初対面で好印象を与えよう・打ち解けやすい雰囲気は作れる
初対面で好印象を与えるにはどうしたら良いのでしょうか?特に人間関係に苦手意識を持つ人は、緊張から友達に接するように出来ないのが現実です。今回は、初対面の相手に好印象を与えられるコツを紹介します。
初対面の相手に好印象を与えたい!
縄文時代ならいざ知らず、現代社会において人と関わらずに生きていくことは無理な話です。とは言うものの「自分のコミュニケーション能力が不安」「人間関係が苦手」という人は多いでしょう。人とのコミュニケーションに苦手意識があるのであれば、始まりである第一印象を良くする努力をしてみましょう。
第一印象というものは他人と付き合う上でとても重要で、初めの印象が今後の関係を左右します。今回は「初対面の相手に好印象を与える言動」をアンケートした結果を紹介します。
会う前に気を付けよう「清潔感」
「人は内面が重要だ!」と言っても、第一印象は5秒にも満たない時間で決まります。初対面で好印象を持ってもらうには「外見」という要素は肝心で、清潔感ときっちりした服装を心がけましょう。
ただし、清潔感は「毎日風呂に入っている」だとかそういう「清潔さ」とはイコールではありません。相手に「清潔そうに見える」と思わせる見た目が清潔感には必要なのです。
清潔感がある人
私が考える好印象とは、清潔感がある人です。なぜなら笑顔や挨拶も重要ですが、最も早く目に飛び込む部分は外見だからです。
大抵は相手の服装や髪型、外見を判断してからの笑顔や挨拶になります。清潔感のある髪型、形のくずれていない服装、化粧などが問題です。
細かいことを言うと、視覚だけでなく嗅覚も関わってきます。不潔な匂いや、過剰な香水などは清潔感があるとは言えません。清潔感がすべてのさきがけになると考えます。(20代/女性)
パリッとした服装
大前提として、他人に不快感を与えないような、清潔感のある見た目やパリッとした服装をすべきです。
会話の中では、とにかくハキハキした応答を心がけて、にこやかな笑顔を絶やさないことも大事です。(40代/女性)
人付き合いの基本「挨拶」
「はじめまして」「こんにちは」といった挨拶が自分から出来る人は、初対面でも印象が良くなります。
相手が誰でも、自分から挨拶をするように心がけると「こちらから挨拶しないと、返さない人」という悪い印象が付きません。
ハキハキとした挨拶をする人
基本的なことですが、ハキハキと元気よくあいさつが出来る人は、周囲に好印象を与えます。相手が初対面でも知り合いでも、必ず相手の目を見て挨拶をすること重要です。
初対面でのあいさつが相手に与える印象はとても大きく、それだけで今後の付き合いに関わってくるといっても過言ではありません。(20代/男性)
挨拶をする
私が思う初対面でも好印象を与える言動とは、挨拶をすることです。
「おはようございます」と元気よく言うだけで、印象は良くなります。逆に、何も言わずに首だけの会釈をされると、不愛想や不気味など、悪い印象を与えてしまいます。
初対面じゃなくても、知人程度の付き合いでも「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」という挨拶を笑顔で言われると印象は良くなります。(40代/男性)
笑顔で挨拶する人
目を見て笑顔で「はじめまして」と挨拶する人は、初対面でも好印象を受けます。
年上年下関係なく、相手が恐縮しない程度の簡単な敬語で話す方が丁寧な感じがします。それに合わせて、相槌も「うん」ではなく「はい」の方が良い印象になります。(30代/女性)
相手の印象を決める「話し方」
ハキハキとした話し方は「明朗快活」「さっぱりとして気持ちの良い」という印象を相手に与えます。また、少し高めのトーンで喋ると、若々しさやフレッシュさが強調されます。
対面でもぼそぼそと話されると聞き取りにくく感じますが、電話口であればなおさら何を言っているのかわからなくなるので、はっきりした話し方を特に意識しましょう。
ハッキリした話し方をする人
はっきりとした口調で話す方には、良い印象を持ちます。また、こちらが話している時には適度に相槌を打つなど、反応があると「ちゃんと聞いてくれている」と嬉しくなります。
逆に、こちらから挨拶しないと返さなかったり、モゴモゴと話したりといった、基本的なことが出来ない人はあまり信頼できません。(40代/女性)
姿勢だけでも「話を聞く」
相手の話をちゃんと聞いておいて損はありません。2回目3回目と会う回数を重ねたときに話のネタに困りませんし、相手から「話聞いてくれていた!」と好印象になります。
しかし、どうしても話に興味が持てない場合は「話を聞くフリ」をしましょう。人間は自分の話を聞いてほしい生き物なので、適度に頷いて時々言葉を促せば好印象を与えることが出来るでしょう。
「聞くフリなんて、ずるいテクニックだ!」と思う人もいるかもしれませんが、つまらなそうに髪を触ったり携帯をいじったりしながら聞くマナー違反者より、よっぽど良い人です!
話を聞いてくれる人
話をしている時、相手がしっかり聞いてくれていることが分かると好印象を受けます。
そのためにはまず、目を見ることが重要だと思います。恥ずかしさから目を合わせずに話をする人がよく居るため、きちんと目を見て聞いてくれていると、すごく好印象です。
次に、話を聞きながら頷いてくれること。話を聞いて、理解してくれていることが分かると、自然と安心して話しやすさが増します。(30代/女性)
聞くフリしてくれる人
本当は話を聞いていなくても、聞いているフリをしてくれる人に良い印象を持ちます。
自分が話している時にスマホを見たりやつまらなそうな表情をしたりされると嫌な気分になりますが、本当は話を聞いていなくても、相槌や目を見てくれているだけで、いい人だなと感じます。(20代/女性)
勇気を持って「キッカケ作り」
入学、入社、コンパなど、初めて会う人が集まった時、初対面という緊張からなかなか気軽に話し始められないことがあります。そんなとき、誰かが口を開いてくれると、ホッと安心する人も多いのではないでしょうか。
人の嫌がることを進んでする人
嫌な役回りを進んでやることです。例えば、新生活シーズンなどに顔を知らない者同士が集まった際、打ち解けていないためなかなか話しづらいものです。
グループの中に勇気を持って話すキッカケを作り出してくれる人がいると、コミュニケーションを取ることがうまいのかなと非常に良い印象を受けます。(30代/男性)
初対面で好印象を与えるのは難しくない
第一印象を良いものにするのは、決して難しいことではありません。さっぱりした見た目でにこやかに挨拶し、相手の話をハキハキした話し方で聴く…少し意識すれば出来そうな行動ばかりです。
どれも実践できてないとショックを受けている人も、一度に全部を直そうとせずに、出来そうなことから挑戦してみてください。「出来る!出来た!」の経験が、そのままあなたの自信に繋がります。