恋人と別れる決め手になったこと!
恋人との関係がマンネリ化していたり、彼氏や彼女に不満を抱えていて「別れたい」と心の中で思うのは珍しいことではありません。でも、実際に「別れ」を行動に移すときには、それなりの決め手があるのです。
彼氏や彼女と別れる決め手になったこと
恋人と別れる決め手になったことを体験談も交えて紹介します。
付き合う前は居心地のよさを感じていた部分が、カップルになってから変化してギャップに耐えられなくなるパターンや、価値観や結婚への意識や将来像の違いが別れの理由になることもあります。
どんなに大好きだったとしても、相手の思いやりのない態度に一瞬にして気持ちが冷めてしまうケースもあるので、現在、パートナーとの関係が順調だとしても油断は禁物。
結婚する意志がないことや、隠している借金やギャンブル癖があり、金銭トラブルに繋がることなど、将来への希望が持てなくなる要素は別れる決め手になりやすいのです…。
実際に別れを決意して行動に移した人たちのエピソードから、彼氏や彼女と別れる決め手になったことのポイントをチェックしてみましょう。
婿入りを要求された
結婚を考えていた相手は二人姉妹で、先方の姉が結婚していました。初めは、婿養子をとらないからと言われていたのに、いざ御挨拶に伺ったら、「婿養子に入ってほしい」と言われ結婚を断念しました。
私は二人兄弟の長子で家を守っていく必要があるため、次の相手を探しています。デリケートな問題なので、軽はずみなことを言わずに、誠意を示して欲しかったです。(35歳/男性)
交際期間が長いのに結婚話が一切ない
8年半付き合っていた11歳上の彼氏がいました。喧嘩もなく、仲良く付き合ってきたつもりですが、プロポーズされる気配もなく、御両親にも会わせてもらえず不安と不信感が募っていました。
相手に結婚の意思がなさそうだし、このまま一緒にいても変わらないと思い、将来を考えた結果、別れることを決めました。(29歳/女性)
金銭感覚がルーズで直らない
彼氏と別れた決め手は金銭感覚の無さでした。付き合い始めた頃のデート代は、すべて支払ってくれていましたが、徐々に出し渋るようになり、とうとう、「お金を貸して欲しい」と言われるようになったのです。
一度きりと思って貸したのが悪かったです。その後も二度、三度と借金に申し出をされるようになり、結局、お金を返してもくれませんでした…。
最終的には莫大な借金があることが判明し、私では抱えきれないと思い別れました。 私と付き合う前からギャンブルで作った借金だと知り、気持ちが一気に冷めました。(37歳/女性)
働かない彼氏に浮気された
10年ほど付き合った彼は働かないんです。麻雀、パチンコが大好きなうえに飽き性なので、仕事をすぐに辞めてしまうんです。生活費は親に頼り、私も応援していました。
「世の中を舐めている」と腹が立つこともありましたが、性格も相性も良かったので付き合っていました。別れることになった決定打は彼氏の浮気です。
私たちは30代なのですが、浮気相手は50代の女性です。彼氏を問いただしたところ「働かなくても怒らないので癒される」と呆れる返答…。
これまで彼氏に捧げていた時間や気持ちやお金など、すべてを踏みにじられたような思いになり、迷うことなく別れを決めました。(35歳/女性)
遠距離恋愛になって気持ちがすれ違った
僕が転勤して遠距離になったことから、お互いに時間の確保やデートするために必要な交通費などの負担が多くなりました。また、なかなか会えないので気持ちがすれ違い、喧嘩が増えてきたことも別れの決め手のひとつです。
近くに住んでいればケンカしても、「ご飯でも食べに行って仲直りしようかな?」という思いを行動に移すことも割と簡単にできますが、遠く離れていると電話して話し合ったりすることも面倒に感じるようになり、関係を修復できませんでした。(35歳/男性)
信頼されず浮気を疑われた
自分から彼女に別れを切り出しました。決め手になったのは、普段から喧嘩ばりしていて二人の気持ちがすれ違うことが多くなったときに、「浮気しているに決まっている」と疑われ、否定しても信じてもらえなかったからです。
浮気していない証拠に携帯を見せろだとか、「他の女子から連絡がないかチェックするために、一晩スマホを預かる」など、面倒くさい要求ばかりされるようになりました。
だんだん恋人として付き合っている意味を感じられなくなったので、二人で話し合って別れました(19歳/男性)
生活費までギャンブルに注ぎ込んだ
恋人と別れる事になった決め手はギャンブルです。気晴らしの趣味程度なら問題ないと思っていましたが、ある時、給料日にほとんどパチンコで使ってしまったのです。
