恋に破れて振られて”失恋うつ発症中”少しずつ立ち直る処方箋

『自分は誰にも愛されないオンナなんだ…』と、すっかり自信を喪失して鬱っぽくなってしまうなど失恋が心に与えるダメージって大きいですよね。たかが恋なのに、されど恋なんですね…。

失恋うつの重たい気分を軽くする方法

出会いもあれば別れもあるように、誰かに恋をしても夢が叶わないこともあります。今、この瞬間も世界中で「失恋した人」が誕生し続けているハズ。


失恋のショックから立ち直ることは簡単なことではありませんよね。

きっと皆さんの中にも、好きな人に振られたり、相手が彼女持ちだったり、告白もしていないのに脈ナシなのが態度からハッキリ伝わってきて一人撃沈…、など、恋に破れたり泣き明かす長い夜を経験したことがあるのではないでしょうか。


また、忘れようとしても、ふとした瞬間に『こんな時はいつも彼と一緒だったのにな…』と楽しくて幸せだった頃の思い出が蘇ってくることもあり、一緒に聴いていた音楽が立ち寄ったお店で流れると急に悲しくなって涙が出てくることも…。


こうやって過去の出来事を思い出しては気持ちがどんより重たくなり、人生さえ嫌になったり何をする気も起きないことが続くようなら、それは”失恋うつ状態”なのかも?

一日でも一刻でも早く、終わった恋の呪縛から抜けだして沈みがちな心をフッと軽くして、少しずつゆっくり立ち直る方法を紹介します。焦らず試してみて下さいね。

1.自分には縁がなかった人だと理解する

出会いも別れもひとつの運命なので、出会った人と別れてしまうことになったら『この人ととは縁がないから離れることになったんだ』と、自分に言い聞かせて現実を受け止めることによって、心の傷は少しずつ癒されていきます。

そしてこう考えてみる

・運命の男は一人だけじゃない
・フラれた経験を次の恋愛に役立てる

▼実際に、大失恋をした後に出会った人と幸せな恋をして『あの時、あの人と別れて良かったんだ』と実感する女性も多いのです。
だから、失ってしまった恋の記憶に縛られ、動き出している外の世界へ目を向けないのは勿体ないこと。

こうしてみる

・少しずつ周りを見渡してみる

▼一歩踏み出すことで、自分と赤い糸で繋がっている男性との恋が待っているかも知れませんよ。

2.相手の「選ぶ権利」を認めてあげる

別れてしまった彼が忘れられないがために、相手の悪口を言って気を紛らわせようとする女性もいますが、それは周囲からの信頼を失うことになり良い出会いのチャンスを逃してしまうことに…。

悪口を言いたくなるのは…

・自分を拒絶して、受け入れてくれない相手に腹が立っているから。

▼”振られてしまう”ということは『俺が求めているのは君じゃない』『君はもういらない』と言われているようなものなので、相手へ尽くした女性ほど『なぜ?』と傷つき、怒りが湧いてくるのも当然。

でも、別れた相手の悪口をSNSにアップするなどの行為は、結果的に自分自身も嫌な思いをする行動。


『ずっと一緒だよ』『結婚しようね』と約束していたことも、あっさり彼の浮気や心変わりで裏切られてしまったら、悔しくて怒りをぶつけなきゃ気が、おさまらないこともありますね。

でも、自分を振った相手にも”人生の選択をする権利”があり、『私を嫌いになるなんて許せない』と主張しても、残念ながらどうしようもないこともあるんです…。


振られてしまった側は、どうしてもこう考えてしまいがち。でも、そうとは限りません。

いずれにしても恋が終わった時点で『今後、どう生きて行くか?』によって、その後の幸せが左右されます。腹いせに相手を攻撃して、自分の幸せを壊す必要はありません。

3.無理に忘れようとしない

振られちゃうと『ツラい思い出なんて、完全に忘れてしまいたい』と、無理やり記憶の中から消し去ろうとしますが、そうはいきません。すると、いつまでもウジウジしている自分のことがもっと嫌になって落ち込んでしまう原因に…。


でも新しい恋でもしない限り、胸がキュ~ンと締めつけられる”切なさ”とは長い付き合いになることは覚悟して。

『いずれまた、誰かに恋するときまでは彼のことを思い出して当然なんだ』と、波のように襲ってくる感情の変化に身を任せてみることも、ツラい失恋期を乗り越えるためには必要なのです。

4.自分を可愛がってあげる

『自分は振られたダメな女』『私みたいな女だから振られたんだ…』と、失恋した後はどうしても自己嫌悪に陥ってしまいます。誰かに「選ばれなかった結果が失恋」なので、すぐには希望なんて持てませんよね。

でも、せめて”自分だけ”は、自分のことを『よく頑張ったね』とホメてあげて下さい。



▼”自分を労わってあげる”ことによって、ガス欠状態だった心にエネルギーを注入することができますよ。

側にある「愛」で心を癒して

振られて自暴自棄になると、ネガティブ思考になり『自分は世界一不幸だ』と思い込んでしまうのが、失恋うつになったときの特徴のひとつ。


でも本当にそうでしょうか…?


落ち込んで苦しんでいるアナタのことを心配して、静かに見守ってくれている”家族や友人”、立ち寄ったお店で元気をくれた笑顔の店員さん、ピタッと傷ついた自分に寄り添ってくれるペットなどの存在を忘れないで下さいね。

身近なところにある「小さな愛情」に気づくことができれば、少しずつ心が癒され自信も回復し、ツラい”失恋うつ”から抜けだせるかも知れませんよ。