付き合うことになった決め手
自分が誰かのことを好きになったり告白されたりして、恋人として付き合うことを想像したとき、外見、性格、交友関係、経済力や家庭環境など気になることは多いものです。
世の中のカップルは、どんなことが決め手になって付き合うのでしょうか?
仲が良くて何でも相談できる友達、タイミングさえ合えば恋愛モードにスイッチが切り替わってもおかしくない、微妙な距離がもどかしい友達以上恋人未満の関係、一方的にアタックしてくる人がいるなど、恋のきっかけを待っている人は参考に!
今回は、体験談も含め、「実際に付き合う決め手になったこと」を紹介します。
アタックされ続けて心が動いた
自分には付き合っている人がいても、恋愛対象として意識していない別の人から根気よくアプローチされたことが付き合う決め手となる場合もあります。
体験談
彼氏以外の男性から「付き合ってほしい」とアプローチされていましたが、恋人がいるので断り続けていました。
しかし、5年経ってからも、「僕の気持ちは変わらない」と言われ、ひたむきに想い続けてくれたことが嬉しくて、彼氏と別れ、付き合うことにしました。29歳/女性
話しやすくて落ち着ける
相手のことが好きなのに何をするにしても自分の間とズレていたり、想いが強すぎて緊張が続くと疲れてしまい、一緒にいてもぎこちない雰囲気に包まれます。
特別に気をつかう必要がない相手と一緒に過ごしているときに、ふと居心地の良さを感じたことが付き合う決め手になるケースは少なくありません。
体験談
彼女とは会話が弾み、同じ物を、同じように「美味しい」と思えるのでデートが楽しいです。彼女の前では飾らずに落ち着けるところが決め手となり、「付き合おう」と誘いました。50歳/男性
良い友達がいて信頼できた
飲んで歩いてワイワイと楽しむだけの表面的な友達だけではなく、悪いことは指摘しあったり、良いことがあれば一緒に喜びあうなど、良好な関係を築いている友達がいることは、本人の誠実な人間性も垣間見えるようで、付き合う決め手となりやすいポイント。
ただし、以下のタイプは、付き合ってから彼女を放ったらかしにして寂しい思いをさせたり、浮気に走る恐れあるので要注意!
- いつも男友達を優先するタイプ
- やたらと女友達が多いタイプ
考え方がポジティブだから
大変なことが起こったとしても、物事をプラスに考えて前向きに進めるタイプの人がパートナーだと心強いものです。
反対に、「過去を振り返ってばかりいる」「すべてに否定的な人」とは楽しい付き合いができません。恋人にもマイナス思考を伝染させるなど、精神的・心理的に悪影響を与えるので、見た目だけで判断することなく、しっかり内面に目を向けることも大切です。
外見だけでなく内面も見てくれた
「イケメンが好き」「かっこよい顔じゃなきゃ嫌だ」「美人がいい」「スタイルが良くて脚がキレイな人がいい」など、男女共に恋人を選ぶときに容姿をポイントに置くのは悪いことではありません。
しかし、内面には目もくれずに外見ばかり重視している人は、次々と好みのタイプに心を奪われやすくて恋愛が長続きしない可能性が高いので要注意。
体験談
友達以上恋人未満の男性にアプローチされたとき、「私のどこが好き?」と質問したときの返事が付き合う決め手となりました。
理由は、「一生懸命、仕事に取りくむ姿勢と穏やかな性格」と言われ、私自身が褒められたいポイントだったので、良さに気づいてくれる彼となら長く付き合っていけると思ったからです。27歳/女性
価値観が自分と似ていた
スピリチュアルな世界では、ひとつの魂を分けあったツインソウルが存在するという説もありますが、瞬間からピタッとフィットする運命のようなものを感じる相手と出会えることがあります。
感動すること、悲しくなること、嬉しくなること、辛いこと、趣味や好きな食べ物が同じだったりすると、デートプランに悩むこともないし、価値観の違いからケンカすること最小限に抑えられます。
自分が好き(嫌い)なもの(事)に対して、相手も同じように感じる場合は、意見の衝突がなくなるので良い関係を築けるのです。
時間や金銭感覚がきっちりしていた
「約束を守る」「お金の貸し借りをしない」などは、良好な人間関係をキープするために欠かせない基本的なことで、信頼や安心感に繋がります。
結婚など将来を見据えたとき、見た目が好みじゃなくても、しっかりした時間やお金の感覚が付き合うポイントになることがあります。
お金にルーズな人は、パートナーや周囲の人たちから金銭トラブルを起こす恐れがあるため要注意。恋人として付き合う前に、厳しくチェックしたいのが買い物の仕方などに表れる金銭感覚です。
また、時間にルーズな男性は、付き合う中で相手にストレスを与えかねません。「社会性がない」「自己中心的」など、あまり良い特徴を持ち合わせていません。
誠実な人柄だった
付き合う相手の男性のタイプで、おすすめなのが誠実な男性です。誠実な男性は、彼女を大切する気持ちが強く、軽はずみに浮気に走ることはないでしょう。
「誰にでも公平に接する」「約束を破らない」などの他人への接し方や、「家族や友人を大切にする」「物を粗末にしない」などの愛情の深さによって、相手の男性が誠実かどうかを見分けることがきます。
フィーリングが合った
会った瞬間や会話中に感じるフィーリング(波長)の一致は、居心地の良さにつながるので、カップルが付き合う決め手となりやすい要素!
