子供っぽい性格の人に共通する特徴と改善方法
女性は歳を重ねると、実際の年齢より若く見られるのは嬉しいものですが「子供っぽく見られている」としたら、まったく話は違ってきますよね。
「子供っぽい性格」の人は、元気があって素直であり、一緒に居て楽しそうなど、たくさんのメリットがあります。実際に子供っぽい女性はモテるなんて話を聞くこともあるほどです。
でも逆に「結婚しても家事が出来なさそう」「心理的に依存されそう」「責任感がなさそう」など、マイナスに作用することも多いもの。子供っぽく見られることが悩みの種になっている人も少なくないのではないでしょうか。
とはいえ、どんな部分が子供っぽく見られるのかが分からなければ、改善することもできませんよね。そこで「子供っぽい性格に見られる原因」と「子供っぽく見られないようにする方法」を紹介します。
目次
子供っぽく見られる人に共通する特徴
もともと童顔で子供っぽく見られる人もいますが「子供っぽい」と言われる原因の多くが、行動に現れています。どんな行動が幼く見られてしまうのか、子供っぽく見られがちな人に共通する行動や特徴を見ていきましょう。
1.自分中心でわがまま
自分の考えを押し通す、自分がやりたいことを優先する、複数人で行動しているのに空気を読まないなど、一見するとマイペースにも見えますが、これらは悪く捉えられれば、自分中心でわがままだと思われるパターンもあるということ。
意外な一面を見せるという意味では、時として自分の欲望に忠実になることが効果的になる場面もありますが、常に自分の思い通りにいかないと気が済まない、欲望に忠実でいることは、単なる自分勝手なわがままな子供っぽい人です。
このような自分中心でわがままな行動は、幼い子供に見られる行動なので「思いやりを感じない行動」や「欲しいものを我慢できない」などの行動が目立つと、子供っぽく見られる可能性が高くになります。
2.喜怒哀楽が激しい
喜怒哀楽の感情は誰もが持っているもの。人生は楽しいことばかりではないので、メンタルがやられて泣きたくなることやイライラすることもありますよね。でも、社会に出た大人が感情をそのまま表現すると、仕事や作業がうまく回らなくなり、周囲に迷惑がかかることがあるので、多くの人が自分の感情や心理をコントロールしています。
子供っぽく見られる人の特徴
感情をコントロールせず思いのままに振舞う
一方、子供っぽく見られる人の多くが、感情をコントロールしようとせず、喜怒哀楽をそのまま表現する傾向があります。
子供は周囲の状況よりも自分の感情を優先させる傾向があるので、おもちゃ売り場で「買ってよ!」と、親や周りの人のことなどお構いなし駄々をこねるなど、自分の思ったことを思ったとおりに行うものですよね。
子供っぽく見られる人は、周囲から「駄々をこねる子供と同じ」だと認識されていることもありますよ。
3.気分で行動する
誰もが気分によって、対応に変化が生じるものですが、多くの人は大人になると、それを抑えた状態で行動するようになります。反対に幼い子供は、その時の気分に合わせて行動するもの。
その時々の気分で仕事をしたり投げ出したり、デートの約束を守ったりドタキャンしたりなど、気分によって言動や態度をコロコロと変えていることも子供っぽく見られる原因の1つです。
4.人の話を聞かず自分の話ばかりする
小さな子供と触れ合った経験がある人はご存知のとおり、子供は「僕ね」「私ね」と自分のことを一生懸命話してくれます。これと同じように大人になっても人の話を聞こうとせず、自分の話ばかりしていると、子供っぽく見える傾向にあります。
人は誰もが自分の話を聞いて欲しいという欲求を持っているので、時には人の話には耳を貸さず、自分の話をすることに夢中になることもありますよね。でも、大人同士の会話は相手を配慮することも大切です。
自分ばかりが会話を楽しんでいるという時点で、相手に対する配慮が欠けていると思われることがあるので、常に相手の話には耳も傾けず、自分の話したいことを自分のペースで話していると子供っぽいと捉えられやすいのです。
5.気に入らないことがあると不機嫌になる
誰かと関わり過ごしていると「自分の思う通りにいかないこと」や「気に入らないこと」があるのは、当たり前ですよね。でも、多くの大人はグッと堪え、その場で感情を表に出すことはありません。
ところが、子供っぽく見られる人は、物に八つ当たりをしたり、拗ねたりなど、不機嫌であることを態度や表情に表れやすい傾向があります。
子供っぽいと思われないための対処法
いつまでも子供っぽい性格のままでいると、周囲の人にトラブルメーカーのレッテルを貼られるかもしれません。実は幼稚な性格は、意識することで改善を目指すことができます。ここからは、子供っぽいと思われないために心がけたいことを見ていきましょう。
1.相手のことを考えて行動する
自分を中心に物事を考える人は、どうしても自分のペースを押しつけがち。これは、子供っぽく見えるだけでなく、一緒にいると疲れるので、周囲の人たちから距離を置かれることがあります。
日頃から自分を中心に物事を考えるクセがある人は、相手のことを考えて行動するよう心がけてみましょう。何かする前にひと呼吸置いて「自分が相手の立場だったらどう思うのかな?」と考えるのがうまくいくコツです。
2.場の空気を読む
