女性に対して憧れを抱くポイントは男と女では違う!
- 「女が同性として憧れを抱く女性」
- 「男が恋愛対象として憧れる女性」
この2つのタイプには、ビミョーな違いがあります。
女友だちなど同性から『ああ素敵 』と憧れを抱かれる女性って、意外と男性からはモテなかったりするのですよね。
また、その反対に同性からは『あんな女のどこがイイわけ?』と評判の悪い女性でも、男ウケは抜群でモテモテだったりするから不思議です。
では、それぞれの憧れの女性の特徴を挙げてその違いを探り、どうして異性と同性では憧れの対象にズレがあるのかを考えてみましょう。
「男が憧れる女」の特徴
女性が自分には無い「男らしさ」を男性に求めるように、男性も彼らが持っていない「女性ならではの細やかな気遣いや癒し」などに心を奪われるようですよ
1.包み込んでくれる女性
自分を包み込んでくれる安心感を与えてくれる女性に対して、男性は構えずカッコつけずに自分の思っていることを自然に語ることができます。
男性の言う「女性の包容力」というのは、慌てず、騒がず、落ち着いて自分の言動や行動を、すんなりと受け止めてくれるということ。そういう包容力はある程度、精神的に成熟した大人でなければ発揮できないものなので、男性は信頼し尊敬しちゃうのです。
そして、相手の包容力を感じられるシーンのひとつが「会話」なのです
男が憧れる理由
聞き上手だから
⇒ 自分の話に興味を持って熱心に聞いてくれる
促し上手だから
⇒『え? それでどうしたの?』と会話を続けやすくしてくれる
褒め上手だから
⇒ 絶妙なタイミングで自分が自信を持っていることを褒めてくれる
2.明るい女性
やはりデートするなら楽しく過ごしたいもの。たまには信頼している恋人同士にしかできない深刻な相談などをすることはあったとしても、基本的には明るく過ごせる関係を望んでいます。
男性は気を遣ったり考えこむことを得意としないので、いつも暗く落ち込んで愚痴や弱音ばかりこぼしたり、話かけてもダンマリ決め込むネガティブな雰囲気が苦手です。
『オトコは女の涙に弱い』と言いますが、それは女性の涙にドキッとして惚れてしまうのではなく、どういうリアクションをとって良いのかわからず「とりあえずご機嫌を取るしかない」というケースが圧倒的に多いのが事実。
男が憧れる理由
物事をポジティブに受け止められるから
⇒ マイナス思考の女性はNG
いつも精神的に安定していて安心できるから
⇒ 常に体調の悪さを訴える女性はNG
物事を自分で決められるから
⇒ 優柔不断でウジウジしている女性はNG
また、ここでいう「明るさ」とはハイテンションの元気いっぱいで口が達者な女性とはチョッと違います。多少、口数が少なくても、ガンガン積極的に行動できない大人しいタイプでも良いのです。つまり「心持ちが明るい」ということ。
3.いろんな顔をもっている女性
どんなマジメそうな男性でも浮気心を秘めているものだと言われていますが、世の中にはいろいろなタイプの魅力的な女性がいるので心が移ろいでしまうのも無理ありません。
ツンツンとして近寄りがたい女性に惹かれることもあれば、甘えてデレデレしてくる女性を可愛いと思うこともあるのです。
だから、一人で何役も自然と演じたり周囲の空気を的確に読み取って自在に表情や態度を変えることができるカメレオンのような女性は、男性にとって理想的な姿なのです。
男が憧れる理由
小悪魔的な女性が好きだから
⇒ 振り回されたい願望
公私のケジメをつけられるから
⇒ 2人のときはデレデレだけど友人や家族の前では控え目
ドキドキとマッタリの両方を感じたいから
⇒ メリハリがあってが楽しい
4.ミステリアスな雰囲気の女性
自分の過去の恋愛遍歴や子どもの頃からの経歴などを、ぜぇ~んぶ語りたがる女性がいますね。
そういう女性は正直で『好きな人に自分のことを全て知ってもらいたい』という素直な性格の持ち主なのでしょうが、オトコというものは探っても知る事ができない部分を持った女性に惹かれる傾向があります。
元カレのことを訊ねられても、遠い目をして『昔のことだから…』などと曖昧にはぐらかされたりしたら彼の妄想と独占欲は暴走開始。『前の彼氏とどんな付き合いだったのか?』『まだ未練があるのではないか?』『浮気でもしているのではないか?』という疑いが消えず胸がザワつき勝手に嫉妬することに苦しみながらも、ある種、恋愛ならではの喜びを感じています。
男が憧れる理由
謎めいているところに魅力を感じる
不安だけど想像をかきたてられる
度を越す秘密主義を貫くと信頼されなくなりますが、程よく謎の部分を残しておいてくれる女性との恋愛に潜んでいるドキドキを味わいたいという男性は多いのです。
