【同棲準備】 彼氏と暮らす前に絶対に話し合っておくべきこと5つ
「帰宅が遅くなるなら必ず連絡する」「勝手に他人を招待しない」など当たり前のことですが、「これぐらい言わなくても良いだろう」と相手に甘えてしまいがち。大事なルールは一緒に生活をするまえに決めておいて!
彼氏と話合っておけば長続きも可能になる!
これまで別々の家に住んでいて何かと寂しい思いをしていたカップルにとって、好きな人と一緒に暮らして甘いムードを満喫できそうなイメージが膨らむ同棲生活。
でも、2人で暮らしていくうちにズルズルした関係にはなりやすいデメリットもあるので、円満で仲良く同棲生活を続けるためには2人で目標を持って暮らしていくことが大切。
- 家賃や光熱費などの生活費
- 間取り選びのミスによる息苦しさ
- 喧嘩したときの居場所
- お互いの両親や家族への挨拶や関係
- 価値観の違いによるトラブル
このように、共同生活を送るということは『好きだから』では解決しない、色々な問題に直面する可能性があります。
良い関係を続けるために、家具や部屋探しなど物理的な同棲準備よりもっと大切な「彼氏と話合っておきたいこと」5つ提案します。
1.生活費の支払い分担について
同棲生活は二人で生活をしていくので、片方だけにお金の負担が大きくなってしまうようでは長続きしません。
「社会人のカレ氏×学生のカノ女(またはその逆)」「2人とも社会人同士」など、お互いの立場によって負担額に違いが生じることもありますね。
- 「彼氏(彼女)が全額負担」
- 「彼氏が7割/彼女が3割」
生活費に関しては、絶対に「なあなあ」にしてはいけません。
ラブラブな関係のときは見逃せることでも、ケンカすると『家賃も払ってるのは俺だぞ!嫌なら出て行けよ』などと理不尽なことを言いだす男性もいるからです。(逆もアリ)
また、『日用品とか食費とか、私が出費している額のほうが多いけど…』と、彼氏にハッキリ言えずガマンしている状況が続き、ストレスを溜めこんで一気に大爆発!なんて展開も…。
これらの支払いの負担は明確に!
・家賃
・光熱費
・食費
・雑費
社会人同士のカップルなら、一番トラブルが少ないのは折半(せっぱん)ですが「家事の負担割合が多い方が金銭的負担を軽くする」などの配慮も必要です。
2.「二人の目標」について
- 『自宅が遠くて終電に間に合わずゆっくりデートできないから』
『ずっと側にいたい』という溢れるほどの恋愛感情こそ、愛し合っている恋人同士が同棲をはじめるキッカケになることも多いですね。
しかし、感情まかせ(成り行き)で一緒に暮らすことを決めたのなら、引越しなど全てのことを終え、一緒に住むまえに「将来のビジョンを明確にしておくこと」をオススメします。
将来の展望がボンヤリしていると、二人で暮らしはじめたばかりの頃は「一緒にいたい」という目的が果たされているだけで、お互いに幸せを感じることが出来ますが、数か月または数年と時が経つにつれて、どちらか(主に彼女)が、次第に未来への不安を抱くようになります。
- 『彼は結婚する気があるのか?』
- 『結婚する前にマンネリになってしまった…』
先のことなんて誰にも分らないため、同棲前に将来のことについて話合っているカップルは意外と少ないのが事実。
でも、ある程度は「結婚という壁」を想定した未来予想図を描いておいたほうが、目標達成に向けて行動することも可能になるので、心のハリを保つことが可能に!
