甘え下手でもチェンジすれば幸せになれる・今の損する考え方
甘え下手な人は「平気です」「一人で大丈夫です」が口癖なので、男性がつけ入る隙がなく、恋のチャンスも逃しがち…。どうして、上手に甘えることができないのか?素直になるヒントは「今の不器用な考え方」にあり!
甘え下手を作りだす考え方
しっかり者の長女として育ってきた人や、精神的にも経済的にも自立しているキャリア系の女性は同性からの好感度も高く憧れの対象なのですが、甘え下手なので辛いことがあっても我慢して一人で抱え込み、彼氏や好きな男性にも寄りかかれず、人知れず悩んでいたりします。
どうして甘え下手で損をしがちな人生を送ってしまうのでしょうか?いうなれば、強い自立心や責任感があるが故の有難くない副作用のようなものなのかも知れませんね。
心のどこかでは甘え上手で要領がよい女性を羨ましく思いながら、いざ、実践しようにも甘え方がわからず悶々とするだけの運命を変えたいのなら、まずは「甘えられない原因を自身の考え方から探って」みましょう。
では、「甘え下手な人の心の声」を裏心理も交えながら説明します。
甘えると相手に迷惑がかかる
実は「男性は甘えられると嬉しくなることが多い」という事実があり、自分で思っているほど相手は迷惑に感じていないのです。反対に、まったく女性に甘えてもらえないと「俺って頼り甲斐のない男なんだな…」と自信を失うほどです。
しかし、女性が誰かれ構わずに「ねぇねぇ」と、甘ったるい媚びた声を出して恋人以外の男性に絡むのは考え物で「軽い」などと周囲からの評価はダウンする恐れがあるので、 甘える対象は、本当に心を許せる「付き合っている彼氏・好きな人」に絞ることをおすすめします。
重い女だと思われたくない
深刻な悩みや鬱々した気持ちを誰かに聞いてもらいたい時って、メールをすれば長文になるし、話をしていても重たい空気に包まれますよね。
甘え下手の女性は「こんな話をしたら重い女って思われて嫌われるかも…。それなら打ち明けないほうが良いよね…」と、被害妄想を膨らまして本心を隠すのですが、悩みを独りで抱え込むクセがつくと苦しくなります。「彼女は明るい性格で悩みなんてない人だ」と誤解されて気にして貰えなくなり、いつか仮面を被る生活に心がパンクしちゃうかも…。
また、闇の部分に蓋をしたままでは、自分が何を思っていて、本当はどうしたいのかを相手に理解してもらうことが難しくなります。恋人として付き合っていくうえで、お互いへの理解を深め認め合う作業はとても大切なこと。
彼女の本当の気持ちを知れば「重たい」と突き放さずに、彼氏も親身になって耳を傾けてくれるはずなので、たまには正直な気持ちを伝えてみましょう。会うたびにネガティブな話を繰り返さない等、最低限の配慮を忘れなければ本当の自分を見せたって大丈夫なのです
自分で出来ることは甘えちゃいけない
重たい荷物を彼氏が持ってくれると言っているのに、「平気!気にしないで」と拒んでしまうのは、甘え下手さんの代表的な「あるあるシチュエーション」。「無理なく自分で出来ることだから、頼るなんて申し訳ない」という気遣いが拒否する行動に走らせる要因なのですが、実は好意を断られた男性の心は傷ついているのです。
あえて「持って」と言葉に出さなくても、彼が荷物に手を差し伸べてくれたら「ありがとう」と笑顔で感謝の気持ちを伝えるだけで、自然と”荷物を持ってもらうシチュエーション”が成り立ち、彼も嬉しそうな素振りを見せるはずです。
それは「俺って頼りにされている」と思っている証拠なので、彼の好意を素直に受け入れることで2人とも幸せになれるのです。
プライドを保ちたい
仕事などで忙しいいときは「仕方がない」と分かってはいても、淋しくてやっぱり会いたくなってしまうものです。甘え下手の女性は「自分から会いたいなんて言って追いかけたら、恋愛の立場が弱くなる…」と考えて、気持ちを抑えて我慢します。
しかし、彼氏だって仕事や勉強や友人との交流があり、常に恋人を最優先できるわけではないので、プライドを守るために受け身に徹していると「彼のアクションが軸」になってしまうため、結果的に自分を不安な状況に追い込んでしまうのです。
男性に借りをつくりたくない
「奢られる」「プレゼントを貰う」「頼みごとをきいてもらう」など、些細なことでも”借り”を作ることで、自分の立場が「同等以下」になることに抵抗を感じるので、「私も働いているので食事代くらい払えます」「大丈夫です」と、相手の好意を頑なに拒絶する甘えベタさんは、男性にとって可愛げのない存在。
立場の優劣などは関係なく、ほんの”気持ち”で好意を示そうとしている男性もいるのに勘ぐってしまうのです。
また、貸し借りゼロの関係に強いこだわりを持っている甘え下手の女性は、好意を受け取った後に、ご飯を奢ったり、プレゼントを贈って借りを返そうとするのですが「倍返し」が基本。
嫌われたくない
「相手の要望に応えないと、拒絶される、嫌われる」という強迫観念があり、体調が悪くても、他に都合があっても「つらい」「できない」と弱みを見せて甘えられず、無理をしてでも約束を優先しがちなのも甘え下手な女性の特徴。
反射的に「大丈夫」と言ってしまうのが甘えベタさんの癖なので、実は相手に「本当は辛そうだけど…」と、心配をかけてしまうことも多いのです。
スキンシップが照れくさい
甘え下手な人はベタベタすることに抵抗があるので、デート中に手を繋いだり、腕を組むなど、カップルならではのスキンシップを嫌う傾向があり、人前だけに限らず、2人っきりで過ごしている時もパートナーと距離をとろうとするため、付き合っている彼氏に寂しい想いをさせます。
もともと甘えベタな性格の人は、交際期間が長くなったり、結婚して夫婦になると「ラブラブな恋愛初期でもあるまいし、今さら手なんて繋げない…」と、お互いに心の距離が縮まるにつれて気恥ずかしさが増し、更にスキンシップをとれなくなっていきます。
甘えることは悪いことではない
「全部、私一人でやります」「誰にも頼りません」と肩に力を入れるよりも、二つの魔法の言葉「お願い」「ありがとう」を駆使して、周囲の人や彼氏にうまく甘えてサポートを煽いだほうが、恋愛も仕事もスムーズにいきやすいものです。
「甘えることは悪いこと」という思い込みを捨てて、甘えさせてもらったら感謝の気持ちを言葉に出すことから始めてみてください。「持ちつ持たれつ」で、お互いに助け合うことで生まれる幸せに気づいたとき、きっと甘え上手になっているはずですよ