やる気が出る言葉・立ち止まりたくなったら声に出してみて

前へ進みたいのに立ち止まってしまうときは、やる気が出る言葉で背中を押してみましょう。誰が励ましてくれなくても、「もうちょっとだよ」「少しだけ頑張ってみよう」と自分自身に言葉をかけてあげて下さいね。

やる気が出る言葉

たった一言でやる気が失われることもあれば、どん底のモチベーションが急激にアップする「やる気が出る言葉」もあります。

それは、偉人の名言に限らず、家族や学校の先生など身近な人たちから言われた一言だったり、仕事や人生経験を積んでいくうちに、ふと自分の心に浮かんできた言葉だったり、言葉の発信源はさまざまですが、「言葉」に秘められたパワーは侮れません。

今回は、勉強や仕事に対するモチベーションがダウンしたときに「やる気が出る言葉」を、実際に言葉からパワーをもらって自分を励まし、ヤル気を高めている人たちの体験談と共に紹介します。

「やればできる子」

いつも新しい事を習得するときや、仕事中に覚えることが多くて大変なときに、小さい頃から両親に言われてきた「やればできる子なんだ!」という言葉を繰り返し頭の中で唱えると、やる気が出てきて前向きになれます。

他人に褒めてもらうことを要求しても、そう思い通りにはいかないので「今まで、やれば理解できてきたのだから頑張れ」と自分で自分を励ましてあげるんです。すると、自然と「そうだ、今回だって大丈夫!私はやればできるんだ!」と前向きになれます。(28歳/女性)

「勉強は未来の自分へのご褒美」

やる気がなくなって悩んでいたときに、高校の先生が言ってくれた言葉です。大学生になった現在でも、課題の多さに勉強が難しすぎて逃げ出したくなったとき、「何でこんな事をやっているんだろうと思っても、より良い自分の未来に繋がっているんだ」という気持ちになり、勉強のやる気が出る言葉です。(20歳/女性)

今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる

稲盛和夫
京セラ創業者

自己研鑽のために英語を勉強しているのにもかかわらず、やる気がなかなか起きないときに思い出す言葉です。

京セラ創業者の稲盛和夫氏の名言ですが、高校受験の勉強中に塾の先生からかけていただいたものです。自分の努力次第で未来が決まるのであれば、いまここでもう一歩頑張ろうと思わせてくれる言葉です。(27歳/女性)

KDDI創設者・稲田和夫さんが格言として残した言葉です。この言葉を思い出す時は、何かにつまづいた時や挫折した時です。今の自分が駄目な状態でも、未来の自分に少なからず役立つと信じて、この言葉を思い出すと萎んでいたやる気が起きてきます。(42歳/男性)

「根気こそが全て」

社会人になりたての頃、学校で習ったことがすべて社会に出たときに役に立つとは限らないことを思い知らされました。学歴やキャリアなど華々しい実績があったとしても、途中で放棄してしまっては苦労や努力が台無しになってしまいます。

初めは希望でいっぱいだった同期の数名が理想と現実のギャップなどを理由に早々に会社を辞めていく姿を見て、「優秀なんだし、今は新人なのだから、もう少しだけ踏ん張れば道が拓けるかも知れないのにもったいない…」と他人事ながら歯がゆい思いをした経験から、「根気がすべて」と自分に言い聞かせてヤル気を引き出すようになりました。(47歳/男性)

「見ている人は見ている」

職場の上司が言ってくれた励ましの言葉です。仕事で失敗して怒られて、ひどく落ち込み、「この仕事は自分には向いていない…、もう駄目だ…」と思うマイナスな考えが芽生えたときに、やる気を湧き起こすために思い出します。

今は一人前とは言えないし、ミスもよくないけれど、「きっと、上司も自分の悪いところとばかりではなく、良い面も見てくれている」と思考をポジティブに切り替えて、「成長できるように頑張ろう」と思える言葉です。(30歳/女性)

「上を目指す」

他者をライバルにすると余計な焦りやプレッシャーが生まれるので、私は、過去の自分自身をライバルにして、「上を目指す」を合言葉に、毎月、独自の成績をつけています。

自分のペースで仕事ができるのと、ライバル(自分)に負けずに頑張った月は歩合制なので給料が多くなり、「次回は、もっと上を目指そう」とやる気がアップします。(47歳/男性)

「あと△日で給料日だ」

辛くなってくると一日がもの凄く長く感じて、「早く帰りたい」「もうやりたくない」と怠惰な感情が湧いてきたとき、「あと14日で給料日だ!」「あと7日だ!」「あと3日で給料がもらえる!」と心の中で言い聞かせながら仕事に取り組んでいると、自然と失われていたやる気が回復してきます。

お給料をもらったら自分へのご褒美に何を買うか楽しみにしています。辛さを乗り越えた対価(給料)を励みにしながら自分に声掛けしていると、きつい日々も嬉しい日へ少しずつ近づいているのだと思えるようになり、毎月、何だかんだ大変なことがあってもヤル気で乗り切ることができます。(28歳/女性)

「給料が出たら旨い物を食べるぞ!」

仕事がつまらなく感じたときに、前向きなやる気を出すために思い出す言葉です。働いているからこそ、食べたり飲んだり、欲しいものを買ったりなど、ただ「生活していける」というだけじゃなく、プラスアルファの楽しみを得られるのだと、ありがたみが湧いてきて、テンションが上がって、仕事のやる気が出てきます。(29歳/男性)

「駄目ダメ!良い空気を出そう」

接客業をしているのですが、全然、お客様が来られないとき、気付いたら眉間にしわが寄っています。そんな時、仕事のヤル気を出すために、声を出して自分に掛けている言葉が「険しい表情していたらダメ!良い空気を出そう」です。

自分に言い聞かせることによって、店中に漂っているどんよりした空気と、お客様を快くお迎えできる良い空気が入れ換わるような気がして、明るく、前向きな気持ちで仕事に取り組むことができます。(47歳/女性)

自分に言い聞かせるときは声に出す

コーチングでは「相手に気づきを与え、意欲を引き出すこと」も、やる気を引き出す手法なのですが、その中の大事なプロセスのひとつに「声に出して言葉を聞くこと」で「気づきが生まれる」オートクラインという現象があります。(注1)

心の中で唱えているだけではいまいちモチベーションアップに繋がらないとき、「やる気が出る言葉」を自分自身に声に出して語りかけてみましょう。