恋愛長続きの秘訣・バランス良い愛情のやりとりが愛を育む
恋愛を長続きさせる秘訣を模索しているカップルの問題を解決するヒントを紹介。恋愛初期のドキドキがなくなっても、彼氏への思いやりを忘れてはいけません。小さなことを大事にできるかが運命を左右します。
恋愛長続きの秘訣
彼氏と物事の考え方や価値観が違いすぎてケンカが絶えなかったり、嫌いじゃないのに2人の気持ちに温度差があって会話が続かずギクシャクしたり、ドキドキが薄れてデートがつまらない…、などと、多くのカップルが果たして自分たちの恋が長く続くのかどうか?という不安を抱いているものです。
二人の関係が上手くいかないとき、以下、いずれかの思いが湧いてくるはず。
- 相手が悪い
- 自分が悪い
- 2人とも改善する必要がある
相手を非難するのは簡単ですが、過去に恋が短期間で終わるケースが多く「今後、出会った好きな人とは良好な恋愛関係を長く続けていきたい」と思っているのであれば、長続きしない原因は自分にもあるのかも知れないと、建設的に捉えたほうが賢明です。
大事なのは建設的というポイント。『もうダメ、やっぱり続かない…』と自己嫌悪に陥って嘆いていても、彼氏のせいにしてストレートに怒りをぶつけても、話合いなんて無駄だと諦めていても、それでは何も解決しません。
過去の失敗から学ばず気づかないままでいては、いつまでも同じ失敗を繰り返します。恋愛に於いては相手への甘えなどが影響して、無意識のうちに同じようなNGパターンを繰り返すことも少なくないので、日頃から冷静に自分の態度や対応の仕方を見つめて、必要なら改善することが大切。
それでは、「恋愛を長続きさせる秘訣」を紹介します。
疑うより相手を信じる
恋人に浮気疑惑が持ち上がったときに相手を執拗(しつよう)に問い詰めたり、携帯電話をチェックするなどをして証拠を掴むために必死になるのは、女性なら当たり前の行動とも言えます。
しかし、男女の間に「どれが正解」というものはないものの、浮気していない彼氏のことを思い込みの疑いから激しく攻撃したり、過剰に探りを入れてしまう行為は仇となりやすく、残念ながら結果的に傷つくのは自分です。
彼氏が潔白ならば尚更『そんなに俺を信じられないのか?』と落胆させる原因となり、信頼関係を回復させることが難しくなります。大切な人だからこそ信じる努力は必要なのです。
お互いの自由を認め合う
「彼がどこに行って、誰と何をしているのか?」と、四六時中、気になって仕方なく、随時、連絡をとり合っていないと不安に耐えられなくなる人がいます。お互いが束縛されることで愛を感じるタイプなら上手くいきますが、度が過ぎる干渉や詮索に不満や窮屈さを感じて「別れ」を選ぶ人もいます。
長続きするカップルは「人生は恋愛だけではない」と捉えることができ、自分の仕事や趣味も楽しみながら相手の自由も尊重します。
「一人でいても楽しい。だけど二人でいるともっと楽しい」そうなるように工夫することが恋愛を長続きさせる秘訣!
「思いやり」は継続させる
恋人同士になると、始めのうちは愛されたい一心から相手優先だったのに、次第に馴れ合いから自分優先になっていくものです。
でも「一番大切な存在は誰か?」ということを忘れてはいけません。付き合いが長くなると「どうせ何をしても許される」と相手への思いやりを忘れてワガママ放題に振る舞ってばかりでは、パートナーの気持ちはいつか離れていきます。
恋愛関係に限らず「思いやり」は人と円満な関係を築くうえで大切なものです。だから、恋人に対しても男女という枠で気持ちを加減するのではなく、人として最低限の思いやりを忘れないことが長く愛される秘訣
時々、驚きを与える
付き合いが長くなったカップルに訪れる倦怠期やマンネリは、サプライズな演出で刺激を与えることで乗り越えられます。長続きしているカップルほど、節目ごとに何かしら行動しているのです。
- 喜ばれるプレゼントをする
- 改めて感謝や愛情を言葉で伝える
