パワハラ事例・訴えられるリスクがある過剰な言い方・行動

パワハラ事例を読んで「どんな行為がパワハラになるのか」を知り、無意識でもハラスメントをしている側には「訴えられるリスク」を、されている側には肉体的・精神的に自分を守りましょう。

パワハラ事例・訴えられるリスクがある過剰な言い方・行動

どんな行為がパワハラ事例になるのか?

  • 自分が教育を担当した人間が会社を退職していく
  • もしかして「自分がされていることってパワハラ」なのかも

新人教育を任されて、自分では「しつけ・叱咤・指導」を行っているつもりでも、相手によっては「パワハラ」と思われて、精神的に傷を負い会社を辞める決意をされるかもしれません。

また、上司から「可愛がられている」と思っていても、一般的には「パワハラ」といわれる行為で、辛くても我慢をしてストレスを溜めながら仕事をしていると、いつの間にか身体を壊し、会社を辞めざるをえない状況になるかもしれません。

会社にとっても貴重な人材を手放さないため、自分の身体・精神を自分で守るためにも、世間で人知れず行われている「パワハラ事例」を紹介します。

パワハラを受けた事例

パワハラを受けるサラリーマン

人によって「パワハラだ」と思う行為は、それぞれ違うものです。まずは、実際にパワハラを受けた人の体験談から「どんなことがパワハラになるのか」を考えてみましょう。

正社員からの罵倒

ある歯科医院で助手のパートをしていた時のことです。

パワハラをする人は30代の正社員の歯科衛生士で、その人は普段から「私は子育ても家事も仕事もちゃんとやっている、それなのに私より年下で子供もいないのにパート勤務の人が気に食わない」と、みんなの前で言う人でした。

パートの人はたくさんいましたが、子供がいないのにパートは私だけです。私をターゲットとしているのは明らかでした。

最初は無視をされたり、睨みつけられたり、理不尽な要求をされてもパワハラとは思わなかったのですが、次第に「あなたはパートなんだから正社員の言うことを聞いていればいい」「パートのくせに正社員に意見しないで」と言われるようになりました。

他の人なら笑って済むようなミスでも、私だけ患者さんや他のスタッフがいる前で叱られたり、怒鳴られたりするようになり、パワハラだと思うようになりました。


古くからいる正社員さんや先輩パートさんに相談しましたが「あの人は昔からあんな感じだから気にしちゃダメ」「あの人のせいで今まで何人のパートが辞めていったか分からない」と言われて、とにかく我慢するように言われました。

相談しても何も状況は変わりませんでしたし、誰もその人を注意することはありませんでした。その人に反抗すると正社員でさえ退職に追い込まれるほど精神的に攻撃されるからです。

このままでは、身体も精神も壊れると思った私は、別の歯科医院に内定をもらってから退職しました。

パワハラでストレスがたまりシャワーを浴びる女

無視をされる・罵倒される

システムエンジニアをしていますが、お客さんからパワハラを受けました。

仕事で密接にかかわる案件でしたのに、あからさまに無視をされたり、会議中にも関わらず罵倒されたり、ツラい経験をしました。

会社の上司に相談をしましたが「君が悪い」としか言われず解決できません。結果的には、異動願いを出してプロジェクトから離れることにしました。

プロジェクトから外されたエンジニア

相手のミスを自分のせいにされる

貿易会社で経理業務に携わってきましたが、その部署を束ねる課長のパワハラが酷かったです。

「質問をしても露骨に嫌な顔をされる」「理由もないのにいきなり大声で怒鳴られる」「重要な連絡事項を伝えず業務に支障が出て、私のせいにされる」などです。

問題の多い課長だというのは社内でも有名でしたので、周りの同僚からも「何か言われても気にしないほうがいい」と言われており、それでもイライラが治まらなかった時は同僚と飲みに行って愚痴を聞いてもらっておりました。

現在は退職して専業主婦をしていますが、まだ課長の下で働いている元同僚からは愚痴のメールがわんさか来ます。

立場を利用してのパワハラ

私が事務員だった頃、他拠点の50代所長よりパワハラを受けていました。

ことあるごとに「俺を誰だと思っている!」「クビにしてやる」「生意気だ」などと、電話で叫ばれていました。

他にも大勢、同じ目にあっている女性がいたため、上司にも相談しましたが、事なかれ主義の上司で何も改善がなく、辛くなり退職しました。

もう数十年前の話ですが、当時は「パワハラ」という言葉も浸透しておらず「仕方ないねぇ」で済まされていたのが、とても悔しかったです。

偉そうな部長

反論すると怒鳴られる

以前働いていた時に異動があり、金融関係の総務に行くことになりました。その総務課には古株の先輩がいて、周りからも「かなりキツい人だよ」と言われている人でした。

異動してすぐの頃は、明るく親分肌という感じの人だったのですが、日が経つにつれて、だんだん怒りっぽい人という印象へ変わりました。

最初は私ではなく、他の人が対象だったのですが「1番上の上司がいない時に、忘れ物をした人に対して大声で怒鳴り、壁に向かって手に持っていた書類を投げつけていました」怒っている最中に上司が戻ってくると、人が変わったように態度が変わり、穏やかに注意をしてその場は治まりました。

