ソルトレイクシティ周辺で透き通った絶景湖・美しい街を見てきた

ソルトレイクシティからバスや車に乗って少し足を伸ばした場所にある、アクティブに過ごせるオリンピック記念公園、セレブに人気のリゾート「パークシティ」、コットンウッドキャニオンの絶景スポットなどを紹介!

人気リゾート地「パークシティ」と自然溢れる「ブライトン」の旅

皆さんこんにちは。Ty(タイ)です。
以前、アーチーズ国立公園を中心とした大自然に囲まれた場所について紹介させてもらいました。その時、ユタは2002年にソルトレイクシティオリンピックが開かれた場所だという点に触れましたが、今回は、その舞台になった「パークシティ」と「ソルトレイクの郊外にあるブライトン」という二つのリゾート地を紹介したいと思います。

山や谷を越えていざ!アメリカの軽井沢「パークシティ」

今回、パークシティへはソルトレイク南に車で40分ぐらいにあるプロボという都市から行きました。US-189 N を北東に向かって片道1時間ぐらいです。空港やソルトレイク市内からバスも出ているので、日本から来られる方はバスを利用するとスムーズにパークシティへ行けます。色々なバス会社があるんですが、運賃は平均して片道21ドルです。ちなみにUTAという州が運営しているバス「Route902」に乗れば、片道9ドルとダントツで安いのでオススメです。

車から眺める景色は非常に爽快!昨今のアメリカ国内は、ちょっと都市を離れると自然が豊かで何もなく田んぼだらけと言えばそうなんですが、たまにこういう違う風景を見るとまた脳や体の英気が養われている気がします。ちなみにユタ州は再生可能エネルギー産業が活発で、町でも環境問題や温暖化に対するデモや対策など積極的に行われています。と、まぁ…、雑談をしているうちに現地へ着きました。

<かなり遊べるアトラクションが豊富!オリンピック記念公園>

目的地へ到着して、まずは「オリンピック記念公園」に行ってきました。標高2100メートルと山奥にあるので、ちょっと空気が薄い。施設利用料金は20ドルからでパスもあります。

美術館や博物館があるので、きちんとした感じで行こうと思っていたんですが、上の写真(ぽっちゃりタイプの選手らしき人物がスキーでジャンプしている)を最初に見つけて、思わず笑ってしましました。こういうセンス好きです!あちこち旅をする中で、多くのものに触れてきましたが笑いのセンスは万国あまり変わらないような気がします。

オリンピック記念公園には屋内外にオリンピックで使用された色んな施設があり、中には実際に体験できる競技もあります。16歳以上でないと参加できないですが、1回175ドルであまり日本では体験できないボブスレーにもチャレンジ可能。さすが、オリンピック縁の地ですね。

他にも、ハイキングコースや山の上からロープに吊られた椅子に座ったまま物凄い勢いで降下するアトラクション「Zipline(ジップライン)」など、様々なアクティビティが用意されているので「体験型の旅行」を楽しみたい方には、おすすめのスポット!アトラクション利用料金は20ドルからでパスもあります。

そして、次は博物館。アメリカにはよくある鹿の剥製がデーンと飾ってあって存在感がすごい(笑)私は迫力ある剥製にビビっていたのですが…、アメリカの自由スピリットを感じますね。また、博物館ではオリンピックが開催された時の様子や歴史、また、雪崩を実際の映像を通じて体験してきましたよ。

お次は何やら近くに広場あると聞いたので、実際に行くと…、そこにはスキージャンプ用のジャンプ台。

おお、実際に思っていたよりも高くてかなりビックリ。

しかも、子供も大人も同じところから滑っていたので、再び、びっくり!(飛んでみたいけど怖い…)

訪れた時期が夏だったので、皆さんは雪の上ではなくプールに向かってダイブしていました。一般の方が遊んでいただけなんですが、画像で見るより迫力があって凄かったです。

そんな中、私たちが座っていた辺りに何やら気配を感じたので視線を向けると、一匹のリスがじーっとこっちを見ています。とりあえず手に持っていたナッツをあげようと思ったんですが、ナッツには一切目もくれず、どこかへ走り去ってしまいました。辺りに座っていた他の人達も色々な手を使ってチャレンジしていましたが、ことごとく撃沈していたので警戒心の強いリスだったのか、もうナッツには飽きていたのかも知れませんね。

オリンピック記念公園の施設内には「ロッククラミング用の壁」もあって、私も試したくなりましたが、残念ながらどのように利用できるかの詳細がはっきり分からなかったのです…。

さらに、奥にはトランポリンがあって、みんな楽しそうに飛び跳ねたり、クルクル回転していましたよ。トランポリンはやったことがあるので、ある程度、感覚は掴めるんですが、あんなに簡単にぴょんぴょん飛んだりクルクル軽快に回れません…。スノーボードのハーフパイプ競技でやっている技みたいな動きをしていたので、もしかしたらスノーボーダーが練習で使っていたのかも?

