日焼け止めはキッチリ落とすことが大切
最近では夏に限らず一年中、紫外線対策のためにUVクリームを塗っている女性も増えてきましたね。また、海や山などアウトドアシーンだけじゃなく「SPF 50」の日焼け止めクリームやローションを日常的につかっている人も多いのでは?
もちろん紫外線は肌に有害なので、しっかりカットするのはとても大切なことですが、一日が終わって、どれぐらいの人が「日焼け止めを意識して落としている」でしょうか?
お風呂のついでに「サッと洗い流してハイ!終わり!」では、毎日メイクをしたまま寝ているのと同じ状態です。
顔のくすみがなく、毛穴レスで綺麗な肌を保つためには、塗るのと同じように落とすことにチカラを注ぎましょう!
UVケアのために塗ったクリームやローションを落とさないとどうなるのか?また、どうやって落とせばいいのか?その方法を紹介します。
肌に残った日焼け止めが与える影響
1.毛穴がつまってキメが粗くなる
日焼け止めは粒子の細かい成分で皮膚を覆って、紫外線が皮膚の中に入っていくのを防いでいます。そのため「毛穴もしっかりふさがれた状態」に!これでは、毛穴レスの肌が遠のいてしまいますね。
なぜ?
☆UVケアクリームを落とし切れずに余分なものが蓄積されるから!
※だから毛穴は広がり肌のキメも乱れてくる!
2.刺激の強い成分に潤いが奪われ、乾燥する
紫外線防止の効果が高いものには、刺激の強いものもあります。塗ったあとに「汗をかくのに肌が乾いた感じがする」など、違和感を覚えたことはありませんか?
それを肌にずっと長時間つけているということは肌へかかる負荷も大きくなるということ。それを丁寧に落とさないと、肌を守る保護成分も奪われてしまい、皮膚の乾燥を招きます。
どうすれば?
☆UVカット商品が自分の肌にあっているかパッチテストをする。
※異常がみられなくても、落とすときは丁寧に!
3.慢性的に「肌がくすむ」匂いを発する
肌に日焼け止めが残るということは、皮膚が清浄な状態には保たれていないということ。そうすると、汚れなどを分解するための雑菌などが繁殖しやすくなり、その分解にともなう匂いも発生する可能性があります。
日焼け止めの正しい落とし方
1.家に帰ったらすぐ落とす
可能であれば帰宅したあと、太陽が沈んでUVが降り注がなくなったと同時に日焼け止めを落とすのが理想です。それが無理でも、家に帰ったらすぐに落とす習慣を!
暑い夏は外出時にUVケアをしていても、汗で流れ落ちてしまった無防備な部分などに紫外線を浴びてしまうのを避けられません。クレンジングと洗顔後は、化粧水などでたっぷり保湿することも忘れずに。
なぜ?
☆肌に付着させている時間はできるだけ短く!
※素早く本来の状態に戻してあげることで、肌へのストレスも軽減。
2.ゴッシゴシこするのはNG
肌が傷ついて、炎症や乾燥などのトラブルを引きおこす恐れがあるので、皮膚に余分な成分を残したくないからといって、肌をゴシゴシ強くこするのはやめましょう。「優しく」が鉄則!
なぜ?
☆強い刺激を与えたからといってキレイに落ちるわけじゃない!
3.メーカーが記載している落とし方をチェックする
それぞれの商品にはメーカーが推奨している落とし方があります。成分には油分なども含まれていますので「化粧用のクレンジング料」などを使っても落とすことができます。
しかし「専用のクレンジング剤を使ってください」と書いているのなら、きちんとその指示に従い「せっけんで落ちる」と書いてあるものは、普段使っている石鹸をしっかり泡立てて、皮膚をこすらないように洗えばOK!