結婚条件・女性から男性に提示する譲れない12箇条
結婚条件として彼氏の経済力、性格、家柄、見た目など重要視することは人それぞれですが、出来る限りトラブルや喧嘩などの争いごと、お金の心配などは減らしたいというのが女性の本音なのです。
女性が望む”結婚の条件”
晩婚化が進み、男女ともに一生独身でいることを望む人も増えていると言われながらも『ステキな旦那さまと一緒に幸せな家庭を築くのが夢』と、憧れを抱いている女性は少なくないはず。
思い描いている理想の結婚生活を送るためには、生涯を共に過ごすパートナー選びが幸せのキーポイントになり「自分自身はケッコンに何を求めているか?」を、しっかり把握しておく必要があります。
男も女も相手への要求は尽きることはありませんが、今回、紹介するのは多くの女性に共通する”結婚条件”です。男性だけじゃなく、恋活中、婚活中の女性の皆さんもぜひ参考にして下さいね。
1.安定した収入があること
付き合っていて気心が知れている彼氏であっても『年収いくら?』とは、意外と聞けないものですよね。場合によっては、お金目当てだと誤解されても仕方ないくらい給料の額ってデリケートなことですからね。
でも、結婚するとなると男性の経済力は生活を左右する重要なポイントなのでスルーはできません。愛とお金は比較できませんが『大好きな人と一緒には居たいけど不安定な生活はしたくない』というのが女性の本音なのです。
2.仕事がデキて信頼されていること
男女共に同性から信頼されている人は誠実で人間性にも信頼が、おけますよね。
仕事はシビアなので、よっぽど媚びを売られることに喜びを感じるバカな上司などが相手でもない限り、性別や年齢などの甘えは通用しません。
見せかけの派手なプロジェクトだけをこなして手柄を自慢げに語っている人ではなく、目立たなくても『彼に任せておけば大丈夫』と、周囲から太鼓判を押されて頼られているかどうかをチェックしています。
また「仕事が出来る」という条件には「職業」は含まれていません。確かにセレブな生活を実現できそうな「高収入」という条件に目が眩む女性も多いのですが、要は「真面目に仕事に取組んでいる姿勢が職場でも評価されていること」が大事なのです。
社内でトップの成績をおさめていても、その裏で人を陥れて信用を失い嫌われ者になっているようなオトコは結婚相手としても御免だということ。
3.相性が良いこと
一緒に暮らすようになると本性は隠せません。
恋人として付き合っていた頃は、『好かれたい』『嫌われたくない』という恋心から歩み寄ってくれていた男性でも、結婚した途端に態度が一変して『こんなはずじゃなかった…』という展開になるのは珍しいことではありません。
一緒にいて楽しいだけでなく、波長が合って心の底から落ち着く男性であれば穏やかな結婚生活をイメージできることから「大事な結婚条件のひとつ」として「相性」がピックアップされるのは当然なのです。
デートスポットに遊びに行ってディナーを食べて…、といったプランの繰り返しでは、どうしても外面(そとづら)しか知ることができないので、人生を共に過ごす結婚相手選びをするなら、もっと生活感のある付き合い方をして慎重に性格を見極める必要があります。
一日の中で一緒に過ごす時間が長くなるほど「本性」が出るので、生活習慣の相性をチェックするためにも、お泊まりデートの回数を増やしたり同棲してみるのも確かめる方法です。
4.見た目がタイプであること
容姿や体型などのルックスにも好みのタイプがありますが、できることなら胸がトキメク男性と付き合ってゴールインしたいと思っています。
ここで誤解して頂きたくないのは、世間一般的に「カッコイイ」と称賛されている誰もが認めるイケメンを指しているのではなく、太めだろうと、他人にブサメンと言われようと条件を提示する女性の「好みの容姿」を重視しているということです。
5.価値観が合うこと
- 食べ物の好き嫌い
- 休日の過ごし方
- 子供の教育方針
- 金銭感覚
- 笑いのツボ
- 神経質orのんき
- 味覚
”似た者同士が結婚すると夫婦円満になりやすい”と言われているように、好みや考え方が似ていると一緒にいても居心地が良さを感じられるパートナーになりやすく、反対に意見が一致しないとケンカや揉め事が絶えず離婚の原因になってしまうことも…。
彼氏や旦那といっても”自分とは違う人間”なので、価値観がすべて同じということは滅多にありませんが、幾つもある結婚条件の中でも”価値観の一致を重視する人は多い”のです。
離婚の理由で「価値観の違い・性格の不一致」が多いのは事実なので、ちゃんと話合って歩み寄ることができるタイプかチェックは忘れません。
6.働くのを認めてくれること
女だから、男だから、という時代ではなくなり、結婚後も頑張ってきた仕事を続けることを望む女性は増えています。
しかし、中には「妻を働かせることは男の甲斐性がない証拠」と捉えている世間体を気にする見栄っ張りな男性も存在し、自分自身に家族を養っていく経済力がある人ほど、妻に専業主婦として家庭を守ることを望みます。
また、共働きを求めている男性でも『家計の足しになる程度の稼ぎで充分だから、家事に影響を与えない短時間パートで良い』と、フルタイムで働くことに反対するケースもあります。
仕事をするということは少なからず結婚生活にも影響を与えることなので、これから夫婦として生きていく相手と意見が真っ二つに分かれてしまうようでは喧嘩が避けられません。
バリバリ働くキャリアウーマンとまでは行かなくても、仕事に誇りを持ち、生き甲斐を感じている女性にとって「シゴトを続けさせてくれること」は重要な結婚条件なのです。
