意識高い系男の特徴
“意識高い系の男性”とは、元々がネット上でのスラング用語なので明確な定義があるわけではありませんが、以下の矛盾を持った男の人を指します。
自分のことを誇張して大きく見せたがるが、周囲の評価を無理に上げようとする割に実際には中身が大したことない。
“意識が高い”こと自体は本来向上心と行動力が伴った良いことなのですが、意識高い“系”は実際の努力が伴っておらず2つはまったく違う存在です。
他人に対しては偉そうにダメ出ししてくるのに、いざ自分でやれと言われると”何の能力もなく役に立たない意識高い系のウザ男”が身近なところにもいませんか?彼らに付き合っていたら虚栄心を満たすために利用されるだけで良いことなんかありませんよ…。
では、一癖もふた癖もある”意識高い系を男見分けるポイント”を伝授します!
1.自分アピールが激しい
セルフブランディングやSNSを活用した就職活動(ソー活)に前のめりになり過ぎて空振りしている意識高い系の男性。一生懸命で頭が良さそうで凄い人に思えても、それは対外的に自分を大きく見せようとしているアピール行動なので騙されてはいけません。
意識高い系の言動
- 学歴、会社、仕事関係の活動を自慢する
- SNSに自撮り写真をアップして行動を報告する
- 社会貢献やボランティア活動を過剰にアピールする
本当に褒められるくらい凄いことをしているなら本人がアピールしなくても良いウワサ話が勝手に拡まるのですが、偽物だから自分で売り込み営業するしかないのです。
2.『体鍛えてます』アピールをする
- 『減量しようと思ってさ』
- 『腹筋割れるまで鍛えようと思ってさ』
などと、やたら健康管理をしていることを強調してくる男性っていますが、気合を込めた発言をしてから一か月後くらいに彼の体型をチェックして下さい。
相変わらずウエスト辺りがポチャッとしているなら”口先だけの意識高い系オトコ”です。
意識高い系の言動
- ロードバイクを見せびらかす
- トレーニング部屋や器具を持っているが体が弛んでいる
- サボり率が高いのにジムの会員であることをアピール
自分磨きをしようと”思っている自分”に酔っていて、女性から『すごいね』『頑張ってね』などと応援の言葉を掛けてもらうことに喜びを感じる傾向があり、肉体よりも先に精神を鍛え直す必要がある面倒くさい男なのです。
3.人脈拡大に必死になる
ちょっと顔見知りになった程度でも、すぐにSNSの友達やフォロワー申請を頼んできたり、やたらとコメントを残して絡んでくるタイプの意識高い系は”数こそが自慢”なので評価アップのために拡大活動に躍起になりますが、実際には”友達レベル”知り合いは少なく、浅い人脈を広げているだけに過ぎません。
意識高い系の行動
- 「いいね!」をせがむ
- フォロワー突破数を告知する
- SNS上で有名人や著名人とやり取りした程度で『知り合いだ』と吹聴する
SNS上のフォロワーや友達の数で他人の良し悪しを判断しするオトコは”重症”なので近づかないようご注意下さい。
4.忙しいアピールがしつこい
使いもしないタブレットPCを持ち歩いてカフェに行ったり、普通なら絶望的な気分になってウンザリすることを『参ったな…』と、チョッと微笑みながら語っている”エリート風の自分”に自惚れちゃうのも”意識高い系の代表的なイタい特徴”です。
意識高い系の痛い発言
- 『仕事終わらないわ』
- 『3時間しか寝てないんだよ』
- 『また週末返上かな…』
- 『急に納期を早めるとか言ってさ最悪だよ』
- 『コーヒーのカフェインじゃ全然効果ない』
本当に賢い人は自分の体調やスケジュール管理ができるし、本当に大忙しなら他人に話しているヒマもなく仕事を片付けることに励みます。
5.専門用語を好んで使う
『アフィがさぁ』『アウトプットしようよ』などと、社内での会議中でもあるまいし難しそうな経済用語やIT用語を連発する男。
ポイントがズレていて相手に伝わらないのに業界用語を使えている自分自身をカッコいいと思い込み、カフェや電車など、人が多く集まる場所になると大きめの声でイキイキと話す男性は自分が赤っ恥をかいていることに気づいていない可哀そうな人。
恥ずかしい意識高い系
- 使い方が微妙に間違っている
- 他人の気持ちを炎上させる
- そもそも意味が解っていない
本当に頭のいい人は、周囲の人にわかりやすく噛み砕いて説明できるだけの知識と技量を持ち合わせているものなのです。
6.著名人に対する反応率が高い
SNS上で有名経営者などのカリスマ的な発言ばかりシェア、リツイートしたり、引用したりすることによって、まるで自分が言っているかのような錯覚に陥っている”勘違い系”。
『出世したい』『デカいことをやり遂げたい』『お金持ちになりたい』と、野望はあるものの先人の言葉を実にする術を知らず、自分の発言が薄っぺらくなることを恐れているので「自分の言葉がない」のです…。
残念な意識高い系
- 著名人の発言にすぐ賛同する
- 『○○さんの本買いました!』とアピールする
- 名言を引用してみるが、実は発言した状況に合っていない
自宅の本棚や携帯端末の中に読んでいない書籍がたくさん溜まっているのに努力が伴わず、本を買っただけで満足してしまう”中身空っぽ系”なのです。
意識「だけ」高いのは「恐れ」の裏返し
意外にも彼らの自信の無さを根底に感じる意識高い系の特徴。彼らはカッコ良く振る舞うために仮面を被っているだけに過ぎません。
しかし、そんな彼らを憐れんで同情しても得することはありません。
本当に尊敬すべきは、日々目標を持ちながら努力をして経験を蓄積し、時には他者のためにその能力を使う”ホンモノの意識の高い男性”であり、接点を増やすことで良い刺激を受けて成長できます。
でも、周囲から良く思われるためだけに張り切っている男性であっても、今後、大化けする可能性だってあるので、そっと遠くから大人のオトコに成長する過程を見守っていてあげて下さいね