韓国お土産おすすめ・コスメとコスパ最高バラ撒き用フード

韓国お土産におすすめする人気商品を釜山在住ライターが紹介します。女性に圧倒的な人気を誇る韓国土産のコスメと食べ物にスポットを当てました。

韓国のお土産にはコレがおすすめ

こんにちは!長年、韓国で暮らしている旅行ライター「みふぁ」です。

旅先から帰国する際に欠かせないのが、自然派化粧品、美肌になれるコスメ、可愛い小物や雑貨、地元ならではの味を堪能できる食べ物など、お土産選びのショッピングですよね。

韓国は「安・近・短」で気軽に行ける旅行先であるうえ、お土産ネタには事欠くことはありません。フードや化粧品以外にも喜ばれるお土産や掘り出しものが多いのも韓国土産の特徴ですが、今回は、食べ物とコスメブランドの中から韓国お土産おすすめ品を紹介します。

観光客に根強い人気の定番アイテムはもちろんのこと、「現地で流行っている商品」「お得に韓国土産をゲットできるおすすめスポット」を紹介します。

韓国お土産おすすめ/コスメ編

韓国土産には欠かせない「コスメ」の数々。店頭に並ぶ女性ウケするユニークで可愛らしいパッケージや、比較的、低価格で品質も良いことからコスメフリークの根強い人気を誇っています。

ソウルや釜山などの都市部を歩いていると、とにかくコスメショップが目につきます。特に、繁華街や学生街ではコスメショップが隣り合わせでひしめき合う光景が見られ、「激戦区」という言葉がぴったり!

では、韓国土産にオススメする、観光客や地元の女性にも人気のコスメブランドを紹介します。

MISSHA(ミシャ)

2005年頃より「Missa(ミシャ)」のBBクリームが注目され人気を集めたことにより、韓国コスメブランドの知名度が一気にアップ!

韓国生まれのコスメブランドの魅力と人気の背景はリーズナブルな価格でありながら高級感や可愛らしさがあることと、人気韓流スターやK-POPアイドルなどをイメージモデルに起用していることなどがあげられます。

韓国コスメブランドの代表格とも言える「MISSHA」(釜山市・釜山大学前)。BBクリームの人気に火がついてから、韓国のみならず、日本、その他アジアや欧米諸外国でも支持を集めています。

コスメのラインナップも充実していて、「韓方(かんぽう)」と呼ばれる韓国の伝統医療でよく用いられる成分(高麗人参など)を使用した、化粧水や乳液などのコスメ商品も人気です。

The Face Shop(ザ・フェイスショップ)

自然素材を多く使用した化粧品として定評がある、韓国コスメブランドではお馴染みの「The Face Shop(ザ・フェイスショップ)」。過去にもヨン様、クォン・サンウ、人気K-POPグループ「MissA」のメンバーで女優のスジなど、多くの韓流スターたちをイメージモデルとして起用してきました。

「自然素材」をモットーに基礎化粧品や石けん、子ども向けの商品まで(ボディシャンプー、ローション、日焼け止めクリーム等)幅広い品揃えが魅力のブランドです。

ETUDE HOUSE(エチュードハウス)

ピンクと白を基調とした店内の内装やパッケージがメルヘンチック幅広い年齢層の女性を虜にする可愛らしさが特徴の「ETUDE HOUSE(エチュードハウス)。

もちろん、品質にも定評あり!コラーゲン配合の化粧水、乳液など、肌に優しい使い心地も長年、国内外の女性あら根強い人気を誇る理由のひとつです。

TONY MOLY(トニーモーリー)

2006年に誕生した「TONY MOLY(トニーモリー)」は自然派コスメブランドで、最近、韓国国内で店舗数を伸ばしています。

ブランド名の由来は、何と「英語と日本語をかけあわせたもの」なのだとか!「TONY(トニー)」は英語で「おしゃれ」や「格好いい」を意味し、「MOLY(モリー)」は日本語の「盛り上がる」の「盛り」をもじったものなのです。(ちょっと無理矢理な感じがあるのも否めませんが…)ともあれ、パッケージの多くが遊び心あふれるユニークな形態のものが多く、韓国コスメのお土産として喜ばれること間違いなしです。

