いい別れ方・次に活かすピリオドの打ち方
女性の恋愛力は、別れ際の対応に出ます。彼氏に自分の気持ちばかり押し付けたり、別れが嫌だからと泣き叫んですがるのは言語道断。相手の主張や考えを尊重できてこそ、良い女である証拠なのです。
いい別れ方をする方法
カップルの男女が別れを迎えるときは、誰でも悲しみに暮れてしまいますよね。特にフラれてしまう側なら、感情まかせに相手を責めたててしまうこともあるはず。
しかし、いい別れ方をすれば、元恋人との日々を「いい思い出や経験」として一生自分の中で大切にすることができます。
反対に、悪い別れ方をするといつまでも未練タラタラになってしまったり、今後の恋のトラウマとなって尾を引いてしまうことも…。
では、いい別れ方をするにはどうすればいいのか?今回は、別れ方の5つのルールをまとめました。数年後、過去の恋を「素敵な恋だったな…」と穏やかに懐かしむことができるよう、しっかりポイントを押さえておきましょう!
相手の主張をきちんと聞く
別れの原因の中には浮気や心変わりなど、彼氏が一方的に悪い場合もありますが、だからといって、相手の言い分も聞かずに責めるだけ…というのはNG。
恋人の言い分にも耳を傾けておかないと、別れたはずなのに「自分の話をもう一回だけ聞いてくれ!」と、彼氏がよりを戻そうと迫ってくる可能性も。
コレはOK!
- 相手が言いたいと思っていることは全て聞く
- 相手の主張に対して自分がどんな気持ちになったかを伝える
- たとえ納得できなくとも、彼氏なりの事情を聴いてから別れる
コレはNG!
- 一方的に別れを切り出す
- 相手をただ非難して別れる
場合によっては彼氏の主張に納得できないこと、辛かったり今にも怒りたくなる話もあるでしょう。
でも「ああ、相手はこう思っていたんだな」とわかることで、自分なりに別れるための心の整理がつきやすくなるのです。
言い忘れはもちろんのこと、相手の気持ちの聞き逃しをなくすことで、別れに踏ん切りをつけてくださいね。
直接、会って話合う
別れ話は、お互いの人生を変える重大な問題。しっかりと面と向かって話合う機会を設けることが必要です。
ただし、二人きりでの話合いは話がこじれて喧嘩のもとになる恐れがあるので、話合う際はカフェやファミレスなど、どこでもいいので他者の視線がある場所にするのがベスト!
コレはOK!
トラブルにならないよう、直接会って別れを決める
コレはNG!
- 電話やSNSを使って別れを言う
- 連絡を取らなくなりフェードアウトして別れる
「ラインとか電話を使った方が相手の顔を見なくて楽だし…」という気持ちは理解できますが、お互いの表情がわからない状態での別れ話は、細かい気持ちや主張が伝わらない場合があります。
特に文字だけのやり取りは、言葉で話すよりも感情の薄い表現やキツい言い回しに取られてしまいがち。受け取った側は思わぬ心のダメージを負う可能性があるのです。
また、フェードアウトで別れる方法では、相手の理解が得られないまま別れることになります。そのため、恋心がまだ残っている相手が別れをいつまでも認めたがらない場合も…。
勘違いされたまま別れて、相手にトラウマを負わせてしまい後々恨みを買うことにならないよう、一時の辛さを我慢してしっかりと話合いましょう。
お互いに納得してから別れる
恋人同士でなくなるとはいえ、環境によっては職場や近所で顔を合わせるかもしれませんよね。
キレイな別れ方をしていれば、お互いに男と女としてではなく、一人の人間として付き合うことができますが、散々揉めて納得しないまま別れたとなると、ばったり出会ったときに目を合わせ辛かったり、いざこざを起こしてしまうことも…。
コレはOK!
納得できるまで話合ってから別れる
コレはNG!
- 気持ちのモヤモヤを残して別れる
- 言いたいことを全て言わないまま別れる
双方の事情と気持ちを理解することは難しいことですが、納得した上で別れるということはとても大切です。お互いに辛い気持ちでしょうが、後にも先にも恋人として話合う機会はこれが最後。言いたいことは全て言い切りましょう。
納得できるまで話合うことで、「あの時あのことを言っていれば…」なんていつまでも気にしてしまうこともなく、次の恋に前向きになれますよ。
別れの言葉を明確に伝える
うやむやな言葉で別れてしまうと、復縁の可能性を残したまま別れることとなり、相手との関係を断ち切ることができなくなってしまうものです。
彼氏に全く未練が残っていなくて次の恋に進みたいと考えているなら、きっぱりと言葉で決別したいという意思を伝えることは忘れずに!
コレはOK!
はっきりと「さようなら」を言う
コレはNG!
ヨリが戻る可能性があると思わせた状態のまま別れる
『オトコの恋は名前を付けて保存』というように、男性は女性よりもひとつの恋を引きずる傾向があり、別れた後もズルズルと彼女のことを考えてしまいがち。
期待を持たせるのは、お互いの幸せを邪魔する行為。相手が「まだ自分のことが好きなんじゃないのかな?」と思わせることのないよう、キッパリと別れを告げてあげて下さいね。
ただぶっきらぼうにサヨナラを告げるのではなく、「辛いこともあったけど今まで楽しかった。ありがとう」と笑顔で感謝を伝えることも重要ですよ!
関係を引きずるキッカケを残さない
女性は恋心の切り替えが得意ですが、男性は恋を後に引きずるタイプが意外と多いものですが、新しい彼氏と交際が始まってから連絡がきたり、家に来られてしまってはとても迷惑ですよね。
コレはOK!
- 家の合い鍵などは返してもらう
- お互いの部屋に私物を残さない
- 連絡は取らないように約束してから別れる
コレはNG!
- いつでも連絡が取れる状態のまま別れる
- いつでも部屋に戻って来るきっかけを残したまま別れる
ポイントは、別れるときに「恋人時代のように連絡は一切取らないこと!」とお互いに関係を断ち切る約束をすること。
二人が自分の幸せを少しでも早くゲットするためには、昔の恋愛でのつながりは必要ありません。仕事関係や交友関係において問題なければ、連絡先は、お互いに消してしまうのが理想です。
別れの儀式は新たな幸せのために必要
恋人との別れには相当な気力を消耗しますから、つい精神的にも肉体的にも疲労の少ない楽な方へと逃げたくなるのは仕方のないことです。
でも、その別れは、お互いの中で本当に別れたことになっているのでしょうか?言い残したことがあっていつまでも相手のことを考えていたり、ばったり道で出会ってしまったとき言い争いになるようでは、次に来るかもしれない幸せが遠のいてしまう一方です。
お互いが次の幸せな恋を掴むためには、過去の恋にはきっぱりと終止符を打つ作業が必要です。人生の一部分とはいえ、時間を共にした仲。お互い相手の次の幸せな人生を願って、後腐れのない「いい別れ方」をしましょう!