ドバイ観光する前に知っておくべき情報・現地ライターレポ
砂漠の都ドバイ観光スポットといえば、世界一の高さを誇る「バージュ(ブルジュ)カリファ」ですが、船に乗り、市場へ足を運んで名物の「世界一大きな金(きん)」を記念に撮影してくるプランも楽しいですよ。
ドバイ観光に役立つ情報!事前にチェック
日本からドバイまでは、飛行機で約10~12時間程の移動時間がかかります。多くの人がアラブ首長国連邦のドバイに抱くイメージは、やはり「お金持ちが住んでいる」「ドバイ旅行をするのはセレブ」というものではないでしょうか?
確かに、テレビやガイドブックで紹介されることが多い、天空に向かってそびえたつドバイのアイコン的スポット「ブルジュ(バージュ)・カリファ」や、金ピカなゴールドの自動販売機をはじめとする豪華絢爛な施設を観る限り、一生お目にかかることができない巨万の富を手にしている人たちの姿がチラつきますよね?
でも、ドバイに住み始めて5年になる私の目には、日本に居たときに想像していたドバイとはちょっと違い、庶民感覚を持ちながらでも意外に観光を楽しめるのです。また、日本語が通じる病院もあるし、日本人が住んだり観光するには良い場所かもしれません。異文化にも寛容なのでピリピリする必要もなく、ドバイでの生活をおくっていますよ。
アラブ首長国連邦の滞在に関しては、日本人の場合、30日間以内ならばビザなしで入国できます。(※2016年7月現在)入国審査での口頭質問も受けずに済んだり、何度か入国歴があると職員が気軽に話しかけてくることもあります。もちろん、人によって対応はさまざまですが、一般的にいえば厳しくはないでしょう。
観光客であればレストランでの飲酒に関して不自由を感じることはありません。ただし、ライセンスなしでお酒を持ち歩くことは禁止されているので気をつけなければいけません。空港でアルコール類を買う場合は「4リットル・21歳以上であること」という、持ち込み制限にも注意してください。
公用語はアラビア語ですが、人口の約9割は外国人なので英語が話せれば問題なく過ごせます。ただし暑さを忘れてはいけません。熱中症対策は万全に!
では、ドバイ観光をする際に参考になる現地情報をお届けします。
超お金持ちのドバイで知ったトイレ事情
ドバイのトイレは綺麗です。多分、中東一のクオリティだと思います。どこに行っても水洗だし、トイレットパーパーも高い確率でついています。常に清掃員がいるモールなどでは100%の確率でティッシュがあります。
綺麗さのレベルを言葉で表現すると…、「ここでゴハンを食べられるんじゃないかと思うほどキレイ」です。実際に親族の男性以外の前では食べられない人は、トイレ近くにあるプレイルームで食事を摂ることがあります。
しかし、どこを探しても温水洗浄器付トイレはありません。ピッカピカで綺麗なトイレだし、世界一お金持ちだといわれるドバイだし、あってもおかしくはないと思うのですが…、ドバイにはトイレの横に必ずと言っていいほど、日本の洗面台についているようなコンパクトタイプのシャワーがついています。
実は…、ドバイではシャワーで洗浄する習慣があるのです。でも、所詮はシャワーなので水の勢いは激しいし、使用後は便座周辺が水浸しになってしまいます…。なるほど、清掃係が常に待機している理由がわかりました。
「慣れてないから外出先でシャワーを使うのは止めておけ」と忠告したのに、友人が興味本位でモールのトイレでシャワーに挑戦したとき、予想外の水の勢いにビックリしてシャワーから手を放してしまい、服や顔や髪の毛までビショビショになり悲惨な目に遭ったことがあります。
ドバイ観光でトイレを利用する際はご注意くださいね。現地の人たちは常日頃から使っているシャワーが快適なので、日本が誇る温水洗浄器付トイレには興味がないのかも知れません。
ドバイでは日本食が大人気