「その月の生活費はカードローンを借りて払う」という信じられない発言に、彼氏との未来はないと思い別れました。結局、同じようなことを何度も繰り返していて、かなりの借金を抱えていると告白されました。
別れを決めた日、彼氏がデートの約束に3時間も遅れて来たから理由を聞いたのですが、そのおかげで「のまれた分を取り戻すために夢中だった…」とパチンコにのめり込んでいる事実を知ることができました。別れて本当に良かったです。(39歳/女性)
母親みたいで鬱陶しくなった
別れた彼女は、とても世話好きで面倒見もよい人でした。そういったタイプの女性に巡り合ったのは初めてだったので、最初は嬉しく、ありがたくて、少し甘えられるという経験もできて心地良かったです。
しかし、時が経つにつれて、少しずつ私が感じていた「心地よさ」が「煩わしさ」に変わっていき、一緒にいるのが嫌になったのです。
別れる決め手になったのは、彼女に母親を感じてしまったからです。こうなるともう恋愛感情がまったく湧かなくなって、どうやっても関係を続けていくのは無理でした。(49歳/男性)
人生目標が違いすぎた
元彼とは、お互いに結婚も視野にいれてお付き合いをしていました。別れた彼氏は社会人だったのですが、「また勉強をしたい」という理由から、遠く離れた大学へ行くことになりました。
落ち着いたら私も彼の元へ行く約束をして、二人で住めるアパートも探しました。ですが、しばらくの遠距離恋愛を続けている間に、彼は勉強、私は仕事が多忙になり、どんどんすれ違うようになったのです。
久しぶりに再会して会話したとき、あまりにも二人が目指している方向が違いすぎることを感じたのが、きっぱり別れる決め手になりました。(40歳/女性)
身勝手な行動に気持ちが冷めた
学生の頃、すべてを把握したがる彼女の束縛がエスカレートしたのが別れの決め手になりました。
クラスの女子と話すだけで機嫌が悪くなるし、メールで絵文字を使用しなければ「愛が足りないから手抜きしている」怒ります。でも、自分は男子と話したり、気分が乗らなければ絵文字は使いません。
要求ばかりされて、どうしても都合が悪くて応えられないと機嫌悪くなる悪循環に疲れてしまい、次第に「思いやりがなくてワガママで性格が悪い人なんだ」と本質に気づいたことが別れる決め手になりました。(34歳/男性)
女々しい言動にうんざりした
サッパリした性格に惹かれたのですが、実際に付き合ってみたら、まるで別人のように女々しいのです…。
ものすごくネガティブ思考で嫉妬心が強く、歴代の彼女と比べては、「元カノだったら、もう少し思いやりがあった」「元カノは愛情表現を惜しまなかった」などと、ネチネチ文句を言ってきます。
別れる決め手になったのは、デートする約束の数十分前に理由もなく「やっぱり会いたくない」と言われたことです。面倒臭くてたまりません。一気に疲れてしまい、みるみるうちに恋愛感情が冷めました。(35歳/女性)
価値観が違いすぎた
お互いの価値観の相違が原因で別れることになりました。私の誕生日に、彼の趣味の野球観戦に泊りがけで行くことを提案され、野球に全く興味がなかった私は「都内のディナーで良い。場所も予約も私がする」と代案を出しました。
でも、彼氏は「誕生日を祝ってあげようという、恋人の気持ちを否定するべきではない」と言ってきたので、今後も付き合っていくのが面倒臭くなって別れました。
これが、「彼氏の誕生日を祝う場合」だったら理解できますが、今回は「私の誕生日」です。はっきり相違点がわかり、早めに別れられて良かったです。(33歳/女性)
専業主婦になることを希望された
ある発言が決め手となって、結婚を考えられなくなったから彼氏と別れました。私に対して「専業主婦になって常に家に居てほしい」という、彼の将来像に違和感を抱くようになったのです。
彼氏とは4年間も付き合い、両家の親や兄弟にも公認の仲で、「そのうち結婚するのだろう」という雰囲気があり、将来の話もよくしていました。
でも、私は仕事を続けたいし、アクティブでありたかったのでどうにも合わないなと思っているうちに想いが薄れていき別れました。(24歳/女性)
別れの引き金は日常の中に潜んでいる
人の心は移ろいやすいものなので「好き・嫌い・普通・興味ない」など、大きなカテゴリの感情のなかで多少の変動があっても不思議ではありません。
身勝手な言動で別れを決定的にする球を打って別れを告げられてから、復縁したり、相手の気持ちを取り戻すのは至難の業。
ふとしたことがキッカケで、一秒前までは「今後も仲良く付き合っていける」と信じて疑わなかった相手に愛想が尽きたり、一緒にやっていく自信を失ってしまうこともあります。
しかし、日々の愛情の積み重ねが、相手に別れをとどまらせる「決め手」になることもあるので、パートナーに対する「優しさや思いやり」を心掛けておくと、別れを回避できるかも?