チェンマイ観光・人気の名所で寺院やゾウを見てきました

タイ・チェンマイ観光を楽しむなら必ず行ったほうがいい、そんなおすすめスポットを紹介します。黄金の仏塔が眩しいドイステープから、象のパフォーマンスまで楽しめる名所が目白押しです。

チェンマイ観光で一度は行ってみたい名所

皆さん、こんにちは!(初めてのひとは「はじめまして!」)旅ライターShiho.Mです!
前の記事では、タイのチェンマイで行われるランタンを飛ばすお祭り「コムローイ祭(ロイクラトン)」について紹介いたしましたが、今回は「せっかくチェンマイに行くんだから観光もしたい!」という方にお勧めの観光スポットをご紹介します。

まずはチェンマイへのアクセスについて。日本からチェンマイへの直行便はないため、飛行機の乗り継ぎ便で向かうことになります。
タイ航空を利用した、バンコク乗り換えがメジャーです。所要時間は乗り換え時間も含めて約10時間です

タイ行きの飛行機にチェックインする際には、帰国・もしくはタイから別の国に出る航空券のチケットを提示しないと飛行機に乗せてもらえないこともありますので、念のため帰りのチケットを印刷等してすぐに見せられるようにしておくと安心です。

以前、タイからラオスへバスで行くつもりで飛行機に乗ろうとしたら、チェックインの受付で「タイから出国するチケットが無いと飛行機に乗せられない」と言われ大変な目に遭ったことがあります。

ローカルのバスはネットで予約できないですからね…。出国チケットなんて持っていませんでした(涙)。なんとか覚えたての英語で説明しても、受付の方は「出国チケットが必要」の一点張り。そうこうしているうちにフライト時間ぎりぎりに…。

いつまでたっても乗客が揃わないことに苛立った現場の責任者がすっ飛んできて、受付に「何やってるんだ早く乗せろ!」と一喝。結局その一喝のおかげで飛行機に乗れることになりました。しかも時間が無かったのでスタッフ専用のセキュリティー等を通って搭乗ゲートまで、あっという間というVIP待遇なんとか無事にタイに入国することができましたが、あの時は本当に焦りました。
※近年タイでは不法滞在が増えているそうで、航空会社によっては対策の為に出国チケットの提示が求められることがあるのです。

私は23時ごろにチェンマイ国際空港に到着する便で、少し不安に思っていましたが、チェンマイ国際空港のタクシーカウンターは夜中でも開いていたので、安心してホテルまでタクシーで行くことができました。
タクシーカウンターは到着出口を出てすぐの所にあるので見つけやすいですよ。カウンターの人にホテル名を告げ、料金を払うと、そのホテル名を書いたチケットをくれます。そのチケットをタクシーのドライバーに渡してホテルまで連れていってもらいます。
空港からチェンマイの観光の拠点、旧市街までのタクシー代は定額料金で確か150バーツほど、所要時間は約10分。アクセスの良い空港です。

ドイステープ/チェンマイ観光と言えばまずはここ!

市内にたくさんの寺院があるチェンマイですが、その寺院の中で最も有名なのがドイステープです。黄金の仏塔は高さが22mもあるそうで、まぶしいほどに輝いています。

ドイステープへはソンテオと呼ばれる赤い乗り合いタクシーをチャーターして行くのが一般的です。旧市街の北門を出て東に進むとセブンイレブンがあり、その前がドイステープ行きのソンテオ乗り場になります。
看板などはありませんが、ドイステープと書かれたソンテオが停まっていたり、運転手が「ドイステープ?」と言ってお客さんを集めているので、わかりやすかったです。

10人くらい集まると出発します。道のりはくねくねとした山道を通るので、乗り物酔いしやすい人は酔い止めを飲んで、おくといいかもしれません。集まった人数にもよりますが、私は往復の料金で100バーツと運転手に言われました。

ドイステープに着くと運転手が「〇時にここに集合ね」と言うので、時間になったら集合場所に戻って同じソンテオで帰ります。同じようなグループがわんさかいるので運転手さんやソンテオのナンバーを写真に撮っておくと安心ですよ。

他にも「トゥクトゥク」という名前の黒くて前タイヤが1つだけのバイクタクシーもあります。

ドイステープの中は肩・膝の露出は厳禁なので露出の少ない服装で行くか、女性はストールを持っていくと便利です。また、寺院の中は裸足で拝観するので気になる人は靴下を持っていきましょう。
(裸足で歩いていたら足の裏が真っ黒になりました(笑)。

長い階段を登って黄金の仏塔を目指します。

入場チケットは30バーツでした。

この花に水をつけて、その水を頭に振りかけるという方法で、お参りをしている人もいました。お参りするだけでなんだか贅沢な気分になてしまうようなドイステープは一見の価値ありです!
観光客だけでなく、タイ人の参拝客もたくさん来ていました。

ワット・チェディルアン/チェンマイ観光でゾウの像に遭遇

チェンマイ旧市街のほぼ中心に位置するワット・チェディルアンは、旧市街の中に滞在していたらどこからでも徒歩で行ける距離にあります。
入場料等は特にかかりません。間近で見ると想像以上に大きく、かなりの迫力です。私はこの寺院の外観しか見学しなかったのですが、とにかくその外観が気に入ってしまいました

仏塔のふもとにはなんとゾウの像がたくさんついているんです!タイと言ったらゾウ!と言うくらい、タイでは、お土産や洋服等いたるところに登場するゾウですが、まさか仏塔にくっついているとは…タイならでは!という感じがして嬉しくなってたくさん写真を撮りました♪周辺にはベンチもたくさんあるので、街歩きに疲れたら不思議な仏塔を見ながら休憩することもできますよ。お金が掛からないのに、気軽に見学できるので、おすすめです!