Innisfree(イニスフリー)

韓国の大手化粧品会社「AMORE PACIFIC(アモーレパシフィック)」が新たに誕生させたコスメブランドは、商品の充実したラインナップが魅力。

「ナチュラル素材」をモットーとして、女性向けのスキンケア、コスメ商品はもちろんのこと、男性向けや子ども向けのスキンケア商品の開発にも力を入れています。

韓国コスメ/お土産おすすめアイテム

おすすめのコスメアイテムを紹介します。韓国コスメブランドのショップでもお土産は買えますが、大型マート(スーパー)などでも掘り出し物に出会えます

韓国土産おすすめコスメ/美容パック

自分用にも、ばらまき用にも最適な美容パックはコスメ系のおみやげで不動の人気を誇るのがシートマスクをはじめとする「美容パック」商品です。

大体、どこのコスメブランドでも10枚1パックで売られていたり、1パック買うと、もう1パックおまけに貰えるサービスも多いので、お得感があります。自然素材のモノから、キャラクターとのコラボや動物の顔がプリントされた商品など、成分や見た目がユニークな美容パックが続々登場中。(写真はThe Face Shopの商品)

洗顔や入浴の後に15分~20分ぐらいパックシートを顔にのせてハズした後、顔全体に美容成分を肌によく馴染ませてください。実際に私も日本へ帰国する際に韓国コスメをお土産としてプレゼントするのですが、どこのコスメブランドの商品もハズレがなく好評です。

韓国コスメ/美容パック価格目安

・シート1枚/1,000~2,000ウォン(約90~180円)
・10枚セット/10,000ウォン前後(約890円)

10枚1セットを購入するとプラス1枚サービスしてくれる場合がある。

韓国土産おすすめコスメ/BBクリーム

韓国コスメはBBクリームを抜きには語れません。もともと、皮膚の治療や手術後に敏感になっている肌への刺激を抑えて保護する目的で使われていて、「BB」とは「Blemish Blam(傷を癒す)」という英単語を略したものなのです。(写真はMISSHAの商品)

韓国コスメ商品の王道「BBクリーム」は、肌の再生や保湿といった効能を持つ特性から、「下地」や「ファンデーション」としても活用できる機能性化粧品へと改良されていったのです。「美容クリーム」、「日焼け止め」、「下地」、「ファンデーション」といった、スキンケアからメイクまでの多数の役割を1本で補える点がBBクリームの魅力ポイント。

BBクリームは全てのコスメショップで扱われている人気定番コスメなので、購入の際には、テスターで色合い、カバー力やツヤなどの仕上がり感、肌質との相性をチェックしてから選んで下さいね。

韓国コスメ/BBクリーム価格目安

・10,000~25,000ウォン(約900~2,220円)

韓国土産おすすめコスメ/乳液、化粧水

基礎化粧品として欠かせないのが化粧水と乳液。年代によってお肌の悩みも異なりますが、韓国コスメブランドでも、保湿、アンチエイジングなど肌質や年代に応じた悩みを解消する商品が揃っています。(写真はETUDE HOUSEの乳液。)

韓方素材、自然素材、コラーゲンなど美容成分を配合したものなど、豊富に揃うスキンケア商品は、店頭のテスターで肌触りや匂いを確かめてから購入することをオススメします。

また、免税店や繁華街の店舗では簡単な日本語が話せる店員さんが対応してくれますが、もし、日本語が通じないショップで買い物をする場合でも大丈夫です。ほとんどの店舗で日本表記の商品説明を用意しています。

韓国コスメ/化粧水、乳液 価格目安

・13,000~25,000ウォン(約1,160~2,230円)

韓国土産おすすめコスメ/クッションファンデーション

「BBクリームのライバル登場か?」と、巷で話題のクッションファンデーション。各コスメブランドから発売されていて、可愛いデザインも注目されている要素のひとつ。(写真はBEYONDの商品)

