あの症状は恋の病にかかった証拠
初恋は「はしか」のようなものと言われますが、誰でも一度は経験する”熱にうかされる状態”に例えられるのでしょうね。
恋をすると好きな人のことばかり考えてボーーっとしたり、恋愛が上手くいったパターンを妄想したり、失恋するかも知れない恐怖心から何日も眠れなくなったり、趣味を楽しんだり、友だちと遊ぶことさえもままならなくなり、重症化すると仕事や勉強も手につかなくなる”恋の病”。
女性は恋愛をするとき、ジワリじわりと少しずつ相手を好きになっていくのに対して、男性は突発的に恋に堕ちる傾向が強いので、恋の病の症状は周囲から見てもバレバレなほど、実に分かりやすいものです。
では、男性が恋の病にかかったときに表れる症状を紹介します。
1.急にヤル気を出す
- 仕事をガンバリ出す
- 行動がテキパキと迅速になる
- 新しいことにチャレンジする
- 身体を鍛えはじめる
男性は恋をすると、とにかくすべてのことにおいて張り切ってしまうのです。昔の青春ドラマで夕陽に向かって走り出すような熱い気持ちになるのでしょうね。その気持ちが付き合い始めても、結婚しても続いてくれると良いのですが…。
単純でわかりやすいですね。新しい感情が芽生えることによって、アドレナリンの分泌量がアップするのかも知れません。
恋に落ちた相手に告白できず『何とかしたい』と、居ても立ってもいられないときに起こる”恋の病の症状”です。
でも、好きな女性ができたことによって、仕事にヤル気が出たり、挑戦する気持ちが起きるというのは良いことです。生活にハリが出て、何事にも頑張る気持ちになるのは健康的で前向きですよね。
最近では、恋をしていることを認められない屈折した男性もいるので、恋の病にかかって素直に行動する男性は、むしろ微笑ましくもあり頼もしい存在です。
2.身だしなみを整えるようになる
- 服のセンスが変わる
- ヘアスタイルを気にする
- 体臭などを気にするようになる
- 靴やバッグを買い替える
今までは、外見などまったく気にしなかったタイプの男性がファッションなどに気を使うようになるのは、恋の病にかかり、好きな女性に自分がどのように見られているかを気にし始めた証拠。
恋をして、改めて自分の姿を見直すと『俺ってダサいのかも…』と自信を失って、急に流行のファッションを研究して服装を変える、似合うヘアスタイルを模索しはじめるなどの行動に出ます。
女性も同様の行動パターンをとるものですが、男性の場合は、普段、身なりに無頓着な人が多いので、”恋”をしてオシャレに目覚めたことによって、周囲にも好きな女性にも胸に秘めている好意がバレバレになるケースが多いのです。
恋をすることによって、新たな自分を発見したり、彼女以外の周囲の人にも好感を持たれるようであれば、一挙両得というところでしょうか。
いきなりイメージチェンジをする男性は、恋の病にかかっている可能性大なのです。
3.情緒不安定になる
- ボーッと遠くを見て考え事をしている
- 喜怒哀楽が激しくなる
- 女性心理に興味を持ちはじめる
今まで興味を示さなかった恋愛映画などに涙したり、胸が熱くなったりしてしまうのは、恋をすることで感情が豊かになるからです。
好きな女性に笑顔を向けられると、嬉さから気持ちが高揚して急にはしゃいだり、無視をされると、この世の終わりのように暗く落ち込んでしまうのも恋の病を患った男性の特徴です。
特に、恋愛に不慣れな人は女性心理がまるで理解できないので、彼女のちょっとした反応に一喜一憂してパニックに陥ったりするのです。
また、女心を知りたくなるので、仲の良い同僚の女性や女友達などに『こういう場合、女の人ってどう思っているのかな?』『女性はアクション映画とかは観ないのかな?』など、明らかに好きな人のことを頭の中に置いて質問することも多くなります。
4.落ち着きがなくなる
- 四六時中、携帯をチェックしている
- 時間ばかり気にしている
- 仕事でのうっかりミスが多くなる
寝ても覚めても好きな女性のことが頭にヘバりついている状態に陥るのが恋の病。常に心が落ち着かず、しつこいくらいメールの新着確認をして、連絡があればウキウキするし、着信がなければ不安になってソワソワ…。
また、彼女と会う約束をしているときは、待ち遠しくて時計を幾度も確認するなど、「心、ここにあらず」の状態が続くので、、いつもはしないようなミスを連発して仕事に支障を及ぼす恋する男も…。
”我を忘れるほどの恋”ができるというのは幸せなことですよね。厳しい現実に直面する日常生活の中で患う”恋の病”は、乾ききった心に潤いを与えてくれるオアシスのようなものなのかも…。やっぱり、恋って魔法です
5.情報に敏感になる
- デートスポットに興味を示す
- タイムリーな話題を仕入れたがる
- 美味しいレストランの情報に敏感になる
いつの日か好きな女性とデートすることを想定して、友人などからオススメのデートスポットの情報収集を始めます。
- 朝から晩まで競馬場で過ごし、帰りはヤキトリ屋で、お酒を飲む
- スポーツジムに通い、筋肉をつけるためプロテインや鶏のササミが主食
- 自宅でゲームをしてカップ麺を食べている
上記のように、女っ気がなく、男クサい休日の過ごし方が定着していた男性は、いざ好きな女性ができても喜ばれるデートプランが思いつかないので情報が頼りなのです。
デートをして好きな女性にガッカリされないように、自分といて楽しい…、またデートしたい…と思ってくれることを願って必死に頭を巡らし考えている姿は健気ですね。
女性と遊び慣れている感じがしないので、信用できるタイプの男性がとる行動パターンのひとつかも知れませんね
6.人生計画を立て始める
- 貯金を始める
- 保険に入る
- 仕事の将来性を考える
恋する女と男の違いですね。男性は恋の病になると、好きな女性と結婚できた場合、自分が彼女の人生も引き受けるという強い気持ちのあらわれから『一人前のしっかりした男にならなければ…』と思うようになります。
誠実なタイプの男性であれば、好きな女性が存在するだけで生きることにも前向きになり、計画的に将来のことを真剣に考えるようになります。恋人として付き合うにしても、結婚するにしても『とりあえずは、お金を溜めよう』という発想になるのが男心というものなのです。
昔と違って結婚を”永久就職”と考える女性は少なくなり、自立していている人も増えているとはいえ、まだ経済的な面では男性に頼りがちな背景が影響しているのかも知れませんね。
反面、女性をカモにしてお金を出させる男性は、基本的に本気で恋に落ちて恋煩いに苦しんでいるのではない、とも言えるので御用心。
普段と違う行動に走るのが恋の病の症状
女性は現実的で男性は夢見がちな傾向があると言われていますが、男性は恋をすることによって現実に目を向けるようになるのです。一人前の大人の男として、『愛する人を支えられる逞しい頼れるオトコになりたい』という気持ちが湧いてくるのでしょうね。
その想いが、恋の病にかかると突然、年収をアップさせるために仕事を頑張ったり、貯金をしたり、保険に加入したりという行動力に繋がっていくのでしょう。
自分の外見を気にしたり情緒不安定になるのは女性も同じですが、誠実で責任感のある男性であればあるほど、恋をすると尋常ではないパワーがみなぎってくるのかも知れません。
しかし、残念なことに”恋の熱病”も時が経つにつれ落ち着きます。結婚を考えている女性であれば、相手が”恋の病”に侵されているタイミングを逃さずに、しっかりと捕まえておきましょう