辛い恋をしている女性がそっと頷く名曲10選「誰にも言えない…」

曖昧な関係だからこそ上手く言っている恋愛。白黒ハッキりさせた答えを求めると壊れてしまいそうな不安や辛い思いは、心に大きな負担をかけています。少しでも軽くなることを祈って、切ない恋の名曲をお届け。

人には言えない辛い恋…。その想いを歌詞に込めて

友達にも相談できない恋愛をしている女性。人に話せば、「そんな恋愛、ダメ!」「早く別れなよ!」という言葉が返ってくるかもしれません。

でも、きっと本人だって、それが正しい答えだともわかっているらこそ、秘密の関係は「辛い恋」となってしまうのです。

好きな人のことを考えて、一緒にいると楽しくて『これからもずっとそばにいたい』と感じるのが恋愛。 「付き合っているなら当たり前」のことさえも、儚い夢になってしまう彼との関係を選んだのが自分自身でも、独りで過ごす夜には胸が苦しくなってしまいます。

辛い恋をしている女性の言葉に出せない気持ちを歌った10曲をご紹介します。

1.Fayray「好きだなんて言えない」

テレビドラマ「Friends」の主題歌に使われた、「好きだなんて言えない」はFayray(フェイレイ)さんの14枚目のシングル曲。

人には言えない辛い恋の歌。揺れ動く気持ちが込められています。

こんな苦しい想いを抱えて毎日を過ごすのはとても辛いことで、ときには、思いっきりワガママを言って泣いてしまいたくなります。

2.加藤ミリヤ「Aitai」

加藤ミリヤさん4作目のアルバム『Ring』(リング)に収録されている「Aitai」は、彼女がいる男性への思いをぶつけた歌です。

これは実現することが可能なのか、それとも不可能なのか?答えはすでに、女性自身が冷静に判断を下しているのかもしれません。わかっていても追いかけてしまうのが恋なのです。

3.柴田淳「片思い」

柴田淳さん4枚目のシングル曲となる「片思い」は、一枚上手な彼とのやり取りが覗ける歌詞が魅力的!

彼に振り回されるほど、なぜか惹かれていく想い。 「それでも…」「もしかして…」という期待が一瞬でも頭をよぎってしまうのです。 突き放すだけの彼なら、幸せだったのでしょうか?

4.EXILE「Ti Amo」

2008年の第50回日本レコード大賞受賞曲であるEXILEの「Ti Amo」という曲は、PVからも複雑な2人の関係が伺えます。

好きになってはいけないとわかっているのにイケナイ関係を続ける愛しの彼には「他に帰る場所」がある…というのは、あまりにも残酷なことですね。

彼女の辛いキモチを知っていながら、「僕にはどうすることもできない」と宣言して、優しい表情を浮かべる彼は、ずるい男なのかもしれません。でも、女性は気づいています。…この愛が偽りだということに。

5.DREAMS COME TRUE「もしも雪なら」

2006年にリリースされたDREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)の「もしも雪なら」は、「今日だけは」と並ぶ報われない恋の曲。

バレンタインや誕生日、クリスマス、年末年始など、普通の恋人同士なら楽しいイベントになるはずなのに「本命との決定的な違い」を見せつけられる一日になってしまいますが、愚痴をこぼすことすら許されない恋もあるのです…。

6.久保田利伸「Missing」

久保田利伸さんの1stアルバムに収録された「Missing」は、シングルカットされていないものの、数々のアーティストにカバーされた有名ソング。

はかない恋はトキメキよりも切なさばかりが目立つもので、夢のようなひと時が訪れても、さり気い仕草や言葉から現実に引き戻されてしまいます。もしかしたら、彼もまた同じ想いを抱いているのかもしれません。

7.JUDY AND MARY「BLUE TEARS」

テレビのバラエティ番組や映画の主題歌に使われたJUDY AND MARY (ジュディ・アンド・マリー)の「BLUE TEARS」(ブルー・ティアーズ)は、辛い恋が生み出す弊害と結末が見えてきます。

秘密の恋をしていると、他人には言えない隠しごとがどんどん増えていくもので、欺くつもりはないけれど、バレないためには嘘が積み重なっていくことに…。

ウソは心の負担になって、いつしか心を傷つけ壊してしまい、最後は2人だけの真実では支えきれない結末に…。

8.槇原敬之「THE END OF THE WORLD」

槇原敬之さん7thアルバム『UNDERWEAR』(アンダーウェア)に収録された「THE END OF THE WORLD」(ジ・エンド・オブ・ワールド)は、後に自身のベストアルバムにも選ばれた名曲。

たとえ周りから認められない恋だったとしても、共に過ごす時間は幸せです。
その瞬間だけが嬉しいはずなのに、一緒にいるときでも胸が苦しくなってしまう。

この切なく苦しい女性の想いは、表情から彼に見透かされているのでしょうか?

9.福山雅治「はつ恋」

福山雅治さんが歌う「はつ恋」は、テレビCMソングで注目を集め、急遽シングル化された曲。

かつての恋人への想いがいまでも残っているけれど、昔の関係を修復することは、今の幸せを壊してしまうことを意味する。

いまの2人が再会したとき、きっと「友達」として会うことはできないのでしょう。時間が経てば、この恋に答えが訪れるのか…、胸は苦しくなるばかりです。

10.ケツメイシ「そばにいて」

ケツメイシが手がけた4枚目のアルバム『ケツノポリス4』に収録されている「そばにいて」は、いつものアップテンポな曲調とは異なる切ないバラード。

彼との時間は何よりも大切なモノなのに、どこか悲しいキモチも芽生えてしまう。 それでも、彼と一緒にいたい願いが叶うことを信じてひたすら祈るしかない! 普通の出会い方をしていたら、ただ笑い合うことができたのかもしれませんね…。