「クッションファンデーションは、「リキッドのしっとり感」と「パウダーのさらっと感」を融合させた感触が特徴です。UVケア、保湿ケア、化粧下地、ファンデーションと幾つもの役割をひとつでこなす優秀アイテム。「自然な仕上がりになる」と、評判です。

これまでのBBクリームの容器はチューブタイプですが、クッションファンデはコンパクトタイプなので化粧直しが簡単なのも人気の理由。女性ウケを意識した可愛くて斬新なデザインのコンパクトが豊富に揃っています。

韓国コスメ/クッションファンデ価格目安

・15,000~20,000ウォン(約1,340~1,785円)

韓国土産おすすめコスメ/ハンドクリーム

韓国は大陸性気候の影響もあり冬場は特に乾燥しやすく、顔、体とも保湿を重視した念入りなスキンケアは欠かせません。敏感肌で乾燥しやすい私が長年愛用しているのは、オリーブ成分配合で保湿効果がある「The Face Shop」のハンドクリーム。

画像の商品は、韓国のコミュニケーションツール「KAKAO TALK」のキャラクターとコラボした、ブルーベリーの香りがするハンドクリーム。パッケージがシュールでしょう?

ハンドクリームの多くは植物や果物の心地よい香りのものが多く、ベタ付きも少ないなのでお土産におすすめです

韓国コスメ/ハンドクリーム価格目安

・チューブタイプ
3,000~5,000ウォン(約270~450円)

・ボトルタイプ
8,000~10,000ウォン(約710~890円)

韓国土産おすすめコスメ/マニキュア

カラーのバリエーションが豊富で、どんな色を選ぼうかとワクワクするマニキュアやネイルアートグッズも韓国コスメのおすすめアイテムです。韓国コスメファンの間ではマニキュアも根強い人気があり、韓国旅行に来たらリピートしてまとめ買いする人が多いアイテムのひとつ。ばらまき用のお土産にピッタリ!

マニキュアが人気の理由

・リーズナブル
・ネイルが長く持つ
・爪への負担が少ない

韓国コスメ/マニキュア価格目安

・3,000~5,000ウォン(約270~450円)

韓国土産おすすめコスメ/石鹸

石鹸も香りが良くて手ごろな値段のものが多いため、学校や職場でばら撒くお土産に適しています。中でも、美肌にこだわる韓国女性からも熱い支持を受けていて、お土産コスメとしてもイチオシなのが「高麗人参石鹸」。

自然素材を使用している高麗ニンジン石鹸で顔を洗うと肌がしっとり潤って、化粧のノリが良くなるとの声も多数。

高麗人参石鹸/購入のコツ

一般のスーパーか農協のスーパーで購入すると安い

スーパーや農協ではバラ売りで安め、免税店ではセット商品で高めの傾向があります。

「高麗人参」は韓国で古くから食材としても、薬としても使われてきました。「高麗人参石鹸」は、免税店でも購入可能ですが価格はやや高めです。私自身も長年愛用していますが、肌との相性がよくて洗顔には欠かせません。

実際にお土産としても喜ばれリクエストされることもしばしばです。最近ではネット通販で韓国コスメを簡単に購入できるようになりましたが、まだ「高麗人参石鹸」は日本では入手困難なので、韓国旅行を予定している人に頼んでみるのもゲットする方法ひとつです。

韓国コスメ/ソープ価格目安

・1,000~10,000ウォン(約90~890円)

韓国土産おすすめコスメ/クレンジングフォーム

クレンジングフォームは量もボリュームがある上に、お手ごろ価格、加えておまけもありなどお土産にはぴったりのアイテム。(写真はThe Face Shopの商品)

リキッドタイプ、クリームタイプ、肌質別など、各コスメブランドのラインナップが充実しています。各コスメブランドの共通点は「低刺激」「植物性」「美白」「保湿」といった効用をうたっていることです。