特別に豪華な演出をする必要はありません。シンプルに愛情を再確認することで2人の間に良い安心感が生まれます。デート中に会話が続かずギクシャクしたり重苦しい雰囲気に包まれそうなときなどに、プチサプライズで悪い流れを変えましょう。
「違い」を認め合う
どんなに惹かれ合った二人でも所詮は他人同士なので価値観や好み、何かをしたいと思ったときにタイミングが全て同じなハズはないので、「違い」を否定したり拒んでいては、良好な恋愛関係を長く築くことが難しくなります。
「違うのは当たり前なんだ」と、少しずつ相手との違いを受け入れて認められるようになると、些細なことでケンカをすることも減ってきて二人関係が安定します。
どうしても受け入れられないことがある場合は、我慢ばかりせずにジックリ話合う時間を作って解決策を探す努力も大切です。
愛情はきちんと伝わるように表現する
長続きしているカップルは常にベタベタしている訳ではなく、普段は、お互いに割とアッサリした態度で接していることが多いのです。
男女の恋の行方を握るのは「情熱的に愛の言葉を囁けば上手くいく」という単純なものではありません。肝心な愛情表現をきちんとすることが、良好な関係を長持ちさせます。
口先だけで『愛してる』などと言っていてもイザというときに守ってくれないなど、行動が伴わないと一緒にいても不安が募ります。
しかし、特別に歯の浮いたようなことは言わなくても自分を理解してくれるからこその気遣いを態度で示されると、真の愛情や安心感が得られ『ずっと一緒にいたい』と思うものなのです
尽くし過ぎない!依存しない
恋愛にのめり込むと相手のために自分の時間やお金を惜しみなく貢いで尽くしたり、彼氏のことが全てになってベッタリ依存する人もいますが、それでは恋が短命で終わってしまいます。
特に年齢を重ねていくと、ただ単純に「尽くす」という行為で家庭的な雰囲気をアピールして、相手に結婚を意識させようとする作戦にはリスクがあります。付き合ってすぐに相手の身の周りの世話を焼いてしまうと、「オンナ」というよりは、鬱陶しい母親のような存在になりやすいので要注意。
「早く特別な存在になりたい」と、焦って先走った行動をとっても良いことはありません。相手との関係は対等であるほど上手くいきやすいのです。
好きだという想いを伝えたいからと相手に尽くし過ぎてばかりでは「俺は愛されている」という油断や安心感から、他の女性に目移りする恐れがあります。もし、今、二人のバランス関係が崩れているのなら、彼への接し方を見直してみましょう。
メリハリをつける
大人の恋愛では学生の頃のような初々しさや、24時間、全力で好きな人と向き合うような情熱は残念ながら失われがちです。また、社会的な地位や収入等を得るにつれ「シゴトが大事だから」と、彼氏に対して比較的クールに振る舞う女性も多いのです。
しかし、「大人の振る舞い」を貫(つらぬ)いてばかりいると、恋の熱が冷めてしまう可能性があります。
せっかく恋が始まっても、恋愛初期特有の情熱的な言動、喜怒哀楽などが日々感じられなければ、すぐにマンネリ化し、お互いに飽きてしまう時期も早まってしまうのです。大人の恋愛の場合には常に情熱的であり続けることは難しいので、意識的にメリハリをつけることが大切。
例えば、仕事で忙しいときは、お互いに負担にならないように極力シンプルな関係性に努め、無理なく時間が取れるときには、二人で楽しい時間をゆっくりと過ごせるようにデートプランや接し方も工夫してください。
一見、普通のことのように思えますが、流されるように過ごすよりも二人の関係にメリハリが生まれ、更に、お互いの気持ちも恋愛モードに切り替えやすくなるメリットもあるのでオススメです
お互いを頼りにしあう
相手の反応ばかり気にして「こんなことで頼っていたら重いかな?」と、伝えたいことを素直に言い出せない、あるいは「彼の負担になりたくない」と、自分の弱い部分を見せずに大変なことも全部一人で抱え込んでしまうようなことはありませんか?