子供っぽい性格を改善するためには、場の空気を読む習慣をつけることも大切です。自分中心に物事を考えていると、自分だけが良ければそれで良いと思いがちですが、大人にはその場に合わせた対応が求められるもの。
そのためには、場の空気を読み、自分がどんな役割を必要とされているのかを敏感に察知する必要があります。
とはいえ、急に場の空気が読めるようになるものでもありませんよね。まずは、飲み会などで1人になっている人に声をかける、周囲をよく見て何か言いたそうにしている人の意見を聞いてみるなど、気配り上手を目指すと良いでしょう。
3.感情をコントロールする
思いどおりにいかないことや理不尽なことは、誰の身にも起こること。そんな時に、子供っぽく見られる人は、感情的になって泣いたり怒ったりしがちですが、この行動は特に子供っぽく見られる傾向があります。感情を上手にコントロールして、子供っぽい性格を改善しましょう。
小さなことにも感情が乱れる時の対処法
時間的にも気持ち的にも余裕を持つことが大切
また、過剰なストレスを抱えていることが情緒不安定の引き金になっていることもあるので、定期的にストレスを解消することも忘れないようにしてくださいね。
感情は、コントロールしようと思うだけではうまくいきません。怒りの感情は6秒ほどしか続かないといわれているので、イライラしたらまずは少しの時間我慢するところから始めましょう。
10秒を超えてもイライラが治まらない場合は、無理やり感情に任せて怒らずに、どんな部分が気に入らなかったのかを冷静に相手に聞いてみるのも良いですね。
泣くことで気分がスッキリしたり、心が軽くなったりすることもあるので、泣くこと自体は悪いことではありませんが、頻繁に人前で泣くのは大人として見られにくくなります。涙が出そうになったら気持ちを反らす、トイレに立つなどして、人前で涙を見せないようにしましょう。
4.自分を持つ
自分の考えや意見を持っている人ってカッコイイですよね。そんなブレない「自分」を持っている人の多くが、自分の価値観を人に押しつけたりしません。それは、価値観が人それぞれ異なることを知り、受け入れているからです。
これは、相手を思いやる気持ちにも通じるところがあるので、自分勝手な振る舞いをしないのはもちろん、感情を表に出し過ぎたり、八つ当たりしたりすることもありません。子供っぽい性格を改善するためにも役立つので、しっかりとした考えや意見を持つようにしましょう。
ですが、ただ自分の考えや意見を持つだけでは不十分。それを人に押しつけては、子供っぽさを改善できないので、同時に価値観がまったく同じ人は存在しないことを理解しておくことも大切です。
「人に流されやすい人」や「いつも相手に合わせてばかりいる人」も子供っぽい印象を与えることがあるので、しっかりとした「自分」を持ちつつ、周りの人も気づかえる人を目指したいですね。
子供っぽい性格を治したエピソード
実際に子供っぽい性格だと自覚したり、周りの人から言われて気がついた人に「子供っぽい性格を治した方法」をリサーチしました。
ストレス発散に無計画な買い物をする子供っぽい性格です
私は「ストレス発散のために、無計画に買い物をする」ことが子供っぽいなと思っています。
その癖を直すために、今は「買い物」ではなく、ピアノを弾く、凝った料理を作るなど、他の好きなことにエネルギーを注ぐようにしていています。
成し遂げる家庭も前向きになれるし、目標を達成した時は満足感を得られます。
人から言われたらすぐに拗ねる子供っぽい性格です
私は他人から強く注意されたり、気にしていることを指摘されると、すぐに拗ねたり、カチンときて反論する子供っぽい性格の持ち主でした。
そのせいで度々ケンカになったり、表情に出して構ってもらうのを待つなど、場の空気を乱すことが多かったのですが「少し間を置いて話す」ことで、気持ちも冷静になれるし、ケンカになることも激変しました。
人と同じことをしないと気が済まない性格です
私は人が持っているものや行動がすぐに気になり、人と同じことがしたくなるところが子供っぽいと思っていて、自分の意志で考えて行動が出来ていなかったです。
よく人が食べているものが気になり「一口ちょうだい」が口癖になっていて嫌われることも多かったです。
そこで、外食した際にはメニューも早く決めるようにして、欲しいと思ったものでも反射的に買わず、インターネットで評価を見たり、本当に欲しいのか時間をかけて考えるようにしています。
対策を行ってから、食事中にムッとされることや無駄なものを購入することが減ってきています。
落ち着いた見た目で仕上げをしよう
子供っぽさは、見た目の印象に現れることもあります。生まれつき童顔の人もいますが、中には身だしなみが原因で子供っぽく見える人もいます。内側から子供っぽい印象を変えていくことも大切ですが、同時に見た目の印象も見直してみましょう。
日頃からカジュアルな服装をしていたり、髪にまでお手入れが行き届いていなかったり、姿勢が悪かったりすると、子供っぽい印象を与えがちです。自分に合った大人メイクに変える、体のラインがキレイに見える服装に変えるなどして、大人っぽい印象を心がけたいですね。
また、見ている人は、細かな部分まで見ているもの。指先、足先、毛先にも十分気を配り、背筋をピンと伸ばした姿勢を心がけることも忘れないようにしてください。