敬老の日プレゼント選びに迷ったら贈りたいもの
敬老日に贈るプレゼントをセレクトしました。どんなプレゼントを選んでも「心」がこもっていれば嬉しいものですが、感動を何倍にもアップさせるとっておきの「贈り物」も紹介していますよ。
敬老の日のプレゼント
毎年9月の第3月曜日は「敬老の日」です。祝日ということもあって、多くの方が、おじいちゃんやおばあちゃん、または、高齢のお父さん(義父)やお母さん(義母)に何かプレゼントをあげたいと考えているのではないでしょうか?
しかし、ご年配で年齢も大きく離れていると、どんなプレゼントが喜ばれるのか思い浮かびません。
今回は、敬老の日のプレゼントで喜ばれる人気の贈り物をセレクトしてみました。
切れ味の良い爪切り
キレ味の悪い爪切りを浸かっていると、ツメが割れてしまったり余計な力が入って指先の皮膚を傷つけてしまうことがあります。
でも、巧みの技で仕上げられた高級な爪切りは、僅かな力でスパッと綺麗にツメが切れるので、年齢を重ねて手元の力が弱くなってきたご高齢の方でも楽にお手入れができます。
1本数千円程と割高な印象を受けますが、実際に使用して品質の良さを実感すると納得できる価格です。
また、プレゼントを贈ろうと思っている祖父母や両親がデイサービス等に通っていてヘルパーさんに爪を切って貰っている場合も、切れ味のよいアイテムを使ってもらったほうが安全だし、切ってもらう側の人も安心できるので「よく切れるツメ切り」は、喜ばれる敬老の日のプレゼントのひとつ。
健康を意識できる万歩計
歳を重ねるごとに身体を動かすのが億劫になったり体力が落ちてしまうため、“運動不足”を気にしているシルバー世代の方も多いですよね。健康を維持したいと思っていても、明確な目標や『これだけ歩いたぞ!』という達成感がないと、毎日歩くことが疎かになってしまいます。
そこで役に立つのが『今日はこれだけ歩いたぞ!』と数字でハッキリと確認できる「万歩計」。
万歩計のサイズは小さいので、老眼のお爺ちゃん、お婆ちゃんにはチョッと歩数を表示した文字が見えにくいかも知れないので、なるべく操作が簡単でシンプルなモノが使い勝手が良くておすすめです。
2000円以下の価格で、文字がクッキリ大きく表示される商品の歩数計もあるのでプレゼント選びの際にチェックを忘れずに
大好きなおじいちゃん、おばあちゃん、または、お父さん、お母さんに『いつまでも健康で長生きしてほしい』という温かい気持ちが伝わるプレゼントです。
湯呑茶わん
日常的に愛用できる品物を贈りたいと思っているのなら、美味しいお茶を飲むときに毎日使って貰える「湯のみ」がオススメです。
しかし、高齢になるるほど運動神経や視力が落ちてくるので、手元のバランスを崩して湯のみ割って壊してしまう可能性もあり、ケガや火傷が心配になりますよね。
でも、今は「サーモス」の保温湯呑(3,000円前後)など、割れない安全な湯のみもあります。手が滑って床に落とし衝撃が加わっても割れず、さらに保温効果も高いのが特徴です。名前を入れてもらえるサービスもあるので両親や祖父母にお揃いでプレゼントしても喜ばれます。
家族写真
大切な人の長寿を祝い敬う日に家族全員で休みを合わせて、おじいちゃん、おばあちゃん(両親)を中心に撮影し、お洒落なフレームに入れた集合写真をプレゼントしてあげれば、いつでも大事な家族の幸せそうな顔を眺めることができますよね。
遠方に住んでいてなかなか子供や孫などに会う機会がなく、寂しい思いをしている祖父母や両親には、日頃の感謝の想いを記したメッセージを添えることで喜びも倍増するギフトになること間違いナシです
今はスマホやデジカメで撮影した画像をパソコンに取り込めば、簡単にプリントアウトできるので便利ですが、この日だけは写真館で撮してもらうプランなら、家族みんなで参加できるイベントっぽくなり良い思い出も増やせます。
好きな銘柄のお酒
お酒を愛するおじいちゃん(父親)であれば、日本酒、本格焼酎、ウイスキーなど、贈る相手の好みの名酒を選びましょう。ちょっと高価で普段はあまり手を出せない名酒のプレゼントは、「お酒好きの人」にとっては感動ものなのです。
けっこうハマる盆栽
仕事をリタイアして悠々自適な生活を楽しんでいるお爺ちゃん(父親)の中には、自宅の庭いじりやベランダでのガーデニングにハマっている人も多いです。植物を愛でていると、新芽が出てきたり枝が伸びてきたり花を咲かせるなど、成長する姿に癒され心が潤います。
盆栽の寿命は70~80年と長生きなので縁起のいい贈り物でもあり、最近は人気が再燃し、若い世代からも注目を浴びています。
しかし、相手(盆栽)は生き物なのでプレゼントとして受け取った後は、枯れないようにお世話してあげる必要があり「手入れが難しい」というデメリットがあります。
でも、昔ながらの盆栽は繊細で大きくて「プレゼントされると困る贈り物」でもあったのですが、最近では手入れが楽ちんでオシャレな小ぶりの盆栽セットがあるので大丈夫!