また、クレンジングフォーム購入時には「1本購入すると1本おまけ」という嬉しいサービスを受けることが多いので、お土産のまとめ買いにオススメです。

韓国コスメ/クレンジングフォーム価格目安

・3,000~6,000ウォン(約270~540円)

韓国土産おすすめコスメ/シャンプー

意外な美容系のお土産として人気なのがシャンプーです。以前と比べても、韓国のシャンプーは種類が増えたうえに品質も向上しています。中でも、韓国コスメファンから注目されているのが「呂」という名のシャンプーです。

韓国の大手化粧品メーカーのアモーレパシフィックから発売され、瞬く間に韓国では売り上げナンバー1になった人気商品の「呂」は、韓方素材を原料に「ダメージヘア」「毛根強化」「頭皮強化」など、髪質や頭皮の悩みに応じた商品が揃っています。赤いボトルはダメージケア用、茶色のボトルは毛根強化用。

ボトルは高級感があり、洗い上がりはツヤ髪が期待できます。

韓国コスメ/シャンプー&リンス価格目安

・1本
10,000~14,000ウォン(約890~1,250円)

・セット商品
20,000~30,000ウォン(約1,800~2,700円)

韓国土産おすすめコスメ/日焼け止めクリーム

UVカットはオールシーズン欠かせないマストケア。(写真はInnisfreeの日焼け止めクリーム)日焼け止めはSFPの数値が高い程、肌への負担が大きくなると言われているため、海や山などアウトドアライフを楽しむ機会が多い人には「SFP50」選ぶなど、外出頻度やライフスタイルに合っているかどうかを商品選びの基準に

韓国コスメ/日焼け止めクリーム価格目安

・10,000~18,000ウォン(約890~1,600円)

韓国お土産おすすめ/フード編

では、さっそく、観光客に人気の韓国土産・食べ物をご紹介いたします。

1.地元でも人気のラーメン/袋タイプ

韓国の人気ラーメンとして「辛ラーメン」が代表格なのは言うまでもありませんが、他にも地元の人が食べて『美味しい』と評判のおすすめラーメンが実はたくさんあるんですよ。

こちらは、2016年の新商品「マッチャンポン」。コシのある麺の食感と辛いながらもクセになるスープのコンビネーションが絶妙なのです。発売と同時に人気急上昇中の商品なので韓国土産として最適ですよ。

黄色い袋が目印の「ジンラーメン」。昔ながらのインスタントラーメンで「辛ラーメン」と並んでロングセラー商品なのです。「辛口(パッケージの文字が赤)」と「薄味(パッケージの文字が青)」と2種類があります。

マートやデパ地下の食料品売り場で売っているラーメンは小分けのものではなく、4~5袋で1パックのものが主流です。価格は3,000~5,000ウォン(270~450円)

2.味や食べ方のバリエーションが増えた海苔

ゴマ油と塩の風味がご飯にもお酒のおつまみとしても相性がよい韓国海苔は、お土産として定番中の定番ですよね。最近はゴマ油ばかりでなく、オリーブオイルやブドウ種の油で味付けされた海苔が香ばしく売れ行き好調です。

棚一杯の海苔。キムチと並んで韓国土産の人気商品です。

また、最近、人気急上昇しているのが「おつまみ風の海苔」や、ご飯を何杯でも食べたくなる「海苔のふりかけ」です。

マートではリーズナブル価格で手に入りますが、デパ地下では日本の「高級のり」のような高価な商品まで揃っています。種類、量、ブランド名などによって価格は本当にピンきりです。3,000~30,000ウォン(約270~2,700円)

3.日本とは一味違うお菓子

日本の商品と似たようなスナック菓子もあれば、韓国ならではの菓子まで実にバラエティに飛んでいます。特に、ここ数年、充実しているのがスイーツ系のお菓子。中でもチョコレートやビスケットの可愛いパッケージは女性ウケ抜群。たっぷり目サイズの商品も多いので、お裾分けやバラまき用のお土産としてもおすすめ!

