後悔しない生き方のために実践中のこと年代別に訊いてみた
後悔しない生き方をするために意識すべきことは何でしょうか?勇気を持って挑戦したかったと、過去の出来事を振り返れば後悔することがあるでしょう。20代から40代に後悔しない生き方について質問してみました。
年代別の後悔しない生き方とは
人は誰しも、後悔しながら生きたいと思っていませんが、どうしてか後悔ばかりの人生を送っている人も少なくはないでしょう。果たして、後悔しない生き方とは、どのような人生を送ることなのでしょうか。
今回は、後悔しない生き方について20代、30代、40代にアンケートを取ってみました。彼等の回答が「後悔しない生き方」をするためのヒントとなるでしょう。
後悔しない生き方/20代
生き方について改めて考える機会が少ない20代ですが、50代60代になるにつれて「ああすれば良かった!」と後悔することが多い時期なのだそう。年を取ってから後悔しないためにも、20代から「後悔しない生き方」について考えておきましょう。
自分の直感を信じる
自分の直感を信じて、正しいと思ったことをするように心掛けています。周りの人にどう思われるか考えたり、ただ自然の成り行きに身をまかせていたりするのは、とても楽な生き方です。
ただ、そんな楽な生き方は後々あの時こうしておけばと後悔することが多いでしょう。たとえ障害が多いとわかっていても、自分の信じた道を進むことで後悔しない充実した人生を送られます。
会いたい人に会い、行きたい所に行く
「あそこに行きたい!」「あの人に会いたい!」と思っても、経済的に厳しくて悩む事があります。そんな時は外食や友達と出掛けるのを減らして、行く事を優先しています。
2度と会えなくなって後で後悔してしまうかも知れないし、行けば何かが変わるかも知れないからです。心が「行きたい!」と思った時はそれを一番大切に行動する事が大切だと私は考えています。
理想の自分を追い求めること
「可愛い自分」でいる為に、オシャレに手を抜かないことです。自分が自分を誰よりも「可愛い」「素敵」と思って堂々と生きていくことを心掛けています。死ぬ間際に、「あんな女性になっていればよかったなぁ」と後悔しない為に。
想いを伝えること
常に心がけていることは「ありがとう」「ごめんね」など、自分の感情をその時に相手伝えるようにしています。
とても基本的なことですが、人はいつ離れ離れになるか分からないので「あの時伝えておけばよかった」と後悔することがないように気を付けています。
やりたいことをやる
したいことをする。結婚するまでに貯金をしておきたかったので、色々な職業に就きました。
あとは、独身20代で友達と海外旅行に行きました。20代で結婚が目標だったので、それまでにしたいことは自分でしました。
後悔しない生き方/30代
30代になると、結婚や転職について向き合うことになります。特に転職は35歳定年説というのがありますから、本当にこの仕事でいいのかと悩むことになるでしょう。
行動すること
私が心がけていることは「やらないで後悔するなら、やって後悔したい」ということです。
今まで生きてきて「なんであの時勇気が出せなかったの?」「あの時ああしていれば」という経験がとても多くて、後悔していることが多いです。
やらないで後悔しても過去が取り戻せません。やる後悔とやらない後悔なら、同じ後悔でも行動したほうが良いと考えて生きています。
自分がやりたいことを優先する
周りの意見に合わせて無理をするのではなく、自分のやりたいことを優先することを心がけています。
無理に付き合ってもストレスが溜まるので多少、「つれない人」と思われても構いません。自分の意思をしっかり持っていれば周りの声は気にならないからです。
他人に寄り添うこと
世の中のあらゆる問題のある出来事に対して、自分に出来る範囲のことはやっておくこと。弱っている人、困っている人がいたら突き放さず見下さずに寄り添うことを心掛けています。
その反対の行動をとることが普通になっている今、自分はそうならないようにしています。そんな生き方が人のため自分のためにもなります。
物事を前向きに捉えること
人生を楽しむことです。楽しむこととは、楽しいことだけでは、ありません。
すべての出来事を楽しむようにしていますので、後悔しないように出来る限り動き経験し楽しんでします。動かないと何も変わりませんし、あとで後悔しても遅いです。今出来ることを行うことです。
自分らしく生きること
何度壁にぶつかっても、立ち上がって自分らしく生きること。でも、やりたい事をなんでも全部してしまうと破産してしまうのは経験した。
したいこと全部出来るわけじゃないから、今はちゃんと先を考えて我慢してお金貯めて、月に1回は好きな事をするようにしている。
後悔しない生き方/40代
人生80年とすれば、ちょうど折り返し地点なのが40代です。この時期の過ごし方も20代と同じくらい重要で、70代80代になったときに「40代の時にこうすればもっと有意義な人生になったのに…」と後悔する人もいるようです。
気になったら挑戦すること
気になることや、やってみたいことはチャレンジする。やらぬ後悔より、やって後悔したいと思っているので、人に迷惑がかからない範囲で挑戦したい。
子供がいるので、将来しっかり自立できるよう労力は惜しまず使い、可能である限りお金も使っている。
他人を大事にすること
僕の信念は人を大事にすること。人を裏切らない。尊敬する。人から学ぶ。他人に喜んでもらうためあらゆることやる。
日々自分の最善を尽くす。そして人が嫌がることを進んで引き受ける。日々自分がやれることをしっかりやっていく。
やりたいことを実行する
自分でやりたいと思ったことは、それを許す環境であるならば積極的にやることにしています。
「年だから」「△〇だから」と理由をつけて諦めてしまうのではなく、一度切りの人生を後悔しないように楽しみながら生きるために、私は実行に移します。
健康な身体作り
40歳の誕生日を目前にして体調を崩し、初めて健康を意識するようになりました。幸い軽症でしたが、いい加減だった食事や生活が原因だったのかもしれないと後悔しました。それ以来、油ものや糖分を控え、バランスのとれた食事や早寝早起きなど規則正しい生活を心がけています。
若い頃とは違って無理を強いれば確実に体調が悪くなりますし、回復も容易ではありません。日々の心掛けで健康な体をキープし、悔いのない生活を送りたいです。
自分に目を向けること
今まで子供の為に一生懸命働いてきました。1人目が今年結婚し、2人目も来年あたり結婚するでしょう。3人目は今年大学生になり、まだまだお金がかかりそうです。
でも、将来子供たちが全員独り立ちし、さあこれからは自分の為に何かと考えた時、何も残らないのではないかと最近思うようになりました。
それで思い切って今年、ハワイ旅行に行ってきたのです。自分の望みを叶えたらとても満たされて、これからは家族の為だけじゃなく自分の為にも頑張ってみようと思えました。
後悔しない生き方のまとめ
20代~40代にアンケートを取りましたが、全年代に共通して出てくる意見が「自分のやりたいことをやる」でした。結果が失敗であれ成功であれ、やらなかったことに対する後悔というのは、やったことに対して感じるそれよりも大きいのでしょう。
後悔しない生き方をするために自己啓発本を読んだり等身大の主人公が出る映画を観たりすることはあるでしょうか。しかし、そのような作品を見るよりも、改めて日常の中で自分が「後悔するポイント」を意識すると、自分流の後悔しない生き方というものが見えてくるのではないでしょうか。