内面の美しさがにじみ出る行動と自分の磨き方

内面の美しさがにじみ出る人は、男性女性問わず人気が高いです。そんな内面美人になるにはどうしたら良いのでしょうか。笑顔を絶やさなかったり挨拶をしたりといった、素敵な女性になるための自分を磨く方法を紹介します。

内面の美しさを感じるポイントと磨き方

外見の美しさは、いくらエステやサロンで磨いていても、いずれ衰えていきます。すぐに色あせるような美しさではなく、内側からにじみ出るような魅力を身に付けましょう。

内面の美しさは外見と違い、磨いていれば衰えることなく常にみずみずしいままです。今回は「内面が美しいと思う人の行動」と「内面を磨く方法」を20~40代にアンケートした回答を紹介します。

内面が美しいと思う人の行動

20代~40代の女性を中心に「内面の美しさを感じる行動」とは何かをアンケート調査してみると、どの年代にも多い意見が「他人への思いやり」「悪口を言わない」でした。

悪口を言わないことは「陰口を言ったら傷つくだろうな、嫌がるだろうな」という相手を思いやる気持ちから生まれる行動ですので、やはり「優しさ」は心の美しい魅力的な人と言われるようになるには必要なもののようです。

しかし、男性の意見は優しさだけでなく「挨拶・お礼をする」「自分への厳しさ」という点も重要だと考えています。

▼内面が美しいと思う人/20代女性の意見

他者への思いやりのある人

どんな場所でも汚さずに使ったりゴミを拾ったりする人は綺麗だと感じます。

外出時や外食時に自分が使った場所を、店の人のこと考えて食器を一か所に寄せるなど他者への思いやりが感じられる行動をとっている姿を見ると内面が綺麗だと感じます。

私は飲食店で勤めているのですが、やらない人はもちろんのこと「自分は客だから!」とやりたい放題の人も多いので、余計に些細な気遣いが目に付きます。

自主的に優しさを見せる人

自分に対してメリットが有る無しにかかわらず、どんな人にも優しくしたり奉仕できたりする人は、内面が美しいです。

誰も見ていなくても自主的に優しい行動がとれる人が本当にできた人ではないでしょうか。

悪口を言わない人

人のことを悪く言わない人を見ると、内面が美しいなと感じます。周りが悪口を言っていても断固として悪く言わない人は心が綺麗な上に強さまで感じます。

誰もがおかしいと思うような行動をしている人に対しても悪く言わない人は、考え方自体が美しいです。

誰にでも平等な人

誰に対しても平等に対応したり、誰も見ていない所で人助けをしたりと頑張る人は内面が美しい人です。

仕事で見返りを求めず、人の悪口を言わない人も人間ができているのだと感じます。

▼内面が美しいと思う人/30代女性の意見

絶対に悪口を言わない人

常に、周りの人への気配りを忘れないこと。内面が美しい人はみんなで話している時でも、絶対に人の悪口を言わないです。

誰かが悪口を言いだしても、やんわりとなだめてその場の雰囲気を和ませてくれます。いつも笑顔で接してくれます。

損得勘定の無い人

買い物をした後に店員さんに「ありがとう」と笑顔で言ったり、自分が落としたゴミではなくても拾ってゴミ箱に入れたりという行為は、内面の美しい人なら当たり前のようにするでしょう。

結局は「自然に他人を思いやる行動ができる人・損得勘定無しで動く人」を指す言葉だと考えています。

他人を最優先にする人

自分の事は後回しでも、他人を最優先に考えたり行動できたりする人です。

例えば、急いでいても道端で困っている人がいたら声をかけて助けたり、仕事でも嫌な顔せずいつも笑顔で誰とでも対応したり、見えないところで努力できる人です。

▼内面が美しいと思う人/40代女性の意見

素直で向上心のある人

どんなに出世しても学ぶ心を忘れず、後輩にさえ教えを請える人です。

偉ぶることなく、目下の者の行動を素晴らしいと素直に称え、その行動から学んで更に自分も向上しようとする姿勢に触れたことがあり、内面からにじみ出る美しさを感じました。