韓国のソウルフード「トッポギ味を再現したスナック」です。

ハニートントン(ハニーバターチップ)は、韓国で2014年に発売されると同時に爆発的なヒットを記録したスナック菓子。コチュジャンの辛さと甘みのある味わいをヒントに研究を重ねて生み出されたそうで、あっという間にペロリと一袋食べちゃうくらい美味なのです。

「チョコパイ」は、日本でもお馴染みのマシュマロがサンドされたケーキにチョコがたっぷりコーティングされたタイプのスイーツです。外国人観光客に人気のお土産の一品です。

パッケージを見る限り、欧米の菓子メーカーの商品なのでは?と思われる方も多いのですが、実はソウルの自然派レストランで大人気だったブラウニー等を2008年にオリオン社が市販化したものがMarket-O(マーケットオー)」。”韓国発の高級志向のお菓子”なんですよ。

控えめな甘さで「クッキー」「リアルブラウニー」「チョコブラウニー」などが外国人観光客のお土産として大人気!

スナック菓子は1袋あたり500~1500ウォン(約45~135円)とコスパは最高です。スイーツ系のお菓子は1箱あたり2,500~5,000ウォン(約225~450円)。

4.美容と健康効果が期待できるお茶

韓国で有名なのが「伝統茶」。中でも日本でもお馴染みの「柚子茶(ユジャチャ)」が一番人気なんですよ。この他にも「生姜茶(センガンチャ)」「五味子茶(オミジャチャ)」「とうもろこし茶(オクススチャ)」なども韓国のお土産として根強い人気があります。

ビン詰めのお茶が一般的なのですが、重くてかさばるうえに開封後は早く飲んでしまわないといけないのが難点でした。しかし、最近では小分けにパックされたコンパクトタイプのお茶が登場して韓国土産の主流になっています。これなら1回ごとに飲み切れるし、日持ちもするので、お土産としてお茶を貰った人も嬉しいですよね。

「柚子茶」と並んで日本でも知られるようになった「とうもろこし茶(オクススチャ)」のなかには、ヘルシー志向のオーガニックタイプの商品も販売されています。

また、美容と健康に効果があると名高い「高麗人参茶」も韓国のお土産として喜ばれる品のひとつ。高麗人参は料理の薬味や韓方薬の原料としても用いられるため、香りにややクセはありますがハチミツを小さじ1杯程を混ぜれば飲みやすくなりますよ。

※お茶はビン詰め(1kg)のものは、7000~10,000ウォン(約632~903円)箱のものは5,000ウォン(約450円)

5.韓国の味が再現できるコチュジャン(調味料)

ビビンパなど韓国料理の辛味を際立たせるには欠かせない「コチュジャン」は自宅用やバラ撒き用の韓国お土産としてハズせない定番物です。チューブタイプの商品は3本で1パックになってコンビニ等でも売られています。

また、韓国の調味料は「コチュジャン」だけではありません。韓国風味噌の「テンジャン」や焼肉のお供で肉にも野菜にも合う味噌タレの「サムジャン」など、韓国料理好きにはたまらないライラインナップですね。

赤いケースが「コチュジャン」。同じ赤色で一般料理用のコチュジャンの他、刺身を食べる時に使用する「チョジャン」と言う調味料もあるので購入の際には注意してくださいね。(お刺身用のチョジャンは大体ボトルタイプの容器に入って売られています。)

茶色のケースが「テンジャン」。これさえあれば、韓国風味噌汁の「テンジャンチゲ」も簡単にできます。

緑のケースが「サムジャン」。肉や野菜、ご飯と相性がぴったりでクセになる味は韓国に住む私たち家族にとって欠かせない調味料のひとつ。

コチュジャンを初め、調味料は容器に入ったものは全般的に3,000~5,000ウォン(約270~450円)、チューブタイプのコチュジャンは3本1セットで7,000ウォン(約630円)。