5.良い香りのする女性
男性は女性に比べて臭覚に敏感なのかも知れません。通りすがりにストレートのロングヘアから漂うフローラル系のシャンプーの匂いを嗅いだだけで恋しちゃう男性もいるほどです。
またキツイ匂いの香水よりも洗剤や柔軟剤の匂いに惹かれるのは、幼いころに嗅いだ母の生活の匂いなのかも知れません。女性の香りによってドキッと胸がときめいたり、リラックスして安心できたりと、女性の香りは男性にとって「女らしさ」に通じるものなのです。
男が憧れる匂い
シャンプーやリンスの香り
洗濯洗剤や柔軟剤の匂い
清潔感のある香り
女が憧れる女性の特徴
ドラマでもサバけた男前のキャラクターを演じた女優さんが、女性が好きなタレントランキングの上位になるなど、同性から憧れられる女性像から判ることは「オンナ」を全面に出し過ぎないのがポイントみたいですよ。
1.媚びない女性
- 自分の意見をハッキリと言える
- 孤立しても毅然としている
『女は群れたがる』と言われますが、一人では心細くなることってありますよね。また、周囲から孤立することを怖れて、自分の意見を言い出す自信や勇気が持てないこともあります。
だから、リスクを負うことを覚悟で周囲に媚びず甘えずに、自分の意見をハッキリ主張できる”男気溢れる女性”は、同性にとって憧れの存在なのです。
2.器用な女性
- 裁縫が得意で自分で洋服や浴衣が縫える
- 残り物で美味しい料理を手早く作れる
- 筆文字が美しく書ける
自分で着物の着付けができる、絵やイラストが上手、ピアノが弾ける、など、自分にはないスキルの持っている女性は同性にとって尊敬の対象。
外見の美しさではなく、その人自身の持っているスキルに憧れるのは、ある意味、女性特有の心の奥に秘めた嫉妬心や羨ましさが影響しているのかも知れません。
3.センスの良い女性
- コーディネートが上手
- 自分なりのファッションスタイルを持っている
ファッション雑誌や流行などを気にせず、自分の個性を充分に活かしたスタイルで生きている女性には自信が感じられ、ファッションに限らずインテリアやガーデニングなどでも自分の感性を信じて、オリジナルのコーディネートができる女性も憧れの的ですね。
既成の概念に捕らわれず自由な発想で生きていて、更に満たされた生活をしているように見えるからかも知れません。
4.面白くて楽しい女性
- 話が上手で楽しい
- ギャグセンが高くて笑える
一緒にいると、その場が明るくなり、話も面白いので楽しいという女性は同性から圧倒的な人気があります。どんな悲惨な失敗談でも、おもしろおかしく話すので、つい皆が笑ってしまうような雰囲気を作り出せる女性です。
単なるお喋りではなく面白い話のできる人は、場の空気を読むのも上手なので変に浮いたりすることもありません。同性はその絶妙な話術やリアクションのタイミングの巧さに感心し、絶対的に恋のライバルにはなり得ない「捨て身の根性に敬服」しているのです。
5.カッコ良さをアピールしない女性
- 女性アスリートのような自然のカッコ良さ
- カッコつけないところがカッコイイ
『私は、デキル女よ』『ほら、私って美人でしょ』と言葉に出してアピールしなくても、心の中で自信満々でいると、その胸のうちは同性からは見破られてしまうものです。
- 周囲にカッコイイところを強調したい女性
- プライドを持ち、心の中に「カッコ良さ」を抱いて日々、生きている女性。
さて、同性から好かれるのはどちらのタイプでしょうか?
正解は後者の女性
周囲に対しての「見栄」ではなく、自分に対しての「こだわり」を貫いている男気が、小細工しなくても自然体でカッコ良く、女性たちのハートを掴んでしまうのです。
男が憧れるのは「夢を壊さないオンナ」
男性と女性とでは、「憧れ」の基準がずいぶん違いますが、その原因のひとつとして「男が女いうものを理解していない」ことが考えられます。
姉妹の中で揉まれて育った男性は、本来のオンナの姿の良い面も悪い面も知り尽くしているので、パッと見の外見に惑わされることが少なく、内面を重視することが多いと言われています。
残念ながら女性への免疫が少ない環境で育った場合は『女とはこうあるハズだ(ベキだ)』という夢のような理想像を追いかけて、そのまま誤解しながら生きて行く可能性大。
でも、いつかは男性とそれほど変わらないオンナの実態を知ることになり、憧れを抱いていた頃を懐かしく切なく思い返す日が来るのかも(笑)
女性自身は「オンナの実態」を知り尽くしているので、男性の目線や評価を気にせずに男気を感じさせる振る舞いを堂々とできる女性に憧れるのかも知れませんね。