息子の彼女・嫌いOKタイプの特徴を彼ママに聞いてみた
息子の彼女は必ずしも彼ママに嫌われるわけではなく、態度、性格、マナーなどから「この娘には愛する息子を任せたい」と、好かれる彼女もいるのです。彼氏のママが、彼女のどこをチェックしているか分かります。
彼ママがチェックした!息子の彼女
デートの行き帰りや彼の実家で遊んだとき、彼氏のお母さんにバッタリ遭遇することってありますよね。彼女にとって、最初はやっぱり「彼ママ」って怖いイメージが強いのでは?
気さくな笑顔で話かけてくれる彼ママの姿にホッと胸を撫で下ろしたり、中には、意気投合して話が盛り上がっちゃうこともあるでしょが、気を抜いてはいけません!彼氏のお母さんは、息子の彼女の行動や態度をものすっごく厳しくチェックしているんです。
「息子の彼女」をチェックする彼ママに「この子はダメね…」と思われるタイプと、「この子なら認めてあげても良い」と思われるタイプの特徴を確認してみましょう。
息子の彼女/嫌いなタイプ
母親にとって息子の恋人というのは複雑な存在。「息子を奪われてしまう」という微妙な感情も相まって、どうしても厳しい点数をつけてしまいがちですが、「こんな良い娘がウチの息子と付き合ってくれるなんて…」と、好感の持てる彼女もいます。
では、実際に年ごろの息子を2人持つ母親として厳しい目で「OKタイプの彼女」と「NGタイプの彼女」を選別させていただきます。彼ママへ悪い印象を与えてしまったら、この先は前途多難…。彼ママに会うときは注意しておかないと!
派手で露出の多いファッションの彼女
第一印象は大事です。その女性がいかに良い性格であっても、息子がド金髪でヘソ出しキャミソールにショートパンツ姿の彼女を連れて来たら、どの母親もドキッとして嫌な予感がするに違いありません。
また、露出が多い派手系の女性に惹かれる息子の趣味にもガッカリします。やはり、強烈なタイプより清楚なタイプが母親の理想で安心なのです。
お互いに慣れてきた頃に、海やリゾート地で一緒に過ごすことになったのならラフでリラックスできる服装であっても自然に受け入れられますが、初対面で彼氏の家を訪れるときはハデで露出度が高いファッションは避けたほうが無難です。
厚化粧の彼女
素顔を想像できないほど濃いメイクの彼女が登場したら、母親だって怖いのです。ファンデーションを塗りたくった皮膚の下に何かが潜んでいるようで疑心暗鬼に陥ってしまうのです。特にアイラインやマスカラで目元を真っ黒にしていると「息子はスッピンの目を知っているのかしら?」と心配になります。
仮面をかぶって本性を隠しているように感じられるので、初対面のときは薄化粧に限ります。
長爪・派手ネイルの彼女
絶対に炊事をはじめとする家事がスムーズにできないであろう「長い爪」をしている女性は、まず、彼ママに敬遠されます。最近は中年の主婦でもネイルに凝っている人もいますが、息子の母親として彼女の指先をチェックした場合、決してウケが良いとは言えません。
実家で親と一緒に暮らしている彼女であれば、「お母さんが料理も洗濯も全てやっているのかしら?」と思われますし、一人暮らしをしている女性だったら「きっと料理はしないでレトルトやコンビニ弁当ばかり食べているに違いない」「ウチの息子は、彼女に料理を作ってもらえないのかしら」と、推測されても仕方ありません。
要するに、世間一般では長い爪や派手なネイルは「家事をする(できる)手ではない」という印象を持たれてしまうのです。もし、職業がネイリストであれば、誤解されないように、その旨を早めに伝えておきましょう。
ブランド物にこだわりすぎる彼女
持っているバッグ、靴、アクセサリーなど、すべてブランド物に身を固めている女性は、息子の母親には虚勢を張っているように見えます。
