ピアスを開けるとき耳の健康を守る絶対ルール!6つの注意点
医療行為であるピアッシングを、ピアッサーを使い自己流で行うのは危険!傷口を綺麗に安定させるには、専門病院や皮膚科で施術してもらうのがベスト。衛生面にこだわって、トラブルのないオシャレを楽しみましょう!
ピアスを開ける前にチェック!
初ピアス時の注意点6つ
耳元のお洒落といえばやはりピアスメイクとともに顔を華やかに彩る、男性女性を問わず欠かせないファッションアイテムですよね
最近では、可愛らしく凝ったものからシンプルでオフィスでもOKな上品なものまで、デザインや素材の種類も豊富に揃っています。
TPOや洋服に合わせたコーディネイトも楽しめるので、ついたくさん集めたくなっちゃう女子は多いハズ。
しかしピアスはとてもお洒落な反面、衛生面に気をつけないと、アレルギーや膿の原因となることも。ピアスを開けた後、トラブルに悩む方はかな~り多いんです
今回はこれからピアスデビューする人に向けて、ピアスを開けるときやアフターケアのポイント6つを徹底的に解説します。
安全にオシャレを楽しむためにも、不十分な知識でピアスを開ける前にしっかりチェックしておいてくださいね!
1.ピアッシングは必ず病院で行う
手軽にピアスホールを開ける方法として、耳たぶを氷で冷やして感覚をなくして、針で開けることを考えていませんか?
ピアスを自分で開けるのは、衛生面に問題アリ。その後の管理も行き届かないので、膿が出やすくなります。
一度化膿してしまうと?
ホールに皮膚が張り安定するまでに、1年以上かかることも…!
また、その間のホールは生傷なので感染に弱く、ピアスの金属が金属アレルギーになりやすい状態となっています。
面倒に思うかもしれませんが、今後の自分の耳の健康のためにも、ピアスは必ず病院で開けるようにしましょう。ピアスを装着後も、トラブル時に専門医のアドバイスが得られるので安心ですよ
2.ファーストピアスは質の良いものをチョイスする
金属アレルギーは、ピアスの金属部分がイオン化することによって起こりやすくなります。
市販のピアスはリーズナブルなものが多いのですが、金の純度が低いものが多いので金属アレルギーにつながってしまうのです。
金素材を選ぶことで?
金属アレルギーを起こしにくい!
金は皮膚の上からイオン化を起こしにくく、トラブルもあまり起こりません。ファーストピアスは、できるだけ24金でコーティングされたものを選ぶのがオススメです。
ただ、まれに24金に対して金属アレルギーのある人もいるので、心当たりがある方は、ピアッシングの施術を受ける際に、専門医に相談してみましょう。医療用のシリコンピアスを用意してくれる場合があります。
また、ホールが大きくできればポストも通しやすく、ピアスホールを傷つけないのでトラブルを予防できます。ポストは太くて長いものを選ぶようにしましょう。
3.ホールができるまで、美容室ではカットのみにする
美容院では耳にキャップをつけてくれますが、薬剤を使う施術の場合、もしホールに液が付いたらトラブルのもとになりかねません。
ピアッシングをしてホールができるまで、その間の美容室…特にパーマや縮毛矯正、カラーなどはなるべく避けるのが無難です。
可能ならば、ピアッシングの前に美容室に行っておくのが得策ですが、どうしても行きたい場合には、以下のポイントを守っておくのがオススメ!
もし美容院に行く場合は?
ピアスをあけたばかりだということを美容師さんに伝えておくのがベスト!
仮にカットとシャンプーだけでも、耳にクシがぶつかったり、タオルで耳たぶをごしごし拭かれたり…という可能性もあるので、念のため担当の美容師さんにその旨を伝えておけば安心ですね
ファーストピアスが終わり、ホールが完全にできれば美容院に気兼ねなく行けます。
ファーストピアス卒業のサインは?
・ピアスホールが乾いている
・痛みやかゆみがなく、分泌物もない
・ポストを回すと楽に回る
しばらくサロン通いをガマンする場合、3つのサインを目安に美容院へ行く時期を見極めてくださいね。
4.ピアスをしてスキーやサウナに行かない
ピアスは金属なので、人間の身体とは熱の伝わり方が違います。高温時には耳たぶよりピアスの方がはるかに早く熱くなり、低温時にはとても冷たくなります。
気を付けて!
サウナに行くと…
⇒しもやけする!
スキーに行くと…
⇒火傷をする!
耳はただでさえ感覚の鈍いパーツ。悪化してしばらくたってから気付くなんてケースも珍しくありません。
もしこれが、傷口がまだまだ安定していないファーストピアスだったら…うーん、考えるだけで恐ろしいですね
ファーストピアス装着時はもちろんですが、初ピアス卒業後も、サウナやスキーでの装着にはくれぐれも気を付けて!
5.消毒液のチョイスに注意する
ファーストピアスを開けてからのアフターケアでは、念入りに消毒している方も多いのですが、実は消毒液を長い期間使うことで起こるトラブルもあります。
消毒薬はどんなタイプを使えばよい?
乾燥の早い消毒液タイプがオススメ!
軟膏やジェルタイプでの消毒は、完全に消毒薬をふき取りにくいので成分がホールに残りやすく、不衛生な状態になることが考えられます。
衛生面を重視するなら、ピアスホールを乾いた状態にしておけるよう、乾燥の早い消毒液タイプを選ぶのがベストなのです。
6.セカンドピアス選びも慎重に行う
ファーストピアスを卒業したら、次はセカンドピアスを装着し、ファーストピアスで作ったホールを丈夫に形作りましょう。
1.ポストの素材は?
ファーストピアスと同じく、金属アレルギーを起こしにくいものを選ぶよう心がけましょう。チタン100%や24金のものがオススメです
2.ポストのサイズは?
細いポストのピアスをつけると、ピアスホールもポストの細さに合わせて収縮して小さくなってしまいがちに…。
逆に、ホールが大きいと通気性がよくなり、洗浄のときに皮脂や汚れを落としやすくなるので、衛生的に保つことができます。そのため、大きいものを選ぶと安心です。
加えて、ポストの先端が丸みを帯びていれば、ホールをスムーズに通りますよ
安全に開けて長くピアスを楽しもう!
ピアッシングは医療行為なので、皮膚科などの医療機関で施術してもらうのが鉄則。ホールがしっかりできるまでは、こまめなホームケアもしっかり行いましょう。
必ず病院で開けてもらう
ファーストピアスは純度の高い金素材を選ぶ
ホールの完成までは美容院は避ける
ピアスをつけてサウナやスキーに行かない
洗浄用の消毒薬は液タイプのものをチョイスする
セカンドピアス以降の選び方に注意する
ピアスは耳になじむ大切なアクセサリーです。年齢や流行とともに、可愛いものから大人っぽいデザインへと好きなデザインも変わっていくかもしれません。
いくつになってもピアスを長く楽しむために、ピアッシング前にはキッチリと正しい知識を身に付けておくのがベスト!
耳の健康を守り、安全にオシャレをお楽しみくださいね