二人で立てたい目標
・婚約&結婚する時期
どんなカップルでも「約束したことが必ず果たされる」とは限りませんが、何の「道しるべ」も無いなか、不安を抱えながら流されていくよりも建設的な暮らし方ができます。
3.一緒に暮らす上でのルールについて
産まれたときから一緒に暮らしている家族であっても「円満な関係を保つ」「心配させない」「安心させる」などのために、最低限のルールは必要ですよね。
愛し合っているカップルとはいえ、元はまったく違う環境で生まれ育ってきた他人同士。2人が同じ部屋で仲良く暮らしていくためにもルールは不可欠。
- 「嫌だと思うことは、冷静に伝える」
- 「帰宅が遅くなるときは必ず連絡する」
- 「家事ができない日が続いたら、後日、補う」
- 「相手の許可なく、親や友人を家に入れない」
「ルール」といっても、決して窮屈なモノではありません。生活を共にしているパートナーへの「思いやり&気遣い」を忘れなければ、自然とできる事、やってあげたい事が見えてきます。
4.お互いのプライベートな時間について
パートナーが熱中している趣味や大事にしている友人関係に干渉しすぎないようにして「程よい距離感を保つこと」も、同棲生活を長続きさせるコツ。
一緒に暮らし始めるということは、相手の生活”リアルなものになる”ので、趣味にかける熱意が鼻についてくることがあります。
相手の趣味にイラッとするとき
・部屋に閉じこもりっきりになるとき
・インテリアを台無しにする物を買ってきたとき
・ゴルフ、アイドルの全国ツアー追いかけなど費用がかさむとき
だから事前に、相手の趣味や生活スタイルを把握して「どうするか?」を話合っておくことが重要なのです。
自分が気に入らないからといって相手の趣味を否定したり、止めさせようとしても根本的な解決には至りません。とはいっても、相手が、お金と時間がかかりすぎる趣味を持っていると、ジワジワと2人の関係や生活に影響が…。 >問題点が発覚したのなら、話合いによって早めに歩み寄りを!
5.家事分担の役割について
家事は毎日の生活には必須のことなので、一日サボっただけでもやることが増え、負担も倍に感じます。
「ズボラ」「几帳面」など性格によって気になることにも違いがありますが、几帳面な人だけが家事をやるハメになることは避けたいところですが、残念ながら「得意な人」「気がつく人」の負担が大きくなってしまうのが現実なので、事前に「家事協定」を作りましょう。
まず、「洗濯・掃除機がけ・ホコリ掃除・ゴミ出し・食材の買い出しなど、家事全般を紙に書き出します。 そして、ピックアップした各家事の”主な担当者”を決めます。次に、「週末担当」「祝日担当」「平日担当」に分類し、できるだけ二人の役割りが均等になるように分担を工夫します。
口約束で終わらせないように、大きなカレンダーを活用することをおすすめします。そうすれば『明日は私(アナタ)の担当だから頑張る(よろしく)ね』と、いつも目で確認したり、声掛けすることができます。
実際に同棲生活をはじめたら「ルーズな性格を自覚している人」は家事を溜めないように心がけ、「几帳面な人」は少し相手のペースに合わせつつ上手く誘導を!
- 「食後の皿洗いはすぐにやる」
- 「朝起きたら洗濯機を回して出掛ける前に干す」
つい後回しにしがちな”小さなこと”でも、お互いに言葉や態度でフォローしながら、少しずつ”実行する努力”をつみ重ねて下さいね。
同棲をはじめたら『好き』の気持ちを原点に!
同棲を始めてみると、現実には想像(妄想?)していたよりラブラブな気分にはなりにくいものです。疑似的な新婚気分を味わえるのって、ほんの一瞬かも。
今まで『素敵すぎっ!』と胸がときめき、クラッとするほど眩しく映っていた彼氏の姿も、一緒に暮らした途端に『あれ?ちっ違う…』と、現実とのギャップにガッカリすることも無いとは言い切れません…。
そこで大事になるのが、折りに触れて初心に戻ること。どんな困難にも負けないように『好き』という気持ちを、お互いに積極的に言葉で表現していく約束を!
二人で生活していく中でトラブルが起きても『この人と乗り越えていけるか?』と、常に心に問いかけたり、2人の原点に立ち返ることができるからです。
デートしているだけのときとは違い「相手の本当の姿」と常に向き合うのが同棲です。現在ラブラブでも「いつか起きるかも知れないトラブルを想定」して、二人暮らしに突入する前に相談し合い、将来を見据えた同棲生活を送ることができますように。