スポーツタイプの磁気ネックレス
肩コリは頭痛や腰痛など全身の体調不良に繋がるので、いつもスッキリした気分で過ごしてもらいたいですよね。
でも、血行を促進するネックレスのなかには、お洒落感を重視した「アクセサリー的」な金ピカのものもあり、硬派なタイプのおじいちゃん(父親)は拒否反応を起こしちゃうかも?
健康を気づかいながらもお洒落な見た目を保って欲しいときに、一石二鳥なのがスポーツタイプの磁気ネックレス。硬派なおじいちゃん(父親)でも抵抗が少ないシンプルなデザインなので、自宅で寛いでいるときでも違和感なく使用できます
キレイな色の高級ストール
顔色が明るく見えます。世間からは「年配者」「老人」と言われていたって、オシャレ心を忘れていないおばあちゃんや、お洒落に対する意欲を完全に失っているお母さんには、最高の手触りでクオリティが高く、華やかな色のストールをプレゼントに選んでみて下さい。
グレーや茶色など地味な服を選びがちになってしまう高齢者って多いですよね。でも、本当はピンクや赤やターコイズブルーなど、綺麗な色の服だって着てみたいときがあると思うのです。
お友達やご近所さんなど、周りの同世代の人たちの多くが「地味目」なファッションが定番なので、先頭きって明るい色を着ることに抵抗を感じるのでしょうね…。
敬老の日のプレゼントをきかっけに、明るめのトップスやボトムスなど「メイン」となるアイテムを着る勇気がない祖母や母親に、顔色が冴えて気分もパッと明るくなるストールに挑戦する機会をプレゼントしましょう。
きっと初めは『無理ムリ…』と身に着けるのを渋るかも知れませんが、強引にでも巻いてあげてください。そうすれば、これまでとはガラリと変化した自分自身の姿に感動して「明るい色のストール」が手放せなっていきます。
また、予算が許されるのなら少し奮発してカシミアなど良質な商品を選んであげて下さい。ネット通販やファストショップでなら1000円前後と低価格でキレイな色のストールを購入できるのですが「毛玉になりやすい」「安っぽくみえる」などのデメリットがあります。
年を重ねた女性が「毛羽立ったもの」を身に着けていると、残念ながらみすぼらしくなってしまうので、おばあちゃんやお母さんが自信を持って外出できるように、思切って高級で質の良いな商品をプレゼントしてあげて下さいね。
この贈り物は肌寒い季節に保温効果があるのはもちろんですが、大好きなお婆ちゃんや母親の”美しさへの意欲を刺激する効果も大”ですよ!
