左手マウス・肩こりが軽くなる左側でマウスを使うメリット
左手マウスをマスターすれば、キーボードのホームポジションが中心に寄るので姿勢が良くなり、肩こりや腰痛などが軽減され事務仕事の悩みが減りますし、人に教える時も身体を寄せないので気を遣う必要がありません。
左手マウスをマスターするメリット
『右利きだからマウスも右側で使うもの』と思いがちですが、数字ばかりを打ち込む作業をする時に右手がマウスとテンキーを行ったり来たりして不便だと思ったことはありませんか?
実は、右利きの人が左手でマウスを使うだけで、PCの作業効率をグッと上げることが出来るのです!
さらに作業効率が上がるだけでなく、左手でマウスを操作することによって姿勢が良くなり疲労軽減や健康にも繋がりますが、利き手ではないほうでマウスを操作するなんてストレスが溜まりそうですよね
でも、訓練を積めば右手で操作をするようにスイスイと使えるようになりますし、両方の手で使えて損はありません!そこで、左手マウスの訓練をする準備の仕方、メリットと効果を紹介します!
左手マウスの準備方法
左手でマウスを操作するためには、左右対称のマウスを用意して左クリックと右クリックの設定を逆にする必要があります。
OSがWindowsの場合は、コントロールパネルのマウスの設定から入れ替えることが出来ますよ。
Window10の場合は『スタートボタン』⇒『設定』⇒『デバイス』⇒『マウスとタッチパッド』の順にクリックすると上図のウィンドウが表示されます。
気を付けるポイント
共用PCの場合、他の人が操作する時に混乱するので注意
あとはマウスパッドと一緒にキーボードの左にマウスを置いて、いつも通りに操作をすればOK!最初は違和感がありますが、使っていく内に段々と慣れていくハズです。
左手マウスのメリット
右利きの人が利き手ではない左手でマウスを使うことは、不便なことに思えますが一体どのようなメリットがあるのでしょうか?
1.右手の負担を軽減できる
右利きの人が右手でマウスを使う時は、以下のように両手の作業分担をすることが多いのです。
左手
キーボードの左半分を操作するだけ
右手
マウス操作、テンキー操作、キーボードの右半分、ペンを使って文字を書くなど…
圧倒的に右手を酷使していますよね。特にキーボードの右半分は、母音が3つ入っていたり、よく使うバック・スペースキー・エンターキーがあるので、右手の仕事量や可動範囲は左手より圧倒的に多いのです。
右手がたくさん動く原因
キーボードからマウスへ持ち替える動作が多い
テンキーを搭載しているキーボードですと、文字入力とマウスの距離が遠いので腕を大きく動かして操作をするハメになりますが、マウスがキーボードの左側にあると文字入力する範囲とマウスの距離が短いので負担を軽減できます。
また、キーボードの左側にマウスがあるとホームポジションがキーボードの中心に寄りやすいので姿勢も良くなり肩こりなどの症状が緩和されやすくなりますし、身体を大きく動かさなくて済むので視線のブレも少なくなり眼精疲労の軽減にも繋がるのです♪
2.作業効率がアップする
スマホをチェックしたり、メモを取ったりするのは利き手のほうがやりやすいですし、飲み物を取るときもしっかりと利き手で取れるようになるので、手元が狂ってキーボードやノートパソコンに飲み物をこぼすトラブルも減らせますよ
また、画面スクロールがどちらの手でも出来るようになるメリットもあります♪
マウスを操作しながらスクロールボタンを動かすのはなかなか大変でうまくいきませんが、左手でマウスを使えば両方同時に操作が出来るので、パソコンの作業効率が一気に上がるのです!
3.他の人にPC操作を教える時に役立つ
家族や会社の人、友達にPC操作を教える時に右手でマウスを使うと困ったことが起きます。
教える人が右側にいると、画面が良く見えるように相手は左に寄るのでマウスの位置から遠くなりますから操作がしづらくなりますし、いつも通りの位置に身体を戻すと教える人の視界を遮り非常に教えづらくなります
また、相手が操作をする時にマウスの位置をいちいち変えなければいけないので、自分が使いやすい位置に寄せて、また相手に返して…と、繰り返していると教えるほうも教えられるほうも気を遣ってイマイチ上手くいきません。
左手マウスに慣れていると?
相手の右側からでも難なくマウスを使える
左手でのマウス操作に慣れていれば、相手の右側からでも難なくマウスを使うことが出来ますし、お互いに気を遣わずに身体をぶつけることなくアシストしてあげやすくなりますよ♪
左手マウスのデメリットと改善点
便利に思える左手マウスですが、1点だけ不便だと思うこともあります
それは『Ctrl+C』『Ctrl+V』のショートカットを使ってコピー&ペーストを繰り返す作業の効率が悪くなることです。
右手でマウスを使っている時は、左手でキーボードショートカットを入力できますが、左手でマウスを操作しているといちいちマウスから手を離して『Ctrl+C』を押してマウスに手を戻し…と、作業範囲が広がるのです
左手マウスでコピペの効率を上げるコツ
右手でキーボードショートカットを押す
右手でマウス、左手でキーボードショートカットを操作していた時のように、左手マウス、右手でショートカットを操作すれば少しやりにくいですが、従来のように素早くコピペ作業が出来るようになりますよ
左手マウスでより健康的&快適に!
左手マウスの利便性が分かると、右手でのマウス操作によって、どれだけ身体を酷使し、不便な使い方をしていた…と気が付いたでしょうか?
身体は一部分ばかりを使っていると全体のバランスが崩れてくるものです。
逆に言えば、普段遣わない左手を使うようにすることにより、左右の身体のバランスが整えられ健康になることができるともいえます。
また、場合によって作業効率が上がりPC操作をよりスムーズになるのでデキる人間として周囲からの評価にも繋がるかもしれません
右手の負担が軽減できる
作業効率がアップする
操作を教える時に役立つ
左手マウスで、自分の身体をいたわり他の人とも気を遣わずにパソコンを教えてくださいね♪