母親というのは「これ超高級ブランドのバッグで△〇万円したんですよぉ」と、自慢する庶民感覚に乏しいタイプより、質素なイメージを期待するのです。さりげないオシャレが一番ママには好感を持たれます。
息子の母親は、彼女の小さな言動や行動を見逃しません。「あら、こういうところがあるんだ」「え? そんなことを言うんだ…」と、敏感に反応します。娘のいる母親なら「自分の娘もだらしがないところがあるから…」と大目に見てくれますが、男の子しかいない家庭ならそうはいきません。息子の彼女には理想を描いてしまう傾向があるのです。
挨拶ができない彼女
コミュニケーションをはかるうえで大切な挨拶ができない、ましてや初対面の相手、しかも、付き合っている彼氏の母親にきちんと挨拶ができないのであれば、社会的な常識のない人と嫌われても仕方がありません。
普段は、ペコっと軽く頭を下げるだけで通用するのだとしても、やはり恋人として付き合っている彼氏の親には、きちんと挨拶をするのが最低限の礼儀です。彼に恥をかかせないためにも、彼の親や友だちに挨拶をする心掛けが必要です。
家を訪れたときに靴を脱ぎっぱなしにせずに、きちんと揃えるのも挨拶のひとつです。緊張していようが、慌てていようが、そこはチェックされるので気をつけましょう。
言葉遣いが悪い彼女
母親の目の前なのに平気で乱暴な言葉遣いで話す彼女も珍しいですが…、息子と2人きりになったとき「あんた、バッカじゃないの?」「そんな話、聞いてねえし…」「オマエもなっ!」などと息子に向かって乱暴に話しているのを聞いてしまったとき、母親は息子を軽く見られているように感じて気分が悪くなります。
軽くてバカな息子かも知れませんが、彼女の口から罵られるとやはりショックなのです。仲良くなって一緒に息子の悪口を言える関係になれれば良いですが、初対面では悪印象しか残りません。
母親の目を見ない彼女
挨拶をしても視線を合わせない女性へのチェックは厳しくなります。女同士でしか分からない琴線に触れて見抜かれるような、何かやましいことがあるから目を合わせるのを避けていると感じるのです。
だいたい、目を合わせずに話す人は「極度の照れ症や対人恐怖症など性格によるもの」か「後ろ暗いところがある」かのどちらかです。
息子の母親が一番警戒するのは後者です。「息子は騙されているのではないか?」と、心配で堪らなくなります。
ルーズな彼女
生活習慣のだらしなさが見た目にも表われている女性も、息子の彼女としては歓迎できません。
息子自身がだらしない男であれば諦めもつくでしょうが、生活リズムを守っていた息子が彼女と付き合い始めてから「ルーズ病」に感染して急にだらしなくなったとなれば、今までの子育ての苦労は無駄になってしまうと危機感を覚えるのです。
ギャンブル好きな彼女
パチンコ屋や競馬場などに入り浸っている人が息子の彼女だったら感心しません。パチンコに情熱を燃やしてパチプロを目指しているぐらい真剣なのであれば百歩譲りますが、単なる惰性、習慣、金儲け、暇つぶしのためにパチンコ通いをしている依存度が高い女性。
息子自身がパチンコ好きで、毎日、通っているうちに彼女と仲良くなった…、という馴れ初めならば文句も言えませんが、それでも息子の彼女としては受け入れたくないのです。
ネガティブなタイプの彼女
過去の出来事にこだわり過ぎて「どうせ私なんて…」と卑屈になっている女性に、息子は託せません。また、心の闇を武器にして男に取り入ろうとするタイプも出来ることなら追い払いたいと思っています。
男は「影のある女」に惹かれる傾向にありますが、息子と出会ったおかげで前向きになり、明るい世界に踏み出すきっかけとなるような恋愛であればハッピーですが、「体調が悪いから、すぐに迎えに来て」「私はトラウマがあるからアナタの家族や友達とは会えない」という調子で息子を縛りつけたり苦しめるタイプなら、親として絶対にNGを出したいです。
嫉妬深い彼女
