりバチバチしやすくなるのです。
静電気が発生しにくいのは?
同じ素材をチョイスした組み合わせ!
とはいえ、女性にとってオシャレは欠かせないもの。「絶対このコーデじゃなきゃイヤ!」という場合も多いですよね。
静電気が起きやすい組み合わせの場合は、静電気除去スプレーを活用するのも有効な手段。静電気でスカートがまとわりつく悩みも解消できますよ。
▼ハンドクリームを塗る
最も静電気を感じるパーツといえばやっぱり「手」ですよね。手の乾燥は、静電気を発生させてしまう大きな要因です。
ハンドクリームをつけることで?
乾燥を防ぎ、帯電しにくくなる!
特に乾燥しやすい秋冬は、こまめにハンドクリームを塗って静電気対策を行うのがベスト!手を洗うというのも、手軽に静電気対策できるひとつの方法ですね。手以外にも、髪の毛にヘアオイルをつけたり、身体にボディクリームを塗るなどして、徹底的に身体を乾燥から守りましょう。
▼部屋に観葉植物を置く
そこにあるだけでも癒される観葉植物は、土から発生する水蒸気により加湿され、静電気を防ぐ効果があるのです。より効果が現れるのは葉っぱが大きめの植物。
オススメは「モンステラ」や、空気を浄化する作用もあるといわれてる「サンスベリア」。
静電気はためこまないように!
つい「日常的によくあることだし…」と見過ごしてしまいがちですが、少しでもパチパチ感が気になるようであれば、今からでも電気を溜めこまない行動を心がけるのがベストです手軽にできる静電気対策を参考にしてみてくださいね。