透明マニキュア・勿体なくて捨てられないネイルの活用術
透明マニキュアやカラーネイルってなかなか全部を使い切れないですよね。でも、マニキュアにも使用期限があるんです。放っておけばおくほど、使いづらくなってしまうので、無駄なく可愛く有効に活用しましょう。
使っていないマニキュアを有効活用する方法
プチプライスからブランドものまで幅広く販売されているマニキュア。近年では、ネイルポリッシュとも呼ばれ、カラーバリエーションだけでなく、ラメ入りやパールタイプなど種類も豊富で、キレイなビンを集めるだけでも楽しくなりますよね
でも、アレもコレも!と、集めていても使わないものって出てきませんか?中には買ったはいいけど、1度も使ったことがない状態の物もあるハズ。
せっかく『可愛い!』と思って購入したのに、使わないでいると中身が劣化して『爪にうまく塗れなくなった』など、使いたいけど塗りづらくて放置しているマニキュアもありますよね。
まだ中身がたっぷりあるのに捨てるのは勿体ないですよね?そこで、使っていないカラーネイルや透明マニキュアを有効活用する方法を紹介します。
カラーマニキュア編
ネイルを楽しむためにさまざまな色を買い揃えたり、新色が出るたびに購入したり、気づけば使わないマニキュアがたくさん!でも、捨てることもできないまま残してある人も多いですよね。そんなカラーマニキュアを可愛く活用する方法を紹介します。
1.マーブル模様でカラーリング
マニキュアは、水をはじくという性質を持っているので、水の上にマニキュアを垂らすと水の表面で広がります。この特性を活かせば、グラスやマグカップ、植木鉢などをマーブル模様で可愛くデコレーションできちゃうんです!
▼ マーブリングとはこんな感じの模様のことをいいます!
【用意するもの】
- 水
- 爪楊枝
- トップコート
- マニキュア 数色
- 耐水性のある不要な容器
- マスキングテープ(なくてもOK)
- グラスやマグカップ、植木鉢などカラーリングしたいもの
カラーリング方法
- 色をつけたい物の塗りたくない所にマスキングテープを貼る
- 容器に水を少し張り、マニキュアを垂らす
- さらに、別の色のマニキュアを何色か垂らす
- マニキュアを爪楊枝でマーブルになるようにサッと混ぜる
※混ぜ過ぎるとマーブル模様にならなくなるので注意 - 混ぜたらカラーリングする物の底を優しく浸し、ゆっくり抜く
- マニキュアが乾燥したら、トップコートで保護して完成
マニキュアが側面についても問題ない場合には、マスキングテープを貼らなくてもOK。
底の部分だけではなくマグカップなら持ち手をカラーリングしても可愛いですね。模様がひとつひとつ異なるので、世界にひとつしかないオリジナルグッズが作れるのが嬉しいポイントです♪
グラスやマグカップをカラーリングする場合、使ったあとは食洗機で洗わずに優しく手洗いしてくださいね。
2.ラメ入りオリジナルヘアピン
ラメ入りのマニキュアって、流行があったり使えるシチュエーションも限られていたりするので、マニキュアの中でも特に使い切れないですよね。
そんなラメ入りのマニキュアで、オリジナルヘアピンを作ってみませんか?
ダブルクリップに塗るのもオススメですよ。
【用意するもの】
- 硬い紙
- ヘアピン
- ラメ入りマニキュア
オリジナルヘアピンの作り方
- 硬い紙にヘアピンをはさむ
- 髪につけた時に上になる面に2,3回重ね塗りをする
- マニキュアが乾いたら完成
3.鍵の目印
家の鍵や車の鍵など、1人でたくさんの種類のキーを持っているとパッと見ただけでは区別がつきにくい似通った物も多く、いざ使おうと思っても『どれだっけ…?』と、探すことに時間がかかり不便なことがありますよね。
そこで分かりやすい状態にするため、マニキュアで鍵に目印をつけましょう
鍵の持ち手部分にカラーマニキュアを塗って色分けすることで、ひと目で何がどこの鍵なのかが見分けがつくのです。
- 全て塗りつぶす
- 綿棒でドット柄にする
- 2色でストライプにする
など、お好みでペイントするとより可愛くオシャレに見えますよ
4.マニキュアでディップアート
ディップアートとは、形作ったワイヤーをディップ液に浸して作られているもので、アメリカンフラワーとも呼ばれています。
このディップ液の成分とマニキュアの成分は、ほとんど同じなので、マニキュアを使えば、自分でディップアートを楽しめちゃうんです!