6.韓国でベストセラーのゴマ油

ビビンパ、ナムル、焼肉……とゴマ油もまた、韓国料理には欠かせない材料の一つ。そんなことから、日本と比較してもごま油の種類が実に多いのが特徴です。そんな数あるゴマ油の中から、韓国の主婦たちに長年、もっとも支持されベストセラーを誇っているのが、大手食品会社「オットゥギ」のゴマ油

韓国産のゴマを100%使用し、香ばしく、質も良いと評判です。瓶タイプと量の調整ができるワンタッチキャップの2種類があります。

韓国で「ごま油と言えばオットゥギ」と言われる程、ロングセラーです。

ゴマ油は種類が多い分、価格帯も幅広いです。5,000~15,000ウォン(約450~1350円)。価格が安いものは中国産など韓国以外の原料(ゴマ)が含まれています。

7.手間要らずで韓国名物が食べられるレトルト食品

ラーメン以外にもインスタント、レトルト食品は韓国お土産として人気のアイテムです。「参鶏湯(サムゲタン)」「キムチチゲ」「スンドゥブチゲ」など種類が豊富で、人気の韓国料理メニューを自宅でもパウチを温めるだけで手軽に食べられるのは嬉しいですね。

最近では「キムチチゲ」や「トッポギ」など、レトルト食品のメニューがどんどん増えていて、私はたまの息抜きが可能になり助かっています(笑)

レトルト食品の種類によって異なりますが、大体は3,000~8,000ウォン(約270~720円)

8.進化した韓国の伝統酒

韓国で人気のお酒と言えば、「マッコリ」や「焼酎」。最近では、カクテル感覚のフルーツ味のマッコリや焼酎が発売されるなど女性にも人気が広がっています。

こちらは「フルーツ味マッコリ」と伝統茶の「五味子(オミジャ)マッコリ」です。色が可愛い

これまでの焼酎は、上の画像のような”瓶入りが主流”でしたが、最近「6本1パックの缶入りマッコリ」が登場したので、韓国お土産として複数人に配る韓国お土産にピッタリです。

缶入りのマッコリ。ちょっと飲みたい時にはちょうど良いサイズでいいかも知れません。

焼酎、マッコリ共にボトル入りのものは1本1,500~2,000ウォン(約135~180円)、缶入りのマッコリは6本1パックで4,500~7,500ウォン(406~677円)

9.韓国の食卓には欠かせない塩辛

お酒のおつまみや食事の箸移りの一品として好まれている韓国の塩辛は、日本と同じく「イカの塩辛」や「明太子」もありますが、韓国のお土産として購入するのなら「イカキムチ」、「チャンジャ」、「チョッカル」など韓国風の塩辛がオススメです。

マート、デパート、市場のいずれでも量り売りで購入可能。

塩辛も種類や量によって価格が異なりますが、5,000~15,000ウォン(約450~1354円)を目安に!

10.絶対に一個は買って帰るべきキムチ

お待たせしました!韓国土産の王道とも言えるキムチの登場です。韓国の食卓には欠かせない国民食とも言うべき一品。スーパー、デパートではパッキングされて売られているもの、量り売りのものがあります。

また、定番の「白菜キムチ(ペチュキムチ)」の他にも、大根キムチの「カクトゥギ」、キュウリの「オイキムチ」、辛くないさっぱり味の「水キムチ(ムルキムチ)」など種類も豊富にあります。

上の画像は「真空パックで食べ切サイズのキムチ」なら、移動中に臭いを気にする必要がないので韓国お土産としておすすめです。

キムチを日本に持ち帰る際の注意点

スーパーやデパートで売られている市販のキムチの多くは真空パックのパウチに入っているものが多いのですが、万一の液漏れや袋の破裂を防ぐために、ラップやビニール袋で何重かに包むことをおススメします。

また、キムチは機内への手荷物としての持込は制限されているので、チェックインの際に空港カウンターで預ける荷物の中に入れてくださいね。

キムチの量にはバラつきがあるため価格も違いますが、一般的な目安は7,000~20,000ウォン(約630~1,805円)