<お洒落な店や芸術溢れるパークシティのメインストリート>

パークシティはセレブのお金持ちが避暑地として訪れる人気のスポットなので、町には観光客に向けの店やレストランがたくさんあります。例えて言うなら、日本でいう軽井沢みたいな所です。隣の町には居住地やスキー場などがあり、冬になると休暇中の家族で賑わっているそうです。

私は残念ながら貧乏なので…、パークシティで売られているお土産やご飯などの値段の高さに驚きつつ「ただ道を歩きながら店を眺める」という、ちょっと切ない体験になってしまいました(笑)

この辺の家はたぶん別荘。一体、家賃は幾らぐらいするんでしょう?きっと高いんかなぁ…。お金があまりない自分にとっては夢の話ですが、夢のあるエリアです。

メインの場所は無料で走っているバス「Trolley」を利用することをお勧めします。坂道の上に町があるので、歩くのが苦手な人や高齢者には嬉しい移動手段ですよ。

ここでも「Zipline(ジップライン)」のような、スライダー系のアトラクションが体験できます。1回27ドルと少し割高ですが、休日には行列ができる程の人気スポット。

通りには、お土産屋さんが多く、結構、奇抜な小物や雑貨が置いてあります。例えば、この人形は何だと思いますか?「酔っ払いの人形」です(笑)アートっぽいけど一体、何を表したかったのか?気になって仕方ありませんでした(笑)

ふと、蛸(タコ)のような花のようなキャラクターが描かれている壁画を発見!個人的にはこれもツボにハマり面白かったです。

パークシティはリゾート地の中でも芸術に突出している文化があり、あのサンダンス映画祭などのイベントなどにも使われます。

そのため、通りにはお洒落なレストランやアートギャラリーや骨董品のお店がたくさん!

何も買ったりは出来なかったのですが、どの店もオシャレで外観を眺めて歩いているだけで充分楽しめました。建物なんかもオールドファッションで街中の雰囲気は最高です。

そして、アメリカ人の愛国心の現われなんですね、国旗をあちこちで見かけましたよ。

至る所に、上の写真の様なオブジェクトがあり、自分まで芸術家になった気分を味わえました。ちょっとした美術館を見学している気分で街を歩けるのも魅力。(街の見学はタダだし(笑))

そして、ある道角を回った所に”見覚えのある絵”を見つけました。今はあまり話題になりませんが、あの「バンクシーの絵」です。

まさか、こんな山奥のひっそりした道で遭遇するとは思いませんでした。評価が極端に分かれるバンクシーですが…、私は好きな作家なので感動的な出会いだったのですが…、あまりにも突然過ぎました。正直、一歩タイミングを外していたら見逃してしまいそうでしたが、やはり、嬉しいことに代わりはありません。

パークシティという高級リゾート地で、オリンピックという商業の象徴的なイベントが行われたこの場所にあるバンクシーの絵にはとても考えさせられました。ちょっとバンクシーへの強い思い入れから話過ぎてしまったので、次の観光スポットを紹介します。

<通り道で発見した、意外とステキな場所>

パークシティを満喫し『さあ帰ろう』と思ったら物凄い渋滞…。ラジオ情報では何かアクシデントが起こったらしく、この先の道路が一時封鎖されているとのことでしたので、遠回りになるのを覚悟して、行きのルートとは違う別の山道を通ってソルトレイクシティへ帰ることにしました。旅にはアクシデントは付き物なので思わぬ予定変更にも臨機応変に!が、モットーです。

山道に向かう途中にたまたま通りかかった町。名前は忘れてしまったんですが、ドイツやオーストリア系の移民が多く住んでいる地域だそうで近代的な建物が数々並んでいました。

こんな壁画も見つけました。

車を走らせていたので一瞬しか見られなかったのですが、世界中、どこへ行っても素敵なものは転がっているんですね。『遠回りなんて面倒臭い…』なんて言って、予定通りのルートを通っていたら美しい壁画にも出会えなかった訳ですから、やっぱり何でも前向きに考えて楽しむことが一番だと実感しました。

景観が美しい町を通り過ぎて20分位経過したところで、いよいよ山道へ突入!

やっぱり道らしい道ではなくて、見るからに険しい道だ。でも、何かいつもと違うと思い、よく見てみると…、木が白い、いや、めっちゃ白い。

ユタの州のシンボルになっている「ヤマナラシ」という種類の木だそうです。木について全然詳しくなにのですが、後で調べたので多分…、合っているハズ。木や風景に目を配っていると…、またもや、アウトドア好きの人を発見!

