新しい自分になるために実践していること

新しい自分になるには何をすべきなのでしょうか?「新しい自分になりたい」とぼんやりとイメージしていても、具体的に何をすべきかわからない人が多いでしょう。今回は、新しい自分になる方法をご紹介します。

新しい自分になる方法

物心ついたときから自分に対して自信が持てなかったり、他人と比較して劣っていると感じたり、特別な悩みがなくても、何となく今の自分に不満や焦りがあって「新しい自分になりたい」と思ったとき、何をすべきなのでしょうか?

他の人はどうやって「新しい自分に出会った」または、「出会おうとしているのか」そして、「新しい自分になれたのか」気になるところです。今回は、実際に新しい自分探しをした人の体験談を交えてヒントになる情報を紹介します。

▼新しい趣味をつくる

これまで興味がなかった分野や知らなかった世界の扉を開けて、一歩、足を踏み入れてみて下さい。意外な発見や気づきや出会いがあり、それまでとはまったく違う、新たな人生を歩むキッカケが転がっています。

新しく趣味を始めました

今まで趣味を聞かれても答えに困ることが多く、そんな自分がつまらなく感じていました。新しい世界に飛び込み、新しい自分になるために趣味を作ることにしました。

自分の性格やライフスタイルに合いそうなものを真剣に考えて「釣り」辿り着いたのが3年前です。竿やエサなどを準備して、わざわざ海や山へ出かけて何時間も釣れるのを待っているなんて退屈そうだと思っていましたが、やってみると面白くて、今では週末の釣りが楽しみで仕方ありません。

同じく釣りを趣味にしている人とも会話が弾むようになり、人生に潤いを感じます。一歩踏み出してみて本当に良かったです。(40代/男性)

▼人への接し方を変えてみる

「朱に交われば赤くなる」という言葉通り、今までの人間関係や人との付き合い方を変えるだけで、意外と簡単に自分も変わるものです。また、今まで上手くいかなかった恋愛や人付き合いも、より良い方向へ向かうようになるでしょう。

勇気をだして人前に出るようにした

引っ込み思案の性格を変えて新しい自分になるために実践したのは、大学時代に文化祭の実行委員に入り、先頭にたって指揮をとる係に立候補したことです。

毎日、失敗できない不安と他人に声を掛ける緊張で心臓がドキドキしていましたが、嫌でもたくさんの人に自分から声をかけて物事を進めていかなければならない環境に身を置いたことで、気づいたらコンプレックスだった消極的な性格が改善されていました!(20代/女性)

人付き合いの無理をやめました

友達の数を減らしたくなかったので、あまり気の合わない人とも無理して付き合っていましたが、強いストレスを感じたり自己嫌悪に陥ったりすることが増えて限界を感じ、「気が乗らない相手からの誘いは断ってもよい」と自分のルールを決めました。

「新しい自分にないたい」と思うものの、やはり初めの頃は嫌われるのが怖くてビクビクしていましたが、角をたてないように配慮しながら「断ること」を実践し続けているうちに適度な距離を保てるようになり、とても気が楽になりました。(40代/女性)

▼新しい勉強をはじめる

スキルアップや自分の武器になる「強み」をつくり、もう一歩先の世界へ進むために資格取得や、話者の多い英語や中国語といった語学の勉強をはじめることも「新しい自分になる方法」のひとつです。

世界をひろげるために語学を習った

生まれつきの両足が不自由なのですが、いろいろなことに挑戦をしてきましたが、具体的な結果を残せずモヤモヤしていました。新しい自分になって、もっと世界をひろげるために10年程前から英会話をはじめました。

日常会話レベルまで話せるようになったので、今後は更にスキルアップするために、外国人と話せる場所に出向いて交流を深めることにチャレンジします。(50代/男性)

資格取得に挑んでいる

新しい自分になるために、資格取得の勉強をしています。小さい頃から努力を継続することが苦手で困難なことや面倒だと感じると途中で投げ出す癖があり、そのしっぺ返しで望むような収入が得られる職にも就けず、今、心から後悔しています。

小さな変化でも構わないので、新しい自分になって少しでも生活を良くするために、今度こそ資格を取得するまで頑張ります。(30代/女性)

▼新しい生活習慣を取り入れる

なかなか変えられない生活習慣ですが、ちょっと意識して日常の行動を変えると自分を大きく変化させることになります。慣れないことに、初めは不安や面倒臭さを感じるでしょうが、毎日続けることで、いつの間にか苦にならなくなるでしょう。

部屋の片づけを習慣にした

10年前、ふと汚部屋に住んでいることに嫌気が差して、整理整頓できない(しない)自分を変えたくなり一念発起!

何年も使っていないものや勿体なくて捨てられなかったものを思い切って処分したら、心が軽くなりました。「したいことがすぐに出来る部屋」「必要な物がすぐ見つかる部屋」って本当に心地よくて、徐々に片付けが習慣になりました。

新しい自分になるためにチャレンジして、綺麗な部屋をキープできる今の自分が大好きになったことは人生の大きな収穫です!(30代/女性)

一人で行動してみた

私は、一人で外食ができません。ラーメンがとても好きなのですが、食べに行きたいと思い立ったら、まずは一緒に行ってくれる人を探すことから始まります。

今はスタートとして、スーパーのフードコートで一人ラーメンを楽しめるように練習しています。(40代/女性)

何事も新鮮な気持ちで向き合っている

日々新鮮な気持ちで物事に向き合うことにしています。当たり前だと思っているものを少し疑ったり、嫌いな人に会いに行ったりします。

そうすることで新しい発見や友人のありがたさ、自分が嫌う要因に気づきます。些細なことかもしれませんが、昨日とは違う自分になったと感じることができます。(30代/女性)

家事を手伝うことにした

今年3月に離職し、現在は主夫です。まだまだ働ける年代なので、もちろん転職先を探していますが思うようにいかない状況の中、家内がパートのダブルワークで家計を助けてくれています。

今まで、「家事は女性がやるもの」と一切を妻に任せてきましたが、実際にやってみて大変さがわかり、自分の傲慢な価値観を押し付けてきたことを反省しています。

新しい自分になって家内に罪滅ぼしをして感謝の気持ちを表すため、留守中の家事は可能な限りやっています。(50代/男性)

小さなキッカケで新しい自分になる

「現状維持」はとても楽ですが、新しい自分に出会う可能性は限りなく低いと言わざるを得ません。自分自身の立場や周囲からの評価にこだわるのも良いですが、あまりに強くセルフイメージに執着してしまうと、本当にすべきこと、やりたいことが出来なくなってしまいます。

せっかくの人生なのですから、いろんな自分に出会っておいて損はありません。沢山の新しいことへ挑戦して、出来る限り自分の可能性を広げて生きるのも、ひとつの「新しい自分になる方法」です。