ドバイに住む人口の8割は外国人労働者だということを御存知でしょうか?本当の地元民はごく僅かです。民族衣装を着ていても隣国からの出稼ぎ労働者だったりするんですよ。
外国人が多く住むドバイでは、多国籍料理が食べられます。ホテルでなら、アラビック料理、イタリアン料理、中華など、ドバイにいれば世界中の料理が食べられると言っても過言ではありません。
グルメネタに事欠かないドバイでブームになっているのは「日本食」です。日本人シェフが働いている日本人駐在員向けの「本格的な日本料理店」から、すべて外国人スタッフでメニューも外国人寄りの「なんちゃって日本食店」を含めると、数え切れないほど存在します。 画像は「日本人スタッフがいる店」で食べた「ひつまぶし」ですが大満足の味です。
そして、どこの日本食レストランへ行っても8割は外国人のお客さんだから驚きです。日本食は世界中で愛されているんですね。外国人は生魚を苦手とする傾向にありますが、真の日本食好きな人たちは生魚でもお構いなしに召し上がります。日本から遠く離れた場所で日本食が浸透していると思うと、同じ日本人として誇らしいですね。
お金持ちの国ドバイでも庶民派観光はできる
ドバイに旅行で訪れたら、最上部まで828.9メートルと世界一高いビルとして有名な「ブルジュ(バージュ)・カリファ」は立ち寄りたい観光スポットですよね。また、人工島に建てられた7つ星ホテル「ブルジュ・アル・アラブ(BURJ AL ARAB)」で贅沢三昧な旅を満喫するのもオススメです。
しかし、ドバイが大都市になったのは、ここ数十年の間のことで、元々は砂漠しかありませんでした。
ドバイで古き良き歴史を体感したいのなら「アブラ(Abra)」という渡し舟に乗ってみることをオススメします。「アブラ(Abra)」は、ドバイ現地の人が川を渡る移動手段として利用されていて、料金は「1ディルハム(およそ30円)」と激安なことに驚きです!
「アブラ(Abra)」で川を渡りながらドバイの町並みを眺めると、近代化した現在からは創造できない、昔のドバイにタイムスリップしたかのような気分を味わえるはず。また、ドバイの歴史を学べる博物館や有名な市場「ゴールドスーク」「スパイススーク」にも気軽に行き来しやすくなります。
ドバイ旅行で高級ホテルに安く泊まるコツ
巨大水槽レストランやバーレストランを備え、すべてに於いて豪華なサービスを受けられる7つ星ホテル「バージュ・アル・アラブ」に泊まりたくても、肝心の宿泊料金が高すぎて諦めようかと悩んでいるドバイ旅行予定者に朗報です。ドバイで一番安くホテルに泊まれるのはラマダンの期間です。
イスラム教徒は日中の間の飲食を断ち、神の恵みに感謝する「ラマダン期間」は、太陽暦のサイクルによって決まるので、毎年、異なり、毎年11日ずつ早まります。
実際の開始日の決定はドバイでは新月が確認されてからだったので、ギリギリまで日程が決まっていませんでした。ラマダン期間中はメトロの運行が午後からの開始だったり、午前中はクローズするお店もあります。
観光客でさえ公共の場での飲食は認められません。「郷に入れば郷に従え」と言うように、煙草を吸ったり、イヤホンで音楽を聴くのはタブーです。いつもより服装チェックもシビアになるラマダン期間中にイスラム圏へ行く人が少なくなるため、必然的にホテルの料金が下がり7つ星ホテルでもお得に泊まることが出来るのです。
しかし、ラマダンの知識もなく「ホテルが安くなる」との理由だけでドバイ旅行を決めると「午前中はホテルから出ても何も見るところがない!」等と、期待外れな結果にガッカリし兼ねません。滞在日数が少ないプランの場合は、時間がもったいなく感じるかも知れません。
もとから滞在日数が長いのならイスラム教徒の人たちと一緒に午前中は休んで、夕方から行動開始をしてはっちゃける!というスタイルも楽しめるかも?