体験談
性格は正反対ですが、フィーリングは合うので一緒にいると楽しくて仕方ありません。お互いに欠けている部分を補い合い、成長していける素敵な関係を目指しています。(32歳/女性)
全てを受け入れてくれた
誰かに好きだと言われても、容姿や身体の状態などにコンプレックスや悩みを抱えていると「本当に大丈夫だろうか?嘘じゃなだろうか?」と疑心暗鬼になり、素直になれないことがあります。
でも、思いやりのある言葉や真心は固く閉ざしている心の扉を開けて、一歩前へ踏み出す勇気を与えてくれます。
体験談
私は足が不自由なので告白されても戸惑いがあったのですが、「それも全部ひっくるめて好きなんだよ。俺がお前の足にも支えにもなる」と言われたのが付き合う決め手となりました。(18歳/女性)
失恋したときに寄り添ってくれた
他の人との恋を失ったタイミングで、相談にのってくれた相手との間に新しい恋がはじまることがあります。
体験談
7年間も付き合っていた元カレに浮気をされて捨てられ、ショックを受けて毎日泣いてばかりだった私に、現在、付き合っている彼氏が「俺がいるから大丈夫」と励ましてくれたのが決め手です。
その一言に救われ、恋愛対象として意識するようになり付き合うことになりました。(29歳/女性)
遠距離中に近くの女性に恋をした
転勤や進学によって、好きで堪らない人と遠く離れて暮らすことになったときは、「離れていても絶対に想いは変わらない」と思い、また、心変わりをしないことを願うものです。
でも、近くにいる人が寂しい心の隙間を埋めてくれたことが、他の人と付き合う決め手になってしまう場合もあります。
体験談
遠距離恋愛で数か月後に彼女も越してくる予定だったが疎遠になってしまったという話を聞いた部下の女性から、飲みに誘われ日に恋仲になってしまった。
新しい彼女と付き合う決め手になったのは、遠くにいる人より、近くにいる人が良いからです。単純だが、一番大事だと思う。(40歳/男性)
ただの友達だったのに嫉妬心が湧いた
特に意識はしていないと思っていた相手が自分以外の人と仲良くしているのを見たり、誰かに告白されたことを知った瞬間にヤキモチを妬いてしまい、恋心に気づいて付き合うことを望むケースもあります。
体験談
もとは当時、交際していた彼氏のことを何でも相談するくらい、まったく異性として意識していない仲の良い男友達に、彼氏と別れてから告白されました。
ドキドキするとか「大好き」という感じは無いのに、他の女性と付き合っているところを想像したら、もの凄い嫉妬心が湧いてきたことが相手への想いを確認する決め手となり、付き合うことにしました。(41歳/女性)
決め手を見つけるのは意外と難しい
「いいな」と思っていても、いまいち性格や経済力などの決め手に欠けて、恋として成就しないことは珍しくありません。
だからこそ、何かしら付き合うキッカケとなる「決め手」が見つかる相手との出会いって、けっこう貴重なものなのかも?