同年代の女性だけではなく、彼氏の家族や友人にまで焼もちを妬いたり、異常な嫉妬心をむき出しにするようでは先が思いやられます。
ラブラブな時期は何時間もデートして別れて家に帰って来た途端にメールしたり、長電話をしたり、ということが確かにあります。母親にしてみれば「いい加減にせ~よ~」と、ウンザリもしますが、息子が幸せならばバカらしいけど良しとするところがあります。
しかし、嫉妬心がエスカレートして、息子からのメールの返信が遅れると「浮気しているんでしょ?」と疑い、自宅周辺をうろつくなどストーカーまがいの行為に発展するようでは困ります。
嘘をつく彼女
誰でも小さな嘘はつくものですが、心を許している恋人から嘘をつかれると傷つき信用できなくなってしまいます。
大変な家庭の事情を抱えていて、どうしても話す勇気のないこともあるでしょう。でも、それは「嘘」ではなくて「隠し事」です。最初から騙そうとしている「嘘」とは本質的に違います。
彼氏が他にもいるのに二股をかけて平気な顔をして付き合っている人、お金目当てで近づいてくる女性、不幸を装い同情で気を引こうとする人を息子の彼女として親が歓迎するはずもありません。
ワガママな彼女
自分の思った通りにならないと気がすまない性格、自分がイニシアチブを執らないと不機嫌になる女性と付き合っていくのはとても大変です。自己中で我儘な女性と結婚したら、自分の思い描いた結婚式、理想の新居や子育て論を貫き、夫(息子)の意見は全て無視されそうです。
また、わがままタイプの彼女が描く将来設計図の中には、彼氏(息子)の親の存在が無い可能性もあります。親と関わらなくても息子が幸せならば案ずることもありませんが、一生懸命に育ててきた親にしてみれば複雑な思いが残るので、ワガママ女を彼女に選ぶのだけは勘弁願いたいのです。
浪費家の彼女
後先のことを考えずに欲しいものをカードで購入しては、ローンに追われて借金を膨らませ、目先の欲望に目が眩む無計画な彼女と息子が結婚でもしたら心配で堪りません。「息子が頑張って稼いだお金を湯水のように使われては可哀そう…」という思いが拭えないのが親なのです。
彼女自身にそれなりの経済力があるとしても、高額なブランド物を買い漁ってタンスの肥やしにしている金銭感覚では、結婚しても生活は破綻します。
一番、始末が悪いのは夫に黙って借金をする女性です。毛皮や車を夫名義のカードで買って返済できなくなり、自己破産をして離婚に至ることも珍しくありません。お金を大事に使えない女性は不安要素が多いので、息子には近づいてもらいたくない存在なのです。
息子の彼女/好きなタイプ
母親は美人であるとか、スタイルが良い、という基準で彼女の良し悪しを判断するわけではありません。好んで身に着けている物や趣味などから、だいたいの人柄を察するのです。真面目そうな娘、さわやかそうな娘、可愛い感じの娘かどうかを服装、髪形、化粧などで推測します。
でも、多くの彼ママが共通して重要視するのは「息子のことを、どれだけ大切に思っていてくれているか?」ではないでしょうか。では、母親が息子の彼女に求めるものを紹介します。
TPOをわきまえた服装の彼女
ちゃんと場所柄を考えられる彼女であれば、息子の母は安心します。彼氏の家に行くには、どんな服装がふさわしいかを理解している女性は「常識あり」と見ます。
どこに出しても恥ずかしくないような、自分の知人に紹介しても自慢できる、地味すぎないファッションを選択できるセンスの良い彼女は大歓迎です。
ナチュラルメイクの彼女
美人であるかどうかは、関係なく「感じの良い顔」をしている彼女を見ると、息子の母は素直に「こういうタイプの女の子が好きなのね」と納得できます。
「感じの良い顔」は内面から出てくるものなので、無条件で好感が持てるのです。礼儀をわきまえて薄化粧をしているのなら、更に好感度はアップします。若いのですから、きれいな肌をアピールできるスッピンでもOK!