ゴールド(金)好きには堪らないドバイの市場
「ドバイ=金」と言われるように、ドバイではどこへ行っても金(きん)が売られています。最も有名なのは老舗ゴールドショップがたくさん軒を並べている「ゴールドスーク(金の市場)」で、さまざまな種類や大きさの金(ゴールド)が売られています。
なかでも、特に有名なお店は「ダマスジュエリーショップ」。ドバイのゴールド好きなら誰もが知っている老舗で、ギネスに登録された「世界一大きな指輪」もあります。指にはめるようなレベルの問題ではありません。人間の顔よりも大きいです。
「金(ゴールド)」の値段は毎日変わり、その日のレートは掲示板で確認できます。サイズはどれも日本で見かける「小ぶりのもの」ではなく、とにかく大きくてケタ違い!仮に購入することが出来たとしても「日本では着けていく場所や機会があるのだろうか?」と、本気で考えてしまいました(笑)
ゴールドを買わなくても、世界一大きな指輪の写真を撮る目的で市場を訪れる人は多く、指輪の周りには人だかりができています。
観光客に一番人気がある商品は「金のネックレス」です。自分の名前や好きな言葉をアラビア語で文字入れしてくれるので、世界にたったひとつの特別なアクセサリーは、ドバイのお土産としても喜ばれます。重さやチェーンの太さなどを選び、予算にあった商品を見つけられます。
ゴールド購入する際は、可能であれば「信用できるインド人」を連れて行ったほうが良いです。
日本人はやはりどこの国へ行っても「お金を持っている」と思われているので、値引きをしてもらえなかったり、最初から高い値段をつけられて、値下げには応じるけど結果的にあまり安くなっていないケースもチラホラあります…。交渉すれば、かなりの確率で安くなるはずなので、最初に言われた値段で買わないようにしましょう。
基本的に金を販売している人はインド人やパキスタン人です。片言の日本語でしつこく話し掛けてきたら無視することも大事です。反応すると物凄い勢いで「お店を見て行かないか?」と誘ってくるので、ゴールドの購入に興味がない場合は無理をして店に入る必要はありません。
ドバイ観光名所とアクセス方法
超高層ビルやお金持ちが集まるバブリーなイメージが強いドバイでは、皆がヘリコプターやリムジンで移動しているわけではありません。
渋滞を緩和するためにメトロが普及していて各駅の間隔も短いので、メトロを駆使すればアチコチのドバイ観光スポットへ気軽に移動することが可能です。今後、ドバイ旅行を予定しているのなら、メトロは要チェックの移動手段ですよ。
▼バージュカリファとドバイモール
全高828mで206階建ての世界で一番高い高層ビル「バージュ・カリファ」には、商業施設、レストラン、ホテルなどが入っていて、ドバイモールから展望台へ、エレベーターで一気に登ることができます。
展望台に登るには事前予約がおすすめ!当日予約よりも格段に割安な料金で登ることができます。展望台へ上るまでの通路ではどのように世界一のビルが作られたのか?何年で完成したのか?といった情報や、バージュカリファが変化する様子などを知ることができます。
展望台から眺めるドバイの街並みは、まさに「砂漠にできた大都市」です。主要道路の「シェイク・ザ・イード・ロード」沿いには多くの商業ビルが立ち並び、背の高いビルの建設が続いているのですが、少し目線をずらすと建物ひとつない砂漠が広がっていて、ドバイで栄えているのは、ほんの一部分だということがハッキリと分かります。
バージュカリファに隣接されているドバイモールも世界で一番広いショッピングモールだと言われています。全てのショップを一日で見て回るのは無理だと断言できるほど広いです。
複数の飲食店やセレクトショップ、スーパーマーケット、スケートリンク、日本の無印良品や100円ショップのダイソーまであります。
「バージュカリファ」と「ドバイモール」への移動手段は、暑い夏でも快適に移動することができるメトロ利用をオススメします。「レッドラインのメトロ」に乗り「BURJ KHALIFA(バージュカリファ)/DUBAI MALL(ドバイモール)」で降りた後、矢印に従って歩いて行けばメトロ駅と直結しているドバイモールへ到着します。歩く歩道に乗っていくので、メトロから出てモールまで少し距離がありますが苦になりません。
▼アトランティス・ザ・パーム
なにもかも世界一を作りたがるドバイには「世界一大きな人工島『Atlantis The Palm/アトランティス・ザ・パーム』」が存在し、大きさはなんと宇宙からも見えてしまうほど!美しい珊瑚色に輝く城は、まるで人魚になっておとぎ話の世界に迷いこんだかのような気分にしてくれます。
ドバイのシェイク・モハメド首長が発案した埋め立てプロジェクトで総工費15億円かけて完成さた人口島は、ヤシの木を模していてモノレールから見下ろす景色は絶景です。
ホテル内には一流のグルメを味わうことができる、有名シェフが手掛けたレストランが数多く出店しています。敷地内には古代都市をイメージした「巨大水槽がある水族館」、国内最大級の「ウォーターパーク」、イルカと触れあえる「ドルフィンベイ」等があり子供から大人まで大人気。
「アトランティス・ザ・パーム」は、楽園要素が満載でセレブ気分に浸れる、最高に癒され楽しめる名所。「レストラン」や「ウォーターパーク」は宿泊者以外でも利用可能なので、ドバイ旅行をするなら絶対に立ち寄りたい観光スポットです!