無理をしていると自分でも気づかないうちに心の疲れが溜まってしまうだけじゃなく、彼には伝えず我慢していた「いじらしさ」さえ、強情っぷりが加味された挙動不審な言動と捉えられてしまいかねません…。彼を想ってのことなのに、彼の目には「可愛げのない女」と映ってしまうのはあまりにも悲しいです。
だから、「苦手なこと」「できないこと」に遭遇したら素直に頼って甘えてしまいましょう。恋人として付き合っているのですから、少しくらい「重い…、鬱陶しい…」と思われたって良いのです。
また、彼女に頼られるのは彼氏だって嬉しいことですし、守ってあげたくなる「か弱い部分」残しておいたほうが得なのです。
良い所も悪い所も認め合う
いい関係で長くつき合うためには、お互いのことを分かった上で認め合うことが大切。しかし、誰でも最初は猫をかぶっているところがあるので、お互いを深く理解し合い歩み寄れる仲に到達するまでには、それなりの時間が必要です。マイナスの一面を知ってからも、本当に長く付き合って行きたいと思うのなら、嫌になる気持ちと葛藤して乗り越えなくてはいけません。
つき合っていく中で相手の悪い所が見えたとき、それを改めさせようと躍起になるのは傲慢な行為…。それよりも「こういう部分も私の好きになった彼氏の一部」と、一旦、認めたうえで向き合っていくことが大切なのです。
百人が百通りの価値観を持っていて当然で「長所と短所は紙一重」とも言いますよ。「どちらもあるから楽しい」と思えるように心掛けることが、恋愛を長続きさせる秘訣です。
欠点や失敗を許し合う
男女共に恋愛相手には、つい良い所を見せたくて背伸びをしてしまいがち。欠点を隠したくて無理して、気張った結果の失敗や空回りを経験したことがあるのでは?
しかし、落ち着いて考えてみると…、失敗や欠点のない人間なんていませんし、上手く隠したり、誤魔化したりしながら続ける恋愛関係は疲れるだけでとても良好とは言えません。
また、欠点や弱点を抱えている人のほうが、思いやりや相手の立場を考えた優しさを持てることも多いのです。
彼との恋愛を長続きさせるために欠かせない「信頼関係」を築いていくためにも、まずは相手の欠点や失敗をきちんと受け止めること。お互いに許し合う気持ちを持つだけで、無駄な喧嘩は激減します。
伝えるだけじゃなく「聞く」
「彼と会話をしていると、いつの間にか自分だけ喋っていた…」という経験をしたことはありませんか?女性は、お喋り好きだと言われますが、一方的な会話を続けてばかりいては、彼氏が置かれている状況や気持ちにだんだん疎くなります。
彼氏の辛い心境や状況を察することなく、そんなことお構いなしで自分の気持ちだけを伝えるようなコミュニケーションのとり方では上手く行くはずがありません。きちんと彼氏の気持ちに気づけるよう、普段から「聞くこと」を心掛けることは恋愛長続きの大切なポイントのひとつです。
辛いときは素直に支え合う
恋人であっても、結婚して夫婦になったとしても、何でもかんでもパートナーと二分するのは必ずしも良いことではなく、人生には相手を巻き込まずに自分ひとりで乗り越えるべきことが少なからずあります。
しかし、せっかく心を委ねられる相手がいるのですから、本当に辛いときは自分が置かれている状況や気持ちを知ってもらうことも大事です。あらかじめ伝えておくと、デート中に彼女がイライラしたり落ち込んでいる様子を見せてしまったとしても、彼氏がヘンに勘ぐったり不安にならずに済みます。
また、彼(味方)の存在はとても心強く、一人で抱えていたらギブアップしたくなる限界ラインさえも超えられることだってあるので、彼氏には素直に頼って甘えて支えてもらうのもアリなのです。彼氏が苦しいことに直面したときは、支えてもらったお返しをしてあげて下さいね。感謝の気持ちを忘れないことも恋愛長続きの秘訣です
相手を知る努力をする
恋人と良い関係を保ちながら長く付き合うためには、当然ながら相手のことを知る必要があります。「知る」と言っても、性格や好き嫌いだけはなく、あらゆるものに対する考え方、恋愛観などさまざまなことです。
相手をよく知るということは、相手に何かが起こったときに「最善を尽くして助ける方法」「落ち込んだときに明るくできる方法」が分かるということにも繋がります。ある程度、交際期間が長くなっても「知りたい」という気持ちは忘れずに!