清潔感がある彼女
服の襟元や袖口を清潔にしていて、爪が短くきれいに切り揃えられていると「清潔なイメージ」を受けます。「身だしなみに気をつけている娘は、日常生活もちゃんとしている」と思えるのです。
家に来たときに「手を洗わせてください」と、断ったうえで洗面所に向かう女性も、子どもの頃から家庭でしっかりと躾けられているようで印象が良いです。
身分相応のアイテムを持つ彼女
バッグや時計、財布など、高価なものではなく、本人に馴染んだ物を大切に使っている様子を見ると「流行にとらわれず、自分の好みを確立しているのだ」と感じられます。
アクセサリーなどは、逆にシンプルなデザインでも品質の良いものを身に着けていると育ちの良さがうかがわれ、手作りのアクセサリーや革細工のバッグなどを持っていると、母親も興味をそそられます。
笑顔がさわやかな彼女
誰からでも好かれる必須条件は笑顔です。仏頂面で人見知りの女の子も可愛らしいですが、それではお互いの人柄に慣れるまで時間が掛るので、息子の彼女には自然な微笑を向けてもらえたほうが警戒心も薄らぐため、話しかけやすいのです。
明るくハッキリ受け答えができる彼女
苦手な物がある場合は遠慮せずに「ごめんなさい。アレルギーがあって食べられないんです」と、ハッキリと教えてもらえると、次回から対応の仕方も考えられるし、お菓子やご飯などを出したときに「これ、大好きなんです」と喜んでくれる息子の彼女のことを、母親は素直に「かわいいな」と思うものなのです。
遠慮して何も言ってくれないと、後から困ります。長い付き合いをしようと思ってくれているなら、好き嫌いや苦手なものは早めに告げてくれると助かりますね。
言葉遣いが適切な彼女
敬語といっても、相手と自分の関係によって遣い方は異なります。「さようでございます」等と、あまりにも堅苦しい言葉遣いだと会話が続きにくいし、だからといって最初から「だよね」などとタメ口で話されると常識を疑うし、やっぱりイラッとしますよね。
その点「です」「ます」を使い分けられる彼女とは話しやすく、ちょうど良い距離を保つことができます。「私、それダメ」「あるある!分かる!」と、砕けた話し方をするのは親しくなってからでも遅くありません。
思いやりがあって素直な性格の彼
人間同士ですから仲が良くてもケンカをすることもありますが、息子の彼女が素直に謝ったり許したりできる性格であれば仲良くできそうです。
また、自分の親を大切にする女性は相手の親のことも思いやってくれるはずですし、息子の友だちとも上手に付き合ってくれそうです。
中には、彼氏を独占したがり友だちづきあいを制限する女性もいますが、親としては付き合っている彼女だけに夢中にならずに、今までどおり男友だちとの付き合いも変わらずに続けて欲しいと願っています。
生き物を愛する彼女
犬や猫などの動物や草花や植木などの植物を愛でる人には、世話好きで面倒見の良い印象を持ちます。家にいるペットと仲良くなってくれると会話も弾みますし、将来、息子と結婚して子供に恵まれたら上手に子育てをしてくれそうな期待が膨らみます。
子ども好きの人や生き物の好きの女性には、基本的に優しいイメージや安心感があるので好感が持てるのです。
経済観念のある彼女
息子と同じ金銭感覚を持っている彼女だったらデート代も負担にならないだろうし、高価なプレゼントを欲しがることもないでしょう。将来、息子が彼女と結婚したとしても、借金に追われる生活をおくったり、浪費する心配もないので経済的な面でしっかりしている女性は彼女として大歓迎です。
見栄を張らない彼女
自分を必要以上に良く見せようとせず、他人や女友だちにも変な見栄を張らず、ナチュラルなままの自分を出せる女性は信頼できます。
息子も背伸びをせずに、気楽に付き合えるので長続きするだろうという安心感があります。嘘や虚飾はバレたときに相手を傷つけることがあるので、飾らない姿でいられる彼女なら信じられます。
賢い判断ができる彼女
高学歴であるとか、学業が優秀であるとか、仕事のデキる女というのではなく、基本的な日常の物事を正しく建設的な方向に導ける考え方ができる女性には息子を託せます。
人生には転機が必ず訪れます。結婚の決断、就職、転職、家を新築する、車の購入、子どもの教育など、大事な選択をするときに、豊富な知識や経験からより良い判断を下せるパートナーに息子が恵まれれば親は心強いのです。
結局は息子が幸せならばOK
「この娘はダメ」「この娘なら良い」と、息子の母親は偉そうに言いますが、実際に自分が同じくらいの年だった頃に「良い彼女」であったかどうかは疑問ですね…。 アハハ…。
要するに、親は子供が幸せそうにしているのを見るのが一番嬉しいのですから「どんな彼女であっても、息子がOKならば良し」としたいのですが、明らかに「騙されている」「厄介な性格」「息子を利用している」としか思えない、一癖ある彼女には遠慮願いたいものなのです。
恋愛の行く末によっては, 男も女も精神的に深い傷を負います。できれば、幸せな恋愛をすることが親の願いなので「この彼女だったら大丈夫」と太鼓判を押せる女性を息子が選んでくれることを信じて祈るばかりです。