がまぐちタイプのバッグ
女性はいくつになってもバッグが大好きですよね。でも、可愛いバッグをプレゼントしたいと思うのなら「がまぐちバッグ」が、おすすめ。口が大きく開くから中身が一目瞭然で使いやすいし、シニア層には常に人気のデザイン。
ファスナータイプと比べると、パチンとするだけでバッグの開閉がデキてラクちんなので、年齢などの影響で手元が、おぼつかない人にとっては便利なデザインなのです。
ただし、留め金(らっきょう玉)が小さすぎる物や、キツ過ぎるタイプはNG!せっかくの贈り物でも腕力が弱っているシルバー世代の人にとって使い勝手が悪いと、けっきょく使わなくなってしまうことになるからです。
喜ばれた敬老の日プレゼント体験談
敬老の日に贈って「嬉しい」「欲しかった」「ありがたい」と喜びの反応が返ってきたプレゼント選びに成功した人の体験談を「食べ物・飲み物」「身に着けるもの」「実用的な物」「手作り・孫に関する物」ごとに紹介します。
喜ばれたプレゼント/食べ物・飲み物
- お茶セット
- 和菓子詰合せ
- お酒
相手の好物を敬老の日に贈った人の体験談です。
飲み比べできる煎茶セット
「福岡八女・鹿児島・ 静岡産」の煎茶が一度に味わえるお茶ギフト。木箱で高級感があり、とても2980円には見えません。
3種の味の違いを楽しめて、さらに可愛らしい3つの和柄の小物入れとして再利用できるからと、大変喜んでいただけました。
・義母(65歳)へのプレゼント/2,980円
手作りどら焼き
祖母が好きな店のどら焼きを食べて味を研究し、何度か失敗を繰り返しながらも完成! 「手作りしてくれたのが嬉しい」と喜んで食べてくれました。
・主人の祖母(78歳)へのプレゼント
和菓子の詰め合わせ
▼地元の老舗店の大福を贈りました。「会いに来てくれたうえに、好物まで買ってきてくれるなんて」と大変喜んでもらえました。
・祖母(80歳)へのプレゼント
▼和菓子好きの父を喜ばせたくて、孫5千円程の詰合せを贈りました。品物よりも子供(孫)が選んだということに喜んでいました。
・両親(60代)へのプレゼント
▼両親が大好きな六花亭詰め合わせ(4千円程)を贈りました。2人とも節約志向なので「六花亭のお菓子は特別なもの」と自分たちでは買わないので選びました。
・両親(80代)へのプレゼント
▼老舗和菓子屋の詰め合わせ(3千円くらい)を贈りました。シルバーセンターの友人にも持っていき「孫からもらった」とお裾分けしたら、非常に羨ましがられたと喜んでいました。
・祖母(80歳)へのプレゼント
焼酎サーバーとオリジナルラベルの焼酎セット(名前入)
名前を彫ってもらったサーバーと「ありがとう」と感謝の言葉をプリントした焼酎のラベルに強いインパクトを受けたようで、大変喜んで貰えました。セットで1万2千円くらいでした。
・義父(60代)へのプレゼント
プレミアムの泡盛
いつも泡盛で晩酌していたので、いつもより高価な地域名産の泡盛をセールで見つけた(5400円)のでプレゼントしたら大喜びでした。
・祖父(80歳)へのプレゼント
残暑を想定してビール
毎晩のように飲んでいるというお酒を贈ることにしました。どんなお酒にするか迷った結果、敬老の日の9月は暑い日もあるので、気軽に飲めるビールの詰め合わせを選んで贈ったら喜ばれました。
・義父母(80歳と75歳)へのプレゼント/2,500円
喜ばれたプレゼント/身に着ける物
・帽子
・ストール、手袋
・下着
・部屋着
・セーター
衣類を敬老の日に贈った人の体験談です。
柔らかいモヘアの帽子
白髪や量が少ない髪の毛を気にして引きこもりがちだった祖母に、もっと自信をもって積極的に外出してもらいたくて帽子(5,000円位)を選びました。「オシャレで暖かくて嬉しい」と喜んで使ってくれています。
・祖母(80歳)へのプレゼント
ストールと手袋のセット
「冬にかけて使う頻度が高くなるし、自分では絶対に買わないブランド品をもらえて嬉しい」と喜んでくれました。安かろう悪かろうではなく、肌ざわりが良くて毛羽立たない品物をと思い、ストールと手袋のセットで4万円程でしたが良い贈り物になりました。
・祖母(82歳)へのプレゼント
可愛らしい厚手ソックス
フローリングで滑らないように、足の裏にはゴムの滑り止め付き
の真っ赤な厚手の靴下を数枚セットで贈りました。「寒い時期の就寝時に助かる」と喜んでもらえました。
・祖母(90歳)へのプレゼント
お気に入りの下着
一緒に買い物に行った時に欲しがっていた1枚2千円の下着を5枚贈りました。体にフィットする点が気に入っている下着だということで、長く愛用してもらえました。
・祖母(80代)へのプレゼント
冬用の部屋着
ちゃんちゃんこだと少し重くて肩が凝ると言っていたので、フリース素材で軽く暖かい部屋着をペア(合計1万円)で贈りました。
