くるりんぱロングアレンジ術!すっきり無造作ヘアも簡単!

いつもダウンスタイルにしているロングヘアも、くるりんぱを使って垢ぬけた抜けたアップンスタイルに!湿気が多くて髪がまとまらない日や簡単に髪をおしゃれにまとめたい時は、大人かわいいシニヨンがおすすめです。

パパッと簡単に大変身!くるりんぱロングアレンジ術

天候が不安定で突然の雨に降られそうな日やジメジメと湿気が多い日でも、オシャレにきめて楽しい気分で過ごせる、3パターンの「くるりんぱロングヘアアレンジ術」を紹介します。

シニヨンやハーフアップにする髪の毛の分量、結ぶ位置を少し変えるだけで、ガラッとイメージが変わります。また、地味になりやすいローポニーでも「くるりんぱ」で捻じりをプラスすれば柔らかさと華やかさがアップするので結婚式のパーティーなど、ちゃんとした席でも十分に通用する、立派な「おでかけヘア」に大変身!

まずは、すべてのベースとなる「くるりんぱ基本スタイル」をマスターして、三つ編みヘアをフィッシュボーンにアレンジしてたり、思いのままに素敵な髪型を楽しんでくださいね。

私の髪質と悩み

クセ:ややあり
太さ:細め
長さ:ロング
髪の悩み:量が多いので雨の日は広がってしまうことが悩み。スポーティな印象にならないエレガントなヘアアレンジを研究中。


くるりんぱ前にベースを作る!ヘアセット方法

1.毛先をワンカールに巻き、オイルを馴染ませておく

2.毛先をワンカールさせておくことで、毛先がピョンっと出てこなくなり、まとめやすくなります。綺麗にワンカールをつくるコツは、コテを地面に対して平行な状態でキープして巻くこと

3.オイルを毛先中心に馴染ませて、少しウェットな状態にしておくと、艶が出るので時間が経ってもパサパサに見えなくなります。髪をコーティングして乾燥ダメージから守りましょう。

くるりんぱ基本ヘアスタイル

誰でも簡単につくれる「定番スタイル」は、くるりんぱアレンジの基本!しっかりマスターしておけばヘアアレンジの応用の幅がひろがりますよ。

今回は「ハーフアップの基本スタイル」を紹介しますが、高めの位置で結んだボニーテールや低い位置でまとめる一本結び(ローポニー)でも、同じ要領でくるりんぱしてください。

1.髪を結んだら、ヘアゴムを少し下にずらします。

2.ヘアゴムの上の髪を2等分するように分け、指で広げて空洞をつくります。

3.ヘアゴムより下の髪を上から空洞に通します。

4.少し緩くルーズに仕上がるように、ねじりが加わえた両サイドの髪を少しずつ引き出して、ふんわりさせたら完成です。

くるりんぱロングヘア簡単アレンジ3パターン

スポーティーで快活な印象を与えるけど華やかさがある「ポニーテール」、上品なお嬢様ヘアの代表格「ハーフアップ」の品を、さらにアップさせるアレンジ術、和装、洋装、どちらにもマッチする、すっきり落ち着いた雰囲気が特徴の「大人シニヨン」など、その日の服装や天候にあわせて選べる「くるりんぱロングヘアアレンジ」を3パターン紹介します。

爽やか清楚「くるりんぱポニーテール」

天気予報をチェックして暑さや雨が予測される日は、いつもより涼しげな装いを心掛けましょう。ダウンヘアはゴージャスだけど、湿気が多い日やカンカン照りの猛暑日や汗をかきやすい環境にいるときは暑苦しく見えるので不向きです。爽やかな印象を与える、すっきりアップにしたまとめ髪は「くるりんぱ」で簡単に作れますよ。

