洗濯物が乾かない・1年中できる衣類乾燥テクニック
洗濯物が乾かない時は、干し方や工夫の仕方が足りないのかも?外干しや部屋干しでのスピーディーな乾燥のコツを紹介します。水分過多な衣類でも、これで湿度の高い梅雨時や夏、冬の季節の洗濯もバッチリですよ。
洗濯物が全然乾かない時の乾燥テクニック
部屋干しの洗濯物がなかなか乾かないで困った経験はありませんか?雨が続く梅雨時や、空気がジメジメする夏、外に干すことや窓を開けることが減る冬の季節は特に頭を悩ませますよね。
湿度を下げるためにエアコンの暖房や乾燥機や除湿器などに頼っても、衣類に風が上手く当たらないなどの理由で効果が出にくいとき、早く乾かすのを諦めて放置していると、洗濯物にカビや雑菌が繁殖するので「生乾きの悪臭」を放つ原因にもなります。
そこで、洗濯物が乾かない悩みを解決するために「室内干しや外干しの際に洗濯物を素早く乾かすテクニック」や「洗濯物が乾かない時に実践している方法」を紹介します!ちょっと工夫して、いつもは乾かない洗濯物を早く乾燥させちゃいましょう。
目次
洗濯物を早く乾かすテクニック
梅雨や雨の時期は乾きにくい洗濯物を早く乾かすテクニックを紹介します。
1.こまめに洗濯する習慣をつける
部屋干しした洗濯物がなかなか乾かない原因は「湿度」にあります。
1度に大量の洗濯物を干すデメリット
部屋の湿度が高くなり乾きにくくなる
1度に大量の洗濯物を室内に干すと湿度がグンと上がり、洗濯物が乾きにくい原因に繋がります。
「水道代節約のため」「面倒だから週末に一気に洗っちゃう」など理由はさまざまですが、部屋干しのイヤな臭いから解放されたいのなら、洗濯物は溜めこまず少量ずつ分けて洗濯するなど、こまめな対処が必要ですよ。
2.バスタオルで水分を取り除く
標準的な脱水時間は6分程度ですが、それでもやっぱり衣類に水分が残るものです。デリケートで手洗いコースで脱水する場合は1~3分が基本的な時間ですが、素材によっては衣類に含まれた水分が絞れるくらい残っていることもあります。
洗濯物を早く乾かす方法
干す前になるべく衣類の水分を取り除く
1.乾いた大きめのバスタオルを用意する
2.脱水した洋服を挟む
3.その上から足でバスタオルを踏む
上からの圧力で衣類に残っていた水分がバスタオルに吸収されます。ひと手間かけるだけで驚くほど干した時に衣類の乾燥を早めることが出来ますよ。
3.ポケットつき衣類は裏返す
ポケットのついたものや縫い目の多い衣類は、生地が厚くなっていてどうしても乾きにくくなり、そのまま放置していると部分的な臭いが発生するもとになります。
乾きにくい部分を無くす方法
衣類は裏返しにして干す
乾きにくい縫い目やポケットが表に出るので早く乾きます。すべての衣類を裏返しにするのが面倒くさいなら、生地が厚めの衣類だけでも裏返しにしてみてくださいね。
4.アイロンをかける
アイロンがけはシワ伸ばしのためだけにするものではありません。
乾きにくい衣類にアイロンをかける効果
・水分が蒸発して早く乾く
・高温による殺菌効果も期待できる
早く乾燥させることが可能になるだけでなく、高温による殺菌効果も期待できるので、ニオイが特に気になる場合や赤ちゃんの肌着にもオススメです。
また、袋とドライヤーを使った衣類乾燥の方法もあります。
1.底の両角に穴を空けた買い物袋に衣類を入れる。
2.袋の中にドライヤーの温風を当てる。
袋に入れることで、温風を逃さず小さい穴から蒸発した水分を逃してくれますよ。
5.窓際に干して風をあてる
部屋干しの洗濯物を早く乾かすためには「空気の流れ」が必要不可欠なので、部屋干しに適した場所を確保することも早く衣類を乾かすコツです。
早く乾かすコツ
窓を少しだけ開けた状態で窓際に干す
空気の流れを作るには、窓が2つ以上ある部屋に干すのが理想的です。ベランダが無く、洗濯物をカーテンレールに干す場合は、湿気でカーテンにカビが生えることもあるので、濡れた洗濯物がカーテンに触れないように気をつけましょう。
6.浴室に干す
浴室は入浴する場所なので「湿度が高いイメージ」が一般的にはありますが、窓や換気扇がついているので「部屋干しに適している空間」なのです。
浴室に干す時の準備
30分~1時間前に窓を開けたり、換気扇を回す
窓を開けたり、換気扇を回してあらかじめ浴室全体の湿度を下げておけば、湿気の心配は無用です。