あの2重人格のような態度を思い出すだけでも怖くなり、萎縮した気分で日々を過ごすようになりました。ある日、仕事のやり方で先輩と意見が違うことがあり、私が少し反論したところ「なんだと!」と、机を大きな音で叩かれ、ビクつく私を見て先輩も周りの目を気にしてそれ事情は何も言わないで終わりましたが、その後しばらくは無視をされました。

物理的な暴力ではないので、直接身体にダメージを受けることはありませんでしたが、精神的にとても辛かったです。

やったことのない仕事を押し付けられる

私は医療機器の社員で直属の上司がパワハラをしてきました。

転職してすぐのことで、分からない仕事を押し付けてくる、タバコを近くで吸ってスメハラをしてくるなどです。

周りの人も当たり前のような雰囲気でしたので、相談もできず我慢をし続けました。

パワハラに耐え続ける男

契約が取れても取れなくても叱られる

金融関係の外回り営業をしていた時のことです。

直属の上司からパワハラを受けていて、契約が取れないとみんなの前で見せしめのように叱られ、逆に契約が取れた時でも何かと難癖をつけて怒られました。

周りは見て見ぬ振りなので、誰にも相談できなかったです。

真逆の指示され続けられた

学生時代に病院へ実習に行ったのですが、そこの病院の指導先生にパワハラをされました。

指示されたことをしたのに「そんなこと指示してない!」と言われたり、指示されていないのに「指示したのに、なぜやってないの!?」と言われたりしていました。

挙句の果てには、学校の先生を呼ばれてお説教をされました。ICレコーダーで録音をしておけば良かったです。

パワハラに耐え切れず落ち込む女

関係のない仕事を押し付けられてサビ残

トラックドライバーをしているのですが、自分がパワハラを受けているのは社長です。

他の仕事をしているにも関わらず「俺は社長なんだから俺の指示に従え!」と、今の仕事に関係のないことを振ってくるので、本来の仕事が遅くなり、当然残業するハメになります。

残業代が出るわけでもなく、サービス残業しなければならなくなり、周りの人に相談をしても「あの社長は仕方がない」と、聞き流されるだけでしたので、黙って我慢をしています。

人格を否定する叱り方をされる

システムエンジニアをしているのですが、上司のパワハラが酷かったです。

部下の失敗をしかるのは理解できますが、社内に響き渡るほどの大声で怒鳴りつつ、マシンガンのように人間性を否定する罵声や暴言を浴びせ続けられました。

私以外の人も同様の目にあっていて、ヒドい人はパワハラが原因で精神を病み、退職した人もいます。小さい会社でしたので、社長も同じフロアにいてパワハラを目にしていますが、興味がないのか「知らぬ存ぜぬ」でした。

ミスをした時だけではなく、ただのストレス解消に怒鳴られる時もあり、その会社に在籍する意味が見いだせずに退職しました。

落ち込んでいる男

理不尽なことを言われ続けた

データ入力関係の仕事をする派遣先の会社で、ミスをしないよう分からないことを質問してメモをとっていたところ「メモを取るな、頭に叩き込め!そんなんじゃ給料出せないぞ」と威圧的に言われていました。

また、入社から1ヶ月経っても制服が支給されず、私服で通勤していたのですが「制服を着ろ!」と、やたら注意されたのを覚えています。

その会社は「喘息を患っているから」の理由で、試用期間内に退職にされたのが悔しいです。

「これだから女は…」と言われる

営業事務をしている女性です。以前勤めていた会社で、直属の男性課長からパワハラを受けていました。

発注ミスをした私が悪いのですが、課長に報告をした際に「これだから女は…」と、言われました。他にも「女のくせに」など、男尊女卑の考え方を持つ課長だったと思います。

部署のメンバーに相談しましたら、他の人もパワハラやセクハラを受けており、メンバーで団結して部長に相談したところ、こってり課長が怒られ、職場環境は改善し働きやすくなりました。

パワハラ課長、怒られる

仕事を押し付けられて文句を言われた

総務部で働いている男性です。

絶対に定時で終わらない量の仕事を押し付けられて、残業して帰った次の日に上司から「なんで残業してんの?何やったか全部言ってみろ」と言われて答えると「俺だったら1時間で終わるし(笑)金欲しいからってわざと残業してんだろ」と言われました。

頭に来て、さらに上の上司に相談しましたが、何も変わりませんでした。次からはICレコーダーで証拠を残し、社長に相談しようと思います。

パワハラ事例から学び自分の身を守ろう

部下や後輩に行っている無自覚のパワハラの態度を見直さず、アナタのストレス解消のために無理難題を押し付けていると、ある日「パワハラが行われている」と、訴えられるかもしれません。

また、上司や先輩に可愛がられていると思っていても、無意識のうちにストレスをため、それが原因で身体を壊し退職をせざるをえない状況へ追い込まれるかもしれません。

紹介したパワハラ事例に、身に覚えのあることがあるハズです。肉体的・精神的に追い込まれる前に対処をしてみてください。