誰にでも優しく、丁寧な言葉遣いをする人

いつでも誰にも平等に公平で、困っている人を助けたり気配りができたりと、思いやりのある人

また、男女問わず優しい対応し、人の悪口を言う代わりに「ありがとう」「ごめんなさい」と言える素直な心を持っている人

ちょっとした一言でも丁寧な言葉づかい、優しい話し方は美しいと感じます。

ゴミ捨てから感じる配慮

ゴミを捨てる時の捨て方などにもその人の内面が現れることがあります。ゴミの分別をするのにきちんとラップをはがしたり同系色のものを集めてきちんとまとめたりすることです。

ちょっとしたことですが、環境や他人への配慮が感じられて、その人の内面も綺麗だと思わせる行動です。

▼内面が美しいと思う人/20代男性の意見

自分に厳しい人

他人の悪口を決して言わず、その場の空気を読んで不必要な発言をしない人は、自分に厳しくて内面を磨き続ける美しい人に見えます。

他人に嫌われることを恐れずに正しいと思うことを言い、ゴマをすったり偉ぶったりせずに、どんな人とも対等に話す、芯の強い人も美しいです。

また、美しい人は自分に厳しく、目標や夢を叶えるためにまっすぐと突き進む印象があります。

自信がありつつも謙虚な人

自分に自信があり、かつ相手を尊重できる人は内面が美しいと感じます。

具体的な行動としては、相手の話を聞くときは関心を持って聞き、むやみに批判したり、あからさまに嫌そうな顔をしない。また、自分の話をするときに、長所も短所も含めて堂々と話をするといった部分です。

▼内面が美しいと思う人/30代男性の意見

常に笑顔で振る舞う人

他人と自分自身を比較して、良し悪しを言わない女性は内面的にとても綺麗な女性に見えます。

また、誰に対しても常に笑顔を大切に振る舞っている女性は、心が綺麗で内面が磨かれている印象を受けます。

▼内面が美しいと思う人/40代男性の意見

ちゃんとお礼・挨拶の出来る人

昼食をとるために、会社近くの喫茶店に入ったときのことです。隣の席に座っていた女性が、注文した品が届いたときに「ありがとう」とお礼を言い、食事を終えてお会計をした際に「ごちそうさま」と笑顔で挨拶する姿を見て「とても素敵だな」と感じました。

小さなことですが、日頃から心がけていることが行動に表れます。

威張らず思いやりのある人

内面が美しい人は考え方が自己中心的でなく、思いやりがある人です。

賢くて、一緒にいる人に不愉快な思いをさせない人は内面が美しい人だと感じます。内面が美しい人は威張ったりしません。内面の美しさは顔にも表れます。

内面の美しさを磨くために実践したこと

内面が切れない人は、男女や年齢の上下関係なく好かれます。しかし、内側から美しい人だと思われるためにはどうしたら良いのでしょうか?

「理想の人間像」と「実践していること」をアンケート調査したので、自分磨きの参考にしてみてください。

▼内面を磨くために実践していること/20代女性の場合

笑顔を絶やさず、ストレスは溜めない

理想的なのは、嫌なことがあってもイライラせずに、おおらかに構えて気にしない人です。

笑顔は絶やさないようにして、相手のために癒しの空間を作るようにしています。たくさん遊んだり音楽をかけてそれに合わせて歌ったりしてストレスを発散して溜めないようにしています。

それらを実践していくうちに、周りの人も自然と笑顔になって楽しい毎日になりました。

人が見ていなくても努力する

誰に対しても平等に接する事が出来て、何に対しても見返りを求めることなく行動できる事が理想です。そのために、人が見ていない所でも手を抜かず頑張る努力をしています。

効果はまだはっきりと出たことはありませんが、内面から美しい人になる為に続けていきます!

自分が使った場所や物を綺麗にしている

自分の身の回りを綺麗にすること。自分の家に限らず、自分が使用した場所や物を、他の人がまた気持ちよく使えるようにしている。

例えばトイレに行った時は、便座のフタを閉めて、トイレットペーパーを三角折りにしている。

▼内面を磨くために実践していること/30代女性の場合

毎日勉強すること

美しくいる為には、日々勉強して知識を入れることが必要です。優しく正しい人間でいる為に、今の社会や世界でどのような事が起きているのかを知らなくてはいけません。

毎日、新聞を読んで、色々な考え方に触れながら、自分はどう思うか考えてみます。続けているうちに、視野が広くなり、バランスのとれた考え方になれます。

人の気持ちも理解できる事が多くなり、優しくなれたと感じます。

平等に接するようにする

誰かが見ている、見ていないということに関わらず、誰に対しても同じように接することができることを理想としています。

そのために、これまで苦手だと思い敬遠していた人とも積極的に話すようにしています。そのほか、内面が美しいと感じる方が書かれたエッセイなどを読んで、毎日の生活に活かせる部分は実践しています。