【用意するもの】
- マニキュア
- ペンチ
- 細いワイヤー
- ハサミまたはニッパー
- ボールペンなどの丸い棒
マニキュアフラワーの作り方
- 丸い棒にワイヤーを巻いて輪を作り、2~3回ひねる
- ワイヤーを棒から外す
- 4~5回繰り返す
- 茎の部分を考慮してワイヤーをカットする
- ひとつひとつの輪を後ろに少し反らす
-
輪の中に膜をはるように手早くマニキュアを塗る
※難しい場合には、小さな容器にマニキュアを入れて、輪を浸す - 発砲スチロールなどに挿して十分に乾燥させる
※マニキュアの膜は壊れやすいので扱いに注意 - 十分に乾燥したら、茎の部分をひねってひとつにまとめる
- 好みの長さまでひねったらワイヤーをカットして完成
できあがった花は、ヘアピンの飾りにしたり、ラッピングの飾りにしたりなど、使い方はたくさんあります!
輪をひとつにして葉を作り、花と組み合わせてコルクに挿せば可愛いインテリアが作れます。あなたのアイディア次第で、ピアスやブレスレットなどのアクセサリーも作れちゃう!とても可愛いので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
透明マニキュア・トップコート編
ネイルの仕上げに活躍する透明マニキュアやトップコート。実は、透明だからこそ便利な使い方があるんです。
1.ストッキングの伝線防止
ストッキングについてまわる心配と言えば、伝線ですよね。ちょっとでも引っかけてしまうと、あっという間に広がって取り返しのつかない事態に…。
ストッキングの伝線を防いでくれるのが透明マニキュアやトップコートです。
小さな伝線を見つけたら、穴が開いている部分に透明のマニキュアかトップコートを塗りましょう。伝線の広がりを防いでくれます。
最近では、伝線しにくいストッキングも販売されていますが、万が一に備えて透明マニキュアかトップコートをバッグに忍ばせておくと安心ですね。
2.アクセサリーに塗って酸化予防
金属は肌に直接触れると酸化して変色します。この酸化による変色を防いでくれるのが透明マニキュアやトップコート。
サッとひと塗りしておくだけで、金属の持ちがアップします。透明マニキュアやトップコートを塗った金属はアレルギーの防止にも役立ちます。
ただし、必ずアレルギーが起こらないわけではないので、過信は禁物です。
マニキュアを塗った金属を肌の目立たない部分に当てるなどのパッチテストを必ず行い、問題ないことを確認してから使いましょう。
また、1度透明マニキュアかトップコートを塗ると、剥がしにくいので貴重な金属には処理を施さないほうが無難ですよ
3.のり代わり
自宅から手紙を送る時などにのりを使おうと思っても、常備していることって少ないですよね。実は、マニキュアは乾けば固まるのでのりの代わりとして使うことも出来るのです!
手紙の封をするときやイラストの切り抜きをシール代わりに使うときなどに活用してみてくださいね。
マニキュアで封をしたものは、痕跡を残さずに開封できないので防犯の意味でもオススメですよ。
4.メガネのネジの緩み止め予防
メガネを頻繁にかけたり外したりしていると、いつの間にかネジが緩んできてしまいますよね。透明マニキュアやトップコートは、ネジの緩みを防ぐ効果もあるんです。
メガネのネジを一度外して、ネジの先端部分に透明マニキュアかトップコートを少しだけつけてからネジを締めます。
たったこれだけで、ネジの緩みを防ぐことができるんです。接着剤と違って完全に固定するわけではないので安心して使えるのが嬉しいですね。
ドロドロになったマニキュアは目薬で復活する!
マニキュアにも使用期限があり、商品にもよりますが一般的には以下の期間となります。
- 未開封のもので1~5年
- 開封済みのもので1年以内
使用期限を切れたマニキュアは、乾きが遅くなったり匂いが強くなったり、剥げやすくなったりするので、出来ることなら購入後1年以内には使い切りたいですね。
また、使いかけのまま放っておくと、中身が固まってドロドロになることがありますよね。中身がドロドロに固まってしまった場合、うすめ液を使えばマニキュアを元通りにすることが出来ます。
うすめ液が無い時には、目薬を数滴入れてかき混ぜてみて!できるだけ空気が入らないように混ぜ過ぎないのがコツで、うすめ液を使ったときと同じように、マニキュアが復活しますよ。
うすめ液代わりに除光液を使う人がいますが、ムラになったり分離したり、直射日光に上がるとビンがひび割れすることもあるので、除光液でうすめるのは避けましょう。