彼の気持ちをかぎ分ける社交辞令の見分け方
『○○さんって可愛いね』と、思わせぶりで脈ありを感じさせる褒め言葉に心はドキドキします、でも冷静に考えるとこれって社交辞令?ゆるキャラだって「かわいい」し、なかなか解釈が難しいひと言ですよね。
いつも褒めてくれるので好きになりかけていたら「彼がいつもかけてくれた言葉は社交辞令だった…」こんな展開とてもガッカリしますよね、余計な期待をさせるくらいなら「脈なし」って分かりやすい態度をとってもらいたいものですよね。
でも彼が「脈あり」のような態度や言葉をかけてくれるのは『恥をかかせちゃいけない・傷つけちゃいけない』といった気持ちから優しい言葉をかけてくれた可能性もあるので、責めてはいけません。
社交的なオトコに限らず口下手な男性だって社交辞令でホメることはありますが、もしそれが「ホンキの好意」だったら?『どうせリップサービスでしょ』と、見分け方が解らないとサラッと恋のサインも受け流してしまうかもしれません。
一体どこからが社交辞令で、どこまでが本気なんでしょうか?「シチュエーション別」や「言葉の使い方」による社交辞令の見分け方を紹介します。
シチュエーション別の社交辞令見分け方
アナタから彼を誘った時に、相手の反応によって「社交辞令を言われた」のか「本気で嬉しい」のかを見分けることが出来ます、一体どんなシチュエーションをした時に判断できるのでしょうか?
1.話題のお店に誘ったとき
『美味しいお店があるんだけど行かない?』と彼を誘ったら『行きたいです!今度絶対行きましょう!』と、良い返事が返ってきたけど、それから音沙汰ナシ…、こっちは『いつ行こうかな』『服はどうしようかな』と一生懸命考えてワクワクしてるのに、何も連絡がなくスルーされるとガッカリしますよね。
社交辞令を言った彼の本心
誘われたお店に興味はないけど『行きたくない』とは言いにくい
本当に行きたければ、すぐさま『これはチャンス!』と、お店の場所を聞いてきたり、日時など具体的な予定を経てるハズですよね。
それほど乗り気ではない相手と予定をハッキリさせると、本当に一緒に行かなければならなくなるので彼から話題を振らずにいるのですね。
2.LINEやメールで心の距離が近づきつつあるとき
『週末とかは何してるの?』と彼に予定を聞いたら『週末は結構忙しいですね…では、またメールしますね』と締めくくられた時って、ガッカリした気分になりますよね。
メールを締めくくった彼の本心
遊びに誘われそうな流れだから逃げようかな…
『またメールしますね』の文脈からは『またってことは好意があるの?』と期待は高まりますが、単純にメールを終わらせたくて「その場しのぎの建前ワード」である可能性も高いのです。
彼が本当にまた連絡を取りたいと思っているなら『また明日メールしますね』と、いつメールするかと日時も言ってくるハズ、たまにはアナタからの連絡をやめて相手に追わせるように仕向けてみてくださいね。
3.ランチで手作りお弁当を披露したとき
『節約のため自分で、お弁当を作っているの』と、さり気に家庭的な一面をアピールしたときに『女性らしくて良いですね』『家庭的ですね』と、彼が言ってくれた時って嬉しいですよね、でもフレーズによっては彼の言葉は社交辞令である可能性があります。
社交辞令を言った彼の本心
とりあえず褒めておこう
気になる相手なら『僕のも作って来てよ~』とか『得意料理は何?』と食いついてくるハズです。
ですが、あきらめてはいけません!彼の好きな料理やおかずをリサーチしておいて別の日に披露し、流れで一口食べさせ料理の腕をアピる…、という手があります。
「食」で男性の心をわしづかみにすれば、他の女性より1歩リードできますよ。
4.ヘアスタイルを褒めてくれたとき
『昨日、美容院に行ってきたんだ』と、髪を切ったことをアピールしたら『似合ってるね』と言ってくれたら嬉しい気分になりますが、意外と社交辞令フレーズとして使われることも多いので注意してくださいね。
社交辞令を言った彼の本心
変えたばかりの髪形にダメ出しを言えない
『前のほうがイイんじゃない?』などと否定したら、気まずくなって今後の関係に響くので当たりさわりのない言葉で濁すことも多々あります。
逆に彼のほうから『髪切ったんだ?』とか『ヘアスタイル変えたの?』と、話かけてもらえるようなら彼がアナタを気にしている証拠ですよ。
5.仕事で知り合った人を食事に誘ったとき
良い感じでシゴトの話がまとまったので『週末にでも食事に行きませんか?』と誘ったら『良いですね。週末は難しいけどコチラから連絡します。』って返事をもらえた時って、嬉しいですよね。でも、このフレーズこそ社交辞令の代表格ともいえます…。
社交辞令を言った彼の本心
仕事上の誘いはキッパリ断れないから遠まわしに断ろう…
せっかくいい感じで仕事がまとまったのに、ここで断ると不安要素ができそうで断れないときの『こちらから連絡します』は建前の定番フレーズなのです。
どうしても誘いたいのなら、その仕事を全て片つけたあとの「打ち上げ」という形で誘うと彼も誘いに乗りやすくなりますよ!
