ゆるミニマリスト生活にシフトする方法!究極派より不便じゃない

いきなり、物を持たない暮らしに徹している本物のミニマリスト生活に変えるのは大変ですが、プチミニマリストのやり方なら、無理なく不便さや物を捨てる罪悪感を軽減しながら快適ライフを目指せます。

ゆるミニマリストになる方法

持っている物が多すぎて、どうやっても部屋が綺麗に片付けられずに悩みながらも、持ち物の減らし方がわからないと困ります。

そんなときに参考になるのが、近年、注目を集めているミニマリスト。

しかし、急に極限まで物を減らすミニマリストを目指すのはさすがに無謀なので、今回は、物で溢れた部屋を整理して、スッキリした生活を送りたい人におすすめしたいプチミニマリストになる方法を紹介します。

ゆるミニマリストとミニマリストの違い

まずは、これから目指したい「ゆるいミニマリスト」と「究極のミニマリスト」の違いを知っておきましょう。

 「ミニマリスト」とは、最小限主義者とも呼ばれ、「必要最小限の物だけで生活している人」のこと。

生活していくうえで、本当に必要な物を把握していて「いつか使うかも」「使わないけど処分するのは勿体ない」という概念は捨てて、不要な物はすべて排除します。

ミニマリストの持ち物例

  • 寝具/マットレス、寝袋、タオルケット
  • 家具/テーブル
  • 家電/エアコン、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ
  • 服/10着以内
  • 靴/女性の場合3~5足

ご自身と比べていかがですか?一般的な人よりも、圧倒的に持ち物が少ないことがわかります。

しかし、靴でいえば「一足だけ」「フォーマル×1+カジュアル×1+雨用×1」というケースもありますし、服も「洗濯を考えて上下2枚ずつ」、寝具は「寝袋のみ」など、ミニマリスト生活を徹底している人でも持ち物の種類によっては所有している数に人差はあります。

まるで引っ越す前のように部屋は広々としていて、持ち物はキャリーバックひとつに収まりきるだけのミニマリストライフを送っている人もいます。

 「ゆるミニマリスト」とは、不要な物を省いてスッキリ快適な生活を目指しつつ、究極のミニマリストのように物を最小限にまでは抑えません。「プチミニマリスト」とも呼ばれます。

生活が不便になるほど無理もすることなく、好きな物は残しながら限られたスペースでスッキリ暮らしている人のことです。

思い出の品だろうと何だろうと徹底的に捨てるのではなく、スタンスは「必要な物を選び、不要なものを捨てる」こと。

「ミニマリスト」も同じスタンスなのですが、「ゆるミニマリスト」は取捨選択の幅が広く、「趣味に使うもの・好きなもの・大切なもの・たまに使うもの」等は残しているのが特徴です。

ゆるミニマリスト生活のメリット

究極のミニマリストであれば、「年に一度しか使わないワインのコルク抜き」は処分の対象です。しかし、緩いミニマリスト生活をおくる人の中には「残す」こともあります。

「必要・不要」でキッチリ対処を分けるミニマリストよりも、気楽で精神的にも生活そのものにも負担が少ない「ゆるミニマリスト生活」のメリットを確認しましょう。

リラックスできる

物で溢れた部屋にいると目から入る情報が多すぎて脳が疲れ、落ち着かなかったり気分が重たくなったりします。

さらに、心は部屋の状態に影響されるので、部屋が雑然としているとイライラしやすくなり、親子喧嘩や夫婦げんかを引き起こすこともあります。

プチミニマリスト生活にすると部屋がスッキリするので心も穏やかになる以外にも、ある程度の生活用品が手元に残っている安心感も得られます。

掃除が楽になりスッキリ状態を維持できる

部屋が物で溢れていると、掃除や片付けが大変です。そのため、片付けや掃除が面倒になり、やらなきゃいけないと思っていても後回しにしがち。

その「あとで」がいつになってもこないので、部屋は狭くなったり汚くなることも珍しくありません。

ゆるミニマリスト生活にシフトすると、持ち物が減るので片付いた状態をキープできます。

部屋が片付いていると掃除も楽になるので、後回しにする悪習慣の改善にも繋がりパパっと行動できるようになってきます。

また、究極のミニマリストは物を処分しすぎて、殺伐とした空間になりがちなのに対し、好きなインテリアなどは残しておけるので、お洒落を楽しめるのも「ゆるミニマリスト」の大きなメリット。

無駄遣いが減る

物が多いと必要な物を探すのに時間が掛かったり、結局、見つからずに同じ物を買ってしまうなど無駄遣いに繋がります。

ゆるミニマリスト生活を送っていると、物を収納している場所を把握しやすいので、既にある物を買うリスクが減ります。

次第に「今、持っているもの」で満足できるようになったり、物の価値を見極める力もついてきたりするので、衝動買いが減って本当に必要なものだけを購入するようになり、さらに無駄な出費がなくなります。

