モテすぎる男と恋愛するなら覚悟したい苦労すること
モテすぎる男と付き合ったり、結婚したことがある女性が経験した「苦労」とは?あちこちでアプローチされて誘われることが多い、人気者の男性を独り占めするのは至難の業。恋を貫くには覚悟が必要です。
モテすぎる男との恋で苦労すること
「モテる男」ではなく、「モテすぎる男」を好きになったり、恋人として付き合うことになった場合は、以下のことが心配になります。
- 彼の浮気
- 彼を狙う女たちからの嫉妬や誹謗中傷
- 彼を略奪しようとする女たちとの攻防
必ずしも、イケメンで笑顔がたまらないルックスの良さが「モテすぎる理由」とは限りません。人あたりが良く、性格も優しくて会話が上手い、など、多くの女性を惹き込む魅力をたっぷり備えている「モテすぎる男」に恋をすると、浮気や恋のライバルに対する心配以外にも気苦労が絶えないので覚悟が必要です。
今回は「モテすぎる男」を好きになったときに「苦労すること」を紹介します。さて、「惚れた弱み」と受け止め、貴女は耐えていけるでしょうか?それともギブアップ?
知人に紹介してもらえない
彼は「モテる男」ではなく、「モテすぎる男」だということを忘れてはいけません。アッチにもコッチにも「女がいる」可能性は高く、一応、恋愛関係を前提とした付き合いが始まったとしても、自分を最高の男として崇めるチームメンバー(女たち)を何人も抱えていていても不思議ではありません…。
知人に紹介したことがキッカケで、彼を取り囲む女性たちに「新しい女(あなた)の存在」がバレて、上手くいっていた彼とチームメンバーの関係が崩れてしまったら大変です。とばっちりを受けるのはアナタです。
新メンバーとして登場した女に嫉妬した旧メンバーが彼を責めたり、デート現場に乗り込んできて修羅場と化すケースもあります。
モテすぎる男は「心から好きになれる女が見つからない」という悩みはあっても、「付き合う女が見つからない」といった苦労を味わうことがないので、一人や二人くらいメンバーが減っても打撃を受けることはありませんが、「面倒な争いごと」は絶対に避けたいのです。
すぐに”代わりの女”を手にすることができるモテすぎる男にとって、「代えがきく女たちの争いごとは他人事と一緒で迷惑」としか感じません。
本気で惚れられている場合でもない限り、余計なトラブルを回避するために、友人や仕事関係の知人等に紹介してもらえない、または、「友人」「仕事関係の人」と紹介される可能性が高いことは覚悟しておきましょう。
親や兄弟に紹介してもらえない
恋愛遍歴が数えきれないほどあり、その多くを知っている生き証人が親であり家族なのです。
- 「前に結婚したいと言って連れて来た、あの人はどうしたの?」
- 「この子、すぐに女の子を家に連れて来たがるのよね」
- 「あれ?兄貴、この間の彼女とは別れちゃったの?」
実家を訪ねたときに、相手の親や家族がついうっかり過去に付き合った彼女のことをバラされて貴女との関係が気まずくなるのを恐れて、家族に会わせるのを避けるケースがあります。
この場合、彼は親から過去の恋愛遍歴を暴露されて貴女を失うことを怖れているのではなく、それによってアナタ機嫌が悪くなることが困るのです。修羅場が嫌いで、いつでも気楽な関係をキープしていたいのです。
女性が選び放題のモテすぎる男は、なかなか本気にはなりません。彼の前後左右には、いつでもスタンバイOKの女性が待機しているからです。
モテすぎるが故に「一人に絞れない」という心情を理解していないと、次第に焦りが生じて「愛されている確証が欲しい」「皆に本命彼女だと紹介してもらいたい」と、彼を責めるようになり失敗するのでご注意下さい。
名前を間違われる
女性の名前は「モテすぎる男」にとって、それほど意味のあるものではなく、数多くの女性を識別する便利な記号のように捉えていることがあります。
多くの女性と交流があるモテモテ男性と接したとき、名前を間違われることも珍しくありませんが、特に強いショックを受けるのは、デート中に違う名前で呼ばれたときや、一番、無防備な寝起きに名前を間違われたときです。
名前を間違えるということは、社会生活でも日常生活でも非常に失礼なことなので「人」としてはガッカリですし、決して良い気持ちはしませんが、相手に悪気はないのです…。普通なら「Bちゃんって誰?」「名前、間違えたよね」と怒りを露わにして、きっちり理由を説明したうえで謝罪してもらいたいところです。
でも、「モテすぎる男」に対しては、「小さなことに文句をつける面倒くさい女だ」と思われたくないという心理が働き、ストレートに不満をぶつけられなくなります…。我慢してストレスが溜まることも覚悟しておきましょう。
元カノの悪意に苦しめられる
男女が別れるときには、少なからずトラブルがつきものです。モテすぎる男は誰かと別れることになっても、既に次の相手が決まっていて、新しい恋をスタートさせていることも少なくないので、本人は彼女と別れたつもりになっていても「彼女が別れを納得していないケース」が多々あり、自分を捨てた彼氏を恨み、ストーカーのように付き纏う元カノもいます。
