おならを減らすコツと気になるニオイを改善する方法!

おならは体内にたまったガスです。生活習慣、ストレスや食生活が原因で量が増え、臭うようになります。回数とニオイを減らすポイントは、腸内環境にあり!おならを上手に出す習慣をつけましょう。

おならは減らせる!上手くコントロールする方法

便秘が続くと多くなるのが…、オナラですよね。生理現象なので仕方がないと思いつつも人前ではとても出せないのでとても困りますよね。

一生懸命ガマンをしてても限界が来て「ぷぅ」なんて音が出たり、音がしなくても強烈なニオイがしたりと、おならが出るのはとても恥ずかしいもの

また、彼氏やパートナーのおならが気になっても、直接はちょっと言いづらい…。良い雰囲気のときにお互い台無しにはしたくないものですよね。


オナラに関する悩みは多くても恥ずかしくて、人には聞けないものです。「おならを減らす方法」と「オナラのニオイを軽くする方法」を3つずつ紹介します。

今日から実践して悩みからの解放を目指してください♪

オナラが発生するメカニズム!

まずは、おならの原因を知って対策をとりましょう。おならの正体は「食べ物と一緒に飲み込まれた空気が、大腸内に住み着いている腸内細菌の働きで食物が発酵したニオイと混ざってできたガス」です。

腸内で発生したガスのほとんどは血液中に吸収されて肺を通り呼吸のときに排出されるので「ゲップやオナラ」として出るのはわずか、10%程度しかありません。

オナラは主に「窒素や水素、二酸化炭素にメタン・アンモニア・硫化水素」などから出来ています。強烈なニオイを放つのは、大腸内の悪玉菌がたんぱく質を分解するときに作る「アンモニアや硫化水素」などです。

ニオイを悪化させる原因!

 ストレス
 タンパク質を多く含む肉や魚

タンパク質をたくさん含んでいる肉や魚を食べたあとは、大腸内で大量の臭い物質ができます。悪玉菌が増えると、臭ったガスが出てくるほか、体臭もキツくなり便も嫌なニオイを発するようになります。

また、ストレスによっても臭いガスが出てきます。ストレスや身体の疲れによって胃や腸などの消化器がうまく働かなくなり、腸内細菌のバランスが崩れるためです

腸内細菌の種類って?

 身体に良い働きをする善玉菌
 身体に悪い働きをする悪玉菌
 どちらでもない日和見菌

腸内では善玉菌と悪玉菌が定住するための住処を争っています。善玉菌が多くなれば悪玉菌が減りますが、その逆のパターンもあります。

できることなら、善玉菌が増える生活習慣を心がけてくださいね。

おならの回数を少なくする方法!

オナラが出来る原因が分かったところで、具体的な対策を考えていきましょう。

1.早食いをやめる

オナラは食べ物と一緒に飲み込まれた空気も混じってできています。口から空気を飲み込み過ぎないようにすることで、発生する材料を減らすことができます。

早食いをすると、食べ物と一緒に空気まで飲み込みます。食事をするときは、しっかりと噛んで唾液と食べ物を混ぜ合わせてガス抜きをしてくださいね

早食いをしない秘策!

ゆっくり口に運び、しっかりと噛む!

食事のペースをゆっくりとすることで、口から入る余計な空気の量を減らすことができます!

2.歯をかみしめるクセをやめる

集中や緊張をしているときに、無意識に歯をかみ締めるクセはありませんか?実は「歯をかみ締めるクセ」が、なんとオナラの回数を増やす原因になるのです!

チカラが入っていない自然の状態では、上下の歯はくっついていません。でも、何かに集中すると歯を合わせて噛み続ける人が多いのです。

噛むことによって唾液が出ます、そのたまった唾液飲むときは空気も一緒に飲み込みます。空気を飲み込み続けると、お腹がはってゲップやおならの原因を作るのです

歯をかみ締めるクセがあるかチェック!