アトランティス・ザ・パームまでのアクセス方法はタクシーでも良いのですが、急がないのなら「メトロ+トラム(路面電車)+モノレール」の組合せをオススメします。
まずは、メトロで「DUBAI MARINA(ドバイマリーナ)」まで行き、そこから路面電車に乗り換えて「GATEWAY(ゲートウェイ)」を目指します。もし、トラムで乗る方向を間違えてもグルッと一周するので、多少、時間がかかっても、必ず目的地(ゲートウェイ)に到着するので慌てる必要はありません。
「ゲートウェイ」から、今度は「モノレール」に乗り換えます。トラム(路面電車)の停車場とモノレール乗り場は直結ではないので、道路に書いてある矢印に従って進んでいけば迷いません。
「ジュメイラ・モノレール」に乗り込み、綺麗な海とアトランティス・ザ・パームの言葉にならないほど美しい景色眺めてください。タクシーのほうがラクに移動できるのですが、モノレールに乗らなければ絶景は一望できないのでハズさないで下さいね。
▼7つ星ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイといえば、即座に「巨万の富」を想像する人が多いように、世界のVIPやセレブが宿泊するホテルが存在します。そのひとつが海の上にそびえたつ最高級ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」です。
ホテル単体での高さは世界最高の321メートルでギネスブックにも登録されています。「1位になりたい」と考えるドバイでギネス登録をするのは当然のこと。
全室スイートルームの「ブルジュ・アル・アラブホテル」の宿泊料金は、最低でも1泊15万前後します。本物のセレブしか泊まれません。
だって、アメニティはすべて「エルメス」なんですよ…。アメニティで置いてある香水は市販のものと同様のモノで持ち帰りが可能というのだから…、さすがお金持ちは太っ腹!果たして、正真正銘のセレブはアメニティを持って帰るのか疑問ですが、私なら迷わず持って帰ります。
伝統的な木造船「ダウ船」の帆の形状がデザインされた「ブルジュ・アル・アラブ」の屋上には、ヘリポートがあります。チャーター費用、約15万円で空港とホテル間のヘリ送迎も可能です。庶民の感覚では考えられないが、セレブの人たちは躊躇うことなくヘリコプター送迎サービスを利用するそうです。
空港からホテルまでは車で30分程度の距離なのですが、セレブは空港から空経由でホテルへ直行するのです。ビジネス等で世界を股にかけるセレブリティにとって15万円はタクシーの初乗り料金的な感覚なのかも…。
ホテル屋上のヘリ離着陸場はテニスコートとしても利用されるのですが、あんなに高い場所でテニスをするのってどんな気分なんでしょうね?「ヘタな人はボールが下に落ちないか?」など、未知の世界のことは不思議なことだらけです。
さて、宿泊しない(できない)セレブ以外の人でもホテル内で食事をすれば、「ブルジュ・アル・アラブ」に足を踏み入れることが可能です。
一万円程の予算でアフタヌーンティーを楽しめるので、ドバイ旅行をする際は一生の思い出として予約をいれて、豪華に着飾り、セレブ気分を味わってみることもオススメします。
注意点は「予約を入れなければホテルの中に入れない」ということです。ホテルの門までタクシーで連れて行ってもらっても、予約証明書がなければ追い払われます。事前予約は絶対に忘れないでくださいね。
「ブルジュ・アル・アラブ」へのアクセスは、直結するメトロがないので、タクシー利用が一番オススメです。「MALL OF THE EMIRATES(モール・オブ・ジ・エミレーツ)」からなら、タクシー代も15DH(約400円前後)と安く済みますよ。
