長続きしないカップル・上手く行かない組合せと理由

長続きしないカップルは一体、何が悪くて短期間で別れることになるのでしょうか?今、付き合って間もない彼氏と上手く行かないようで別れの不安に怯えているのなら、解決するヒントが見つかるかも?

長続きしないカップルの組み合わせ

せっかく両想いになって付き合いはじめたのに、なぜか上手く行かないカップルっていますよね。

恋が成就するまでは盛り上がって『運命の相手に巡り会えた!』と、お互いに思っていたのに、恋人として向き合った途端にどうしても噛み合わない2人…。

それって、相性が悪いのかも知れませんね…。

では、恋が長続きしにくいカップルの特徴とその理由を紹介していきます。正反対の性格の2人でも、いずれ別れが訪れる二人でも惹かれ合ってしまうのが恋の不思議なところですね。

1.「超インドア派」と「超アウトドア派」

彼女は家に引きこもってゆっくりと休日を過ごすことが何より幸せと感じるのに対し、彼氏はとにかく外出が大好き。

逆に、彼は家で何時間もゲームができる状態がサイコーと思っているのに、彼女は買い物に行ったり友だちと遊ぶなどアクティブに過ごすのが好きで家でジッとしているのが苦手。


このケースのカップルは「幸せ」と感じる瞬間が違うので、恋心がクールダウンしてくる時期に破局を迎える可能性が高まります。

2.「マメすぎる人」と「ズボラすぎる人」

一方は時間を守りデートの待ち合わせには15分前には到着し、会えないときはマメにメールをせっせと送り、恋人のためなら頻繁に会いに行くし、プレゼントも凝った物をサプライズで用意するマメな人。

もう一方は時間にルーズで待ち合わせには、いつも30分は遅れは当たり前。メールの返信は3回に1回すればマシなほうで、恋人のことは好きだけれど貰ったプレゼントは悪気なくどこかに置き忘れてしまうようなズボラな人。


この組み合わせの場合、ズボラな相手にマメな人は常に腹をたて、怒られっぱなしのズボラは次第にうんざりするように…。一緒に居ると息がつまったり、相手に合せるのが面倒くさくバカらしくなってケンカが絶えなくなるパターンに陥ります

3.「節約家」と「浪費家」

ケチというほどではないにしろ無駄なお金は一切使わない人と、何でも目についたら買ってしまう人、欲しいものを我慢できない人とはデートするだけもお互いに違和感を覚えます。

一方は、お金をかけずに楽しむデートを考えて、食事も安くて美味しいお店を探しているのに、もう一方は『デートなんだから、ゴージャスにしたい』『一流のフレンチで食事をしたい』と、どんどんお金をかかる方向に行ってしまう…。


金銭感覚の違いは結婚生活にも響きます。だから、倹約に励む節約家が結婚を強く望んでいる場合、いい加減な浪費家は『真剣に将来のことを考えていない。それは私(俺)のことを愛していないからだ』と、判断し別れに繋がりやすくなるのです。

4.「ネガティブな人」と「ポジティブな人」

『どうせ上手く行くわけがない』とすべてにおいてマイナス要素を探してしまう人と、デートしてもテンションが下がるばかりです。

また、ポジティブな人が前向きで明るい発言をしても、ネガティブの人からみれば『楽観的すぎて信用ならない』と思われてしまいます。


ネガティブな人は考え過ぎて負の方向にばかり歩いてしまうことがあります。一方、ポジティブな人は深く考えずに直感的に判断することもあるので、この組み合わせは会話が噛み合わず、お互いの真意が伝わりにくくなってしまい心がすれ違ってしまいやすいのです。

5.「社交的な人」と「人見知りの人」

もともと人と接するのが好きで、初対面でもすぐに打ち解けられるタイプなので、なぜ人見知りをするのかが良く理解できない人もいます。

でも、人見知りな性格の人にとっては多人数の人と交流を持つのが苦手なのです。『話したい』『仲良くなりたい』という願望はあるものの、そう簡単に改善できるものはないため、社交的になることを強要されるとストレスを感じ、ますます自信を喪失します。


この場合、相手の性格を良く理解していないと2人の仲に不協和音が流れてしまいます。短期間で他人と馴染むことを苦手とする真面目な性格の人は、一人ひとりとじっくり付き合って行きたいタイプだったりしまうが、それを理解せず『自分の友達に仏頂面するなんて…』と、社交性豊かなタイプの人が不満を抱いてしまうと上手く行きません。

6.「潔癖症の人」と「無神経な人」

部屋が少しでも散らかっていたら我慢ならない人と、数か月間も掃除機をかけずにホコリが床や棚に積もっていても全然気にならない人がひとつ屋根の下にいたら、険悪な雰囲気になります。

だいたいに於いて無神経な人は悪気はないけれど気がつかない人が多いので、主に我慢してストレスがたまるのは潔癖症の人です。

そしてイライラして相手に辛くあたってしまうと、無神経な人は『そんなことで怒らなくても…』と困ってしまうのです。


潔癖症の人は、不潔な人も生活習慣がルーズな人も基本的には許せません。ただ潔癖ゆえに自分ばかりか相手のことも縛りつけてしまうことがあるので、何事も「ほどほど」が良いのかも知れませんね。

7.「家族と疎遠な人」と「家族と仲の良い人」

育って来た家庭環境というのは人間形成に大きく影響します。事情があって家族とあまり交流を持たない人には、家族想いな恋人の気持ちが理解しにくいことがあります。

『母の体調が悪くて』『父がリストラに遭って』と家族のことが心配で、相手がデートを早く切り上げようとしても、自分には大切だと思える家族がいない場合は『自分より家族のを優先するなんて!』と、嫉妬にも似た感情が生じてきます。

また、独りで何でも乗り越えてきた人から見ると、家族に頼ってばかりいる相手を『甘えている』と思ってしまうかも知れません。

8.「友だちの少ない人」と「友だちの多い人」

わりと気軽に誰とでも友だちになれるけれど、ひとり一人の友だちにそれほど思い入れのない人と、友達は多くはないけれど出会った数少ない友人をとても大切にする人とでは、根本的に友だちに対する価値観が違います。

よほど器用な人でない限り、多くの友だちすべてに常に気を配るということは不可能なはずです。

キャンプやパーティーなどは友達の数が多い人はアクティブで楽しいかも知れませんが、悩み事を聞いてもらったり、真剣に相談に乗ってもらったりするのは、だいたい一人か二人の”信頼できる友人”ではないでしょうか。


友だちの少ない人から見ると、友だちの多い相手は「八方美人」のように見え、逆に友だちの多い人から見ると、友だちの少ない相手は「孤独な人」に思えてお互いに批判し合うようになり、ケンカの延長上に”別れが訪れやすい”のです。

どんな2人でも長続きさせるコツがある

性格のまったく違うカップルでも上手くいく確率は高いのです。


例えば「せっかちな人」と「のんびり屋」の組合せの場合。

「せっかちさん」は、テキパキと何でも素早く様々なことを処理する能力に優れていますが、それ故に急いで見逃してしまうこともあります。

「のんびり屋さん」は、何をするにもスローで相手をイライラとさせることも多いですが、余裕でゆったりと構えている分、周囲をしっかり見ていて「せっかち」な恋人をフォローしてくれることもあります。


とうことから、まったく違うタイプのカップルであっても、関係を長続きさせたいのなら、お互いに長所を認めて欠点を補い合える関係を築いていくことであり、そいった点が欠けると長続きしないカップルになってしまう、という結論に達したところで失礼いたします。