危ない目に合うかもしれない海外旅行での服装
ゴールデンウィークなどの大型連休は、長い休みが続くので海外旅行を計画されているかたもいると思いますが、現地で着用する服装に気をつけておかないと危ない目に会うかもしれません!
海外では、日本語が通じないところか文化も治安も気候も全く違い、トラブルに巻き込まれて自分たちで処理できない場合は、せっかくの旅行が続けられなくなったり「予定日に帰国できない」「多額の治療費を請求される」など、悪いことが起こるケースだってたくさんあるのです。
では、海外旅行の服装はどんなことに気をつければいいのでしょうか?事前に対策をとって安心な旅行を楽しむためにもチェックしておいてくださいね。
1.国旗がデザインされている服
日本では当たり前なファッションでも、海外へ行くとトラブルの元になりやすく事件にも巻き込まれる可能性が高いのが「国旗柄の服」で、海外では1つの国に様々な国の人たちが住んでいるのも珍しくありませんよね。
そこへ、安易に国旗や人物を象徴するデザインの服を着て行くと、現地に住む他国民族のタブーに触れる可能性もありますので着て行かないようにしてください。
国旗の他にも着用しないほうがいいデザイン
人物の顔や、組織を象徴するデザイン
例えば、大統領の顔や過去に活躍した歴史上の人物など、自分では“オシャレでシンプルなデザイン”と思っていても、海外ではそれがアナタの政治趣向だと捉えられたリ、崇拝している人物だと思われる傾向にありますので注意してください。
- 星条旗
- ユニオンジャック
定番の流行デザインでもあり、現地の空港で、お土産として売っていても海外では着ないほうが安全だといえます。
2.英語の文字が書いてある服
胸元に大きく英単語が入っていたり、総柄でズラッと並べてあるデザインの服があって、日本人はまじまじとTシャツの文字を読むことはありませんが、海外では当たり前のように英語が読める地域が多くありますので、書いてある文字が理解できます。
つまり、自分は悪意がなくても服のデザインによっては「アンタたちなんか大嫌い!」「私は神様を信じません」など、喧嘩を売っている内容の場合もあるので気をつけてくださいね。
また、英語プリントの服に誤字脱字があった場合は最悪です!オシャレだと思って着ていても海外では笑い者になる可能性もありますし、トラブルに巻き込まれなくても、悪い意味で目立つので英語の服は避けたほうが安心です。
3.肌の露出が多い服装
気温が高く乾燥した地域に行く場合、多くの人が肌の露出面積が多い服を選びがちですが、肌の過度な露出は狙われる危険性も高くなりますし、宗教的な理由で肌を出してはいけない地域では観光施設の見学を断られるケースがあります。
日本では治安が良いので、素肌を出した格好をしていても事件に巻き込まれるケースはほぼありませんが、海外では肌の露出が多いほど事件に巻き込まれやすくなる傾向がありますので、過度に肌を出さないようにしてくださいね。
また、日本の夏と同じくエアコンの効いている施設では、外気温と室温の差が激しく風邪を引く可能性もありますので、パーカーやカーディガンなど、すぐに着られる服を1つ持っていくと便利ですよ♪
4.日傘を差すこと
海外の暑い地域では日本よりも日差しが強い場所もありますが、日傘を差すのはNGです!日傘をさせば注目度も上がり、妙な視線を集める原因にもなるのです。
さらに海外では「日本人は危機感が薄い」と盗難などのターゲットになりやすいのですが、日傘を差しているとすぐに日本人だとバレて犯罪に巻き込まれるキッカケになるかもしれません。
海外の傘事情
日傘だけではなく、雨が降っても傘をささない国もある
また、海外のかたは日傘に慣れていないので不意に近寄られて傘の柄や骨の先端でケガをさせる可能性もあり、どんなトラブルに発展するのか分かりませんよね。
海外では周りの人がどんな行動をしているのかよく観察することが大切で『日本ではコレが当たり前!』ではなく、日本語にも「郷に入っては郷に従え」ということわざがあるように、現地のルールに合わせるようにしましょう。
5.高級ブランド品を持ち歩くこと
高級ブランド品に憧れを抱く女性は少なくありませんし世界中の女性に共通している気持ちですが、憧れを持つだけで実際に持っている人は世界で見るとあまりいません。
でも、私たち日本人は特にお金持ちではなくてもハイブランドのアイテムを持っていて、さらに持ち歩いていても不思議と街で注目されることがありませんが、日本の感覚で海外にハイブランドの手持ちバッグなどで旅行に行くと『あの人は、お金を持っている観光客だな』と思われ、スリのターゲットとされやすくなります。
ブランド品以外にも注意するアイテム
日本やアメリカブランドのスマートフォン
海外では日本のお店ですぐに持てるスマートフォンも高級な物とされる国もあり、ストラップで首からぶら下げたり、ポケットではなく手に入れて持ち歩いていると盗まれることもあります。
また、旅行先でのショッピングを楽しんだあと、街中でたくさんのショップバッグを持ち歩いているのも危険な状態で、購入した後は1度タクシーでホテルまで帰るか、空港でまとめて買うなど警戒心を持ちましょう。
旅行先に住む人の考え方やルールに合わせよう
日本で街中を裸足で歩いている人がいたら注目しますが、ニュージーランドでは素足で歩くことが常識的ですし、日本で流行っている迷彩柄の服は中南米のバルバトスでは罰金刑となります。
このように、海外へ行けば現地の人たちは日本人と全く違う考えを持っているのを忘れてはいけません。
日本を1歩でも離れれば自分たちのルールが適用されなくなるので、海外へ行く前に旅行先の文化やしきたりを学ぶ準備をしておくことが必須となりますよ。