彼氏と別れそうなときほど冷静に!
付き合っている彼氏との関係が微妙になってくると、誰だって『もしかして私たち、このまま別れちゃうのかな?』と、不安に感じますよね。これ以上、2人の関係を悪化させない方法があればいいのですが、思いつめているときって一人で考えていても答えが見つからないものです。
では、カップルが別れる原因になりやすい、以下5つの危機を感じるケースごとに対処法を紹介します。
- ケンカが多い
- 彼が冷たい
- マンネリ
- 会う回数が減った
- 彼氏の浮気
1.ケンカが絶えない場合
昔は仲が良かった時期もあったのに些細なコトでのケンカが増えると、愛が冷めたような気がして別れの予感が頭をよぎりますよね。
こんなときは一体どうすればいいのでしょうか?
対処法その1
モヤモヤの原因をハッキリさせる
まずは、「どうしてケンカに発展したのか?」をハッキリさせます。そうしないと一時的にケンカが納まっても、同じコトが原因でケンカを繰り返すだけ。
デートする度に口喧嘩をするなど争いの日々が続くと、自分たちの価値観の違いや相性の悪さが原因だと思い込み、二人は歩み寄れないのだと別れを選択したくなるものです。
なので、まずは冷静にケンカの原因に追及し、2人が納得できる解決方法を見つけ出すことが大切。そうすればケンカの回数も減り、デート中の張りつめた嫌な空気からも解放されます
対処法その2
言葉遣いを見直してみる
もしかしたら、より大きなケンカに発展する原因は、アナタの言葉遣いにあるのかも?
- 『てめえ』
- 『ふざけんなよ』
- 『バカヤロー!』
怒りの感情が爆発してケンカになったとき、彼氏の神経を逆撫でするような言葉を浴びせていませんか?
鬼のような形相で罵倒するような言葉を投げかけられたら、いくらケンカ中のこととはいえ『俺たちは修復が難しい状況になっている』と、彼氏は錯覚を起こします。また、キツイ表現は相手の心を傷つけて深いシコリを残すだけ。
イラッとしている時ほど冷静で丁寧な言葉づかいを心がけることで、別れに繋がる大喧嘩を避けることも可能に
対処法その3
冷静になるまで話合わない
ヒートアップしているときに彼と話合おうと思っても、感情的になっていると余計にケンカを悪化させるだけ。
確かに、歩み寄るためには話合いが欠かせないのですが、カリカリしているときは一触即発の状態をつくりだすリスクが高まります。
話合いをする前にコレ大事!
ちょっと1人になる時間を作る
お腹が減っていたら軽い食事をとる
冷却期間をもうけて、心を落ち着かせてから話合いに臨むと『私こんなコトで怒っていたんだ…』と、割と簡単に解決策が見つかったり、素直に謝ることもできるように
2.彼が冷たくなった場合
付き合っていた当初のラブラブだった頃が嘘のように、彼氏が素っ気なくなったりLINEやメールの返信も遅れるようになったりすると、マイナスなことばかり考えて不安になってしまうものですよね。
- 『私を嫌いになったのかな?』
- 『浮気しているのかな?』
と…、被害妄想は膨らむものの真相を確かめる術が見つからない状態が続き、一人悶々と別れの恐怖に怯えているとき、どうすればいいのでしょうか?