彼との会話には「心」をつかう
喧嘩を避けるあまり本音が言えなくなってしまうようでは、お互いに不満がたまる一方ですが、なんでも包み隠さずに「常に本音でぶつかり合う」ことが最善ではありません。
思っていることをきちんと伝えることは大切ですが、裏表なく100パーセント本音で向き合っていると喧嘩が絶えなくなります。
争いを避けつつも、お互いのことを理解して良好な恋愛関係を保つためには、単純に言葉を口に出すのではなく、「理解すること、されること」が重要です。
話す機会が多くても気持ちにすれ違いが生じるのは、相手の本心を汲もうとしない上っ面の会話にも原因があります。「彼は何を言いたいのか?」「彼は理解してくれているか?」を意識すると、これまで以上に意思疎通がはかれるようになって理解も深まります。
悪意のある隠し事はしない
カップルが円満な関係を保つには、基本的に「隠しごとはないほうが良い」と言いますが、相手に隠しておいたほうが良いこともあります。
しかし、バレると振られる(自分が損をする)から…、という悪意や我が身を守るためだけの理由から秘密にするのは、後に2人の関係を破壊する地雷を抱え込むようなものです。
お互いを思いやっていれば悪意のある隠しごとはできないはず。悪意や保身のための隠しごとが判明したときに辛い思いをするのは相手なのです。
自信をつける
不安になってしまうのは、自分を信じていないことも原因です。ネガティブになるより、相手にとって自分が役立っていることや得意なことに目を向けて自信を回復しましょう。
「美味しい料理を作って、彼を喜ばせることができる」「ファッションセンスが良いから、彼にもアドバイスができる」など、どんな小さなことでも自分を褒めてあげて下さい。
もし、特に思いつくことが無くても「こんなことが出来た」「あんなことも出来るようになった!」と毎日ひとつずつ自分を褒めるポイントを作っていけば、ポジティブな考え方が身について不安や心配が薄れていきます。
ポジティブな考え方を持つことは、何があってもめげずに気楽な気持ちでいられるということです。ということは、必要以上に落ち込むこともなくなり、いつまでも引きずって彼に心配をかけることも少なくなるので恋愛長続きに繋がります。
友達や身近な人に相談をする
恋人として付き合っていても、気持ちのすれ違いが生じて不安になるのは珍しいことではありません。どんなカップルや夫婦にもあり得ることだと深く考え込まずに、まずは信頼できる人に悩みを打ち明けてみましょう。
とりあえず話を聞いてもらうだけでも、心が楽になって「大丈夫」と思えることがあります。ひとりで悩み事を抱え込まずに口に出すことによって精神的な安定が保たれ、恋愛も長続きにしやすくなります。
日頃からストレスを感じている点が明確になったり、自分の気持ちも整理することができるほか、客観的な意見をもらうことで新たな解決策が見つかったり、不安を抱えているのは自分達だけじゃないという安心感も得ることができます。
長続きしているカップルに相談する
自分だけではどうにもならないと感じたら、恋愛が長続きしているカップルや順調に結婚生活をおくっているご夫婦に相談するのもおすすめです。
また、この場合は男性側の意見も参考にできる点が魅力。女性の観点からは気がつきにくいポイントを指摘してもらえれば、気掛かりことを解決する糸口がみえきます。
恋愛相談するときのポイントは、他人と自分たちを比べないこと!話を聞いてもらっているうちに幸せそうにしている相手が羨ましくなり、不安を抱えている自分を卑下してネガティブになってはいけません。
二人の関係を円満に続けられる考え方、喧嘩したときの仲直り方法、トラブルに見舞われたときの上手な対処法のコツなどを教えてもらい、ポジティブな関係を築くために助言を活かしましょう。
彼氏に直接言ってみる
相手の欠点がどうしても気になって、自分だけでは答えがでないことは彼氏にも相談してみましょう。気まずくても、「彼氏」に問題がある場合は、話し合いを避けていたら解決しません。
ただし、彼氏の神経を逆撫でする文句や執拗(しつよう)な愚痴を並べるのは逆効果!穏やかに話し合い、可能なことから2人で改善する努力をしましょう。
考えない日をつくる
悩みがあっても毎日その事ばかり考えていると、息が詰まってしまいます。また、そういうときは考えても良い答えが出ないものなので、思い切って「考えない日」を作ることをおすすめします。
ほんの少しだけ悩みから距離を置くと、リフレッシュできたり、違う見方ができるようになったりするメリットがあります。
すぐに解決できないことは、「気長にゆっくり片づけよう」と心に余裕を持つことも恋愛を長続きさせるポイントです。
恋の炎を灯し続けるコツは「静と動の使い分」
恋する2人にとって躍動感のある日々は、刺激的で魅力を感じますが、その分、一方、家庭的な雰囲気に近づけて行こうとすると、安心感や連帯感は生まれますがマンネリ化というリスクを背負います。
恋愛が長続きする秘訣は、それぞれの恋愛の仕方によって得られるものと失うものの違いやリスクをよく認識し、相手の好みや反応に応じて距離を置いてみたり、歩み寄ってみるなど強弱をつけながら上手くスイッチを切り替えること。
恋人として付き合っていると、山あり谷ありの波風を乗り越えていくことって意外と難しかったりしますが、「また会いたい」「もっと一緒にいたい」と互いが思えるように、予想外の出来事があっても崩れない強い関係が築けますように