同棲って寂しい・彼氏との生活でカノ女が孤独を感じること

同棲してるのに寂しいなんてヘンじゃない?彼氏を独り占めできる時間が増えるのに淋しいの?という疑問を抱くのは、同棲未経験の方かも知れませんね^^実際は同居しているからこそ孤独になることがあるんですよ…。

彼氏と同棲していても寂しいこと

これらは好きな人と同棲する前に抱きやすい幻想です…。

不幸なことに同棲したことによって”慣れ”や”飽き”が生じたり、家族のような感覚になって精神的にラクになるのと比例して胸のトキメキが失われ、その結果「ただの同居人」と化してしまうケースも少なくありません。

一瞬たりとも離れていることに耐えられず、二人で幸せな時間を24時間共有することが叶うと信じて同棲生活をはじめたものの…、独りで居るときよりも寂しいと感じることが増えていくこともあります。

彼氏が(に)冷めた、飽きた、嫌いになったなど理由は様々ですが、結婚している夫婦のように暮らしているのに心や生活にすれ違いが生まれ、寂しさや虚しさを抱える日々ほど辛いものはないですよね…。

では、「彼女が彼氏との同棲生活で寂しさを感じること」にスポットを当てて紹介します。

1.休日に独りになりたがること

最初は休みのたびに映画を観に行ったり買い物に行ったりと週末デートを楽しんでいたのに『どっか行こうよ』と誘っても断られることが増えて、一人で外出したり趣味を楽しむために部屋に閉じこもるようになる。


当然のことながら同棲する前は、2人で会うには「デート」という形が必要だったわけですが、一緒に暮らしたことによって、いつでも2人でいられる状態になったわけです。

そして『別にわざわざ出かける必要ないじゃん』みたいな理屈になってきて、終いには『たまには彼女から解放されたい…』という心理に…。

せっかくの休日も相手にしてもらえなくなった彼女は自分が必要とされていないような気がして、誰よりも彼氏の近くにいるはずなのに寂しさを感じ、別々に暮らしていて週末デートを楽しみにしていた頃が懐かしくなるのです…。

2.ダラけた姿ばかり見せられること

仕事などで疲れているときに、誰に遠慮することもなく自宅で寛ぎたいと思うのは当然のことなのですが、休みの日にダラダラ寝てばかりいる生活を繰り返しているうちに、だんだん覇気がなくなりキラキラして素敵だった彼氏の面影がゼロ…。

彼女の目の前でもオナラをしたり、ボロボロになったパジャマを着たりと…、同棲初期の頃には考えられないくらい醜い姿を平気で見せられるようになる…。


2人で一緒に暮らす夢が叶ってしまったことにより、彼は必死になって彼女を振り向かせるためにカッコつける必要がなくなってしまったのです。

自分の気を引くための努力を怠ってズボラな男に変身したカレ氏の姿を見ると『自分はオンナとして価値がなくなった…』と寂しくなるのです。

3.彼女の行動に無関心になったこと

以前はカノジョが女友だちと遊びに出かけることや長電話に嫉妬して怒ったり気にしていた彼氏が、夜遅くまで飲み歩こうと友達の家に外泊しようと心配する素振りもなく何も言わなくなる…。

また、彼自身も行動を制限されたり質問されるのを嫌がるようになり『自分も好きなようにしたいから自由にやりなよ』と、クールに言われる始末。


当初はラブラブだったカップルでも、同棲という日常生活のなかではさまざまな出来事が起こるので『この人には言うだけムダ…』と思うようなことに関しては、改善を求めるために文句を言うパワーさえ失って諦めモードに入ることがあります。

確かに激しい束縛や干渉され過ぎるのは鬱陶しいものですが、好きな人が自分にまったく興味を示してくれないと『愛情がなくなったのでは?』と、不安や切なさが溢れてくるものなのです…。

4.趣味に没頭して相手にしてくれないこと

同棲して生活が落ち着いてきたタイミングで、彼女に夢中だった頃に中断していた趣味を再開するのはよくあることですが、それは彼氏に放置される苦しみが訪れる前兆でもあります。

趣味と恋人との価値はまったく違うものであって、比べること自体が間違っていると分かってはいるものの、趣味ばかり優先して休日ランチや映画デートも全部スルーされ続けると、付き合っている意味を見出せなくなった彼女は悲しくなり寂しい思いをします。

5.会話を続ける努力をしてくれないこと

長年連れ添っている夫婦が空気みたいな存在になり、会話が減ってしまうのはよくある現象ですが、同棲中で結婚する前なのに「極端に」会話がなくなってしまうのはチョッと早すぎるようで寂しくなりますよね…。

倦怠期を迎えたマンネリカップルの大きな悩み事のひとつですが、やっぱりお互いの意思疎通のために会話はとても大切なコミュニケーション手段。


また、二人の間に漂う微妙な空気を何とかするために『話そう』という意思さえ彼氏から感じられず、話かけても『あっそう』『それが何?』といった素っ気ない返事しかもらえなくなると、彼女として大事にされていないような気持ちになり寂しさに拍車が掛り危機感を覚えるようになります。

話をしなくても穏やかな空気が流れて苦にならない関係ならば良いのですが、単純に彼女に飽きて興味がなくなったことがバレバレの冷たい態度をとられると、同棲していても不安になるだけで幸せな未来を描けなくなるのです…。

物理的な距離が近くても心が遠ければ寂しい

同じ箱の中に一緒に入っているからといって、必ずしも愛が深まるとは限りません。返って逃げ場がなくなってしまうことにより、飽きてしまったり、お互いの欠点が目につき嫌悪感を覚え「離れるための努力」をするようになることがあります。

反対に、別々の箱に入れられると『何とかして会いたい』という想いが募り、それぞれ「会うための努力」をするようになります。


同棲生活の中で寂しさを感じるのは「AがBに」または「AもBも」”二人の生活に慣れた”ことが原因のひとつかも知れません。それは決して”嫌いになった”のではなく、単純に一緒にいることが当たり前になっただけで、多くのカップルが経験すること。

今後、二人(AとB)の関係の行方を握っているのは、お互い相手への”おもいやり”です。

同居している家族だって、それが欠けるとギクシャクし”家族でいる意味”を見出せなくなるように、人生に於いて、まだ「恋愛」というステージに立っている恋人同士なら尚のこと、相手の気持ちに寄り添えるかどうかが2人の恋の行方を左右するのです。