「私、寿退社します!」結婚が決まったら職場で配慮したい事5つ
働く女性の多くの夢でもある、結婚を理由とした退職。実際に仕事を辞める場合に、会社への配慮で気を付けたいポイントって?『立つ鳥跡を濁さず』をモットーに、いい気分で結婚生活を迎えましょう!
「迷惑退職はしたくない!」
女性がスッキリ寿退社するためには?
付き合っている彼にプロポーズされたらやはり嬉しいもの。しかし、浮かれている間もなく、結婚準備で段々と忙しくなりますよね。
お互いの両親への挨拶
式場、新婚旅行の予約や手配
友人への報告
この他に忘れてはならないのが、自分の勤めている職場に結婚や今後の報告をすること。
円満な寿退社となるよう、期間を問わずお世話になった職場に対する配慮は、しっかりとしておくことが大切です!
寿退社の予定ができたときに、女性が職場への配慮として心得ておきたいルールを5つにまとめました
社会人の最低限のマナーとして、婚活女子や結婚の予定のある女性はしっかりとチェックしておきましょう!
1.出来る限り早めの報告を!
結婚して職場を去ることになっても、最後まで、お世話になった会社の方々には、心から祝福されたいですよね。
しかし、女性の気持ちとは裏腹に、『寿退社されるのは、正直迷惑…。』なんてネガティブな意見があることも事実です。
その迷惑さを軽くするためにも、結婚退職する際は、なるべく早めに報告することが肝心!
職場に即報告することで?
会社側も、人事の準備や手続きで動きやすい!
人員を埋める時間や研修期間は、長ければ長いほど余裕が生まれます。理想は結婚予定の3ヶ月前には報告済みであるのがベスト!
自分の寿退社が原因で仕事の流れを止めないよう、配慮しながら退職を進めていくと、会社を辞めた後でも、円満な人間関係を続けることができますよ。
2.退職時期のタイミングに気を付ける!
転職先が見つかったからにせよ、寿退社が理由にせよ、退職をする際はタイミングが重要なポイントとなってきます。
そのタイミングを誤ってしまうと、周囲の人間にかなりの負担を掛け、とても祝福されるどころではなくなってしまうことも…。
ベストなタイミングは?
・大きな仕事やプロジェクトが完了したあと
・繁忙期が終了したあと
タイミングを見計らわず急に辞めてしまうと、当然仕事の引き継ぎなど周囲は迷惑し、あなたに対して祝う気持ちもなくなります。
どの時期が辞めるのに適しているのかを、よく見極めることで、自分にも職場にも無理なく引継ぎができます。
また、入社一年未満での退職は快く思わない人が多いので、区切り良いところまで退職を我慢するなどの考慮も重要なポイントです。
3.正しい報告順序を心掛ける!
結婚&退職に関しては、職場にしっかりした手順を踏んで報告しないとあなたへのイメージダウンにもつながってしまいがち…。
流れの順序は?
1.直属の上司へ結婚&退社の報告
2.退職願や退職届を提出
3.部署内へ報告をして、引継ぎをする
4.最後に社外や取引先へ退職の報告をする
まず一番に報告すべきなのは『仲のいい同僚よりも直属の上司優先』というルールをお忘れなく。
『自分からではなく、同僚から流れた風のうわさで間接的に結婚話を耳にしたら…。』というケースを考えたら、これは当然のことかもしれませんね。
また、報告の際には結婚の嬉しさを前面に出すより、職場への気遣いを忘れずに『ご迷惑をお掛けいたします。』という誠実な態度を心掛けて。親しい方や部署などにちょっとした菓子折りを送るのもアリ。
4.心を込めた挨拶を!
会社を辞める場合は、結婚が決まった時点での報告も大切ですが、寿退社する際のあいさつも重要になってきますよね。
口頭でも文書でも周囲に感謝の気持ちを伝えることが理想ですが、もし大規模な会社であれば、一人一人に直接挨拶するのは難しいところ。
多くの人へのあいさつが必要なら?
社内メールで挨拶を!
勤務中に送ってしまうのは避けて、勤務終了後に送るのがいいですね。『メールでのご報告をお許しください。』といった一言を添え、感謝の気持ちを文面に記しましょう。
身近にいる直属の上司や、お世話になった方には失礼にならないよう、メールだけでなく、直接会ってお礼を伝えることがマナー。それが難しいときは丁寧な手書きの手紙を送りましょう。
5.結婚式の詳細は上司へ報告!
結婚式には、家族や親族、友達のほか、職場の人を呼ぶことも多いですが、どの程度の関係の方まで呼ぶのか、その区切りが難しいところですよね。
迷ったなら?
直属の上司に相談してみる!
もしも職場関係の方をゲストに呼ぶ場合、今後の仕事の流れを掴んでいる上司に相談することで、皆に迷惑が掛からない式の日程を設定することができます。
反対に、家族や親戚だけで式を済ませたいと考えているのであれば、『親族だけで行うので、結婚の報告だけいたします』とあらかじめ伝えておきましょう。
つつがなく式を終えるためには、招待できない方への配慮も必要。式は無理でも二次会に参加していただくのも手です!
浮かれる気持ちを抑えて、落ち着いた対応を!
人生に何度とないせっかくのおめでたいイベントですから、女性としてはやはり多くの人から祝福してもらいたいですよね。
職場への心遣いをしておけば、相手に嫌な思いをさせずに円満退職することができるのはもちろん、もし今後、同じ職場に戻ることになっても、周囲からスムーズに受け入れてもらえます。
退職するときは、できる限り迷惑をかけない努力を!心置きなく幸せな結婚生活を迎えられるよう準備を整えておきましょう