浴衣デートの成功ポイント
夏は、お祭りや花火大会など野外でのイベントも多く、デートもあれこれ楽しめる最高のシーズンです。夏ならではのイベントへ出掛けるなら、やっぱり女らしさをアピールできる浴衣姿で彼氏を喜ばせたいですよね。
いつもと違う和装の雰囲気に彼氏はウットリするはずでも、浴衣は着てみると見た目の美しさからは想像できないほど、大変な苦労が待ち受けています。「浴衣を着ているときの注意点&コツ」は、覚えておかないと浴衣デート中に泣きたくなるような失敗をすることも…。
ばっちり快適に浴衣デートを成功させるために、着付けポイントや「知ってて良かったー☆」と、絶対に役立つ情報を紹介します!
1.暑さ対策は万全にしておく
素材や柄の印象から涼しそうに見える浴衣ですが、実は意外と暑くて蒸れてしまいがち。花火大会などで蒸し暑い外を歩いて移動すると、人混みの中では汗をかくことが避けられません。
そんなとき役に立つのが「冷やしたタオルや扇子」です。こっそり扇子で袖口から風を送り込むだけで汗ばんだ肌を落ち着かせることができ、首元に冷たいタオルを当てることで熱中症予防や顔汗対策にもなりますよ。
2.計画的に行動する
浴衣は歩くときに歩幅が狭くなったり履きなれない下駄に苦労するなど、移動するときは思った以上に時間がかかります。花火大会の会場でもギュギュウの人混みの中を歩くことになるので目的地へ到着するまで一苦労するし、何をしても普段より時間がかかることを覚悟しておきましょう
少し余裕を持って出かけても、約束の時間に間に合わなくなる可能性が高いのです。更に、滅多に着たり履いたりすることがない浴衣や下駄は、つまづくなど、思わぬアクシデントやハプニングが起きやすいので、充分過ぎるくらい時間に余裕を持って出かるようにしましょう。
3.絆創膏を持参する
多くの女性は普段の生活でゲタを履くことないので、少し歩いただけでも痛くなったり、鼻緒部分が擦れて皮がむけてしまうことも…。
そんなときに大活躍してくれるのが「絆創膏」。でも、欲しいと思っても近くにコンビニがなかったり、あったとしても他のお客さんで混み合ってなかなかレジまで辿りつけないこともあるので「痛いまま我慢」なんて羽目になったら大変。
こうなるとデートはもう最悪の気分ですね。そうならないためにも、絆創膏は多めに持参して、痛みを感じたらすぐにケアできるようにしておきましょう。
4.着崩れ防止グッズを用意しておく
着付けの腕があって完全に着崩れを直せればベストですが、トイレが混んでいるなど状況から難しいことも多いので、サッと直せる2つのアイテムを用意しておけば、ある程度はクリアできるでしょう。
とりあえずの対策ができるグッズ2つ!
1. 帯が緩んでしまったとき、緩みに挟んで、おくタオル
2. 着崩れた部分を留めておく安全ピンなど
さらに「手を高くあげない」とか「歩幅を狭くして歩くようにする」など、見た目にも美しい振る舞いを心掛けると着崩れ防止にも効果的なので、試してみて下さいね。
5.ビニール袋やウェットティッシュを持参する
お祭りや花火大会の楽しみと言えば、屋台も外せません。屋台でいか焼きや焼き鳥などソースがついているものを食べると、どうしても手が汚れてしまいます。
その手で浴衣に触れてしまったら大変です。ウェットティッシュなら、その場で手を拭くことができるし、ビニール袋はソースがついた串や器をパッと入れられるので重宝します。意外と気付かない部分なので、いいアピールポイントになるかも。
6.汗拭きシートで臭い対策をする
浴衣が見た目に反して暑いことは説明した通りですが、そこにはもうひとつ問題があります。それは汗の臭いです。浴衣でいることは汗をかきやすいうえに、腰回りは重ね着をしている状態なので通気性も悪くニオイがこもりがちです。
さらに人混みでは2人の距離が自然と近づくので、臭いに気付かれやすくなる困った状況です。
汗のニオイ対策のポイント
・できるだけまめにケアする!
※汗を拭き取ると臭いの発生を防ぐことができます。外では難しいので、タイミングを見計らってトイレでサッとケアを!
7.忘れがちな「うなじケア」で差をつける
浴衣にばかり気をとられていると、見落としてしまうのが「うなじ」のケア。浴衣姿のうなじは色っぽくて、男性がそそられるというのはよく聞きますよね。
アップスタイルにするなど、ヘアアレンジを頑張っても意外に「うぶ毛処理」をしないままの女性が少なくありません。これはとてももったいないこと。
どんなに素敵なアレンジでも、うぶ毛が濃かったら彼氏もガッカリ!
細かい部分までケアを怠らず、周りと差をつけましょう!
8.トイレには洗濯ばさみを持参する
浴衣を着ると、トイレも着崩れや手間が気になって躊躇してしまいます。でも我慢しているとせっかくのデートも楽しめません。
トイレで活躍!おたすけアイテム!
・「洗濯ばさみ」は必ず持って行きましょう!
※これで、裾や浴衣の下着の両端を体に沿うようにまくって帯に留めておけば、手も使えて着崩れも防げるので安心!
でも気をつけて!
トイレを済ませたら「裾を元に戻す」ことを忘れないで!
混んでいる中、やっと用を足すことができた安心感から「裾をまくったまま」という恥ずかしい思いをしたという女性の声もチラホラあるので、トイレから出る前に確認を!(^_^;)
浴衣デートはハプニングを楽しむ心意気で!
浴衣を着ると彼氏も自分もテンションがあがって。夏のデートも盛り上がりますよね。でも「浴衣で大変な思いをするかもしれない」という覚悟と準備はチョッと必要かも。「足が痛い」と、彼氏にブーブー文句を言ってケンカになるのはNGですが、多少のハプニングは夏の思い出の良いスパイスに!