二股三股あたりまえ!彼氏の浮気はもう病気だ!
LINEのお知らせが「ピロピロン♪」と、ひっきりなしに鳴りやまず、せっせと誰かとのやりとりに夢中になっている浮気常習犯の彼氏。もう、二股くらいでは驚かないほど人生を謳歌している男の彼女としてやって行くためには「こいつの浮気は病気だ」と、諦めて腹をくくるしかないのでしょうか?
男女の恋愛関係に「脳」が与える影響をわかりやすく解説することで、多くのテレビ番組などでも人気の医学博士、脳科学者 中野信子さんへ取材を行なったところ、なんと「浮気しやすい遺伝子」まで存在すると言うのです。
「遺伝子レベルの浮気男」って…。一体どんな仕組みなのか?そんな男性が彼氏や夫だったらどうすれば良いのか?中野先生のお話を参考に、ご紹介します。
世の中の4割が「浮気遺伝子を持つ男」
浮気をしがちな遺伝子のせいで「複数のパートナーを求め歩く男」が「1人の女性に落ち着くタイプ」より、若干、少ないというのは救いですが「今まで付き合った人は浮気者ばかり」という女性も多いのでは?
4割もいれば「ハズレくじ」を引く可能性は十分ありますね。そして、この浮気遺伝子を持った男性の脳は「そりゃ二股もするよね」と、妙に納得できる厄介な働きをするというのです。
浮気しがちな男の「脳」に起こる厄介なこと
このタイプの男性の脳は、危険なことをしてドキドキした時などに脳内へ放出される「脳内麻薬と呼ばれるドーパミン」がもたらす心地よさがクセになっており、常に「スリルが欲しい~~!」と、中毒のように刺激を求め続けるのです。
「安定」を極端に嫌い、スリルを手に入れるため、回遊魚のようにひたすら海を泳ぎまわり「キケン」とわかっていても刺激的な獲物を見つけると、そのエサを食べるために追いかけてしまうのです。
ドーパミンに支配された浮気男の特徴
浮気性の男性に、自ら近づいて後悔しないためには「事前に見抜く」ことが大事。アプローチをする前に、好きな人の行動をじっくりチェックしておきましょう。
浮気遺伝子を持つオトコの特徴
1.マンネリが嫌い!
2.物ごとに飽きやすい!
3.社会通念&常識は気にしない!
この3つの特徴をみる限り、とてもじゃないけど「彼女オンリー」の付き合い方なんて出来そうもないですね。
◆「マンネリが苦手」⇒「一人の相手と長く付き合うのが苦手」
◆「飽きやすい」⇒「彼女にも飽きる」
◆「常識フリー」⇒「浮気や不倫もOK!」
どうしましょう。このタイプの男性は「最悪な浮気の方程式」さえ、罪悪感を抱くことなく、軽~くクリアしちゃいそうですね。彼氏が浮気遺伝子をもっていた場合「別れるか」「泣き寝入りして我慢するか」この2つの選択しかないのでしょうか?
浮気遺伝子を持つ彼氏への対策法!
簡単には変えられない浮気遺伝子を持つ男性に対抗する方法とは「彼の脳に刺激をあたえる張本人になる」ことと、中野先生は仰っています。
浮気遺伝子を持つオトコの脳の仕組みは?
・常に興奮やスリルを必要とする!
「彼の脳」は刺激を感じたいのであって「絶対に他の女性じゃなければその役割を果たすことができない」ということでは無いということなのです。そこで中野先生がオススメする対策は以下のこと!
非日常的なことをする!秘密をもつ!
【非日常的なことをする!】
・制服など普段着ではないファッションで迫る
・男性が「ドキドキする言葉」をかける
・ラブラブする時のシチュエーションを変える
【秘密をつくって彼を不安にさせる】
・女同士の飲み会でもメンバーを教えない
・誰かと飲み会の約束をする電話を彼の前でする
・習い事をはじめて中身は詳しく教えない
彼を「飽きさせない」「安心させない」ことがポイントです。しかし、これを持続していくのは至難の業かも(p_-)「二股するなら別れます!さようなら!」と、潔くポイしたほうがラクかも知れませんね。
先生ありがとうございました。
中野信子先生
東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了
2010年までフランス国立研究所に勤務
医学博士、脳科学者、認知科学者
東日本国際大学客員教授。横浜市立大学客員准教授
テレビ、雑誌等への出演の他、脳をビジネスに活かす企業向けコンサルティングも行う。
『脳はなんで気持ちいいことをやめられないの?』が好評発売中
今回、取材にご協力いただきました、中野信子氏の著書『脳はなんで気持ちいいことをやめられないの?』(アスコム)では、マンガでわかりやすく、浮気以外にも「ときめきの秘密」や「男を惹きつける外見」など、脳科学の視点で多数紹介されています。
あるタイプの男性の脳内で盛んに分泌されている、浮気心が止まらなくなる男性ホルモン「テストステロン」について、同じく中野先生に教えて頂いたお話はこちらに掲載!