好き避けする男&”嫌い避け”と勘違いする女
好きな人への想いが強くなり恋心が溢れるほど、平常心を保つことや普段通りの態度で相手に接することが困難になるものです。
”好きなのに極端に相手を避けてしまう”シャイな性格の男性は、相手に気持ちを理解してもらうまで時間がかかり、最悪の場合は好意を伝えられないまま、儚く恋が終わってしまうことも…。
、避けられる側の女性にとって「いつも無視ばかりされる…」と感じるのは、男性の本心を知らないからとはいえ嬉しいものではなく、「好意を持っている人に嫌い避けされている…」とネガティブに捉え、素っ気ない態度をとる男性に対して自然と距離を置くようになってしまいます。
▼想いが伝わらず生じる男と女の誤解
「両想いの2人」が好き避けをした結果、本音を理解し合えずに、運命のイタズラで結ばれないケースも実際にはあるのです…。
もし、自分の好きな男性が「好き避けするシャイなタイプ」だった場合は、お互いに恋愛感情を抱いているのに、すれ違ったまま恋が実らない恐れがあります。
「恥ずかしいor自信がない」という心理が働くと、好きだけど避けてしまう行動をとってしまうのは仕方ないことです。特に、人見知りで自信がないナイーブな性格の男性が陥りやすいため、いくつかのポイントから「好き避けと嫌い避け」の違いを見分けて下さいね。
では、男性の”態度別”に、好き避けと嫌い避けの見極めポイントを説明します。
1.視線の動きチェック
好きな女性に熱い想いを伝えるために、食い入るように見つめる男性もいますが「目」から好意に気づかれることを恐れるシャイな男子は、『彼女の顔をもっと見たい!』という思いとは裏腹に目線を合わせることが出来ません。
- 目を逸らす
- 視線を合わせる
こんな行動をとってしまうのです。
▼好き嫌い避け見分けポイント
「好き」な場合
・顔が赤くなる
・言葉を噛む
・顔など体にやたらと手をあてる
視線は逸らしているのに緊張から顔の筋肉がピクピクしていたり、話をすると噛んじゃったり、何となく落ち着かない様子でいるようなら、彼の心にはハートがいっぱい溢れています
「嫌い」な場合
目線以外に挙動不審な様子がない
側にいても緊張する様子もなくシラッとしている、話かけてもツラツラと卒(そつ)なく答えるようなら、彼は平常心を保っている証拠。恋のドキドキとは無縁みたい…。
2.一緒にいるときの表情チェック
好きな人に話かけても緊張してしまうため、つまらなそうな反応をしてしまうのも「好き避け」の一種。
声を掛けることを躊躇ってしまうほど、不機嫌そうな表情をしていることもあります。
▼好き嫌い避け見分けポイント
「好き」な場合
・会話中に相槌は打ってくれる
・共通の話題を投げかけると、ふと笑みがこぼれる
やはり、平静さを装っていても意中の人と話ができることが嬉しくてたまらないのです。
「嫌い」な場合
・どんな話題でも「興味ない」と一貫した態度でいる
・相槌さえ打たずに、他の人と全く違う会話を始める
相手のことを好きならば、仲良くなれる可能性がある小さな接点を逃さないために、緊張しながらも『うん、うん』と、相槌くらいは打つものです。
反応ゼロ!ということは…、単純に興味がないだけではなく『タイプじゃない』など、彼の恋愛対象ではない可能性あり。
3.他の男性と仲良くしたときの反応チェック
好きな人の前に行くと照れくさくて、つい”冷たい態度”をとってしまい、なかなか彼女との距離を埋められないジレンマを抱えている”恋するオトコ”。
もし、そんな苦労も知らず、他の男性が簡単に彼女と仲良くしいたら?もう嫉妬心が噴火寸前!そのジェラシーはモロに態度に表われます。
▼好き嫌い避け見分けポイント
「好き」な場合
・その場を離れる
・明らかに冷たくなる
別に好きな女性と両想いなわけじゃなくても、彼にとっては「大切な存在」なので、独占欲が湧いてくるんですね。
「嫌い」な場合
誰と接していようが冷たい態度に特別な変化は無い
興味のない女性がダレと仲良くしていようと、彼にとっては関係ないこと。この場合、目の前にいるのに、アナタの姿がまったく目に入っていないなんてことも…。
4.挨拶などの接し方チェック
昨日の朝は普通にあいさつをしていたのに、今日はプイッと無視するようにソッポを向いて『おはよう』の一言もない…。
- 典型的な機嫌屋さんなのか?