本当に、どこの山に行ってもキャンプをしている人がいる感じです。私はいつもキャンプや冒険したいタイプなんでユタ州は羨ましい環境ですね。

そして、道なき道を車で走ること約30分で頂上に着きました。

夏なのに風がヒンヤリしていて冷たく、空気が澄んでいて気持ちがいいです。それにしても、ロッキー山脈って広いですね。本当に終わりがないんじゃないかと思うぐらい果てしなく続いています。頂上付近でちょっと戯れていたんですが、丘が結構な急斜面で一歩間違えると下まで転げ落ちていきそうです。

そして、ちょっと楽しんだ後、車に乗って下山しようと思ったとき、自転車でこの険しい山を登っているチャレンジャーたちと遭遇しました。

アウトドア好きな人が多いユタ州では「ヒルクライム(登坂競技)」が人気で、各所の山道や坂道をロードバイクで爆走している人たちをよく見かけます。歩いて登るだけでもキツくてヘトヘトになるのに、自転車で登るとは尊敬します。

ゆったりハイキングコースやキャンプ場もあるブライトン

下山した先で「コットンウッドキャニオン」という、キャンプやスキー場などで人気のスポットに立ち寄りました。「コットンウッド(Cottonwood)」という地名が名前の由来で、麓には「Cottonwood Heights」や「Holladay」といった町があります。「ブライトン(Brighton)」はコットンウッドキャニオン内にあります。パークシティが富裕層向けリゾートなら「ブライトン」は地元の人たちが愛用しているスキー場といった感じです。夏なのでスキー場は閉まっているため、すぐ近くにある「ハイキングコース」を紹介したいと思います。

ここは「Brighton Lake Trails(ブライトン レイク トレイル)」といって、多数のハイキングコースが繋がっています。ブライトンは標高2600メートル地点にあるので、空気は地上に比べると薄いです。正直なところ、当時、住んでいたソルトレイクシティも標高1200メートルとかなり山の上なので違いは分からなかったですが、観光で訪れる方は覚えておいて下さいね。

この日は着いた時刻が昼の3時過ぎだったので、一番ベーシックなコースしか歩くことが出来ませんでしたが、後日、再び足を運ぶ機会があったので、その時に撮影した写真を載せて紹介します。

着いて歩き始めると遠くに誰か立っているのを発見!腕を大きく空に向けてストレッチしています。

リラックスするために大自然に囲まれたブライトンへやって来たのでしょうか?この場所は、まさに思わず体を伸ばしたくなるほどの開放感があり、何よりすごく気持ちが落ち着きます。太陽の光もたくさん降り注いでいて、幸せな気分に浸れました。

ユタの人たちは家族をとても大切にする傾向があり、家族連れで釣りに来たり、のんびりピクニックをしている方が多いのです。ブライトンは家族旅行で訪れる観光スポットとしてもおすすめですよ!

やっぱり、ここにもワイルドなアウトドアを満喫中の人がいました。この男性は川に浮いている木の上に立って釣りをしていたのですが、近くにいる人たちは手づかみで魚を獲ってましたよ(笑)

アウトドア慣れした人たちと遭遇した後、たまたま水辺で休憩していたアヒルと戯れて一休みをしたりして…、ブライトンは色んな刺激や安らぎを満喫できるスポットです。

<絶景の湖を目指すハイキングコース>

ブライトンとコットンウッドキャニオン にある「Brighton Lake Loop Trail」という比較的簡単な全長6マイルのハイキングコースにチャレンジしました。

基本的に山道を歩くんですが、途中なぜか石だらけの坂道を歩く羽目になったりと四苦八苦しながらも、アーチーズ国立公園を探検した時とは、また違った景色を楽しめたので、案外、疲れを感じずに登って行けました。

次の画像は上から撮った景色です。

これで大体標高2800メートルぐらいです。(「ブライトン(brighton)」の標高は最長が3220メートル)。ちなみに、下に写っている湖辺りが「ブライトン レイク トレイル(Brighton Lake Trail)」のスタート地点です。冬になると向こうに写っている山一面が雪に包まれそれが絶景みたいです。

45分ぐらい歩いた後に着くのがこの湖「ツイン レイクス(Twin Lakes)」。

この辺りは風の音が聞こえるぐらい静かで、思わず見惚れてしまうほど水が綺麗です。水も透き通っていて、木が水面に反射してめっちゃ良い感じ。人生の中でこれほどキレイな湖に出会ったのは初めてだったので衝撃的でした。

最終的に結構バタバタっとした紹介となってしまいましたが、最後に車で降りていく時に撮ったコットンウッドキャニオンの写真を一枚どうぞ。壁紙に使いたくなるような美しい景色でした。写真の編集なんか要らないぐらい、いい感じに光が当たっていました。MacのOSなんかでは国立公園の名前や地名を採用しているんですが、この風景を見ていると思わず使いたくなる気持ち分かります。