洗濯物を干している間も窓を開けて換気扇を回したままにしておくと、洗濯物から発生する湿度を外へ逃がしてくれる上、風の流れが起きるため乾きが早くなりますよ。
7.扇風機と新聞紙の合わせ技を使う
新聞紙には除湿効果があり、棒状に丸めた新聞紙を押入れの四角に入れるなどして古くから湿気取りとして使われてきた優れものです。また、新聞紙には除湿だけではなく衣類も早く乾かすことが出来る使い方があります。
新聞紙と扇風機を使った乾かし方
1.新聞紙を洗濯物の下に敷く
2.それに向けて扇風機の風をあてる
びしょ濡れになった靴に、新聞紙を丸めて詰めておけば除湿剤としても使えます。
8.風があたるように衣類は間隔を空ける
洗濯物同士の間隔が狭すぎると、必然的に空気の流れが悪くなるので乾くまでに時間がかかります。
理想的なハンガー同士の間隔
10cm以上になるよう干す
「長めの衣類を両端に」「中央には短めの衣類」を基本に干すのが、洗濯物を早く乾かすポイントです。ピンチハンガーを使う時にも同様に干してくださいね。
外干しの洗濯物を早く乾かすテクニック
タオルなどは片方長めにして干す
フェイスタオル、ハンドタオル、バスタオルなどタオル類全般は一枚ずつハンガーにかけて干します。そして左右の長さを一緒にせず、必ず片方だけを長めにして長さの差を作ってから干すようにしています。
また、ハンガーとハンガーの間もこぶし1つ分くらい間隔をとっておきます。タオルケットなど大きな洗濯物でも物干し竿に干すときに同じ要領で片方を長めにします。
こうすることで長さの違いができて洗濯物自体が密着せず空気が通りやすいそうです。
長さを変えると外の風によってタオルがパタパタとよく揺れていて、普通に干すよりも格段に早く乾きます。
また、ふわふわとした感じに仕上がり、早く乾くおかげで独特のイヤな臭いもしませんよ。
毛布やバスタオルは「三角干し」をしています
大きなバスタオルなどを干すときには角を合わせて四角形の形で干すことが一般的だと思いますが、この干し方では水分の逃げ道が少ないので乾くまでに時間がかかります。
「三角干し」は角を合わせずに三角形の形になるように干します。こうすることで、洗濯物の中に含まれていた水分が下の角に集中するので早く乾きます。
この干し方をすると確かに乾くまでの時間がグンと短くなり、空気の通り道も出来ているのか、風が吹けば中までパタパタと揺れています。
室内干しの洗濯物を早く乾かすテクニック
洗濯機の風乾燥を使う
脱水終了後に、30分ほど送風運転をしてから部屋に干しています。また、扇風機を使って部屋の空気を回すようにしています。
洗濯脱水をして、1日部屋干ししているだけだと、全くと言っていいほど乾きませんが、洗濯後の30分風乾燥のおかげで干す直前でもほとんど乾いています。
除湿器を使う
部屋干しをする際には、風通しを良くすることの他にも除湿器を使っています。
小さい物でも構わないので、物干し竿のそばか下に置いておくと早く乾きます。
ずっと運転させていると部屋全体が乾燥しますが、洗濯物が濡れている間は部屋の湿度も上昇するので、快適に保たれます。
また、梅雨の時期特有のジメジメした感じが無くなりましたし、髪の毛の広がりもなくまとまりやすくなるメリットもありますよ。
洗濯物は「風」と「湿度」で早く乾く
洗濯機の風乾燥を使う
脱水終了後に、30分ほど送風運転をしてから部屋に干しています。また、扇風機を使って部屋の空気を回すようにしています。
洗濯脱水をして、1日部屋干ししているだけだと、全くと言っていいほど乾きませんが、洗濯後の30分風乾燥のおかげで干す直前でもほとんど乾いています。
除湿器を使う
部屋干しをする際には、風通しを良くすることの他にも除湿器を使っています。
小さい物でも構わないので、物干し竿のそばか下に置いておくと早く乾きます。
ずっと運転させていると部屋全体が乾燥しますが、洗濯物が濡れている間は部屋の湿度も上昇するので、快適に保たれます。
また、梅雨の時期特有のジメジメした感じが無くなりましたし、髪の毛の広がりもなくまとまりやすくなるメリットもありますよ。
室内干しや天候の悪い曇りの日に外干しをする時でも、コツを掴んでスピーディーに洗濯物を乾かせれば、季節を問わず洗濯物が溜まって困ったり、生乾きの臭いに悩まされにくくなります。
チョッとした「ひと手間」をかけるだけで、洗濯物の悩みを解決する近道となりますので、ぜひ活用してみてくださいね。