効果はゼロではありませんが、まだまだです。

視野を広げるようにする

他人の事を羨ましく思ってしまう時は、大抵心が荒んでいると感じます。

羨ましく思いそうな時は、もっと視野を広げて物事を見るようにします。大抵、自分だって良いところがあるし、恵まれている事もあるとわかります。そうすると冷静になれて、また頑張ろうと気持ちを新たに出来ます。

挨拶・お礼を伝える

きちんと言葉に出してお礼を伝える事です。

私が接客業をしていた頃に、些細なことでお礼を言われるととても嬉しかったです。しかし逆の人もおり、いくら身なりに気を使っていても、挨拶やお礼が出来ないだけで凄く残念な人というイメージを持ってしまいます。

だから私は、どんなことでもお礼などはきちんと言うことに決めています。

整理整頓や言葉に気をつける

部屋の乱れは心の乱れ、内面から美しさを磨く為に部屋は綺麗に保つようにしています。また、言葉は言霊ですのでなるべくネガティブな言葉を口にすることも控えています。

少し時間が空いたり待ち合わせたりする時は、あえて背筋が伸びる場所で時間を過ごし、その場の空気から良い刺激を受けるようにしています。

▼内面を磨くために実践していること/40代女性の場合

敬意を持って接する

理想とする「内面の美しさ」は謙虚であり自分に自信もあることだとです。

その理想を実現するために私はいつも、人と接するときは「この人は良いところをたくさん持っている人だ」と思って接し、何か落ち込むことがあるときは「私には良いところがいっぱいある」と思うようにしています。自分の良いところは書き出して手帳にメモを入れています。

友人であっても常に相手に敬意を持って接するよう心がけた効果か、人当たりがソフトだと言われることが増えました。

▼内面を磨くために実践していること/20代男性の場合

相手の立場を想像する

理想とする内面の美しさは「誰にでも寛容で、尊敬の心を持てること」です。

具体的に実践していることは、ニュースなどで自分と異なる意見を持っている人を見たときに、その人の立場を想像することです。

これにより、実際に自分が誰かと話をするときにも、相手の事情を考えられるようになり、以前より「話しやすい」と言われることが増えました。

▼内面を磨くために実践していること/30代男性の場合

早寝早起きで精神衛生を保つ

精神衛生を良い状態で保つため毎日早寝早起きをしており、朝起きたら窓を開け晴れていたら太陽の光を浴びます。そして太陽に向かって「今日も一日よろしくお願いします!」といいます。

また、ラジオ体操を呼吸と姿勢に気を付けながら行います。

自分も状況も冷静に把握する

普段から実践していることは、常に冷静であることです。

どんな事が起きても慌てず、周りを見て状況判断して、今自分がやるべき事は何か、それは自分一人で出来る事なのか、出来ない事なら、誰かに助けを求めるか教えてもらうかをしっかり考えてから行動することで、自分を鍛えています。

▼内面を磨くために実践していること/40代男性の場合

ゴミ拾いをする

道端のゴミ拾いをしてます、人は、ゴミが捨ててあると自分も気にせず無意識に捨ててしまいますとくに子供は、私にも子供がいますから模範となれるようにという意味もありますし、毎日ゴミ拾いをしていると綺麗になった道端を見ていると心がはれます。

自分を磨けば内面の美しさも付いてくる

内面の美しさを感じる人というのは、アンケートの結果をまとめると「思いやりがあり、挨拶・お礼が素直に言える芯の強い人」です。しかし、すぐにはそんな聖人君子にはなれません。

アンケートの意見を見ると、人間として当たり前のことばかりが並んでいます。初めは出来そうなことから意識して、毎日小さな努力を積み重ねて行けば、いつかは周囲の人だけでなく自分をも魅了する内面美人になれますよ!