 ほほの内側に白い筋がある
 舌の両脇に歯形がついている

もし歯をかみ締めるクセがあると判明したときは、集中しているときなどに息を『ふー』と吐くようにしてください

息を吐いているときは歯をかむことができません。習慣化させて歯をかむ回数を減らしていきましょう

3.炭酸飲料を控える

炭酸飲料には二酸化炭素が含まれています。口から飲み込まれた炭酸飲料は胃腸まで届いてゲップやおならとしてガスを排出しようとします。

体内にガスを入れると入れた分だけガスを出そうとするのが、カラダの正常な働きです。

飲み込んだガスは口から身体の外へ排出されますが、出せなかったガスはオナラの原料となります

炭酸飲料を多く飲めば飲むほどにオナラを増やしているのです。回数を減らしたいのであれば、身体に余計なガスを入れないことを意識してくださいね。

4.おならを上手にだす

腸内ガスのほとんどは、便と一緒に排出されるのでトイレのときはできるだけ多くのガスを出すようにしてください

このときは、左の下腹部あたりの腸をもむようにマッサージすると効果的です。腸に刺激を与えることによって、老廃物の排出を促します。ガスを上手に出すには、腸内でためないことが必要です。

オナラをためないポイントは?

 腸を動かす
 姿勢をよくする

姿勢が悪いと呼吸が浅くなり、肺からのガス交換が悪くなります。血液中の二酸化炭素濃度が上がると腸内にもガスがたまりやすくなります。

また、ガスは大腸の曲がり角にたまりやすいので、寝る前にベッドの上でころころ回転をして腸を動かしてください。翌朝のトイレのときにガスが出やすくなりますよ(fa-smile-o)

おならのニオイを防ぐには?

オナラの回数を減らせたら、ニオイも防ぎたいですよね。臭いを減らすようにする3つの方法を意識した生活を送ってくださいね♪

1.タンパク質やニオイの強い食品を避ける

肉や魚などのタンパク質が腸で細菌に分解されると、アンモニア、硫化水素などのガスを発生させます。

これらは強いニオイ成分なので、オナラの臭いに影響してくるのです…。タンパク質の分解には悪玉菌が必要なので、肉などを食べ続けていると悪玉菌が増えていきます。

また、タマネギやニンニクなどの食べ物は硫黄分を多く含んでいるので腸で分解されるときに、アンモニアや硫化水素を発生します。このため臭くなるのです


しかし、匂いが臭くなることを気にしすぎてタンパク質などを避けすぎると大切な栄養素が摂取できなくなる事態に!

栄養バランスを考えながら、ニオイの元となる食品と上手に付き合ってくださいね♪

2.食事をしっかりとって便通を良くする

便秘になると食べた物が長い間、腸内にとどまるので腐敗が進み臭いの原因になります。

毎日トイレに行く習慣を作って、腸にたまったガスをためずに出すようにしてください

老廃物を排出するための強い味方は、食物繊維です。レンコン、ごぼうなどの繊維質を多く含む野菜を毎日のメニューに組み込んでくださいね。メカブやもずくなどのぬるぬるした成分も腸の働きを促します。


また、発酵食品は善玉菌を増やしてくれます。

などを積極的にとると、大腸の善玉菌が増えて腸内環境が整うのです。反対に悪玉菌が増えると腸の中が異常発酵してオナラが出やすくなるので、善玉菌を増やす食生活にシフトすることをオススメします♪

3.ストレスをためない

大腸は不安や緊張などのストレスに敏感に反応します。ストレスは胃腸の働きを悪くして、腸にたまった老廃物が上手に排出できなくなります。結果として腸内細菌のバランスが崩れて悪玉菌が増えるので、オナラも臭うようになるのです。

ストレス発散を心がけてリラックスをしてくださいねスポーツクラブなどで軽い運動をして身体をよく動かすと、心が軽くなって腸の動きも活発にしてくれますよ!

おならは我慢するのではなく、うまく出す!

オナラってできれば出したくないけれど、腸内にたまった腐敗物の排泄のためにはなくてはならない身体の大切な働きです。

我慢をするのではなく、量を減らして上手に出す工夫を続けてくださいね

などの生活習慣は「オナラを作る原因」や「悪臭の素」となりますので、できればなくすように心がけてくださいね。


腸内の善玉菌を増やして腸内環境を良い状態でキープできれば、ニオイを防ぐのはもちろんアンチエイジングの効果も期待できます。

老廃物がきちんと排出された身体は、ビタミンなどのお肌に必要な栄養素がしっかり吸収されて、肌荒れやむくみのトラブルからも解消されますよ

胃腸が若返ると肌年齢も若返ります。胃腸に良い習慣を続けて、おならの悩みとサヨナラして美肌もゲットしてくださいね