韓国のお土産を買える場所

空港でもお土産は売っていますが、街歩きや観光のついでにお土産を購入する方も多いですよね。でも、初めての韓国旅行で情報が少ないと、行き当たりばったりのお店で買い物をすることに不安を感じることも多いはず。では、安心して韓国お土産を購入できるスポットを紹介します。

1.安心&お得に購入できるのは大型マート

日本で言うところの「イオン」や「イトーヨーカドー」のような大手スーパーを韓国では「マート」と呼びます。主に「Home Plus(ホームプラス)」、「EMart(イーマート)」、「Lotte Mart(ロッテマート)」が全国規模で展開しています。

マートの多くは駅や繁華街の近くにあるため、立地も良く、深夜まで営業している所も多いため、買い忘れやグルメや観光を満喫して買い物へ出掛けるのが遅くなったとき観光客にとって強い味方なのです。

また、まとめ買いをすると「もう1個おまけのサービス」も韓国のマートではよくあることなので、大量買いには持ってこいのショッピングスポットなんですよ。

ただし、韓国では国の規制で「大型マートは毎月第2、第4日曜日は休業日とする」と定められているため、日曜日に買い物の予定をたてる際は気をつけて下さいね。

「ホームプラス」は、この看板が目印!全国に116店舗があります。写真は釜山・東莱(トンネ)店。

全国に150店舗以上を展開している「ロッテマート」。写真は釜山・東莱(トンネ)店

2.意外と喜ばれる韓国土産が揃うコンビニ

マートまで足を運んで、お土産を買い行く時間がないとき、買い忘れがあった時などに便利なのがコンビニです。お馴染みの「セブンイレブン」や日本人には聞き慣れない「C&U」や「GS25」といった店舗があります。ちなみに、最近ではコンビニ弁当も充実しいるんですよ。

日本と同様にコンビニの数は非常に多く、ソウル市内や釜山市内ではチョッと歩けばすぐ見つかりますよ。写真は釜山市内の「C&U」。

3.日本語OKのスタッフが多いデパート

大型マートに比べると高級志向でやや高めなイメージもありますが、やっぱり品揃えも豊富で日本語で接客できる店員さんも多いため、コミュニケーションに不安がある人でも安心して買い物ができます。

「ロッテ」「新世界(シンセゲ)」「現代(ヒョンデ)」が有名ですが、特に「ロッテデパート」はソウルや釜山の都市部のホテルや免税店と直結している店舗もあるため、安いモノを更に安く購入できるなど何かとメリットがあり便利です。

各デパートの営業時間は、だいたい10:30~20:00(週末は30分~1時間延長の場合も有)で、全般的に不定休で月1回月曜日を休業としていて、旧盆、旧正月には休みになるため、この時期に韓国に行く人は注意して下さいね。

写真は釜山市の「ロッテデパートセンタムシティ店」

写真は釜山市の「新世界(シンセゲ)デパート センタムシティ店」で、2016年3月には新館がオープンし、免税店もできます。

4.旅行気分を存分に味わえる市場

「市場」は韓国語で「シジャン」と言います。ソウルの「東大門市場」「南大門市場」のように広大で外国人観光客にも知られた有名な市場から、庶民的なこぢんまりとしたローカルな市場まで実に大小様々な市場が各地に点在していて、マートやデパートが主流となった今でも市民の生活には欠かせない場所です。韓国の人々の生活を知る上でも市場は楽しい観光&ショッピングスポット!

▲街のローカルな市場の風景(釜山市)

本場の味や文化を満喫できる韓国土産を!

ご紹介した韓国お土産の中で気になるものや興味を惹かれるものはありましたか?韓国食材は日本でもすっかり定着していますが、やはり、本場は種類も豊富でテンションが上がりますね。

現地でスーパーやデパートや市場を見て回るのは、その土地の流行や韓国の生活スタイルを垣間見ることもできる楽しさがあると思います。どうぞ、こちらの情報をお土産選びの参考にしながら、楽しい韓国旅行を満喫してくださいね。