横顔美人の条件“Eライン”を満たすポイント5つ
アナタは自分の顔のこと、どれだけ認識していますか?
きちんと鏡を見ながらメイクやスキンケアをしている人でも、意外と気づかない自分の顔立ち。それは“横顔”です。
実は自分以外の他人からは、正面よりむしろ横顔の方が見られる機会は多いのです。
正面の自分の顔に自信があっても、サイドから見た自分に自信があるという方はあまりいらっしゃらないかもしれませんね。
写真や鏡ではわからない、自分の横顔を意識してみましょう。
横から見た美しさの条件とは?
鼻先から顎先を直線で結んだライン上に、唇が触れていないこと!
これをEライン(エステティックライン)と呼び、横顔の美しさの基準となっています。
ただ、この基準はアメリカで作られたもの。人種や骨格の違う日本人にそのまま当てはめてしまい『自分は美しくない…』と落ち込む必要はありません!
今回は横顔美人の条件を満たす美しいEラインの作り方を4つご紹介します
日本人ならではの優しい顔立ちや肌の美しさを活かして、男性からどんな角度から見られても平気な自分を手に入れましょう!
1.二重あごを解消する!
美しい横顔の大敵はなんといっても“二重あご”です。
正面から見ると顎に隠れて気づきにくいパーツですが、横から見るとそのたるみは一目瞭然。まずはこの部分を引き締めることから始めましょう
1.あごの下のむくみを流すリンパマッサージ
あごの下にはリンパ管があるのですが、その流れが滞ると顔にむくみが起こります。
水分や不要な老廃物を含むリンパを滞りなく流すには、優しくマッサージをしてあげるのが効果的です。
リンパマッサージの手順
1.マッサージクリームを塗った両手の親指を顎の下に当てる
2.顎のくぼみに指を軽く押し込む
3.そのまま骨に沿って、ゆっくりと両耳の方へ手を滑らせる
この動作を5回で1セットとし、朝晩スキンケアするときの習慣として取り入れましょう。
力を入れ過ぎると細いリンパ管は簡単に傷ついてしまうので、肌の表面を優しく撫でるように行うのがポイントです◎
2.あごがすっきりする“噛む”エクササイズ
昔は力強く噛むことを必要とするいりこ(煮干し)や根菜類などをよく食べていた日本人。
しかし近年の食事形態の欧米化とともに、咀嚼(そしゃく)するにしてもほとんどチカラを入れる必要がない柔らかめの食べ物ばかりを食べることが増え、食事でアゴを使う機会がめっきり減ってしまいました。
日頃から特に噛むことを意識せずアゴの筋肉を鍛えていない人は、口元の筋肉が衰え“たるみやすい状態”になっているハズ。この状態を脱する簡単なエクササイズをご紹介します。
たるんだアゴや口元を鍛える噛むエクササイズ
1.口を「い」を発音するときの形にする
2.歯を食いしばるイメージで、ゆっくり口角を横に広げる
3.首からあごにかけて筋が見えるくらいに力を入れる
4.ゆっくり口を元に戻す
また、割り箸を使ったエクササイズもオススメです◎
割り箸を使った噛むエクササイズ
1.口を「い」を発音するときの形にする
2.割り箸を口角につかないように歯でくわえる
3.くわえた状態を30秒間キープする
この2つのエクササイズのほか、日頃からガムを噛んだり、料理の野菜や肉を大きめに切って噛む回数を増やすなどの方法を組み合わせると、より引き締め効果が高まります!
しっかりと噛むことは、あごのラインを綺麗に見せるのはもちろん、美しい歯を作ったり集中力を高めるなどの健康効果も期待できますよ
2.頬やフェイスラインをリフトアップする!