SAI NAM PHUNG ORCHID/タイの国花「ラン」が見られるチェンマイ観光地

日本の国花といえば桜ですが、タイの国花はオーキッド(=ラン)です!タイ航空に勤めている友人に聞いた話ですが、タイ航空では搭乗の際に女性や子供の乗客にランの花をプレゼントすることがあるそうですよ。まさに、蘭はタイを代表する花なんですねSAI NAM PHUNG ORCHIDでは様々な種類のランを楽しむことができます。

チェンマイ旧市街から車で北へ約1時間ほど、ゾウのパフォーマンスで有名なメーサー・エレファントキャンプの近くにあります。私はメーサー・エレファントキャンプのデイツアーに申し込んだところ、このラン園の見学がセットで付いてきました。

ツアーに組み込まれていたので詳細な入場料はわかりませんが、調べてみると100バーツだそうです。メインはゾウ!と思っていたので、このラン園はあまり期待していなかったのですが、良い意味で期待を裏切ってくれました。色とりどりのランが本当に美しいんです!

思わず写真を撮るのに夢中になってしまいました。
花が嫌いな女性はいませんよね特に女性には、おすすめの観光スポットです。お土産屋さんも併設されていて、ランを加工したアクセサリーなどが売られていてこちらも素敵でした。

メーサーエレファントキャンプ/やっぱりゾウはチェンマイ観光に外せない

先ほどもゾウの像がふもとにあしらわれた仏塔を紹介しましたが、タイと言えばやっぱりゾウ!ということで、ゾウのパフォーマンスを見学したり、実際にゾウに乗ったりすることができるメーサーエレファントキャンプはチェンマイにいったら必ず訪れたい観光スポットの一つです。

こちらもチェンマイ旧市街からは車で約1時間、入場料は200バーツ、ゾウ乗り体験は大人2人で30分700バーツでした。キャンプの中にはそれはそれはたくさんのゾウがいます。入り口の付近には川があり、ゾウが水浴びをする様子が見学できます。

キャンプの奥に進むと大きく開けた広場があり、そこでゾウのパフォーマンスを見学できます。サッカーをしたり、ダンスをしたり、ポーズをとったり…と大きなゾウがコミカルな動きをするのでとても可愛いんです
サッカーでゴールを決めると長い鼻を振り回して喜んだりするんですよ!

数あるパフォーマンスの中で一番驚いたのが絵を描くゾウ

なんとゾウが『絵を描くゾウ!』と言わんばかりに絵を描くんです!!
長い鼻を器用に使いながら一筆ずつしっかり描いていきます。そしてできあがった絵がこちら。

すごいですよね!ゾウがこんな絵を描けるなんて。
絵が完成した時には感動して思わず泣きそうになってしまいました。この絵は購入することもできます。
1枚2000バーツとかなり高価なのですが、私が行った時は、お金持ちそうな中国人が買っていました。世界に1枚しかない絵ですから、旅の良い記念になりそうですよね。絵が完成するまでにはけっこう時間がかかるので、時間に余裕を持って見学に行くのが、おすすめです。

ゾウのパフォーマンスを見学した後は、「ゾウ乗り体験」に参加しました。

ゾウの背中に乗ってお散歩コースを30分巡ります。途中に結構な急な坂があったりするのですが、ゾウは文句も言わずにのっしのっしと歩いていきます。

私たちは背中の上に着けられた荷台の上に座るのですが、ゾウの頭の上には調教師さんが直接、座ってゾウに指示を出します。調教師さんが途中で降りて写真を撮ってくれるサービスもありますよ。
写真を撮ってくれていたと思ったら「じゃあね~」と言ってそのままどこかに行ってしまう(フリをする)ジョークもあったりして色々と楽しめました

以上、「コムローイ祭」のついでに行けるチェンマイの外せないおすすめ観光スポット4選をお送りしました。正直チェンマイにはたくさん見所があって、どこを紹介するかとても迷ったのですが、チェンマイらしさを存分に味わえるスポットを厳選してみましたよ。

前回ご紹介したイーペンランナ・インターナショナルは夕方から始まるので、午前中には旧市街から比較的近いドイステープとワット・チェディルアンに行くことができます。
またラン園とエレファントキャンプは近いところにあるので、この2つはセットで行くのが、おすすめです。2つ併せても移動時間を含め大体半日で周れてしまうので、残った半日でタイマッサージやショッピングを楽しむこともできますよ。
2日間あればイーペンランナ・インターナショナル+この4つのスポットが楽しめてしまいますね♪

次は、おすすめのショッピングスポットや食事処、マッサージ店などはまた回を改めてお送りできればと思っています。それではまた!