1.高めの位置で結んでハーフアップにして、「くるりんぱの基本スタイル」をつくります。

2.「くるりんぱをした束の毛先」と「残りの髪」を真ん中の位置でポニーテールにします。このとき、後で「ゴム部分に巻きつける用の髪」を一束残しておきましょう。

3.残しておいた毛束を「ポニーテールのゴム部分」に巻きつけ、ピンで見えないように固定します。

4.トップ、サイド、後ろの髪の毛を指でつまんで引き出し、全体的にふんわりとしたシルエットをつくったら完成です。

上手に仕上げるポイント

一度にたくさんの髪の毛をとると、失敗しやすいので髪の毛を引き出すときは、バランスを見ながら少しずつ!

くるりんぱ上品ハーフアップ

ディナーには、少しドレスアップした髪型でお出かけしてみましょう。

ハーフアップスタイルは上品な印象を与えるだけでなく、ネックレスやピアスなどのアクセサリーを強調してくれたり、顔周りをスッキリと見せてくれたりする効果があるので、ドレスアップした日に最適なヘアスタイルです。

1.ハーフアップを2つ作ります。

まず、1つ目のハーフアップを作ります。耳より少し上の髪の毛をとり、高い位置で結び、「くるりんぱの基本スタイル」をつくります。

2.次に、2つ目のハーフアップを作ります。

ハーフアップにしていない余った髪を両サイドとも「耳たぶの位置」くらいからとり、「1つ目のハーフアップの毛束」と合わせて1本にして、耳の高さで結んだ後、くるりんぱをして「2つ目のハーフアップ」をつくります。

3.指で髪の毛をつまんで引き出し、カッチリさせないように抜け感のある無造作ヘアをつくります。

4.ゴムの部分をバレッタなどで隠したら完成です。

上手に仕上げるポイント

2回に分けて「ダブルくるりんぱ」をすると、エレガンスな印象が増します。

髪の巻き具合によって、可愛らしくなったりゴージャスになったりとイメージを自在に変えられるので、シーンや服装によって巻き方を工夫してみてください。アレンジの幅がひろがります。

大人かわいい!くるりんぱ簡単シニヨンスタイル

湿度が高くてジメジメした日や雨が降っている日は、せっかく頑張ってスタイリングした「巻き」は取れてしまうし、髪は広がるし、ヘアスタイルは修正不可能な状態になってしまいます…。

そんな雨や湿気で髪型が崩れそうな日は、クルンと毛先まで髪の毛をまとめる「シニヨンスタイル」がおすすめです。

お団子ヘア(シニヨン)はボリュームや丸める位置を工夫しないと、子供っぽく、可愛らしくなり過ぎてしまいますが、「くるりんぱ」をすれば、とっても簡単なのに凝って見える「大人らしいシニヨン」が完成します。外出中に突然の雨に見舞われて、ダウンスタイルが崩れてしまってもパパッとお洒落に手直しができますよ

1.ハーフアップにして「くるりんぱ基本スタイル」を作ります。

2.残りの髪を三つ編みにします。指で少しずつ髪を引き出して、ざっくりとしたルーズな三つ編みにします。

3.三つ編みを毛先から根元に向かって丸めます。

4.ピンで数か所固定したら完成です。

上手に仕上げるポイント

三つ編みをルーズに崩すのは「ゆるふわ無造作ヘア」に仕上げる大事なポイント!
この手順をしっかりと守ることで、カッチリとし過ぎない大人かわいいシニヨンが完成します。

「くるりんぱヘア」は不器用さんの強い味方

今回、紹介した3パターンの「ヘアアレンジ」は、すべて手先が不器用でセットに不慣れな人でも簡単にできるものばかり!「ファッションやメイクやTPO等とバランスがとれた、おしゃれで可愛らしい髪型を手軽に作りたい」という人に強くオススメします。

髪を結ぶ位置や毛先のカールの仕方によって雰囲気が変わるので、くるんと捻じりを加えるだけで全体的にセンスアップした印象を与えられますよ