横から見たときに頬の位置が下がっていると、顔全体のたるみやシワが目立つのでより老けて見えてしまいがち
重力に負けないように、ほほの筋肉を鍛えて若々しくハリのある横顔を手に入れましょう。
表情筋を鍛えるエクササイズ
1.唇を突き出して「お」の形にする
2.ゆっくり口を横に広げながら「あ」の形を作り、意識的に頬の筋肉を上にキープする
3.ゆっくりと「お」の形に戻す
※動作を繰り返すと頬の筋肉が突っ張ってきますが、それは効いている証拠!
普段あまり動かすことがない筋肉が刺激され、頬が上がってくると共に肌のハリも復活してきます
3.鼻を高くする!
完璧なEラインに近づけるには、鼻筋の通った高い鼻も欠かせない要素。
外国人と比べて凹凸が少なく平べったく薄い顔立ちの日本人は”低い鼻”の方が多いのですが、実は鼻の骨は柔らかいので地道に長くケアを続ければ形を変えることができるとの説があるのです!
特にオススメなのは“鼻叩き”という美容法。「整形は怖いしお金もかかる…。」と悩んでいる方はぜひお試しあれ!
鼻を高くする方法
1.目と目の間にあるへこみ(鼻の硬骨)から鼻のてっぺんの軟骨までを人差し指でコツコツと叩く
2.そのまま下へと降りていき、往復はせず下までたどり着いたらまた上から叩く
※硬骨のあたりでは強めに、軟骨のあたりでは弱めに叩く
※400回程度叩いたら終了する
骨を刺激することで鼻筋が出てきて、横から見ても美しいシュッとした美鼻をゲットできるとか
ただし効果が期待できるとはいえ、やり過ぎてしまうと鼻が変形したり大きくなりすぎる恐れも…。試してみるのなら「毎日ではなく二日間ほど間隔をあける」「絶対に強く叩かない」などの調整を忘れずに!
4.ヘアスタイルで横顔を美しく見せる!
ヘアスタイルを決めるとき、『やっぱり一番重視するのは正面からの見た目!』という女子は多いかと思います。
しかし真横や斜め前など、顔はいろんな角度から見られているもの。全体のバランスを考えて“横顔がキレイに見える髪型”を選ぶことも大切です。
例えば?
あごから首にかけてのラインがキュッと上がっている
⇒ポニーテールやショートヘアであえてラインを隠さずに見せる
頬やアゴのたるみや丸みが目立ち、角ばったラインが気になる
⇒気になる部分に髪の毛を掛けて上手くカバーする
顔が大きくバランスが悪いのが気になる
⇒トップにふんわりとボリュームを持たせる
もし気になるパーツがあっても、しっかりと髪の毛をおろしてしまうのではなく、パーマやウェーブなどでエアリー感を出してその部分を目立たせないようにするのがナチュラルでオススメ!
自分ではよくわからないという場合、担当の美容師さんに「横から見てもきれいになる髪型ってありますか?」と相談してみるのもアリ。アナタの頭の形などを考慮した横顔美人に近づけるヘアスタイルを提案してくれるハズです
5.メイク中も横顔を意識する!
ヘアスタイルのチェックと同じく、化粧中はつい正面ばかりを凝視してしまいますよね。
前から見たメイクを意識し過ぎると、平面的でのっぺりとした顔に仕上がり、横顔美人には程遠い印象に…
横顔美人のメイクの極意!
凹凸を出すこと!
例えば?
まつ毛はロングマスカラで長さを出す
リップラインは口角を上げるよう意識する
ハイライトとシェーディングで陰影を出す
眉毛はなるべく生やす
普通の鏡ではなく三面鏡を使用すると、毎日の横顔メイクチェックも楽にできますよ
日本人でもEラインは作れる!
横顔美人の条件であるEラインには、気になるパーツを引き締めるマッサージやエクササイズを地道に続け、その上で横顔をキレイに見せる工夫を重ねることで近づくことができます。
・二重アゴを改善する
・表情筋を引き締める
・鼻筋の通った高い鼻にする
・横顔が綺麗に見える髪型にする
・陰影や凹凸を意識したメイクをする
自分の顔立ちのいいところもしっかり理解して、それを活かした横顔美人を目指しましょう