・祖父母(80代)へのプレゼント
手袋とセーター
暖かそうなセーターと手袋をプレゼントしました。セットで約1万5千円でした。祖父は普段から洋服の色やデザインにこだわりがないので私の好みで選び、気に入ってもらえるか心配でしたが、「冬が来るのが楽しみだ」と笑顔で言ってくれました。
・祖父(72歳)へのプレゼント
喜ばれたプレゼント実用的な物
- ステッキ
- マッサージ器機
- 湯呑セット
- 時計
- ブランケット
日常生活の中で活用できるアイテムを敬老の日に贈った人の体験談です。
伸縮性のステッキ
足腰が弱くなった祖母は歩くときに杖が欠かせません。いつも使用しているのは茶色の地味な杖なので、祖母が好きな可愛らしい紫色の花柄デザインのステッキを選びました。近所の人たちに「孫が選んでくれた杖だよ」と嬉しそうに話して、大事に使ってくれています。
・祖母(90歳)へのプレゼント
ペアの腕時計
祖父母に文字盤が大きくて使いやすそうなペアウォッチを贈りました。2つで3万円位です。「給料が安いのに無理して…」と、とても喜んでくれました。
・祖父母(70歳)へのプレゼント
マッサージクッション
肩や足が凝ると言っていたので、コンパクトタイプの商品を贈りました。「カバーが洗えて清潔に使えるし、見た目も可愛い」と喜ばれました。
・実母(70歳)へのプレゼント
指圧棒
肩こりが慢性化して辛そうだったので、自分でマッサージできる指圧棒(1580円)を贈りました。「気に掛けてくれることが嬉しい」と喜んでくれました。
・祖母(78歳)へのプレゼント
湯のみセット
普段からお茶をよく飲む二人だったので湯呑セットを選び、名前を入れたことで特別感が増し、とても喜んでもらえました。
・義父母(60代)へのプレゼント
膝掛け用のブランケット
冷え性でいつも寒いと言っていたので、すべすべモコモコの膝掛け用ブランケット(4,000円程)を贈りました。肌ざわりが気持ち良いと喜んで使ってくれました。
・祖母(87歳)へのプレゼント
喜ばれた手作りor孫に関するもの
・似顔絵
・グラス
・メダル
・孫の写真入りカレンダー
敬老の日に喜ばれたプレゼントとして、お孫さんに関連するハンドメイドの品が多くあげられました。
手描きの似顔絵
私の子供(2歳)が去年、祖父母(65歳と57歳)宛に手描きの似顔絵をプレゼントしました。
100円均一ショップで色紙を買い、そこに1人づつ似顔絵を描き、シールで飾り付けをしました。
2人共とても喜んでいて、実家のリビングに飾ってあります。
手作りメダル
子供が手作りしたものを贈りたいと私に言ってきたので、首から下げる手作りのメダルを作って贈りました。
自宅にある写真やシール、リボンなどで作ったので、値段はかかっていません。
私の両親(子供からしたら祖父母)へ贈りました。
祖父は65歳、祖母は64歳です。
とっても喜んでいて、さっそく首から下げていました。
子供が小さいうちは、子供が作ってくれるものが1番嬉しいと言ってくれました。
子供が絵付けしたグラス
孫(4歳)がポーセラーツ体験でグラスに好きな柄を選んで柄付けをしました。おじいちゃん(53)、おばあちゃん(52)用の2つを作って、それに絵と手紙を書いてラッピングして渡しました。孫の手作りとあってとても喜んでいました。価格は各1000円です。
孫の写真入りカレンダー
両親は初孫である私の娘をとにかく可愛くて仕方ないので、大変喜んでくれました。いつも見られるリビングに飾っています。
・両親(65歳)へのプレゼント
孫の手形と足形をアート
できるだけ費用かからず思い出に残る物をと考え、1000円程度の額に入れて、私達の子供(孫)からとして敬老の日に贈りました。「芸術的だね」と喜んでリビングに飾ってくれています。
・両親(50代)へのプレゼント
孫の写真で作ったカード
毎年、スマホアプリで子供(3歳と7歳)の写真をコラージュして作ったポストカードにメッセージを記入して贈っていますが、「孫の成長がわかる」と喜んで飾ってくれています。
・両親(67歳と66歳)へのプレゼント。
子供が絵を描いたカップ
ニトリの白いマグカップ(1個300円程)に、子供に絵を描かせたものをプレゼントして喜ばれました。あえて値段は伝えませんでしたが、孫が描いてくれたことが嬉しかったようです。
・義両親(70代)へのプレゼント
失敗した…。敬老の日のプレゼント体験談
以下で紹介する体験談にもあるように、残念ながら喜んでもらいたい一心で選んでも失敗することがあります。食べ物や日用品をプレゼントに選ぶときは、相手の体調や状況を考え、安全面にも配慮したいところです。
サイズが大きいカステラ
毎年必ず敬老の日に主人の親(義父母)には大好きなコーヒーを贈っていましたが、違う物を贈ってみようとカステラに変えて大失敗!