6.デートスポットに彼を誘ったとき
彼の予定をチェックしたくて『テーマパークがリニューアルしたんだって!一緒に行かない?』と誘ったら『楽しそう!みんなでワイワイ行こう!』と、返事をもらった時って嬉しいですよね。
社交辞令を言った彼の本心
2人きりの場面を見られたら嫌だなぁ…
イベントのときに『みんなで』と言うのは『2人きりになりたくない』という意思表示の可能性が高く、デートスポットに2人でいるところを見られて周りにウワサが立つのを恐れているのかもしれません。
まずはグループ行動で距離を縮める作戦で、ちょっとずつ仲を深めることが大切ですよ。
言葉遣いによる社交辞令の見分け方
彼が言ってくれる言葉の中には「社交辞令によく使われるフレーズ」と「本気で褒めているときのフレーズ」があります、相手が言ってくれた言葉をよく思い出しながらチェックしてみてくださいね。
1.『可愛いね』は社交辞令が多い
『かわいい』とホメられて不快に思う女性はほぼいませんが「可愛い」という言葉は使い勝手がよく幅広い意味で使うことができるので勘違いを生みやすいのです。
例えば「小動物のようで可愛いね」「今日の洋服がカワイイね」など、異性としての魅力以外のことであっても「かわいいね」のひと言で済まされることもあります。
また、女性は口グセのように何に対しても『可愛い~』と、言うことが多いように、最近では男性も「別に意味もなく言っている場合もある」ので本気にするのはキケンかもしれません。
2.『キレイですね』は本気度が高い
『美人ですね』『キレイ』という言葉は『可愛いですね』とよく似ていますが、これはその人の容姿が本当に美しくなければ出てこない言葉のことが多いのです。
逆に美人でない人に言うのは「嫌味」と受け止められることもあり、男性だって失礼にならないよう言葉選びにも慎重になります。
でも綺麗だと思っているのは「本心」でも、恋愛対象としての好意があるかどうかは別ですので期待をしすぎないようにしてくださいね。
3.「今度」がつく誘い文句は社交辞令が多い
よく『また今度ご飯に行きたいですね』など「今度」とつく言葉がありますが、これは社交辞令だと思ってOKのフレーズで「今度」を付けることによって、相手は具体的な日程を決めなくてもよくなります。
社交辞令の時によく使われるのは、その一言でその場を上手く切り抜けることが出来るという特徴があるためです。
なので、こちらも『そうですね!また今度行きましょう』と返事をしておくのが賢明かもしません、好きな人からの本気の誘いと勘違いして、あまり真に受けないようにしてくださいね。
4.『彼氏がいなかったら立候補してたのに…』
付き合っている恋人がいるかどうかの質問をされて『いる』と答えたときに『え~!いなかったら立候補してたのに!』と、悔しそうに言われたパターンなら、彼はかなり本気モードの可能性が高いのです。
男性からは「彼氏持ちなら諦めなければいけないけど、望みがあるなら狙いたい」という気持ちが見え隠れしていて、うまくここでアピールしておけば『もし彼氏と別れたときに付き合ってくれるかも…』という気持ちをキープしてくれますよ。
5.「ノリ」と「ホンキ」の違い
お酒の席で『好きだよ』『タイプだよ』という男性の言葉は、ほとんどがアルコールの酔いや場の雰囲気からの「ノリ」の可能性が高いので気をつけてくださいね。
ノリ男がよく使う言葉
・俺たち付き合っちゃう!?
・今日はもう帰さないからな!
ホンキで女性のことが気になっていれば「ノリ」でそんな大切なことは言いません。もちろん男性側もノリで言っているものの「隙さえあれば…」という気持ちも酔っているときは大きいので、女性の反応を確かめているケースもあります。
稀にいる「マジ男」の態度
ノリで告白をしても、後日フォローをしてくれる
稀にいる「シラフでは恥ずかしくて言えないタイプ」の男性は、お酒や雰囲気のチカラを借りて「勢いで告白」してくることもあり「マジな男」と「ノリ男」の違いはアフターフォローにあらわれますので、注意深く観察してくださいね。
社交辞令はひとつの優しさでもある
本心からの言葉とオモテ向きの社交辞令は、受け止める側にとっては『紛らわしいからやめて欲しい!』と思う女性も多いのですが、本当に嫌いでホメる所が見つからない女性に対しては社交辞令さえ言えません。
多少なりとも相手を思いやるキモチがあるからこそ「褒めよう」「傷つけないように」としているはずなので「リップサービスね」と、余裕をもった受け止め方と切り替えしをしてくだいね。
また、よっぽどソリの合わない敵対関係にある女性が相手でもない限り、男性は基本的に女性に優しくしたいと思っています。
『恋愛対象ではないな…』と思っている女性からデートやご飯に誘われても、その場でキッパリと断ってしまうと傷つけてしまうから、遠まわしに断ったり返事を保留にするなど、なるべくカドを立てずにその場をやり過ごすことも少なくありません。
だから「相手が積極的な姿勢を見せるかどうか?」が、わかりにくい優しさと社交辞令のボーダーラインを見極めるポイントになります。
『いつ行く?』『どこで待ち合わせる?』『何時に連絡するよ』など、具体的な反応が見られるのであればチャンスありかもしれませんので、様子を見ながら機会をうかがってくださいね。