一番怖いのは、復習や嫌がらせのターゲットを「彼」ではなく、「新しい彼女(あなた)」にする元カノです。
彼との過去の恋愛話で知らなくて良いことまで告げてきたり、「彼って、こういうところがあるでしょ?」などと、彼のことを自分のほうが深く知っていると匂わせて、意図的に新カノの嫉妬心や不安を煽ってくるタイプには要注意です。
「そんなことは気にしない!」と思える気丈な性格なら、悪質な元カノをブロックすることも可能ですが、ただでさえモテすぎる男に振り回されて神経をすり減らしているところに、タチの悪い元カノが登場したら心は乱れます…。
元カノが新しい彼女に接近してくるのは、好意を抱いているからではなく、何とかして新しい女を傷つけて彼のもとから追い払おうという悪意からなのです。
悪事を企んでいる元彼女の攻撃をシャットアウトするには、彼への強い愛情や信頼が必要なのですが…、残念なことに貴女の恋のお相手は「モテすぎる男」。ただでさえ心配でたまらないのに、さらに不安が増すことになります。孤独な闘いを覚悟しましょう。
音信不通のまま逃げられる
モテすぎる男には女性だけではなく、友人や仕事の関係者や家族からの連絡も頻繁にあります。一般的には、急を要する案件から連絡を取って行くのが常識ですが、「彼と連絡がつかない」「連絡しても電話がつながらない」「LINEやメールの返信が来ない」等の状態が長く続くのは優先順位がかなり低い、または、連絡を絶って静かにフェイドアウトしようからです。
ハッキリと別れを告げないまま逃げるのは、やり口が卑怯ですが、「モテすぎる男」にしてみれば、「連絡がつかない時点で終わりだって察してよ」としか思っていません。
だから「なんで返信くれないのよ」と催促メールを幾度も送っているのに返信がない場合は、既に「別れているつもり」になっている彼を追うのは逆効果なので、潔く諦めましょう。
本音が言えなくなる
「女に困らないモテすぎる男を怒らせたら、ソッポを向かれて振られるかも?」という不安があるため、本心を押し殺して無理を重ねていくうちに精神的に疲れ切ってしまう恐れがあります。
誰でも大好きな人に嫌われるのは怖いですが、「彼女なのか友達なのか曖昧な境界線をハッキリしてほしい」「こうしたら嫌われる…」「嫌だと言ったら、二度と誘ってもらえなくなるかも…」と自分の心に逆らっているうちに、「自分の意思のない女」になります。
モテすぎる男は、「自分の言う通りになる女」とは気楽に付き合える反面、魅力を感じずに飽きてしまうのも早いのです。どんなに気の強い女性であっても、惚れた弱みに勝てないうちは主導権を握るのは難しいのです…。
自信喪失から本来の美しさを失う
人気芸能人並みにモテすぎる男を振り向かせようとして、駆け引きをしたり一生懸命尽くしても意のままにならないと、次第に自分の容姿や女としての魅力に自信を失い、笑えなくなったり、卑屈になっていきます。
常に猜疑心を抱いているので表情が暗くなり、毎晩のように「今、彼は誰と一緒にいるのだろう?」と心配になって不眠気味になり、キレイになって振り向いてもらうために自信を持ちたくても、どんどん見た目が衰えるという悪循環に陥ってしまうのです。
生命力がみなぎっていて明るく健康な女性が輝いているように、女性の美しさには内面の健やかさも欠かせない大事なポイントなのです。人を疑ったり妬んだりしていると、本来持っているはずの美しさまで消えます。
彼の行動や言動、周囲の環境に振り回されて落ち込むことが増えたなら、少し離れた位置から、彼のことも自分自身のことも冷静に見つめ直してみましょう。
彼はどっちのモテすぎる男?
モテすぎる男のタイプを2つに分類してみました。さて、どちらに心を奪われたら苦労しそうですか?
モテすぎる男/タイプ1
女性にモテたくて、モテる努力を惜しまないタイプ
「愛すること」より「愛される」ことに執着しています。
寂しがり屋の一面も影響しているのですが、モテる心地よさを感じるために女性の心を弄ぶ男と恋人として付き合うのは大変です。身も心も疲れ果ててしまいます。「嫉妬しないように」と思っていても、ヤキモチを恋愛中にコントロールするのは大変なこと…。
「もう、ついて行けない」「自分が自分でなくなってしまう」と感じたら、勇気を持って気持ちを断ち切ってしまうことも必要です。
モテすぎる男/タイプ2
意図しなくても、老若男女にモテるタイプ
もともと「人」としての魅力的に溢れているので「人」にモテモテなのですが、友人知人にヤキモチを妬いても仕方ありません。独り占めするのは諦めて、「人望がある」という素晴らしい長所に目を向けたいところです。
いずれにしても、モテモテ男性との恋には苦労がついてまわります。「多くの人にモテるところが彼の魅力なの」と自慢に思いながら余裕で構え、「モテすぎる男」と上手に付き合っていきましょう。