大きいサイズのカステラだったので、食べきれないそうです。冷蔵庫に保存して数日かけて食べきってくれたそうですが、「大変だったから、来年はコーヒーにしてね」と言われました。せめて、一切れずつ包装された商品を選べばよかったです。
・義父母(84歳と83歳)へのプレゼント/3,500円(送料込)
食べきれない果物
和歌山の柿を取り寄せて、おばあちゃんの好きなテッポウユリを中心とした花束と一緒に渡しました。
2つともお婆ちゃんが好きな物だったのですが、失敗したのは柿の量です…。一人暮らしなのに5㎏の柿は多すぎました。嬉しいけど食べきるのは大変だと言われました。柿は4000円程、花束は3000円程でした。
・祖母(80歳)へのプレゼント/7,000円
シェアできない小さな羊羹一個
学生の頃の話です。老舗和菓子店の高級羊羹を送ったのですが、値段が高いのでバラ売りされていた、一番小さな羊羹を1個だけ贈りました。
祖母は喜んでくれたのですが、「お友達と一緒に食べたいな」とポロッとこぼした本音を聞いて、ケチらないで詰合せを買えばよかったと後悔しました。
・祖母(76歳)へのプレゼント/約500円
湯船が滑りやすくなる入浴剤
「温泉の素」の詰め合わせを贈ったのですが使えなかったとのこと…。理由を聞いて納得しました。夫のおばあちゃんは、家族の手を借りず自分でお風呂に入ることができていたので日々の入浴を楽しんでもらいたくて入浴剤を選びました。
でも、義母から「湯船に入浴剤を入れると湯船の底や床が滑りやすくなって転倒する恐れがあるから、申し訳ないけど使えなかった」と謝られました…。
高齢者の場合は、転倒等の事故が起こる可能性があることまで思いが至らず反省。敬老の日のプレゼント等で、高齢者に贈り物をする際は、予め、家族に安全面の確認が必要だと痛感しました。
・夫の祖母(89歳)へのプレゼント/5,000円
地味な色のスウェット上下セット
家着や寝巻代わりにもなる、スェットの上下セットをユニクロで購入しプレゼントしました。妻に相談して、年齢相応で派手ではないほうが良いと思い、グレーを選びました。
スウェット自体は欲しかったそうなのですが、地味すぎる色が気に入らない様子…。
・実父(75歳)へのプレゼント/1,500円
嫌いな色のセーター
敬老の日は秋なので、ワインレッドのセーターを選びました。ピンク系の小物を好んで使っているので大丈夫だろうと思ったのに、「赤は好きだけどワインレッドは嫌い」とのとで大失敗。完全にリサーチ不足でした。
・祖母(72歳)へのプレゼント/1万5千円
不要なパジャマ
洋服だと好みもあるし、店に連れて行くと遠慮からすごい勢いで拒否されるので、替えが多いと便利なパジャマを贈りました。
敬老の日はサプリメントやお花が定番のプレゼントだったのですが、たまには違うものをと思ったのに、「何枚も持っているから必要ない」と言われてショックでした。
・実母(75歳)へのプレゼント/5千円
サイズの小さい服
ぽっちゃり体型の祖母に小さいサイズの服を贈って失敗しました。勝手に「Lサイズなら大丈夫でしょう」と判断して選んだのですが、実際はXLだったのです。
事実を知ったのは返品可能な期間が過ぎてからだったので、お婆ちゃんをガッカリさせて申し訳なかったです。
・祖母(88歳)へのプレゼント/3千円
想いがあれば何だって喜んでもらえる
敬老の日に限らず、誕生日、母の日、父の日、両親の結婚記念日、長寿のお祝い、クリスマスなど一年を通して大切なイベントは多く、プレゼントを贈る機会もそれなりにあると思うのですが、祖父母や両親に何よりも喜ばれるものは、やはり「笑顔」と、ホッと安心させてあげられる「声掛け」なのかも知れません。離れて暮らしていて、普段あまりコミュニケーションがとれていないのであれば、電話を掛けるだけで幸せな気分になれるものです。
どの家庭にも色んな事情あり、笑顔で『いつもありがとう』だなんて意地でも言いたくない、または『今さら、そんな照れくさい』などと思っている方も中にはいらっしゃるのでは?
でも『最高のプレゼントを!』と考えているのなら、本コラムでご紹介した品物に無料で追加できる「笑顔と感謝の言葉」をプラス!