「白系アイシャドウ」を使ったアイメイクの方法
クリスチャン・ディオールやシャネルなどの人気アイシャドーパレットにも、必ずと言ってよいくらい入っている「白系」のアイシャドウ。アイラインなど目元の化粧には、顔に馴染みやすいブラウン系のアイシャドーを使っている女性にとって、使い方が難しそうな「白系」アイシャドウは、一度も使わないままパレットに残ってしまうことも多いですね。
しかし、白系のアイシャドーはアイメイクの基本的な方法や使い方さえ覚えてしまえば、美肌効果など女性にとって嬉しい効果を発揮してくれる、お化粧の必須アイテムに大変身してくれます。
白系アイシャドウを使うメリット
ホワイト系だからこその、嬉しい効果は試してみないと損ですよ!
- 時間がたってパウダーが落ちてしまっても、パンダ顔になる心配がない
- 顔色が明るくなり透明感がでる
- 目元のクスミが解消される
- アイメイク以外にも使い道がたくさんある
白系アイシャドウの使い方
ブラウンやブラックなどの濃い色やベージュ系が定番カラーだった人は、白系のアイシャドーを使うことでガラリと印象を変えられます。いきなりホワイト系のアイシャドウを使うことに抵抗を感じるなら、街デビューに備えて休日にアイメイクの練習をしましょう。
慣れてきたら使い方によって、白に近い色のイエロー系、ブルー系、ピンク系にも挑戦を!
目頭に「く」の字に入れる
効果
■ デカ目になれる。
■ アイシャドウの反射で白目の色がクリアになる。
■ 目元を自然に明るくしてくれる。
ちょいテク
■ 黒や茶などの濃い目のアイラインで目元の印象を引き締めた後に、白を仕上げとして目頭に引くことで「ボケボケ」を防ぎ、デカ目効果もアップします。
■ 下瞼のラインを黒目の外側まで伸ばすと、さらにデカ目効果がアップ。
眉の下のラインに沿って入れる
効果
■ 目元がパッと明るくなる。
■ 眉がくっきりとしてシャープな印象になる。
ちょいテク
■ 眉頭の方は細めに、眉尻に向かってボカしながら線を太くするとナチュラルに。
■ まぶた全体を白くすると、膨張して腫れぼったい印象になるので注意!
アイシャドウを目頭から黒目の端まで塗る
効果
■ 白目の色を自然に引きたてます。
■ 立体感がアップする。
ちょいテク
■ 白に近い淡いブルー系のアイシャドウも同じような効果が得られます。
■ 黒目幅で下瞼へ白系アイシャドウを引くとデカ目効果がアップ。
白いアイシャドウのアイメイク以外での使い方
アイシャドウは「目」のお化粧以外に使えないわけではありません。ラメやパール入りなどキラキラしたものや、マットタイプ、クリームやリキッドやジェルなど、様々なタイプがありますね。それぞれの特徴をいかしてアイメイク以外にも使ってみましょう。
ハイライト
鼻筋、おでこ、ほほ骨にブラシや指を使ってのせます。鼻筋なら鼻をスッと見せてくれ、おでこと頬骨に入れると顔が立体的に見えて小顔効果があるなど、白いアイシャドーを入れる箇所によって変化をつけられます。
粒子の細かい自然なパール入りや、マットタイプの白系シャドウがハイライトに適しています。
ルースパウダー
メイクの仕上げや化粧直しの際にフェイスパウダーの代用として白系のアイシャドウを使用します。自然に仕上げるには、大き目のブラシを使用するのがコツ!ハイライトの要領でササッとパウダーをのせて顔色をワントーン明るくしましょう。
ハイライトと同じく、パール入りかマットタイプがベストです。
キラキラアクセント
いつもの口紅やグロスに変化をつけたいときは、ラメ入りやパール入りの白系アイシャドウが便利です。極少量のアイシャドウと一回分の口紅をパレットで混ぜあわせるか、いつも通りに塗ったグロスや口紅のうえに、指でなぞったアイシャドーを唇の中央に軽くのせると、ふっくらしたリップメイクが完成!
濃い色シャドーの色あいを変える
茶系や黒、濃い青色のアイシャドーに、白系を加えると微妙なグラデーションやニュアンスが楽しめます。
白いアイシャドウを使うアイメイクの基本
白は洋服でも「膨張色」として認識されているように、正しく使えば「ふわっと」したイメージになれますが、使い方を間違えると「ボケボケ」な印象になってしまいます。
アイメイクに使うときの鉄則は「濃い色のアイラインやマスカラ」を必ずプラスすること!
白いアイシャドウを塗ることによってマスカラで塗ったまつ毛やアイラインの効果が引き立ちます。二つの相乗効果を上手に使いこなして、キレイなアイメイクを完成させましょう。