定番ハーフアップも変幻自在!くるりんぱアレンジ
イメチェンしようと思ったとき、ロングヘアをばっさり切ってショートヘアにしたり、お洋服のテイストを可愛い系からコンサバ系にガラリと変えるなど、けっこう、コストや労力が掛かるイメージがあります。しかし、お小遣いをはたいて美容室に行って髪型を変えたり、新しいファッションアイテムを購入するなど、大掛かりなことをしなくても大丈夫。低コストで簡単にできるイメチェン方法があります。それは、くるりんぱアレンジ術でヘアスタイルを変えること!
今回は、女性らしいフォルムで清楚で上品な雰囲気になれる定番のハーフアップを、もっと大人っぽく、もっとオシャレに、もっとゴージャスにする「くるりんぱアレンジ術」を3パターン紹介します。
ヘアアレンジの中でも定番中の定番といえるハーフアップは、耳元のアクセサリーを際立たせてくれたり、清楚な印象を与えてくれたりするので、どんなシーンにも合わせられるベーシックな髪型です。
上半分の髪の毛を耳のあたりの高さで一本に結ぶのが「ハーフアップの定番スタイル」ですが、「くるりんぱ」で少し工夫をするだけで、いつものベーシックな印象をガラリと変えることができます。
私の髪質
細め/ややクセありのロングヘア
普段は毛先だけ軽くワンカールさせたストレートヘアが定番。ワンパターンなスタイリングになりがちなので、簡単にイメチェンできるヘアアレンジを研究中。
三つ編&内巻きの大人っぽいハーフアップ
デートには女の子らしさを感じるフェミニンなハーフアップスタイルがぴったりです。子供っぽくならない、丁度よい大人可愛い雰囲気を演出するには、さり気なく三つ編みを忍ばせた「くるりんぱアレンジ」でディテールも美しく仕上げましょう。
少し凝ったアレンジヘアからは、「綺麗になりたい」「美しくありたい」という美意識が伝わるので、普段からはもちろんのこと、気合を入れたいデート前のスタイリングは一手間加えて特別感を出してみることをオススメします。
1パターン目は、定番のハーフアップに「三つ編みした毛束1本」と「くるりんぱ」を加えるだけの簡単アレンジ、「上品な細三つ編み&内巻きハーフアップくるりんぱヘア」を紹介します。
1.コテを垂直に持ち、毛束をとって、毛先を内巻きにします
2.こめかみの高さより上のトップ部分を1本にまとめます
3.耳の高さより上の残った髪を両サイド1束ずつとり、三つ編みにしてアメピンで仮留めします
4.結んでいた髪のゴムを一度はずし、三つ編みをした毛束と合わせて1本にまとめたら「くるりんぱ」をします
5.トップと三つ編み部分の毛束を少しずつ指で引き出して、ルーズなシルエットにしたら完成です
ねじり&ミックス巻き!こなれハーフアップ
女子会に参加して、お洒落に気合いを入れたいときにピッタリの髪型です。女性はアイシャドウやネイルなど繊細な部分の変化に敏感なので気を抜けません。また、かわいいカフェやお洒落ストランに行くと、インスタグラムなどSNS用に撮影する機会も多く、女子会には写真映えを意識したメイクや服装やヘアスタイルを心がけたいものです。
「こなれた感じがする華やかさを出すこと」が重要ポイント。結婚式のようなヘアアレンジでは、TPOに合っていなくて頑張りすぎている感が出てしまうので、少し気を抜いて、「簡単にパパッとまとめてきました」と思われるような、こなれハーフアップこそが成功しやすいヘアアレンジ術。
1.顔まわりの髪から、外巻き、内巻き、外巻き、内巻き、と交互に向きを変えながらコテで巻き終わったら、手グシでくしゃくしゃっとラフに崩しておきます
2.耳より上にある髪を両サイド1束ずつ多めにとり、捻じるようにしながら二つ編みを作ってアメピンで仮留めします
3.二つ編みした毛束を左右1本ずつ作り、頭の後ろで1本に束ねたあと、「くるりんぱ」をします
4.二つ編みした部分とトップの部分から少しずつ髪を引き出し、ルーズなシルエットにしたら完成です
こなれ感を出すポイント
・巻き髪を崩す
・二つ編みした部分を程よく緩める
巻き髪は大雑把にくしゃくしゃに崩しましょう。反対に、捻じった部分は少しずつ慎重にバランスを見ながら引き出しましょう。
ふんわり&外巻き!ゴージャスハーフアップ
お祝い事などで少しかしこまった雰囲気のレストランでディナーを楽しむ時は、いつもよりも大人っぽい華やかなハーフアップスタイルがおすすめ。ふんわりとまとめたハーフアップは柔らかく優しい雰囲気を演出し、外巻きにしたダウンヘアの部分はゴージャスな大人っぽさを強調してくれます。
シックで落ち着いた服装は、一歩間違えると地味な印象になってしまうこともあるので、ゴージャスさをプラスできる髪型にして大人ファッションを楽しみましょう。
1.全体的に外巻きにします
2.耳の高さより上のトップ部分を1本にまとめます
3.くるりんぱをしたら、トップの髪をふんわりと自然な膨らみができるまで少しずつ引き出します
4.前髪は毛先が外側に流れるように、軽くコテを滑らすようにしながら外巻きにしたら「動きのあるゴージャスなハーフアップ」は完成です
髪の毛を上手に巻くポイント
まず中間の部分を巻いてから、毛先にコテを滑らせるようにして巻くと綺麗なカールができます。
前髪はしっかりと巻き過ぎると野暮ったく不自然になるので、コテで「挟む」というよりも、さっと「すべらせて流す」ようにカールをつけましょう。
定番スタイルがグッと華やかになる
今回は、くるりんぱを使った3パターンのハーフアップアレンジを紹介しました。同じハーフアップであっても、巻き方やちょっとした変化を加えることで印象が大きく変わるので、その日の気分やTPOに合わせてアレンジを選べます。
ヘアスタイルがワンパターン化したヘアスタイルに悩んでいる人や、イメチェンしたいと思っている人は簡単なので試してみてくださいね。