7.具体的に将来を考えていること
『人生何とかなるから気楽に行こうよ』と、明確な人生計画も立てずにギャンブルや遊びに走る無計画な男性とは真逆のタイプ。
結婚や子供を持つことをひとつの目標にして、仕事を頑張り、スキルアップの勉強をしている場合も将来についてマジメに考えていると言えます。
また『早期リタイアして地元で起業したい』という類の夢も具体的に道筋を考えて、どのようにアプローチするかまで考え抜かれているなら、何らかの結果が出せそうなので頼もしさを感じ『この人についていきたい』と思うのです。
8.二人で生活する意識が高いこと
産まれてからまったく違う環境で育った2人が一緒に暮らすことになる結婚生活では行き違いやトラブルがあって当然ですが、話合い譲り合って問題を解決する努力は不可欠で、どちらか一方だけの負担が多くなるとバランスは崩れます。
女性は”2人で”という意識が高く、妻が疲れているときや体調が悪いときに積極的に家事育児をやってくれることを結婚条件として望んでいます。
特に『家庭と子供のことは妻に任せる』と、一見、男らしい発言しているものの、実際は妻(母)に家の面倒なことを丸投げしていた父親の姿を見て育った女性は、非協力的なタイプの男性は結婚相手に選びたくないと思っています。
9.常識的な金銭感覚があること
「愛よりお金」とは言いませんが、結婚するとなるとお金は大事です。 生活するには日々、光熱費や食費などのお金が必要になり子供がいれば将来に向けて、ある程度の資産は準備しておかなくてはなりません。
グループで食事に行ってお酒が入ると気前良くおごったり、女性の前でいつも大盤振る舞いするなど、何よりも大切なはずの家族の生活を考えないお金の遣い方をするような人とは結婚すると家計は崩壊します。
また、異常なほどのケチも対象外です。
”必要なときは使い、無駄なお金は遣わないこと”を結婚する条件にしている女性は多いのです。
10.決断力があること
何ごとにおいても決断力がある人とない人とでは、すぐに物事を決められる人のほうが頼り甲斐がありますよね。
- 住まいは賃貸か持ち家か?
- 結婚式はいつ挙げるか?
- 子供の教育方針はどうするか?
…という具合に、結婚するとなると大事な決断を迫られる場面が次々と押し寄せて来るものなので、迷っている間にチャンスを逃してしまう優柔不断なタイプよりもスパッと判断できる力を女性は結婚のパートナーに求めています。
しかし、例外もある
決断力に優れていても「聞く耳を持たない男」は結婚条件から外れます。明らかに不利な状況でも自分の意見を曲げない性格では、苦労するのが目に見えているからです。
ちゃんと奥さんの意見も取り入れて”最善の判断ができる男性”が理想的な結婚相手。
結婚を意識すると恋愛感情だけではなく『この人と一生添い遂げられるか?』という目線で相手を見るようになり、恋愛を楽しむことを重視していた時代とは全く違うタイプの男性が気になり始めることもあります。
11.モラハラ・DV気質では無いこと
暴力なんて絶対に振るいそうもない優しい人でも結婚してからドメスティックバイオレンスの本性を表してくる男性もいて、実際にメディアで事件を耳にすることが増えた今の時代の女性は警戒心を強めています。
DV気質の男性は本人に相手を傷つけている自覚が無いどころか、自分のやっていることが愛情表現だと信じ込み正当化して、相手にも納得させる手腕に長けているということも学んでいるので、じっくり彼氏の言動を観察しています。
寛ぎや安心感を得られるのも結婚のメリットなのに、精神的、肉体的な暴力で追い詰めるような人は結婚相手として最も選びたくないタイプなのです。
12.お互いの家族を大事にすること
それぞれの家族との付き合いは、夫婦となった2人の関係にも大きな影響を与えます。冠婚葬祭だけではなく、子供が生まれたら両親なら祖父母としても関わってきますよね。
だから、どちらかだけの実家を優先することなく、思いやりの気持ちとバランスを保って双方の家族と上手に付き合ってくれることを結婚の条件として挙げる女性は多いのです。
女はこんな状況を回避したい
- 彼の家族からの過干渉
- 休みの度に彼の実家へ連れて行かれて家事をさせられる
- 『○○家の嫁だ』と言われて、妻の実家へ帰らせてもらえない
- 老後の介護は夫側の親が優先で、妻側は二の次という発言がある
それぞれの家族と”縁”を結ぶのが”結婚”ですが、今後、築き上げていく家庭の主役は「結婚した二人」だという自覚を持った男性となら安心して相手の家族を労わることも出来ると女性は考えています。
最終的に優先する結婚の条件は”人間性”
ただ何となく『良い人と出会いたいな』と思っているだけで、結婚を現実的に考えられないときは「経済力・容姿」などを条件に挙げる女性は多いのですが、実際に結婚まで辿り着いた人の約8割が「条件を妥協」しています。
つまり、容姿や経済力が重要なのではなく『一生に安心して歩める男性かどうか?』を、最後には優先する女性が多いということ。
それには、何より”一緒にいて安らげる人が一番”です。家に帰るのが楽しみになり、時には弱音を吐いたり本音をぶつけてケンカをしても仲睦まじく生きていける夫婦を理想としているのです。
「経済力・容姿」は時間が経つにつれてレベルダウンする可能性ありですが「性格・気質」は容易に変わりません。人間性を見極めることが幸せを掴むカギだということを、色んな結婚条件を提示しながらも女性は本能的に分かっているのですね