彼氏がまさかの五月病?
彼女としてサポートできること
5月に入ったら急に彼がダル~ンとしっ放し…。なんだか元気もなく話かけても上の空…。
なんて傾向や特徴がアナタの恋人に見られたら五月病で苦しんでいるのかも知れません…。
5月病は、いわば慣れない新生活を頑張り過ぎた反動です。4月に進学や就職・異動や引越しなどで環境が変化したことが理由かもしれません。
もしかすると、その環境の変化から人間関係に悩みやストレスを抱いている可能性もあります
また、五月病の原因は精神的なストレスだけとは限りません。新しい環境を迎えるにあたって歓迎会や飲み会などによる「食生活や生活サイクルの乱れ」も関係してくることがあります。
さらに飲み会が続くと睡眠不足になりがちで、そうした生活習慣も五月病の一因になる可能性も
結果的に体調を崩してしまうほど大変な4月を乗り切った恋人を、どうにかして元気づけてあげたいですよね。
でも、接し方を間違えると症状を逆に悪化させてしまったり、もっと思い悩ませて苦しめることになるのでデリケートになっている彼氏への対応には注意が必要です。
『じゃあ、実際にどうすればいいの?』と悩んでいる女性へ、彼氏がうつ病に似た症状や五月病にかかってしまったときに、彼女ができる対処法を紹介します!
1.叱ったり怒ったりしない
彼氏に何を話かけても反応が薄くてテレビをダラダラ見ていたり、せっかく一緒にいられる時間なのに憂鬱そうな表情をしたままニコリともしない。
そんな彼に対して『最近、怠けてない?』と、厳しく注意したり『男なんだからしっかりしてよ!』なんて怒ってしまうと、無気力な彼をさらに追い込んで苦しめることに…。
五月病かな?と思ったら
感情的な言葉は口に出さないようにする!
ここはひとつ冷静になって、お喋りをしながら彼が興味を示すものがないかを探してあげることが大事
精神的な疲労の場合
何でもいいので気分転換になるものを見つけることがポイント。
- ゲーム
- 音楽鑑賞
- ちょっとしたスポーツ
などが、ストレスの発散になりますよ
身体的に疲れている場合
体力の回復が優先。
たまには一緒にだら~っとした休日を過ごしてみるのもオススメです掃除やゴミ出しなど彼が億劫そうにしていることがあるようなら、アナタが代わりにやってあげられることをそっと手伝ってあげてくださいね
2.励まさない
『もしかして、うつ病になっちゃたのでは?』と思う程、ツラそうな彼を見ていると軽い気持ちで『頑張って!』と応援したくなりますが、ガンバリすぎている彼にさらなる努力を要求することになるのでオススメできない言葉掛けです。
五月病になりやすいタイプ
- マジメ
- 完璧主義者
- 責任感が強い
性格がマジメで責任感が強くてツラいことがあっても途中で投げ出せなかったり、他人に頼ることを苦手とする人が多い傾向にあります。
声を掛けるタイミングや言葉選びを間違えると『これ以上、俺にどう頑張れっていうんだよ!』と、これまでガマンして押し込めていた感情を爆発させてしまうかも…。
お互いに悪気があるわけではないのにケンカになってしまっては本末転倒なので、言葉が見つからなければ黙って側にいてあげたほうが彼の気持ちもラクなハズ
3.とにかく話を聞いてあげる
思いつめて落ち込んだり、自信を失っている彼に必要なケアは”話を聞いてあげる”こと。とにかく何でも良いので話を聞いてあげるだけでも、彼の精神的なストレスは軽減されます。
話を聞くときのポイント!
- 自分は聞き役に徹する
- 相手の話す内容を否定しない
- 余計なアドバイスはしない
- 彼が「話したいこと」を話題に出す
- 彼の言いたいことは最後まで聞いてあげる
なかなか「聞くだけ」というのも大変なことですが、定期的に話を聞いてあげることで彼の心はさっぱりリフレッシュすることができるのです。
誰よりも身近な存在のアナタが積極的に話相手になってくださいね
4.食生活に気をつけてあげる
悩みや疲れを溜め込んで気力をなくしている彼氏に、彼女としてのチカラを存分に発揮できるのが”食事の管理”です。
一緒にご飯を食べる機会が多い彼女なら、食生活の乱れや体調の変化などにも気づいて対応してあげることが可能ですよね。
食事ケアが大切なケース
- ストレスによる「食生活の乱れ」がある
- いつも胃の痛みや不快感を訴えているとき
暴飲暴食は身体にダメージを溜めてしまうだけなので、早めに他のストレス発散方法に切り替えさせてあげて下さい
また、食欲不振を放っておくと栄養不足から体力がが弱って症状を悪化させる可能性があるので、彼が食べやすいメニューを考えてサポートを
食事管理で一番気をつけたいポイントは、脳内の神経伝達物質であるセロトニン。
新たな生活への緊張や睡眠不足からセロトニン不足が起こり、5月になった頃に精神的な安定が崩れることから五月病になってしまうのです
セロトニンを効率よく作れる栄養は?
- ナイアシン
- ビタミンB6
- マグネシウム
- トリプトファン
「ニンニク・サンマ」「ワカメなどの海藻類」「緑黄色野菜・キノコ類」などから摂取できますよ。
特に人間の体内で生成できないトリプトファンを中心としたメニューがオススメ。乳製品や赤身の魚、大豆製品やナッツ類・バナナに卵黄から摂取することができます
自分で料理を作る気力のない彼も、彼女の手作り料理なら喜んで食べてくれるハズ。毎日の食生活が改善されれば、身体の調子も良くなり次第に心も落ち着いてきますよ
彼女だからこそできるサポートを
彼の身近にいるアナタだからこそ、うつ病かと心配になるほど塞ぎこんでいる五月病を患っている彼にしてあげられることがたくさんありますが、逆に気をつけなければいけないこともあるのです。
頑張りすぎてしまった彼は今、自分で解決したくても方法が分らずツラい思いをしています。
叱ったり、怒ったりしない
励ましすぎない
とにかく話を聞いてあげる
食生活を改善させてあげる
今まで一緒にいたアナタなら、彼にしてあげることが分かるハズ。
彼女からの愛情が伝わり、いずれ彼のなかでヤル気が湧いてくることを信じて下さいね。また2人で楽しく過ごせる日が訪れますように