- 何か彼を怒らせるようなことをしたのか?
その日によって彼の態度が違うと大きな戸惑いを感じますが、相手の態度がコロコロ変わるのには理由があるのです。
▼好き嫌い避け見分けポイント
「好き」な場合
喧嘩したなど、2人の間にトラブルを抱えている訳じゃないのに日によってバラつきのある態度をとられる。
恋するオトコは情緒不安定。
恋愛対象として意識していない相手になら、いつどこで会おうが平常心で接することもできますが、相手のことが好きで好きでたまらないと挙動不審になってしまうのです。
勝手に湧き起る嫉妬心、思うように距離を縮めることができないもどかしさが、不安定な態度に直結!
「嫌い」な場合
態度に一貫性があり、毎朝、素っ気ない
5.お願いごとしたときの反応チェック
彼は好きな人との接点を大きな口を開けて待っているものの、イザ彼女が『○○お願いしたいんだけど…』なんて近づいてくると照れくさいものだからバリアを張ってしまいます。
- 忙しそうなのに悪かったかな…?
- 仕方なく引き受けてくれたのかな?
満面の笑みで快く引き受けてくれるのとは違い、ちょっと素っ気ない対応をされると、女性は遠慮しがちになるかも知れませんね。
▼好き嫌い避け見分けポイント
「好き」な場合
・希望に応えられるか詳しく内容を確認してくる
・『何とかなるでしょ』と、忙しいのに引き受けてくれる
大好きな女性から頼み事をされると『オレの良い所をアピールするチャンス到来!』と、跳びあがるほど嬉しくなるのですが、その気持ちを知られたくないので過剰にクールな応対をしちゃうのです。
でも、内心ではガッツポーズ!
「嫌い」な場合
・本当に迷惑そうな顔をする
・断られることもある
・『忙しいから今度にして』と相手にされない
気がある相手になら、自分の時間を割いてでも尽くしてあげようとするものです。
完全脈ナシの場合は、忙しいときに頼みごとをしてくること自体に『無神経なヤツ』とイライラすることも…。
6.フリーを告白したときの反応チェック
『どんな男性がタイプか?』と、気になって仕方ない相手の好みは知りたくなるものですよね。アナタが雑談中に「今、彼氏募集中なんだよね」と言ったときに興味なさそうなフリをしていたのに、後で探ってくるようなら好意のある証拠です。
▼好き嫌い避け見分けポイント
「好き」な場合
・どんなタイプが好きか探ってくる
・元彼について質問してくる
・どんなデートをしたいか質問してくる
「嫌い」な場合
・『早く彼氏できるとイイね』と、サラッと流さる
・『恋愛なんて面倒くさいよ』と言い始める
・無反応
7.会話中に体の向きや仕草チェック
好きな人の前では意識せずとも、心拍数が上がるためかリアクションが大きくなってしまいます。冷たく、時には意地悪な態度をとっていても、仕草には『好き』『嫌い』がハッキリ表れます。
▼好き嫌い避け見分けポイント
「好き」な場合
・距離が近い
・身体の全面が女性に向いている
・オーバーリアクションになる
いつもは感情を抑え『クールな男でいよう』と頑張ってはいるものの、好きな人と話ができる嬉しさから、つい我を忘れて全身で喜びを表現しちゃうのです。
「嫌い」な場合
・ほぼ視線が合わない
・身体や足がコチラ向いていない
・椅子を離すなど、距離をとろうとする
・早く帰りたそうな様子を隠さない
もともと嫌いで避けている男性は、コチラが熱心に話していても時計をチラチラ見て貧乏ゆすりをするなど「心ここにあらず」な態度をとって落ち着きがありません。
好きか嫌いかは態度でチェック
まったく興味のない相手であっても、無視されたり素っ気なくて冷たい反応をされたうえに避けられるなんて嫌な気分になりますよね。自分を避けている相手が片思い中の好きな人だったらショックだし、不安が募るのは当然のこと。
かといって「私のこと嫌いなんですか?」「私、何か気の障ることしましたか?」と、子供じみた質問をすれば、間違いなく鬱陶しがられるだけ…。
本当は「好きだから避けている」彼の反応を勘違いして悪く受け止め、勝手に失恋しちゃったり、無駄に悶々とした時間を費やすことがないように、何気ない彼の態度から「好きのシグナル」を探してみて下さいね