尽くしすぎる女が報われない謎を解説
尽くしすぎる女性の悩みを解決するための、「尽くされる男性側」の心理を紹介します。
最近、彼との関係がなんかおかしい・・・。その悩みの原因はもしかしたら、知らぬ間に尽くしすぎているのかも!
なぜ、尽くしすぎる女は報われないのか?
尽くす愛ほど報われるのなら、恋愛の方程式はとても簡単。でも、彼に尽くしたのに嫌われて破局する、不幸なケースは世に溢れています。「尽くした分だけ愛が報われる」という恋愛の方程式は成立しません。
尽くす女性側にとっては不幸な話ですが、尽くされている男性側の心理を知れば、嫌われる理由が理解できるようになり、不幸を招きかねない偏っていた考え方を転換できます。尽くす愛を実らせて報われるためには、「相手を知ること」が重要なポイントになるのです。
焦りと勘違いが尽くしすぎる原因になります。以下のパターンに当てはまる場合は、男性に尽くしすぎて失敗する恐れがあるので要注意。
- 彼をヒーローや王子様に仕立て上げる
- 相手に夢中になりすぎる
- 自分がいないと相手が駄目になる思い込んで世話を焼きすぎる
男性の行動の変化
誠に勝手ながら、手に入らないものは欲しくなるし、手に入ってしまったものには興味を失い、いつも手元にあるのが当たり前になって「大事にしよう」「ありがたい」という思いが薄れていまうのは、男性に限らず、人間の悲しい性(さが)。
いつも一生懸命、健気に尽くしているのに捨てられるパターンに陥るのが定着しているのなら、付き合う前と付き合ってからの「行動の変化」は知っておくべきです。
男の行動/付き合う前
つきあう前は、プレゼントをくれて喜ばせてくれたり、感動するサプライズで誕生日やデートの演出をしてくれた彼氏。最初は、相手のことをそんなに好きではなかったし、告白してきたのも男性からだった場合、狙いを定めた人を独占するために、時間や労力や資金など、自分の資源を惜しみなく注いで猛烈にアタックしてきます。
しかし、これは付き合う前の恋愛初期に限る行動です。彼の目的は「女性を喜ばせること」ではなく、「彼女(獲物)を手に入れる」こと。その目的を達成させるために、せっせと積極的に行動してくれたと言えるのです。
男の行動/付き合った後
目的を達成して満足した彼は、自分の資源を最大限に注ぐ、次なる目的を探しはじめます。目的は「恋愛対象」に限ったことではなく、趣味のスポーツや仕事などにもおよびます。
- 会社で出世したい
- 収入をアップさせたい
- スキルをアップさせたい
- 趣味を楽しみたい
ここで尽くしすぎる女が悩むのは「付き合う前は、私に100%の愛を注いでくれたのに、今では他のことに時間や労力を費やし、以前ほど私を見てくれない」ということ。
もともと尽くしすぎる傾向が強い女は、ここで判断を誤ります。「尽くす」という愛情表現で、どんどん距離が遠くなり気持ちが離れていく男性を振り向かせようとするのです。そして、尽くしすぎた結果、どんどん鬱陶しがられて悪循環に陥っていきます。
破局に至るまでの男女の本音
尽くすことが愛の証と信じて疑わない女性は、自分自身の行動が負のループを作りあげていることに気づかないまま、「必ず、私の良さが分かる日がくる」「これだけ愛情を示しているのだから、絶対に私を裏切るはずはない」と突き進みます。
しかし、男性にとって度を越した愛情は重たくて、相手のことを異性というよりも家族のようにしか思えなくなり、恋愛のトキメキが薄れていきます。だから、この二人の恋愛が成就するのはとても難しいことなのです。
尽くしすぎる女の本音
「尽くす」=「彼への愛情表現」と思い込んで、見返りがないと焦燥感が募り、彼を責めてしまう。
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「彼の気持ちは自分だけに戻ってくる」
尽くす行為によって、彼からの何らかの見返りを望んでいる。
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「もっと自分を愛してくれるはず」
いっぱい尽くすことで彼の気持ちが思い通りになる。
彼のための行為というよりは、自分を安心させるための行為になってしまうのです。
尽くされすぎた男の本音
- 尽くしてくれてある程度は嬉しいが、その重たい思いに応えられないので申し訳ない。
- 恋人との恋愛を楽しみたいのに、彼女が自分のファンのように尽くす。望んでいたのとは違う気分。
- 彼女が何でもしてくれて、自分はどんどんダメになってしまうのではないか。
- 母親のように思えてきて、恋愛感情が薄らいできた。
- こんなに尽くしてくれているので、浮気をしても許してくれるはずという感情が働いてしまう。
望んでないことまでしてあげるとシーソーのバランスがくずれ、安定していたのに片方が重くなり不安定になってしまいます。
愛情表現はバランスが大事
彼が望んでいることに対して尽くしてあげると彼はその思いに心を打たれ、あなたへの愛が深まるでしょう。それを知るためには彼とのコミュニケーションが大切です。彼に尽くしすぎることは良好なコミュニケーションではありません。そこには一方側の思いしか含まれていないことがほとんどだからです。
恋愛心理学においては、「両者対等でバランスのとれた恋愛がより続きする」と言われているように、境界線を見極めて上手に尽くしてくださいね。