怖い?怖くない?彼氏のお姉さんとの間には荒波を立てないが勝ち
彼氏の家族の中でも、お姉さんはツワモノ。結婚しても姑より小姑に気を使うという話も良く聞くほどだからこそ、彼のお姉さんは近づきがたい存在。しかし、「さわらぬ神にタタリなし!君子危うきに近寄らず!」のスタイルを貫き通すのは賢明とは言えません。初めから苦手意識だけでいっぱいになってしまうと、ますます関係がぎくしゃくさせてしまうことに。
世の中の、弟を持つ全ての女性がイジワルで怖いわけではありません。その人の性格にもよりますが、弟をあなたに取られたような気持ちがあっても決しておかしくはないとあなたもどこかで感じているから、ハードルが高い気がするのかもしれませんよね。彼のお姉さんと間のハードルを下げるポイントは、決して張り合おうとはしないこと。けれども全く気を使わないのもダメです。彼氏のお姉さんであること、そして同性の先輩であることを頭に置いて敬意をはらって付き合って行きましょう。
彼氏のお姉さんに嫌われるとこんなデメリットがある
対人関係でメリット、デメリットを考えるのはズルイように思えるかも知れませんが、嫌われるのは損、とくに彼のお姉さんが相手なら…。彼氏のお姉さんから嫌われると、いろいろなことに不都合が起こります。二人のことを両親に告げ口される……たとえば「お母さんたちが旅行に行ってる間に、あの娘、ウチに泊まりに来てたのよ。図々しいわね」と悪意を込めて言われてしまうと彼氏の両親からも良い印象は持ってもらえません。
または弟を誘導する……「あの娘、ちょっとだらしがないわね」などと言われると、姉の影響はけっこう大きいので彼の頭の片隅にでも、あなたのイメージが「だらしがない」とインプットされてしまうことがあります。二人の間に何かあった時に「そう言えば、アネキがだらしないって言ってたもんな」などと関連づけられてしまってはたまりません。逆に味方になってもらえれば、お姉さんほど頼りになる人はいないはずです。
彼のお姉さんの前では気を抜かないでいたい3つのこと
彼のお姉さんの前では、「挨拶」「言葉づかい」「身だしなみ」に気を抜いてはいけません。
どんなに親しくなってもお姉さんへの挨拶はしっかりと!
「挨拶」は相手の目をきちんと見て笑顔で明るく言うのが基本です。だんだんと慣れて来てお姉さんと仲良くなり親しい会話ができるようになっても、最初と最後の挨拶だけはしっかりしていると好感を持たれます。
言葉遣いには細心の注意を!
「言葉づかい」は大事です。特に彼氏の名前をお姉さんやご両親の前で、呼び捨てにするのは要注意です。彼女だろうが、お嫁さんだろうがあなたは他人、馴れ馴れしく弟を呼び捨てにされると、お姉さんは弟を粗末に扱われているように感じて「ムッ」とします。二人の間ではOKでも、家族の前では控えた方が無難です。
目につきやすい外見は清楚に出来れば目立たなく!
「身だしなみ」には、気をつけましょう。「ケバイ化粧をして露出の多い服を着て、彼氏の家の玄関前でしゃがんで煙草を吸って彼を待っていました。するとお姉さんが帰って来たので、ちゃんと挨拶したのになんで嫌われるんでしょう?」そりゃあ、ダメです。彼氏や友だちの前では、普通になっているスタイルや態度でも初対面では「ぎょっ!!」とします。親しくなってみると、性格も良くてイイ娘だったとわかっても、第一印象のイメージはなかなかぬぐいきれません。最初は、お姉さんから「少し地味くさい娘」と思われるぐらいの方が良いでしょう。
そんなの常識でしょう…と思われたでしょうか?そうです!常識さえあれば、よほどのことがない限りお姉さんから嫌われません!
彼氏のお姉さんを味方につけられれば最強?
まずは、お姉さんのステキだと思うところを見つけて褒めましょう。ヘアスタイル、着ている服、アクセサリー、料理でも何でも良いです。「その髪型、良いですね。どこの美容院でカットしたんですか?」「そのネックレス、可愛いですね。どこで買ったんですか?」「このパスタ、すっごく美味しいです。どうやって作るんですか?」
褒める→質問、褒める→質問…この繰り返しは好感度をあげます。褒められて嫌な気持ちになる人は、まずいません。そして質問をすれば、答えてくれるので会話も続きます。心を開いてくれたら、次は話を聞くことです。お姉さんが話を始めたらしっかり聞きましょう。弟に話しても聞いてもらえない女同士の会話ができると、お姉さんも嬉しい気持ちになります。その時にお姉さんの好きなものを聞いたら覚えておきましょう。
そして次に会う機会があったら、好きだと言っていたお菓子やワインなどをお土産に持って行くと効果はバツグンです。ここでは「お姉さんのために買って来ました!ズバリ、つけ届けです!」みたいなアピールはもちろんダメ。さりげなく「お姉さんが好きだって言っていたお菓子、実は私も好きなんで1個ずつ買っちゃいました」と言うと素直に受け取ってくれます。高価なものではなく、気持ちの伝わるようなものがベストです。そうしているうちに、だんだんと打ち解けて「弟の彼女が、この娘で良かったかも」と思ってくれるようになります。人間同士の付き合いですから、やはり誠意は大切なんですね。
お姉さんに「プラスな存在」を目指そう
彼氏のお姉さんに会う日は緊張しても仕方ありません。ぶっちゃけ、怖いですよね。だけど当然のことながら怖い人ばかりではありません。最初からフレンドリーに接してくれる人もたくさんいるでしょう。要は、あなた自身なのです。
緊張感ばかりでマイナスオーラを前面に出しているようでは、誰でも好印象は感じられないものです。余計な警戒心や敵意、競争心は必死に封じ込めましょう。大好きな彼氏のお姉さんなのですから、誠実に接していれば、だんだんとあなたの良さが伝わっていきますよ。そしてあなた自身に弟がいたら、その彼女に優しくしてあげましょう。