対処法その1
素直に聞いてみる
彼女への気持ちに変化があったからではなく無意識のうちにとっている行動だったりするので、もし、彼氏の態度に悩んでいるなら遠慮しないで『最近、冷たいけど何かあった?』と、直接聞いてみることをオススメします。
- ちょっと疲れていた
- 何となく気分が乗らなくて
意外にもホッとできるこんな答えが返ってくることも多いのです
また、ちゃんと不安を伝えることによって、いつの間にか彼女を悲しませていたことを反省した彼が態度を改めてくれることも期待できますよ。
理由を聞いても『別に…』としか返答がない場合
もし、思い切って彼氏に不安をぶつけてみたものの状況が改善されないのなら、彼の態度を真似てアナタも冷たい態度で接してみて下さい。
これは『どうせ何をやっても怒らないから…』と、彼女の愛情にあぐらをかき、傲慢になっている彼氏に『マズイ!彼女が怒った』と、焦りを感じさせお灸を据える効果があります。
対処法その2
「目には目を」で反撃する
優しさや従順さが長所だとしても、言い成りになっていては男を調子に乗らせるだけ。たまには怒った姿を見せて、彼に”危機感”を与えて下さいね。
対処法その3
謝る
彼氏の気持ちが離れていった原因は、アナタの“行動”にあったのかも知れません。もし、心当たりがなくても『きっと嫌な思いをさせたんだよね?ごめんなさい…』と、先に頭を下げてみて下さい。
もし、彼氏が言葉に出さなくても日頃から不満を抱えているものがあったのだとしたら、彼女からの謝罪がキッカケでちゃんと正直に話してくれるはず。そうすれば彼の気持ちも収まって、元通り仲のいいカップルに戻ることができますよ。
3.マンネリを感じる場合
付き合っていれば、1度は訪れる“倦怠期”。一緒にいても楽しくなくてドキドキしない雰囲気に包まれたデートが続くと、お互いが『別れたほうがいいのかな…?』と、沈んだ気持ちになっていきます。
多くのカップルが一時的なマンネリ現象を乗り越えられず、別れに至ることもあるマンネリに突入したらどうすればいいのでしょうか?
対処法その1
無理に会話しようとしない
デートをしていてもお決まりパターンが続く時期に入ると、会話もなくなり沈黙が続きます。そうなったとき、その場の雰囲気を改善しようと焦って無理やり会話を盛り上げようとしちゃうのですが、ここで冷静さを失ってはいけません。
ぎこちない会話を無理に続けると余計に空気が、おかしくなるので、あえて『私達はこの沈黙も楽しめるぐらい絆が深まっているんだ』と気持ちを切り替えて、シーンとなったシチュエーションを受け入れて下さい。
恋人との会話が弾まないのは「お互いに愛情がなくなったから」ではなく、ただ単純に「話題がないだけ」ということも少なくありません。
会話に苦しんでいるのならデートの回数を減らし、彼氏と合わない時間に新しい趣味を始めて提供できる情報のインプットに励んでみて下さいね
対処法その2
行ったことがない場所へデートに行く
マンネリの一番の原因は、何と言っても“慣れ”です。もしかしたら毎回のように同じお店にご飯を食べに行くなど、ワンパターンなデートプランに彼氏は飽きてしまっていることも十分考えられます。
この場合は、新たな刺激を感じられる未知のデートスポットに出掛けることをオススメします。2人で新しい体験をすることで新鮮さが蘇ってくるので、マンネリを脱却するキッカケを掴むことができますよ
対処法その3
友達も交えて大勢で遊ぶ
何をやってみても2人きりで過ごす時間がつまらなく、ひきりなしに「別れ」が頭をよぎってくるようなら、彼氏や自分の友達も誘って複数人でのデートをしてみて下さい。
気まずい沈黙の時間も他の人がカバーしてくれるし、みんなでワイワイ楽しんでいるうちにあっと云う間に時間が過ぎていきます。
また、グループデートをすると「共通の話題が増える」という大きなメリットがあり、その後2人きりになっても『あの時のタロウ面白かったよね?』などと、自然に会話が盛り上がるようになりますよ
4.会う回数が減った場合
好きな人とはずっと一緒にいたいと思うものですが、彼氏をデートに誘っても『ごめん…今週は忙しいから』と、断られてばかりで会う回数がどんどん減っていく…。
会いたいのに会えない状況が続くと心がザワザワして不安に押しつぶされそうになります。では、どうすればいいのでしょうか?
対処法その1
同棲をしてみる
もし、彼も『会いたい』と思っているのに本当に何らかの事情で会う時間をとれないといのなら、同棲をスタートするのも状況を改善する方法のひとつ。
これなら「会えない」という根本的な問題が解決できます。
対処法その2
工夫して“プチデート”をしてみる!
お客様の都合で休日返上も当たりまえの営業職だったり、部活の練習に朝から晩まで明け暮れているなど、本当に彼氏が忙しいのなら丸1日デートするのは結構大変なこと。
だからといって、完全にデートを諦めるのは2人にとって良いことではありません。だから、少しでも直接、愛情を確認するためにプチデートは必須!
- 出社(登校)前に会う
- 15分だけ会う…
と…、僅かな時間を活用してデートをするのです。これなら相手の負担も減るし、会う回数を増やすこともできます
対処法その3
連絡の回数を減らす
彼氏と会えずに別れへの不安が募っているときこそ、メール、LINEなどでの連絡を意識的に減らすようにします。
浮気の心配からひっきりなしに何度も連絡をするのは、束縛されていると思われウザがられるだけなので逆効果。恐らく『彼氏と別れそう…』という悩みを抱えている女性は、以下のような連絡パターンになりがちなのでは?