ゆるミニマリスト生活をはじめる方法

筋金入りのミニマリストを目指すのは簡単ではありません。

仮に家中の物を思い切って処分したとしても、最小限の物しかない環境で暮らしていくのは大変なことで、よほどの覚悟がなければ無理があります。

でも、ゆるミニマリスト生活なら、意外とすんなりシンプルライフを送れます。では、具体的にプチミニマリストになる方法を確認しましょう。

必要なものを見極める

ゆるミニマリスト生活への移行は、心身に負担をかけずに無理なく進めるのが成功ポイント。

まずは、処分してから「やっぱり捨てなければよかった」と後悔することがないように、「要なもの」「不要な物」をしっかりと見極めます。

好きなものに囲まれていると湧いてくる「幸せな気分」を大切にしながら、使わない物を捨てるのではなく、本当に必要で残すものを「選ぶ」作業から始めて下さい。

コレクション、好きな物、大切な物は残しておいてOKですが、何でもかんでも残しておくのはNG!

必要な物・不要な物/選別サンプル

必要な物
→思い出の写真

不要な物
→写真を入れているフレーム

 上記サンプルの場合、思い出を振り返ることができる「写真」は必要でも、特に思い出に直接関係のない「フレーム」は手元に無くても構わない「不要な物」。

 さらに、「写真」をデータ化すれば、「プリントした写真」も「不要な物」として残す必要がなくなります。

収納スペースに2~3割の余裕をつくる

究極のミニマム生活よりも、手元に残す物の量が増える「ゆるミニマリスト」を目指す人が陥りやすい失敗ポイントはボックスや引き出しがギュウギュウになるまで詰め込むこと。

クローゼットやチェストなど、収納スペースには限りがあります。許容範囲をオーバーするほど持ち物を増やすから、部屋が物で溢れてしまうのです。

しかし、新しいタンスを買うなどをして、安易に収納スペースを増やせば部屋は狭くなるので本末転倒。

現在の収納スペースに余裕で収まりきる分だけ「残すものを選ぶこと」がプチミニマム生活にシフトする成功の鍵。

捨てる決心がつかないものは「仮置き」する

物を減らそうと思ってはいても、まだ使える物を処分するのは勿体ないし、愛着がある物だと捨てる決心がつきません。

捨てることに抵抗がある場合は、無理に処分するのではなく、ダンボール等に「半年間」を目安に仮置きします。

一度でも使ったものは、段ボールに戻さずに定位置に置きます。半年ほど経過して段ボールに残っている、「一度も使わなかった物」を処分します。

6カ月使わなかった物は?

その後も出番がない不要品

 それでも捨てる決心がつかない場合は、さらに3ヶ月~半年ほど様子を見ます。

 ゆるミニマリストになるために、数年単位で決断を先延ばしにしないことを条件に、自分だけの「ゆるいルール」を決めると精神的な負担が減ります。

買い物の仕方を見直す

ゆるミニマリスト生活は継続させることも大切です。

以前と同じように物を買っていると、あっという間にプチミニマリスト生活のペースが崩れてしまうので、自分の買い物の仕方を根本からチェックして見直しましょう。

プチミニマリストライフを続けるコツは、長く使えそうなものを選び、無駄に物を増やさないこと!

多少、値段が高めになっても機能性が良くて、同じものを何度も買い替えるよりも、長い目で見ると、断然、経済的に得する物もあるので見極める目を養いましょう。

ひとつ手離してから「ひとつ」買う

好きなものにお金を費やしながらでも、ゆるミニマリストライフは確率できます。

しかし、「ひとつ品物を購入すれば、持ち物がひとつ増える」のは当然の原理で、「買う」行為だけ続けていると、すぐに物が溢れた生活に逆戻りします。

新たに何か増やしたいときは、ひとつ手離してから一品買うことを意識して所有物の数を調整しましょう。

ゆるく無理なく快適な暮らしが手に入る

物がたくさんあると便利なようで、実は使いこなせていない「あるのに、無いのと同じような物」も多いのです。

究極のミニマリストのように必要最小限の生活用品で暮らすとなると、どこか不便さを感じます。

また、一人暮らしならライフスタイルも自由に設計できますが、家族や恋人など同居人がいると「無駄を省いた生活」に共感してもらい、さらに、協力してもらうのも大変です。

生活空間の中からスパッと潔く物を省いていくミニマリスト精神を取り入れてはいますが、ゆるミニマリストは、あくまで「緩い姿勢がベース」なので、不便さを感じるほど無理をすることはありません。