「ブルジュ・アル・アラブ」の中に入る予定がないのであれば、近くにある「パブリックビーチ」や「スーク・マディナジュメイラ」に足を運んでみるのもアリ。
▼オールド・ドバイ
オールド・ドバイ地区には、ビジネスで金(きん)を売り買いする人や観光客が世界各国から訪れる「ゴールド・スーク」の他、「ドバイ博物館」や香辛料の市場「スパイススーク」、工芸品などの土産物が豊富に揃う「オールド・スーク」があります。
「オールド・スーク」の側にある、異国情緒溢れるアラブのイメージそのものの「バスタキア地区」は、ドバイの古い町並みを残した保存地区で、大都市に変わる前の様子を知ることができます。近代化した現在のドバイも魅力的ですが、古き良き時代の中東も体感してみてください。
オールド・ドバイ地区へのアクセスは、以下のとおり。いずれも、「グリーンラインのメトロ」に乗って下さい。
最初に観光したいスポットが「ゴールドスーク」や「スパイス・スーク」の場合
「BANIYAS SQUARE(バニヤス・スクエア)」で降りる
メトロを降りてクリーク沿いに向かって歩いていくと「スパイス・スーク」や「ゴールド・スーク」が見えてきます。途中、標識があるので目印にしてください。
最初に観光したいスポットが「ドバイ博物館」の場合
「AL FAHIDI(アルファヒディ)」で降りる
スークを抜けたら、地元民の御用達の渡し船「アブラ(Abra)」に乗って川を渡ります。古き良きドバイを感じるにはアブラ乗船は外せないプランです。
渡し船の「アブラ(Abra)」から降りると、すぐ目の前に「オールド・スーク」が見えてきます。
日本人だと分かると片言の日本語で話し掛けてくる人がいるのですが、ドバイの市場の習慣がわからない人は要注意。買う予定がないのに無理矢理、首にスカーフなどを巻いてきて押し売りしようとする商売人もいるので、突き返して無視をするに限ります。
もう少し先まで歩いたところにある「ドバイ博物館」でドバイの歴史を学び、その後、ドバイ最大のグランドモスク「バスタキア地区」へ向かいましょう。バスタキア地区は入り組んだ迷路のようになっていて、ギャラリーカフェやオリエントゲストハウスなどが入っていて、近代的な地域との違いを実感できるエリアです。
歩き疲れたら、バスタキア地区内にある「ローカルハウス」でキャメルバーガーを食べて腹ごしらえをしてください。キャメルの肉の癖のない味は日本人の舌に合うんですよ。
基本的にドバイの観光スポットはメトロ駅から行き来しやすいので、あまり難しく考えなくても迷わずに行けると思います。メトロに乗り遅れても運行間隔は10分程度なので焦らずに待ってください。
メトロ内は冷房が効きすぎて寒いぐらいなので羽織れるものを常に持っていた方が安心です。タクシーも安くて使い勝手はいいですが、渋滞にハマるとピタッと車が進まなくなるので、時間が限られている人はメトロで移動することをお勧めします。
ドバイは富裕層だけの街じゃなかった
ドバイには桁違いの財力を持つお金持ちしか住んでいない(住めない)と思われがちですが、足を踏み入れてみると現地の富裕層を見かける機会が少ないことに気づくはずです。近代都市となった現在のドバイも、面影が薄れつつある昔のドバイも素敵な街であることは確かです。
日本との時差は5時間で日本のほうが5時間進んでいます。日本からも飛行時間約10時間で到着するし、日本の寒い冬が苦手な人は、冬の旅行先に温かくて過ごしやすいドバイを選んでみるのも良いかもしれません。