- 寝る前に何度もメッセージを送る
- 彼が電話に出るまで何度もかけ続ける
- 彼が飲み会に行くと心配でLINEを連投する
- 既読(未読)スルーされると怒りの電話を入れる
これでは彼氏の心はどんどん離れて行ってしまいます。
彼氏に愛されているのか確かめたいという気持ちが強くなるほど、その想いに比例して連絡回数が増える傾向があると自覚しているのなら、それは墓穴を掘る行為なので「減らすこと」を忘れずに!
5.彼氏が浮気している場合
2人の関係を大きく左右するパートナーの浮気。カレの態度などから『もう、彼が自分の元に帰って来ないかも…?』と、確信めいたものを感じると一緒に居るのが辛くなって別れを決意したくなりますよね。
でもちょっと待ってください。決断を下すのはまだ早いかも?
対処法その1
浮気の程度によっては見逃す
「浮気の定義」は人それぞれですが…、ちょっとした彼氏の“出来心”で他の女性とご飯を食べた程度なのであれば、目を瞑っておくことで「彼が過ちに気づき彼女のもとへ戻ってくる」など、状況が好転することがあります。
もちろん許せない境界線というものはありますが、『何で浮気したのよ!』と問い詰めたところで彼氏が本当のことを話す可能性は低く、また、責めたことがキッカケで決定的なヒビが2人の間に入ってしまうことも…。
対処法その2
2度目の浮気なら「表では許して、裏で証拠を握っておく」
浮気をするのが2回目なのであれば、もう「ちょっとした出来心」なんて言い訳は通用しません。とはいえ、悔しさを乗り越えて彼女が許せなければ別れに繋がってしまいます。
もし、まだ『彼を許したい、信じたい』という気持ちが残っているのであれば、表面上は特に怒った様子を見せず平常心を保つしかありません。
ただし、また浮気を繰り返したときに『これで何回目だと思っているの?』と、決定的な切り札として使用するために浮気の証拠だけは残しておいて下さい。
対処法その3
何度も浮気するなら、正面から向き合う!
1度や2度の浮気ではなく、何度も繰り返すよう浮気癖が付いている男性には白黒ハッキリさせる必要があります。
- どうして浮気をしたのか?
- 誰と浮気したのか?
- これからどうしたいのか?
この3つについて、お互いが納得できるまで話合い「別れる・別れない」いずれにしても納得のいく答えを出してくださいね。
別れることがベストな場合もある
好きな人と恋をしていると嬉しさや楽しいことがある反面、辛くて悲しいこともたくさん経験するものですよね。しかし、そこで『しんどいから…』と、投げやりになるのではなく諦めずに彼と向き合うことで2人の関係に良い兆しが訪れてくることがあります。
【ケンカが多い】
- 原因を知る
- 言葉づかいを改める
- 怒っているときは独りになる
【彼が冷たくなった】
- 理由を聞く
- 彼にも同じ思いをさせる
- これまでの態度を振り返ってみる
【マンネリ】
- 無理に会話をしようとしない
- 普段行かないような場所へデートに行く
- 友達と一緒に大勢で遊ぶ
【会う回数が減った】
- 一緒に住む
- 僅かな時間でも会う
- 過剰な連絡をやめる
【彼氏が浮気している】
- 初めてならスルーする
- 2回目なら表面ではスルーし、証拠は掴んで、おく
- 何度も浮気するなら結論を出す
彼氏と上手くいかずに苦しんでいるときは、我慢して「別れないこと」がベストで賢い選択とは限りません。どんなに愛しても二股をかけたり、無視をしたり、バカしたり、いっつもイライラして彼女を苦しめる彼氏と一緒にいるよりも、一歩踏み出すことでもっと大きな幸せを手に入れられることもあります。
ただ、問題なのは…、彼氏と別れそうで不安な状況になったとき、女性は焦りから感情的になって自分が損をする行動をとってしまうこと。
そうすると、彼の心がますます離れていき、自分の立場が不利になるなど事態を悪化させることになるので、不安で堪らないときほど冷静な対応を心掛けてくださいね!